2018-11-23 Fri
昔、フロッピーディスクでデータを保存するために磁気の弱まり対策のため、読み出したデータをそのまま書き込む上書きソフトウェアが存在した。フロッピーディスクやハードディスクなら物理的に同じ書き込み位置が存在するが、フラッシュメモリでは書き換え回数の寿命から同じ場所にしない工夫がなされてるため、フラッシュメモリの全てのデータをいったん他の場所へコピーし、フラッシュメモリを消去したのち書き戻す作業をしなければならない。自動化できず単純操作だから、わざわざ作るまでもないってことか。保存媒体としてCD-R(DVD/BD)では直径12cmと盤自体が大きく薄く弱く安全性が保てないため、使わなくなったメモリーカード(CFカード)を利用して各種データを記録し、災害時の緊急持ちだし袋の中に入れてあるが1年に1度は書き直す作業がやってくる。古いのでTLC方式ではなく、それほど酷使もされて寿命は縮まってないと思うが製造から経過時間の不安で安全策をとってる。
幸いにも高価なSanDisc製品にてメモリーブロックの一部が消失して代替えされることは発生してないが、その3分の2から半額なTransend製では写真の1コマ消失や画像の一部が複数のカードで発生してきた。だからもっと無名なのは使う気にもならない。写真で連写用、これぞと思った時に使い分けをするが、情報の保管用ならできる限りの信頼性を要求したい。
写真や動画を救うには大変なことだが、個人的な文書データなどを保管するなら何十ギガバイトも必要がない。現在、余ったCFカードを使っている理由はSDカードじゃ物理的な安全性がないから。防水や車に踏みつぶされても大丈夫な小さいケースでもあればSDカードでも構わない。現在主流のTLC、今までのMLCではなく消えにくいSLCのメモリーカードは産業用で高価な物であるが、CFとSDが似たような値段なら安全性って言ってるのにSDは選ばない。どうせ方式自体が消えるのでデータの移し替えが必要になる。
ずっと前から訴えかけてるけど石版に刻むくらい安全なデータ保存方法はないのかよ!
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