2019-04-09 Tue
六義園の桜、三春滝桜、周辺にも桜の木があるものの神代桜、また、先日生中継があった茨城県土浦市 真鍋小学校や福井県越前市 味真野小学校(平日授業中の校内観覧は不可)は校庭の真ん中に桜の木がある。ほかにも校庭の真ん中に桜の木って似たようなところがあるがその二つが有名。真鍋小学校の桜は授業の迷惑にならないように校庭に入って見ることができるそうで過去に調査しているがまだ行けてない。真鍋小学校は巨木と周囲にも桜の木、味真野小学校は「この~木なんの木、気になる木」みたいな形で、それぞれ味がある。知ってても遠くて選択肢から除外は多々ある。どちらも路線バスがないと最寄りの電車の駅から離れている。
本数が多いと壮観な眺めではあるが、一気には見られないため現実的には100本でも1000本でも大きな違いはない。ただし1000本なら移動によって見える範囲を変えることができる。
例によって日本一を争ってきて、青森県弘前市「オオヤマザクラ桜並木」は20kmってことだが「総延長」なのである。だから埼玉県さいたま市「見沼田んぼの桜回廊」が20.2kmとなり日本一=世界一を謳いだした。ところが岐阜県各務原市「桜回廊都市計画」が2017年3月31日の段階で31kmと言い出した。
過去に見沼田んぼを調べたが新たな情報は各務原市。もし途切れてなければ最長で勝負できるかもしれないが、弘前市およびさいたま市は総延長であって連続していない。並木と言えども何メートル離れたら途切れたとの定義がないが、明らかに途切れているので連続した長さを謳うことはできない。
観覧客として、どういう景観の場所に植わってるかのほうが重要であることを考えると、私は各務原市のには道路脇の街路樹にしか思えない。ようするに景観が他所に比べて悪いのだ。
そこで長さで探してみると北海道札幌市「新川さくら並木」というのが先に植樹の3kmに加えて7.5km区間に植樹し10.5kmと書いてあったものの、地図や投稿写真を集めて見ると、やたらと橋と広い道路が通っており、100メートル以上分断されるところがざらにある。中でも高速道路が通ってる区間の分断は長い。よって10.5kmは単なる区間であって桜並木の長さとは言えない。20km区間で6500本(害虫、積雪により現在約5000本)って言ってるのに、片や10.5kmは1000本に満たない(7.5kmで755本、単純計算で10mに1本)。
さいたま市の勝手なルールでは30メートル以内なら連続してると見なす。そうなると札幌市は並木じゃなく桜が多く植わってる区域ってだけ。30メートルでさえ離れすぎだ。誰もに解りやすい指標として25メートルプール以上離れてる。さいたま市は道路事情から逆算して30メートルにしたんだろうな。
札幌市では河川法が緩和されたから植樹できたと書かれてるが、それは昔のことで、河津町の河津桜の将来がピンチと報道されたように平成5年に植樹のガイドラインが示され、改正された河川法は1998年(平成10年)に施行、新たなガイドラインが示されている。
ざっと読むと、狭い河川では植林は不可能ってことになる。だから河川敷が広くないと植樹で増やすことはもう無理。そのガイドラインだが「護岸構造に支障を与えない距離」とか訳のわからないことが書いてあって困る(旧建設省、国土交通省「河川区域内における樹木の伐採・植樹基準について」)。
調べを進めると、私が思った疑問(疑惑)そのものだった。ギネス認定を目論んだが定義がないので却下されたとのことだ。勝手に世界一とか言うなってこと。そして各務原市も途切れまくってることがわかった。連続してると言えるのは10kmくらいなのだそうだ。なのに31kmを言うか!って、踊らされて見に行ったら激怒でしょ。
全国的に吊り橋の長さとか、石段の段数とか人造で争ってるのと同じだな。並木に明確な基準がないため「宣伝文句」として、でかいクチの叩き合いになってる。連続してるかどうか、また、総延長も『認めるか認めないかは、あなた次第』ってことになるのか?
私が若年時代には旅行雑誌しか頼りにできなかったが、今は無数の投稿写真を即座に探すことができるし、Googleストリートビューもあるから、もはや でかいクチ は通用しないので真実で勝負して欲しいものだ。
これって昔は知らなければ言われた通り信じてたってだけなのかな?
見ず知らずの人からの情報は得られず、観光雑誌に載ってるところへ行って、観光雑誌に載ってる宿へ泊まるだけ。そうしたことがなくなったが、今は今で、こうした でかいクチを叩かれて確証の追求に時間を取られてる! 面倒くせぇーな。
# 調べてたら同じ疑問が週刊誌にあった。同じこと考えただけでパクリじゃないからね 文春さん
# 今回は各務原市の競合相手が浮かんできたからで過去にも調べてるからね
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過去に見沼田んぼを調べたが新たな情報は各務原市。もし途切れてなければ最長で勝負できるかもしれないが、弘前市およびさいたま市は総延長であって連続していない。並木と言えども何メートル離れたら途切れたとの定義がないが、明らかに途切れているので連続した長さを謳うことはできない。
観覧客として、どういう景観の場所に植わってるかのほうが重要であることを考えると、私は各務原市のには道路脇の街路樹にしか思えない。ようするに景観が他所に比べて悪いのだ。
そこで長さで探してみると北海道札幌市「新川さくら並木」というのが先に植樹の3kmに加えて7.5km区間に植樹し10.5kmと書いてあったものの、地図や投稿写真を集めて見ると、やたらと橋と広い道路が通っており、100メートル以上分断されるところがざらにある。中でも高速道路が通ってる区間の分断は長い。よって10.5kmは単なる区間であって桜並木の長さとは言えない。20km区間で6500本(害虫、積雪により現在約5000本)って言ってるのに、片や10.5kmは1000本に満たない(7.5kmで755本、単純計算で10mに1本)。
さいたま市の勝手なルールでは30メートル以内なら連続してると見なす。そうなると札幌市は並木じゃなく桜が多く植わってる区域ってだけ。30メートルでさえ離れすぎだ。誰もに解りやすい指標として25メートルプール以上離れてる。さいたま市は道路事情から逆算して30メートルにしたんだろうな。
札幌市では河川法が緩和されたから植樹できたと書かれてるが、それは昔のことで、河津町の河津桜の将来がピンチと報道されたように平成5年に植樹のガイドラインが示され、改正された河川法は1998年(平成10年)に施行、新たなガイドラインが示されている。
ざっと読むと、狭い河川では植林は不可能ってことになる。だから河川敷が広くないと植樹で増やすことはもう無理。そのガイドラインだが「護岸構造に支障を与えない距離」とか訳のわからないことが書いてあって困る(旧建設省、国土交通省「河川区域内における樹木の伐採・植樹基準について」)。
調べを進めると、私が思った疑問(疑惑)そのものだった。ギネス認定を目論んだが定義がないので却下されたとのことだ。勝手に世界一とか言うなってこと。そして各務原市も途切れまくってることがわかった。連続してると言えるのは10kmくらいなのだそうだ。なのに31kmを言うか!って、踊らされて見に行ったら激怒でしょ。
全国的に吊り橋の長さとか、石段の段数とか人造で争ってるのと同じだな。並木に明確な基準がないため「宣伝文句」として、でかいクチの叩き合いになってる。連続してるかどうか、また、総延長も『認めるか認めないかは、あなた次第』ってことになるのか?
私が若年時代には旅行雑誌しか頼りにできなかったが、今は無数の投稿写真を即座に探すことができるし、Googleストリートビューもあるから、もはや でかいクチ は通用しないので真実で勝負して欲しいものだ。
これって昔は知らなければ言われた通り信じてたってだけなのかな?
見ず知らずの人からの情報は得られず、観光雑誌に載ってるところへ行って、観光雑誌に載ってる宿へ泊まるだけ。そうしたことがなくなったが、今は今で、こうした でかいクチを叩かれて確証の追求に時間を取られてる! 面倒くせぇーな。
# 調べてたら同じ疑問が週刊誌にあった。同じこと考えただけでパクリじゃないからね 文春さん
# 今回は各務原市の競合相手が浮かんできたからで過去にも調べてるからね
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| emisaki | 2019-04-09 Tue 22:33 | 旅・散策と行事::計画・調査 |
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