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捏造が本物へ@TBS初耳学の出題から深掘り
2018年12月16日放送 TBS「林先生が驚く初耳学」より

 ペンギンは本来は絶滅した別の鳥に付いてた名前だったに始まり、テレビ番組の影響でご当地グルメになったのがあると。同じ穴の狢ですから、捏造だとか過剰演出だとか正しい言葉は使わず、「勘違い」だったなんてナレーションで伝えていたが、発端となった番組ってのは当然ながら「ケンミン」なんちゃら言う番組のことで、「地元はみんな知ってる」「みんな食べてる」だの言い切ってしまうことでは「勘違い」とやらで前科何十犯とも言える。放送当初から事あるごとに「○○県民だけど、そんなもの知らない」が飛び交った。

  前から怒ってきたがネット上で裏取り作業が必要なのはテレビが大嘘つきだから

放送局幹部は自分で自分の首を絞めていることを、いまだに気づかないなら、かなりのお馬鹿さん。

 その東新橋のほうで問題ありの代表例としては、関西人は刀で切る真似とかバーンって撃つ真似をしたら倒れる演技をするってやつ。そこに関西人は猛反発。カメラ向けられてるからやってるだけだって。マイクの替わりに変なものを渡すってのも同様。面白おかしくはわかるよ。でも統計的に真実ではないから問題あり。笑いで許される範疇を超えており「これはテレビ上の演出です」って字幕を入れろと問題になるほど落ちぶれたというか病気。

 毎度のように同地域の人が「何それ?」ってネット上で展開するのがお約束になっていた。その後、批判を浴びてか、都道府県として言うことから何県の何地域と狭めて語るようになった。ところが更に狭い地域だけのことであったのも多く、悪びれた様子もなく都合良くも地域固有のものを掘り出すような形に変わっていった。個人的にあの番組で一番腹が立つのがナレーションでの「へぇーそうだったのかー」の馬鹿にした言い方。

 TBS「初耳学」で偽物から本物に変化したと伝えられた仙台ご当地グルメ「マーボー焼きそば」、現在検索すると取り扱い店名が並び、検索ページを掘り下げてゆくと「仙台民だけど、そんなもの知らない」ってテレビ番組の批判が見つかる。

 それは希に見る功を奏したものだが、こうしたテレビ番組の問題は、その逆にある大多数の嘘(彼らの言う[過剰]演出)による被害。その件は、まさに最近に問題になた「イッテQ」での海外での祭の捏造に繋がっている体質で、大なり小なりほぼ全ての放送制作者が持っているであろう危険思想。

 さてTBS「初耳学」での出題のほうだが、この流れで別にも本物になったのがあるのかと思ったら、ビーフシチューの偽物が日本の定番家庭料理になった。それは何かって流れに(肉じゃが。ビーフシチューの材料が入手困難で日本のを使ってできた失敗作だと)。直球がなかったから変化球の出題できたよ。長く続けすぎてネタ切れで暴投レベルの曲がった出題になる「世界ふしぎ発見」よりかはマシですけど。

 このようにして実は悪が偉人だなどと呼ばれるようになるのだから、反対に誰かを悪党に仕立て上げることも可能ってことでマスメディアは実に恐ろしいものなのだ。確証を得てないに始まり嘘だらけの側がインターネットは嘘だらけって言うのは覇権争い。若年層や高齢者ほど疑いの眼差しはないし自分で調べ直すという能力も欠けている。誰が後ろで糸を引いているのか広告に支配されたテレビを利用するにはかなり賢くならねば。

 前から危険視してる件、問題を理解しやすく極端な例を示すと「AさんがBさんを殺しました」で止めてCM入れたり、ごちゃごちゃ言ってから、終わりのほうに「Bに襲われてもみ合った末の正当防衛でした」なんて恐ろしい流れを特にCMまたぎで行う。テレビのほうが問題ありと指摘しているツイッターなんかでの断片で物事を語る世間の程度の低い連中と同じことをしてる。危機、恐怖を煽って視聴率を得ようとするからだ。ワイドショーなんかの通称「雛段」は程度が低くネットと同じで断片しか知らないのに語る。番組の意向に沿う人が集められ、反すれば呼ばれないから放送局、番組と出演者が固定的になる。

テレビは見出しからして東スポと化しているところに要注意! ならば正しいのは日付だけか!?


| emisaki | 2018-12-21 Fri 12:20 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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