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観光協会を統合せよ 客に有益
観光協会が割れてるのは客に不利益でしかない。

 今までに読んだ役所などの資料の文面から予想できることは、時代遅れの連中もしくは権力、派閥争いか何か客にとって何の役にも立たねぇことが見えること。そして議会のやりとりにおいても観光協会の維持なんてのがあるため、繰り返すけど役にも立たねぇ理由があるに違いない。

 私が観光地を調べるとき、最も残念だと思うときに愚痴るのが「おいおい、それ何年前の話だよ」ってのがある。現地の事業を行ってる観光協会が古くさい情報をウェブページ(ウェブサイト)に掲載し続けるって何なのかと。日本各地にて個人のウェブサイトのほうがマシだって件がいくつもあった。

 勘違いするなってところだが、外注のウェブデザイン会社の口車に乗って見た目に明け暮れても客には刺さりません。操作が面倒くさいとか、見にくいとか、デザイナーが自己陶酔したのを見せられても困る。あるJavaScriptが公開されたら猫も杓子も縦や横のスクロールでのページ切り替えと物真似はデザイナーとやらの無能さの裏返しでお金を頂戴するレベルにない。そんなことより実になる情報が重要ですが、今は見た目を気にするより中身を考えるべき...



<インターネットの使い道(第一章)>

 短時間で引きつける事に重点を置くテレビCMじゃないんだから、客が欲する情報に即座にアクセスできることが求められる。他所がやってる見た目で誤魔化すのは未来にやってくる問題かもしれず、今の問題は情報がロクに掲載されてないって評価人もやった私としては古くさい時代にあった問題を持ち出すはめになった。

 更新してるように見せかけてるのはトップページの一部だったりするわけで、年間の情報を拾おうとすると内容が古くさくなってしまう。世の中がインターネットのイの字も知らない頃からパソコン通信をやってきた身として認識しているのは「継続は力なり」。何らか情報を発信し続けることで意味が出てくる。本家の観光協会はやってるが、他からの発信はあるとは言い難い。

 世間でごく普通の人が「いいね」をもらうために不道徳や事件に発展するのは忍耐がないからで、独り言だと思えないようでは続かない。書いてる自分が恥ずかしくなるのは、こうした話は20年前に企業に指摘していた事だから。カタログ、パンフレット以下ならウェブサイトを公開してる意味ねぇーだろってね。

 ブログはWEB LOG、記録であるが、イベント情報が2~3年前で止まってるのはどういうことなのか。知ってますけど、もうやってないってことです。掲載したままにするのは何の集客力になるのか? それに限らず逆効果が多い。




<インターネットの使い道(第二章)>

 そういうことで未だに日本各地で自分で調べることが多くなり、観光客が投稿してるほうが参考になり、Googleストリートビューなんかが有用となるんだ。個人なら書けて組織では書けないこともある。しかし、書ける限界には程遠いくらい発信力がない。

 そのくせ最先端に手を出しすぎて更新が滞った瞬間に発信力が下がり転落する。日本中の観光地を調べてると、ブログやツイッター、フェイスブックなど放置されたのが実に多く恥ずかしい。続けられないなら消してやってなかったことにしたほうがよい。

 流行があろうとも手をだしたからには続けなければいけない。無理なら最初から手を出してはいけない。ブログどころかツイートすらできない連中が多すぎる。手を出しすぎたからリンクに頼って中身なしも実に多い。タレントがやってるのとかもね。




<インターネットの使い道(第三章)>

 ネット上の情報発信源として実態は一つなのが多く見られ、ブログ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなど重複投稿してるだけ。私は集約するためにフェイスブックだの流行る前にあったmixiは先がないと即座に捨て続いてアメブロさえも捨てた。同じふうに考えた人も多々いるし、どれか一つしか取り扱えないってこともないため一つに集約しても問題がないのである。どこかのブログを使えば楽だが、どこも融通が利かなかったから。

 事業者まで「いいね」や「~映え」なんて言葉を気にしすぎ。個人間より検索で繋がるほうが桁違いに多いはずだ。制約を受けるとすれば LINE なんかでありパソコン版があっても携帯端末でないと使い勝手が悪い。だからLINEを宣伝材料に使うなら独立して行う必要がある。

 業務の片手間でやってる人たちが気軽に手を出すと逆効果。ようするに作りや更新が疎かになり宣伝のはずがマイナス効果になる。組織のチカラ関係で優劣が付くため、熱海市で言えば中央の熱海市観光協会に集約したほうが僻地の情報の掲載も増やせるであろう。集約して発信すれば競争効果も生まれ、いままでなかった情報が出てくるのではなかろうか。




<誰のための組織なのか?>

 客として自分自身が欲していたことから、もしも私自信が移民していたらやっていたであろうことが開花情報である。しかし、観光協会なるホテルの小間使いとも言える組織になると客に有益なことが発信できなくなる。

熱海の例ではないのだが、似たようなことはしてる。

 河津方面で伊豆新聞にケチを付けた連中がいたように、騙しても客を呼ぼうとするなんて客への裏切り行為だ。

   「信用は積み重ねるものだけど、失うのは一瞬」

 河津桜の開花が遅れてるって報道だったが、「まだ咲いてない」→「客がこないだろ!」って地域の誰かの文句だった。こっちとしては、

   「咲いてねぇのに客を呼ぶ気かバカヤロー!」

ですよね。河津の業者、かなりのオツムの弱さにこっちまで頭が痛くなりましたよ。知らずに来させた客の悪評は何十倍にもなって跳ね返ってくるでしょうね。

 加えて、当初より私が情報源にしていたのが「河津桜情報局」の個人運営のほうで、各所の開花情報が「毎日掲載」されていた。当時(数年前まで)河津町観光協会の情報発信はダメダメ状態、その後に真似して調査して情報を掲載するようになった。

収益を得るには客のほうを向くことだろ。




<インターネットの使い道(第四章) 梅や桜の開花情報は?>

 熱海は花が咲く期間になっても、まだ毎日の情報を載せる人がおらず、咲かなければ蕾(つぼみ)の状態すら情報だとも思ってないし、新しく情報が更新されてしまい変化が確認できないことが多い。梅園の梅ならまだしも桜を2~3日も空けるし、本数が多い場所も一カ所ではねぇ。そして過去の移り変わり情報も残してない。梅にしても桜にしても時期(年代)の変化を考えて客のほうが行く日を定める判断材料がない。

 市民のほうにもそうした発信力がある人がいない。糸川なんて ちょっと歩けば全部見えるだろってのに発信者が見当たらないのである。近所の店がブログなんかに載せてるのを見つけてもイベントがあったとか特定日のみだ。

 行動の自由度が高い引退組(高齢者)観光客は情報を確認してから旅立つ。ですからテレビの生中継なんかの威力も大きい。「なんで急に、こんなに人がいるんだ?」って思って調べたらNHKの生中継が入ってたなんてことはよくある。

 私が地球の気象の変化を知るために利用した過去何十年かの桜の開花情報なんてのは有名な場所だからじゃなく、客のためを理解しているかどうかである。最近のテレビ制作と同じで向いている方が逆であり、集客(誘客)に対して本末転倒なことをしがちである。




<何かとセンスを疑う事  花の取り扱い方>

 花の扱いを前にも指摘したが、今は有名でも某フラワーパークが過去に失敗したのと同じ道を歩んでいる。糸川あたみ桜じゃなくジャングルと化してるとか、ブーゲンビリア、ジャカランダ、次は何だよってところが正に過去の大失敗の真似事。

  失敗からは教訓を得るもので、失敗したのを真似してどうするんだボケ! でしょ

ホテル旅館が牛耳ってるから特定期間に目立たせることを避けて毎日の客室を埋めることしか考えない方策も似たような失策である。特定期間に目立たせてのシャワー効果のようなのに目立たせなかったら効果が薄い。

  いつでも行けるからと考えさせたら、それは行かないって意味である!

 東京スカイツリーさえ完成したら興味なしって何か変だが、東京タワーに行かないのも、いつでも行けるけど、行かなきゃいけないほど用もないって心理からだ。

 ジャカランダ整備して誰がどう数えたかわからない人数を発表するんだが、都合がよいと思われる数字ですら費用対効果からしたら失敗。ところが熱海にしてみれば成功、なぜなら熱海が必要としているのは長年変わっておらず相乗効果ではなく、「常にちょっと宿泊者がいればよい」と思ってるから。

 役所の管理(専門家に依頼)な花壇は統制が取れてるが、市民団体が関わるところは家庭菜園かってくらい乱雑でセンスがない。糸川の見た目が汚くなったのもだが、熱海銀座通りで目立つ「目の湯」のところだって近年に伐採されたけど何年間も草ボーボーと進み目を洗うなって警告文が読めなかった(元から文字が小さい)。役所ができなくても許可出して誰かやれよって感じのところが多い。真っ当な戦略を立ててないし、失敗から何も得ずに役所のメディア戦略で息を吹き返しちゃったからプチ・ブームが終わったらまた雑草がはえますよ。

 糸川で気になるのが、勝手に植木鉢(花壇)と勝手に駐車場(自転車、バイク)である。「てめえんちの前は、てめえんちにあらず」だが、熱海に限らず地方思想が渦巻くほど「てめえんちの前も、てめえんち」にされる。なのに汚いまま放置する。その統一感のなさは、花を飾ってあっても汚いとしか言い様がない。太陽光発電がやっと危険を誘発する敵だとわかったのなら、東京と同じように所有権が放棄されてると撤去可能の条例を作るべきでしょう。歩道を塞いでいるので、かなり罪は重い。

 最初の設計から歩道が機能してないので車両通行止めになってないと危険がいっぱい。そして前に指摘してるが糸川沿いの道路は左側通行の基本法則に反しているので感覚が狂う (川に対して右側通行。初川は左側通行)。




<観光地として公平性のある組織が必要>

 熱海は、もっと南な伊豆半島の先のホテル旅館しかないような地域とは異なり、多数の商業施設がある町である。ホテル旅館は客単価が大きいだけにすぎない。

 観光協会に関係ないだろってより、その親玉に口を挟める連中がいるってこと。なのに、こうなってきたってことは、そいつら権力階級が間抜けなのさ。




<ブームとは一過性。必要なのはリピーター>

 フジテレビ「さまぁ~ずJK-TV 大人の正解vs女子高生の正解」って番組で異端と思いたいJKの異常生態をさらけ出していたが、良くも悪くも集団、仲間はずれを嫌う国民性から「自分がない」。ファッションで個性を出すと言ってるJKが同じ格好を大勢で真似てるくらい発言と行動が合わない。「全体~右向け右」で動き、時期がさればそっぽを向くのが若年層の傾向である。

 内面では違うと思っていても誰かの大声に全員が同調する。その証拠に一人で答えるアンケートともなれば答えはバラバラになるのである。本心から一方向へ偏っていたなら有り得ない結果なのだ。

 特に女性ほど集団での聞き取り調査は不正確になり、テレビでよく見るアンケートでシールを貼ってゆく他人の結果が見えてしまうのは正しい結果を得られない。誰の影響も受けないところでこそ真の統計が得られる。世の中には不正確な順位情報が蔓延っている。

  「さびれた温泉地」って言ってたはずの若年層のプチ・ブームは予想外

若年層ほど「自分がない」からこそ全体が同じ方向に動き出す。だから離れるのも早いという怖さがある。




<インターネットの使い道(第五章) ローカル観光協会のウェブサイト>

 インターネットでの情報発信の話に戻すが、世間に晒している最前線に目が行き届かないとか言ってるならば残念すぎる。目を引く記載がないし、結局熱海市中の名所を載せるしかないなら別れてる意味がない。

 伊豆山なんてトップページにリンクしてるPDFがダウンロードできない(404 FILE NOT FOUND. この投稿時点)。各種ウェブブラウザーを使ってみたが駄目だったからファイルがあるならリンクが正しくないのだろう。

 そもそもファイル名に日本語(漢字)を使うなんて誰かしらに問題が出るので、すべきことではない。知らないかもしれないが利用者を考えると「問題のない文字」ってのは限定される。例えばCOPYRIGHTの(C)は1文字で表すこともできるが、そうせずにカッコCにしているのは表示できない少数への配慮の結果。深くは別件となるため割愛する。

 箱根のほうにあったが、トピックスを表示させる CGI の実行権限が与えられてなくソースコードがそのまま表示されてる。確認していればこんなことは起きない。


<インターネットの使い道(第六章) 現実空間の宣伝>

 旅行前に情報を掴むのに今となっては老若男女インターネット、次点と高齢者になるほどテレビ番組でしょう。こっちはPC使いだからガラケーに留まってるうちに周囲の高齢者までスマホですよ。年を取り過ぎてる方々だと説明されたこと以外で自主的に情報をえる操作ができないので使ってても意味ないんですけどね。

 インターネットのほうが宣伝として重要なんて当たり前でしょ。全部の駅にパンフレットが置いてあるんですか? 昔の社員旅行のための名残か数年前まで日本橋に拠点を置いていたが、10年前の段階で大金の経費損だったであろう。V字回復っても昭和中期とは違うわけですから復活させる意味もない。ほかに宣伝するっても静岡県の総合アンテナショップってのがなく、有楽町の交通会館に行ったことがある人なら「Shizuoka Mt.Fuji Green-tea Plaza」 なんじゃソレって悪い意味の異空間である。遠州・駿河・伊豆ってようにまとまれないから静岡県としての協力が得られず他府県みたいに店が構えられない。よって、てんでバラバラに出店しており微々たる効力しかない。だからって集めても売り上げが期待できるほど商品があるかと言われると困るのが静岡県である。

Let's ENJOY TOKYO有楽町・銀座のアンテナショップ

 何を重視すべきかは明白であり、インターネットとテレビの旅番組への協力か。その次が都市部の駅貼りポスター広告ですかね。ところが大都市過ぎる駅って逆に混みすぎてて目立たない。地元の駅なら宣伝ポスターが目に付くが、東京駅とか新宿駅で広告見たって感じが全くしないんですよ。駅構内のデジタルサイネージなんて人がいるし急いでるし常に無視です。意味があるとすれば待合所もしくは改札外。

 旅行会社が作ってるのを除けば熱海のパンフレットをどこで入手できるかは熱海である。ほかには出店かキャンペーンだろうか。観光地に既にやってきたのだからパンフレットは宣伝としての意味がない。キャンペーン等では日頃に情報に接しない人たち効果があるが、かなり限定される。他所では立川、大宮、千葉など散らばって宣伝活動している場合もあるが熱海の宣伝活動では聞いたことがない。

労力を掛ける側を間違えているとしか思えない。復活は旅行会社にヨイショしたからなんですか? 例え京都が高飛車になっても観光客数はねじ曲げようがのだ。




縮めてもこれくらいの前置きが必要だったが、

熱海市観光協会
伊豆山温泉旅館組合・観光協会
網代温泉観光協会
多賀観光協会(南熱海)
伊豆湯河原温泉観光協会・観光協会
初島区事業協同組合

いる? 多すぎだろ! 市町村単位でコレは考えられない。
なぜ必要なのかって書類に辿り着けなかったのが、そんな議論はあったのか?
これも戦後の新婚旅行、社員旅行の過去の栄光を引きずっているのか。

では箱根はどうか

箱根町観光協会
箱根町宮城野木賀観光協会
箱根強羅観光協会
箱根仙石原観光協会

 観光協会を名乗っても、まとまって宿を紹介しているだけ(観光協会って意味よりも宿集落の組合)と思われるのもあり、広いため同じ関係の案内所、支社と呼べるのがあった。年600万人と言ってる熱海と桁違いな年間2500万人と言われてる観光地で、これだけで十分ってより、不必要と思われるのがあるから事実上1つの観光協会で機能するってことだ。




<観光客をやってきて>

 バブル経済での行き先の変化、バブル崩壊から2011年までの下降路線は地理的、知名度、時代に合わせなかった失敗が複雑に絡んでおり役所のメディア戦略より前にインターネット時代は来ていたため、ネットで調べることができ、リーズナブルな価格が求められた。

 そうした風潮(需要)はやっと草津や伊香保(群馬県)に到達し、素泊まり→飲食店って私たち多数派が求めてきたことは、宿が理解したわけじゃなく存続の危機が需要を満たすことになった。大きな宿ではブッフェスタイル(通称バイキング)があり、小規模な宿では効率が悪いので素泊まり形式が WIN-WINの関係を作った。食えないくらいの料理を並べる時代じゃない。そういうのは一部の高級宿でやればいい。冠婚葬祭の返礼なカタログギフトみたいに1万円でも実質3千円くらいの価値なような、何千円かの料理を食べるために宿まり代金と別に万円単位を払う羽目になっていた。熱海だとブッフェスタイルは倒産した居抜き物件を経営してるグループ企業だし、スパ&リゾートが素泊まり形式を選択して増えてきた。

 かつては家族旅行なんかは旅行会社を通すのが一般的で、仕事または個人の倹約旅ではビジネスホテルを全国ホテル一覧の本や現地での案内所が頼りだったため、インターネット上のホテル予約サイト旅の窓口(ホテルの窓口)はライフスタイルを変えた。

 それも2003年に楽天トラベルに買収され、15年も前かと思うと、便利にはまって20年くらい経ってるのかと時間の流れが怖い。iPhone 3Gが10年前の2008年、i-modeが1999年、20年前のインターネット環境はパソコンですら悲惨で一般にADSLが普及したのは2000年代に入ってからと移動先でホテル予約って状況じゃなかった。1軒1軒と電話で確認しながら空室を確認する手間から開放されただけでも価値が高かった。

 通常がこの時間の流れであると熱海の経営者の時間はものすごくゆっくりだ。まるで世界からハイテク日本が博物館展示品のFAXなんてまだ使ってると言われてるような時差。宿の確保の話を書いたように日本としては10年も経てば様変わりしているのにだ。



<過去の栄光をいつまでも引きずってる奴は誰だ!>

 長らく転落していたくせに、どうして高飛車でいられるのかがわからない。ほかの地域がどこも必死である。社会主義と資本主義くらいの差を感じてきた。今年のゆるキャラGP選挙法違反(仮称)はニュースになったから知っているだろう。あれは各地の必死さの表れで、悪代官がしゃしゃりでてくるとああなっちゃう。

 およそ10年前から問題点を書き綴って改善点は見られたが、他の小さい組織は悲劇的な情報発信のままだった。中央部の熱海市観光協会を除けば昔から今でも変わり映えしないためネット上での必要性は無い。そうした能力だから潰れていった宿が多数あるわけで、内部留保があったのか生き残った宿のほうが不思議なくらい。旅行会社からの予約や昔の常連客が瀬戸際で救っていたのでしょうか?

 確かに、どん底に転落後にわかったのは、メディア戦略の絶大なる効果だった。しかし、それは役所の功績であるので、むしろ観光協会は何をやっていたのかと責任問題にならないほうが不思議。内部のことは知らないけど改革も見えない。

 メディア戦略によって安近短でプチ熱海ブームが起きたが、既に頂点は迎えている。私が知り得たデータ上では減っているのだが、来たるべき日のために内部留保をしているのなら良いのだが、昔のような宣伝活動をなぜやらないのかも謎。メディア戦略で知られ、まだ動いていない人たちの背中を押すには宣伝が必要である。いくらADが楽になるからって飽きやすいテレビがいつまでも使うわけもなく、真似しようとする地域が続々と控えている。

やはり宿が満室になるうちは宣伝なんて無意味と思っているのか!?




<政治の不信感>

 客にとって同じ市内なのに観光協会が別れているほうが不利益なんだよね。そして逆に競争の効果が生まれないから情報発信能力に格差が出たまま放置されてる。民業なら勝手にしやがれとなるが補助金など出ていれば話は違ってくるのだ。観光協会自体に流れてなくても関連事業に流れてれば同じである。

 市内周遊の湯~遊~バスは民間へ移ったが、過去の役所の支出を見るとボランティアガイドとやらのために年300万円程が支出されていた。とかく議員の政務調査費なんかの空出張、架空出費なんかが社会問題になるが、訳のわからない支出のほうが多い。どこに流れてるのか調べるのは楽なのだが、どういう風に使ってるのかを探るのは大変難しい。情報公開請求にしても補助金の使用明細が報告されてなければわからない。これらは日本としてだが要求しなくても開示すべきことは開示すべきである。

 地域に限らないが 事業権力者=政治家(議員) であることが多いため公平な政治が行われない。議事録からも議員が自分の事業に関連する要求をいい、そこを突かれないようにか別のことも言うって程度で、ほぼ関係のあることを持ち出すのはいかがなものか。

 特に地方の問題は 立候補者≒定数 であることで、落選するほうが希であること。よって同じ人が長年と君臨するから、東京都議会でも問題になったように ドン なんてのが生み出される。私が調べた地域の傾向として見えたのだが、例えば市議から県議に挑戦して落選してもすぐにでも市議に復帰できてしまう有権者社会は異様に見える。偏った政権の復帰は阻止しなければならないが熱海の有権者に可能かが不安だ。

 過去には今以上に家族お友達経営のずさんな政治だったから悲劇を生んだ。国からは都道府県単位の奪い合い、そして先日問題にした「ふるさと納税」の奪い合いと強欲ぶりの縮図は市町村と小さくなっても変わらないわけだ。

 もっと町のために公平性のある議員が求められる。それによって正しい観光業にも繋がるのではなかろうか。能力もなく潰れていった連中の仲間や子孫がいまだにデカイ面(ツラ)をしているのが熱海の足を引っ張ってると感じる。国会が老人ホームにしか見えないのも年寄りが年寄りを評価しすぎるのが悪いのだが平均年齢の上がる地方は更に高齢化。もっと若手が立ち上がるべきでしょう(若すぎもお子ちゃまで困る)。日本中の還暦過ぎた政治家は引退すべきじゃなく、引退しなければならない。裏で糸も行かず相談役にでもね。

 政治の話になっちゃうのも各地で観光協会って政治に絶対絡むわけ。大なり小なり外からでもわかるくらいだし、鎌倉市みたいに花火大会中止の騒ぎの表沙汰の理由よりも、もっと醜い政治権力争いが見えてきたりするわけだからな。

 熱海市は健全化できるのか、やはり若手は出て行って高齢化を突き進み判断能力が低い人が性能の悪い人を選び続けるのだろうか。幼少期から旅してきた場所だけに気になるのであった。
| emisaki | 2018-12-22 Sat 18:42 | 熱海::情報・考察・批評 |
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