2019-01-12 Sat
奈良県 十津川村温泉宿泊客限定!「路線バス運賃キャッシュバックキャンペーン」期間: 2019年1月15日~3月15日(3月16日チェックアウトまで)
この補助の歴史を振り返ると、改悪だった事前に宿にバスの利用を連絡してチケットを送ってもらうのは不評だった。当たり前で、1週間くらい前から動かねばならず、寸前に空きがあったから予約するって時に使えなかったのだ。「キャッシュバック」って言ってるんだから支払ったのち戻してもらうのが普通。下車時に乗車記録を運転手からもらって宿でキャッシュバックを受ける。帰り道は無料乗車券が発行される。その発行書類を元にして奈良県が助成金を出すのだろう。
※ 名称はそのまま記載してますがキャッシュバックの正しい英語はリベートです。
迷走していた頃には他の「村」も適用されていたのだが、利用者はほとんどいなかったと思われる。それも既に考察済みだが、距離があるに加えて便数がほとんどないのだから仕方がない。一泊だと夕方に到着して早朝に出発することになる。なぜなら路線は村から町へ出ることしか考えてないから。たぶん通学用として維持されているだけ。これを客に利用しろと言われると最低で二泊三日で前後1日の大半は移動時間となる。
十津川村温泉の東に位置する下北山村は十津川村からの東西移動もしくは和歌山県の飛び地である北山村(奥瀞峡)から三重県の熊野市からのほうが近いのだが存在してるのは通学向け路線バスのみ。十津川村からの国道425号線は路線がないどころか冬季通行止になる。奈良交通からR169ゆうゆうバスなるコミュニティーバスへの乗り継ぎは所要時間がかかる。
こんなところでも「縦割り行政」が見えるのだが、住民のことを考えたら上・下北山村あたりからは三重県へ、十津川村の南部なら和歌山県につなげたほうが良いのである。下北山村から和歌山県の奥瀞峡「七色バス停留所」なるところ、そして熊野市方面へ乗り継げるが、かなり時間的制約を受け、土日祝日は運行がないなど観光には使いにくい。
現実はテレビ番組「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でも知られるよう都道府県市町村の境目で路線が切られてしまう。よほど大きな町や病院などがない限り過疎地では市町村の境目で切られるのが普通になっている。奈良の村は電車も何もないため、かろうじて自主運行バスにて村から町まで繋がっているが観光としては使い物にならない。
橿原の真南の近鉄吉野線 下市口駅から国道309号を通り天川村から洞川温泉へまで、さらなる僻地は「R169ゆうゆうバス」ってように南北に通る国道169号線で大淀BTから下北山村の下桑原まで約3時間、幸いにも土日祝だけは反対方向になる。ただし日帰りには向いているが宿泊しようとすると、今度は朝っぱらにバスに乗れないと行くことができない。
このように秘境ほど問題をかかえてるため五條BT~十津川村温泉で土休日には6往復(うち八木新宮線が3往復)の路線バスがある十津川村だけが路線バス運賃キャッシュバックとして残されたのだろう。わかってない事として指定路線上で八木~上野地~十津川村温泉/十津川村温泉~本宮大社前~新宮など乗り継ぎは許されるのかの疑問は解けていない。上野地(谷瀬の吊り橋)は停車時間中に戻ってくれば良いが、それで使えるのは最大20分で遅れが出てれば短縮される。
個人的な日程で考えると使えない。想定できるのが「旅まつり名古屋」からの移動であり、2019年は3月16-17日が開催日だから2日ほど前倒しで計画するならば普通に運賃を払ったほうがよい。マニアじゃないけど全線に乗ってみたいとは思ってるが電車で繋がって平行している大和八木駅(橿原市)~五条駅(五條市)が無駄に思えてならない。と思って調べたら、
・大和八木→五条 バス 09:15-10:31 / 電車 09:12-09:18 橿原神宮前 09:30-09:45 吉野口 10:07-10:19
・大和八木→五条 バス 11:45-13:06 / 電車 11:45-11:51 橿原神宮前 11:58-12:14 吉野口 12:48-13:00
・大和八木→五条 バス 13:45-15:06 / 電車 13:45-13:51 橿原神宮前 13:58-14:14 吉野口 14:48-15:00
バスは時間の無駄ではなかった。それほど田舎ではないと思ったのだが電車の運行が悲劇的だ。特にJR和歌山線は日中1時間に1本。それを言うならバスは1日3本しかない。路線バス八木新宮線は五条駅の1つ手前の五條バスセンターで休憩が入るため、それを考慮すればバスのほうが十数分は早く到着する。運賃は電車 560円、バス1090円。新宮までバスに乗るならば「168バスハイク乗車券 2日間有効 5250円」を使うだろうから運賃差は特に問題ない。
→ 十津川村観光 > 路線バス運賃キャッシュバックキャンペーン ※ 2019年1月15日~2019年3月15日
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十津川村温泉の東に位置する下北山村は十津川村からの東西移動もしくは和歌山県の飛び地である北山村(奥瀞峡)から三重県の熊野市からのほうが近いのだが存在してるのは通学向け路線バスのみ。十津川村からの国道425号線は路線がないどころか冬季通行止になる。奈良交通からR169ゆうゆうバスなるコミュニティーバスへの乗り継ぎは所要時間がかかる。
こんなところでも「縦割り行政」が見えるのだが、住民のことを考えたら上・下北山村あたりからは三重県へ、十津川村の南部なら和歌山県につなげたほうが良いのである。下北山村から和歌山県の奥瀞峡「七色バス停留所」なるところ、そして熊野市方面へ乗り継げるが、かなり時間的制約を受け、土日祝日は運行がないなど観光には使いにくい。
現実はテレビ番組「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でも知られるよう都道府県市町村の境目で路線が切られてしまう。よほど大きな町や病院などがない限り過疎地では市町村の境目で切られるのが普通になっている。奈良の村は電車も何もないため、かろうじて自主運行バスにて村から町まで繋がっているが観光としては使い物にならない。
橿原の真南の近鉄吉野線 下市口駅から国道309号を通り天川村から洞川温泉へまで、さらなる僻地は「R169ゆうゆうバス」ってように南北に通る国道169号線で大淀BTから下北山村の下桑原まで約3時間、幸いにも土日祝だけは反対方向になる。ただし日帰りには向いているが宿泊しようとすると、今度は朝っぱらにバスに乗れないと行くことができない。
このように秘境ほど問題をかかえてるため五條BT~十津川村温泉で土休日には6往復(うち八木新宮線が3往復)の路線バスがある十津川村だけが路線バス運賃キャッシュバックとして残されたのだろう。わかってない事として指定路線上で八木~上野地~十津川村温泉/十津川村温泉~本宮大社前~新宮など乗り継ぎは許されるのかの疑問は解けていない。上野地(谷瀬の吊り橋)は停車時間中に戻ってくれば良いが、それで使えるのは最大20分で遅れが出てれば短縮される。
個人的な日程で考えると使えない。想定できるのが「旅まつり名古屋」からの移動であり、2019年は3月16-17日が開催日だから2日ほど前倒しで計画するならば普通に運賃を払ったほうがよい。マニアじゃないけど全線に乗ってみたいとは思ってるが電車で繋がって平行している大和八木駅(橿原市)~五条駅(五條市)が無駄に思えてならない。と思って調べたら、
・大和八木→五条 バス 09:15-10:31 / 電車 09:12-09:18 橿原神宮前 09:30-09:45 吉野口 10:07-10:19
・大和八木→五条 バス 11:45-13:06 / 電車 11:45-11:51 橿原神宮前 11:58-12:14 吉野口 12:48-13:00
・大和八木→五条 バス 13:45-15:06 / 電車 13:45-13:51 橿原神宮前 13:58-14:14 吉野口 14:48-15:00
バスは時間の無駄ではなかった。それほど田舎ではないと思ったのだが電車の運行が悲劇的だ。特にJR和歌山線は日中1時間に1本。それを言うならバスは1日3本しかない。路線バス八木新宮線は五条駅の1つ手前の五條バスセンターで休憩が入るため、それを考慮すればバスのほうが十数分は早く到着する。運賃は電車 560円、バス1090円。新宮までバスに乗るならば「168バスハイク乗車券 2日間有効 5250円」を使うだろうから運賃差は特に問題ない。
→ 十津川村観光 > 路線バス運賃キャッシュバックキャンペーン ※ 2019年1月15日~2019年3月15日
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