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番組化してCM規制逃れ加速(健康補助食品に警戒せよ)
CSを流し見してたら「何 言ってんだテメエ」って宣伝番組があったので掘り下げてみた。

 長きの不況と言われたときからか地上波にも怪しいCMは降りてきてたが、BS、そしてCSとなるほど胡散臭さは桁違い。偉そうな大学の名前を出してこようとも、その大学としての研究でもなく、検索しても名前も出てこないほど業界に名も通ってない卒業生が単に語ってるだけってことになる。特に高齢者層ほど大学名だけで凄いと思い込む人が多すぎる。それに業界の異端者がカネのために企業の宣伝に加担するなんてよくある話じゃないか。

 蔓延している特殊詐欺に対し脱法詐欺とでも呼ぶ恥ずべき商売の方法。商品は渡っており売買契約は成立してようとも、買うように仕向ける方法にとんでもない問題が含まれているのではないか。だから法に触れなくても合法ではなく脱法と呼ぶべき事案ではないかと。

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 週刊現代2017年4月29日号に「飲んでも効かないサプリ一覧」 グルコサミン / コンドロイチン / マルチビタミン / ミネラル / 鉄 / プラセンタ / ウコン / クロレラ / コラーゲン / ローヤルゼリー / ブルーベリー / ドコサヘキサエン酸 DHA / エイコサペンタエン酸 EPA / マカ / アガリクス / ポリフェノール / イチョウ葉エキス / 黒酢 というのがあった。

 意味(効能)がないのがほとんどだが、注釈付きもあるため記事を読むべきだ。要約すれば、単なる食品として使うなら構わないが思い込まされる効能はないということ。

 綺麗に見せかけるため肌に悪い塗ったくる物の販売して関連に食品会社もあった有名企業と長く仕事をしていたため研究所のデータを見ること多数あった。知っていながらも売るわけだし、客も薄々は知っていながらでもやめられない。そりゃそうだわ、顔を隠さなければ荷物も受け取れない異常者を生みだしているんだから。
 論理的思考が強い男性に比べ女性は同士の張り合いのほうが強いから間違ったことでも流行る。そうした心理を利用した商売は実に多い。企業側のやり口も知っており、有名企業から胡散臭い会社まで似たようなもので、医師、弁護士、大学教授であれば実績がなかろうとも一般人が勝手に上だと思い込む業種は利用していた。

 そんなことで個人的に知ってることがあり女性を騙すようなことだったからコラーゲンの経口摂取に意味はないと噛み付いてた。同じことは勇敢(無謀?)にも某女医がテレビで語った。それでか知らないが直後にテレビから干された感もしてるだけに、今更ながらだが客のためになることじゃなく、意味があろうとなかろうと、ただ商品を売りつけるための広告主に支配されてるのがテレビだと感じてる。

 某番組が発端か、“家電芸人”なんて呼ばれて製品のことをヨイショしかしない。断片で正しいことを言っても俯瞰して見れば、それは違うだろって言いたくなるのは宣伝マンに過ぎないから。我々に向かってどうこう言う資格がないくせに「1億総評論家」と揶揄してくるテレビ出演者側だが、インターネットによって半分社会主義の一方通行から、言えることが言える社会へと変えてくれたのです。同時に稚拙がガキが多すぎることも露呈されてよかった。

 知らずに「無駄」を掴まされるとか「踊らさせる」というのが大嫌いな私としては、上記で示されたいくつかはサプリメント(健康補助食品)で食べたところで意味はないって研究機関の話は掴んでいたが、既に雑誌で示されてたのを見ると、出るわ、出るわって、カルロス・ゴーンの疑惑かよって言いたくなるほど多かった。2017年以降にも次々と出てきてるんで全てに大いなる疑惑の目を持ってから真実を確かめたい。

 有効性が怪しいって話が世間に伝わると次々と新しいものが登場している。グルコサミンやコンドロイチンはコラーゲンで言われたことと同様で、そのまま体内に吸収されず、誰もがご存じなのにすぐ忘れる「消化」という過程を経てアミノ酸に分解されるわけで、あとは体の中でどう使われるか全くの謎なのである。

 分解されるアミノ酸が小さい単位なのにグルコサミンやコンドロイチンを膝関節(軟骨)などの原材料などとのたまってる広告があり、逆行するかのように、更に桁違いの分子量であるプロテオグリカンなどと言い始めてる。開いた口がふさがらない。だって、それが軟骨の成分だって言うなら「筋肉付けるなら筋肉を喰え」って言ってるのも同然だからさ。言うほうもだが、信じるほうも頭悪すぎだから事業が成り立ってしまう。

 軟骨成分という正しい断片を利用し、喰ったところで軟骨になるとは到底思えない事を思い込ませるのは、宗教や心霊オカルト話の騙しの手法と全く同じではないか。

 効果があるなら効果があるって言えるわけだし、記事にあるよう効能があるなら医薬品に指定できる。勝手に思い込ませるよう、ごちゃごちゃ言ってないで販売会社は歴とした科学的根拠を示せ!

 そういえば昔から「治す(効く)薬なんてない」って言われてませんか。現実は補助、手助けであって、それもままならない程度の代物しか存在してない。西洋医学だって悪い部分を切除することはできても我が身は我が身でしか治せず、SF映画で見るような傷口を塞ぐ技術なんぞいまだに存在しない。

 寿命とか肌の善し悪しとか遺伝が大きく関わっていて、その次が生活環境ではなかろうか。もし医薬品でもないサプリメントでどうにかなるのが存在したらノーベル賞級なんだから簡単に信じちゃだめでしょ。日本より前に薬漬けだったから海外のほうが気づいてるね。

 TV宣伝は客が勝手に事実誤認したんだなんて言える程度じゃなく効能があるよう思い込ませる内容。なんで、そんな宣伝が許されるのか? 番組を装って逃れさせないよう絶対に規制が必要。放送局としては死活問題ってことや法には触れてないから構わないってより、胡散臭い広告を流すようなのは胡散臭い放送局と思われてるほうが大きいところに気づくべきである。

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| emisaki | 2019-04-20 Sat 18:04 | 大衆媒体::広告 宣伝 |