2019-09-21 Sat
東京からJR東海の管轄へSUICAだろうがTOICAだろうがICカードは使えないままだ。JR3社がICカードで連携するってことだったが、これにはオチが付いてた。具体的にはJR東日本~JR東海 と JR東海~JR西日本に またがるICカード「定期券」が使用可能になる暫定的な対応で、さらに定期券の区間を越える「乗り越し」乗車は不可。区間から外れると精算が面倒そうだ。
例として出されているが「沼津→三島→(新幹線)→東京→御茶ノ水」というICカード定期券が可能となった(在来線のみでも可)。乗り越しは不可能による疑問は品川から乗って上野で降りたらどうなるのか? エラーになり改札口で神田~上野の料金を払うのか、単なるICカードとして機能して品川から上野の料金で徴収されるのか?
今回は「定期券」のみの発表であるが、もしTOICAエリアが本当に拡大するのであれば、現状の函南~熱海の大きな障壁が崩れ、熱海から三島とかICカードで乗車できることになる。同駅でのJR東日本とJR東海の壁は残る。今更だが、なぜICカード化する際に既存の全国網の料金システムを持ち込まなかったのか?この場合は分割民営化が仇になったってことだろうな。費用分担
ずっと前から熱海駅、また反対方向で沼津駅や三島駅に行くと垂れ幕なんかで掲げられていた「またがっての利用はできません」は、そのままだが、これには若干の修正が必要になるのかもしれない。三島から見て、函南より東じゃなく、熱海に変更か?
熱海に降りてから三島や沼津に移動する場合に楽になるかも。熱海には関係ないが小田原~沼津とか通ってる人は別にICカードを持たなくて済む。でも俺は磁気式のほうが好き。なぜならICカードは新型改札機でも反応が遅くて減速を余儀なくされるから。ずっと前の話だが銀行のATMもボタン(キーボード)からタッチパネルになって劇遅になったように何が便利になったのか理解不能だ。
小田原から沼津で探ってみたが、なんでニュースになってないんだ?
→ JR東海 > 在来線および新幹線におけるIC定期券のサービス向上について [PDF]
→ JR西日本 > 在来線および新幹線におけるIC定期券のサービス向上について
→ JR東日本 > 在来線および新幹線におけるIC定期券のサービス向上について [PDF]
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