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ドンマイって酷い言い方でした 外国語、和製英語問題
勉強する側として社会に蔓延る和製英語は実に迷惑で文句つけてきた。

 日本人が Don't mind って声をかけているシーンを外国人に見られたら「なんて酷い奴だ」と見られる。なぜなら「気にしないで」ではなく「(私はお前が失敗しても)気にしない」って意味だった。

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 「気にしないで」は、多くの人が知ってるはずの Don't worry! じゃないか。ドンマイって自分が生まれる前から使われていたと思うが、誰が使い始めたのかマジで迷惑なやつである。同じようなのでは「ナイスショット」でしょうか。どうやら意味合いとしては、下手な奴がうまくいったときに使う言葉らしい。だからプロに向かって言うなら実に失礼である。 Don't mind じゃなくドンマイだから関係ないとでも?ドントマインドだったら関係ないことにしてあげようか(いや、駄目)

 どう間違ったらプラグ、アウトレットがコンセントになるのかも不思議でしょうがない。そしてアウトレットのもう一つの意味として工場から過剰生産等で直接販売があるが、それで安いという結果だけ拾ってアウトレットをディスカウントの代わりに使いやがった。日本でも工場併設の売店で切り落とし、端っこ販売とか本当のアウトレットがある一方、アウトレットモールとか意味不明だ。それは単なる安売り販売店でしかない。

 恥の上塗りってのは英語であるスチュワーデスをキャビン・アテンダントと和製英語に変えたことがあるが、同様にマスメディアが犯した罪として marron はフランス語だとだけ言って正しい英語 chestnut だと教えたものの、全体像を説明しなかったことにある。それで栗をマロンと思い込ませた。marron はフランス語であるが「褐色」という意味で、フランス語で栗は chataignier だってこと、いつも通り二度手間で調べ直すことになった。
marronとも呼んでいるようですが一般的ではないとの説明を得た。

 最近の連中って線引きってやつがわからないのが多いから小学生な次元の突っ込みが氾濫している。私は問題を取り上げることにおいて、例えば、○○町(ちょう)か○○町(まち)かなんて、くだらない間違いに突っ込む気は毛頭ない。大多数が知らない事で完全に意味がねじ曲げられてしまった方は指摘できる人が少ないため間違いが正当化されてきたのが怖い。

 知識や方程式など受験に必要な能力は得ても、どうすべきかという思考能力については劣っているのが日本人で偉そうな大学出てもコンピューターで代用できる無意味が多数派を占めるようになった。辞書で調べたところで本当の意味はわからないからリベンジなんて恐ろしい言葉を軽々しく使えるのである。
 そのあたりは日本語には汚い言葉の種類が少ないので軽々しい言葉に納められてしまうのもあるが、それは辞書を作ってる連中の間抜けさが原因だ。辞書は感情を示せないばかりか、possibly, perhaps, maybe, probably の差も教えてくれず「おそらく」「たぶん」で片付けられてしまうが、外国人が可能性の割合の違いを教えてくれた。そんな事で辞書で調べるから「雪辱戦」と「憎悪の復讐」を同義語として使い、更にマスゴミたるゆえんでリベンジマッチなる存在しない英語まで作った。

 英語の字幕が出る洋画を見てると、題名からしてもだが日本語訳は本当の英語から嘘の英語(カタカナ語)になってるのが実に多い。そうしないと通じないほど大間違いをしてきたってこと。また、例えば映画で正式題名 "JOURNEY:THE MYSTERIOUS ISLAND" なのだが和名は「センター・オブ・ジ・アース」と、ありそうな英語(カタカナ)題名に変えてしまうことも多々ある。

思い込みは捨てろ。頼むからテレビで偉そうなこと抜かす前に調べろよ。

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| emisaki | 2019-03-10 Sun 12:48 | 大衆媒体::テレビ・映像 |