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おとなびWEB早特@JR西日本
山陽新幹線「のぞみ」および特急電車 3割引
山陽新幹線「こだま」 6割引

・おとなび会員限定(JR西日本ネット予約会員 …登録は簡単)
・普通車指定席のみ
・会員本人のみ(個別に会員になれば3名まで同時購入可能)
・購入は乗車日の一ヶ月前10:00から7日前の23:00まで
・現時点での販売期間 2020年6月23日まで、利用期間2020年6月30日まで
・販売数限定
・変更不可(切符受取前は払い戻し手数料を支払って再度購入する必要がある)

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 嫌な感じが漂って「おとなび」ってのを調べてみると予感が的中し、JR東日本で言うところの「大人の休日倶楽部ミドル」だった。ようするに年齢が50歳以上じゃなければ会員になれない。

 JR東日本の「大人の休日倶楽部」をJR西日本では「JR西日本ジパング倶楽部」と言うのは知ってた(男性65歳以上、女性60歳以上対象)。地域が違うのでノーチェックだったが、プレスリリースを遡ってみると2014年12月17日に掲載されており2015年3月14日から利用開始されたようだ。JR西日本の「おとなび」は該当地域に住んでいれば「おとなび会員限定割引きっぷ」は相当なお得感がある。ところが、ほとんどJR東海の区間しか乗らない。

 東京~新大阪は全てJR東海になるが、北陸新幹線は金沢から上越妙高までJR西日本だから東京への往復割引があり金沢から22,000円(富山から20,000円)だった。当然、逆方向(東京発)には使えない。JR東日本では通常、片道指定席14,120円(「かがやき」は全席指定)。「えきねっとトクだ値」を使っても1割引で片道12,700円で「お先にトクだ値」の設定はない。(通常期、消費税8%時点)

 比較すると「おとなびWEB早特」は絶大な効力があり、東京からでも直行せずに立ち寄り旅をするならば、東京→新大阪と移動したのちに新大阪→博多で効力を発揮する。東京から直行するならLCCだが、大阪からだと「おとなびWEB早特」を行使すればピーチもジェットスターも効力を失う。

ピーチ 閑散期 投稿時点平日4,840円(金土日は8,000~12,000円程度)+電車1,100円
新幹線 通常料金 のぞみ指定 15,310円、こだま指定15,000円
新幹線 おとなびWEB早特 のぞみ指定10,720円、おとなびWEB早特 こだま指定6,000円

 通常料金で「こだま」選択は無意味だが「おとなびWEB早特」では違う。新幹線は土日でも料金は変わらないためLCCと料金は逆転する。更に関空まで楽なバスだと電車より高く1,550円もかかる。残る問題は所要時間の差だけで短い順に、

・のぞみ 約2時間半
・飛行機 約3時間(1時間20分+搭乗手続き+大阪から関西国際空港 1時間ちょい)
・こだま 4時間9分~4時間53分(便によって違う)

となるが、割引後の料金は逆順になる。そして2時間程度で4720円の差。飛行機は前後で手間取り劇的に早くならず便数が限られる。どのみち50歳未満なら「おとなび」は使えないとなると、誰でも買える通常の「早特」を選ぶことになり激安になる「こだま」は消えるため土日の料金だと大きな差はなくなった。ならば所要時間をとって「のぞみ」のほうが良くなる。

 ずっと新幹線なら通しで買って途中下車のほうが得策だし、往復なら600km越えて往復割引も適用。見えない疲れが溜まるので夜行バスは除外してる。ほかにあるかと探してみると、前日まで予約可能で片道もOKなのが
→ jtb > 新幹線バリューパック トク得!ひかり・こだま 博多・小倉
新大阪→博多が6,900円(超繁忙期9,500円)と「おとなびWEB早特」より900円高いだけ。プラス500円でグリーン車だが、山陽新幹線は「こだま」にグリーン車はなく1日3便と絵に描いた餅に近い。こだまだと4時間半くらいが、ひかりだと3時間半くらい。切符じゃなく旅行券だから指定区間に乗車など制約付きだ。使えない点として、中間駅を対象としたのがないこと。新大阪を発着とすると博多と小倉しかない。岡山や広島の設定がない。別に何かあるかもしれないが、何もないと中間は割高になる。

ひかり 新大阪→博多 06:03→9:23 / 07:35→10:11 / 20:30→23:51
ひかり 博多→新大阪 06:20→10:13 / 07:39→10:24* / 20:51→23:32
* 10月11・12・14日運転

こだま 博多→新大阪 06:42→11:13 Hello Kitty Shinkansen
こだま 新大阪→博多 11:29→15:38 Hello Kitty Shinkansen


おとなび
ジパング倶楽部




 JR東海EX-ICにしても外出先での変更はスマホなしでは面倒だ。かたくなに使ってこなかったスマートフォンだが、かたくなに i-mode を使わなかったように仕方なく使う日が来るかも。しかしコストパーフォーマンスが悪ければ割引は捨てていい。

 iPhone端末を買って2年使ったとして通信費を含め月額1万円にはなる。それを取り戻すにはJR東海、JR東日本の割引では追いつかない。名古屋に入り浸ってたときくらい最大で年に50万円くらいの交通費だったけど年12万円は取りもどせない。それほど通信費も端末も高く、安くなるなら2年縛りはあったほうがよいのだ。

 固定回線の光ファイバーで月額7千円になってるものの、これをスマホ通信だったと仮定すると一ヶ月で破産に追い込まれる料金になる。動画でも見れば1日で上限に達するかも。○○ペイでいくら還元されようとも別口で大金を出費してるのに気づかないのは消費者側の馬鹿。特に某社なんかが手広い業種にするのも片側で割安に見せかけて別口で儲けるやり口だからな。世間が賢くなってくれないと、とばっちりを受ける。

 出先で予約変更しなければスマホは必要ない。保安上の問題もあるが無料Wi-Fiに接続できる端末だけ持ってればよいのではないか? そのようなサービスでは暗号化通信が必須だから。その程度の操作を複雑化させる意味がわからない。


 「●●便から■■便へ変更」という操作に対し、どれだけのデータ送受信を行うのか? 通信会社の「何ギガでいくら」や通信速度で苦しませているのは「データ量が多すぎるから」だ。初期の頃を知らない素人が参入しすぎたって理由もあるが、プッシュホン電話で可能だったことを、流行という名と利便性という幻想に取り憑かれ、より複雑化させていったのが今のネット社会(ウェブページ制作)である。

 塵も積もれば山となるだが、150KBだった写真をウェブページ向けな圧縮率で再圧縮したら30KBになり見分けはつかない。また、写真じゃなくCGだからGIFかPNGだがJPEGにされててデータ量が何倍にも膨れあがってた。通信会社と結託してるのか!?って疑いたくなる。画像1個の無駄は文章だと長文に匹敵する。過去に戻って考えウェブデザイナーなんて素人の参入が悪の根源かもしれないな。

自分への教訓でもあるが、物事は俯瞰して見なければ見誤る。

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| emisaki | 2019-09-27 Fri 20:54 | 交通::情報・考察・計画 |