2019-10-19 Sat
テレビ東京の旅番組を見てて途中下車できなくなったとの字幕を見て「ええ!」って感じで調べると伊豆急行線区間 24km以上の特例は2019年9月30日で廃止されたようだ。よって当日限り有効で途中下車もできません。テレビ以外ではWikipediaの「途中下車」にて確認。伊豆急の「お知らせ」には何も書いてなかった。消費税10%での料金改定にも書いてない。そもそも「知る人ぞ知る」特例だったが過去にはテレビ番組で何度か伝えてきたことなのに都合が悪いことは告知しないのか?いったいどこで知らせてるんだ!
これからは、当日限り、前途無効が基本と思っておこう。
営業キロ運賃が小田急の3倍なところの救いだったのに。3倍速いなら許すが、むしろ遅いからな。これらの兆しは伊豆縦貫道だろうか?国道135号線は昔から観光シーズンには慢性的渋滞だから箱根みたいにバスのほうが早く着くとはならない。
直近で無人駅化が進んだのはJR伊東線のほうだし、伊豆急は前から小さい駅では有人だか無人だかわかんないし、ICカード対応は今に始まったことじゃない。JRの大都市近郊区間の拡大しすぎとICカード対応で潰された特例は多いけどね。「(24kmを超える乗車券の場合2日間)※往復は2日又は4日」と掲載されていた 「いずタク切符」はページごと削除されていた。
現時点、伊豆急の企画乗車券は全て当日限り。乗り降り自由は「伊豆満喫フリーきっぷ」(伊東駅限定発売、当日限り有効 1,900円)だけだが閑散期限定発売と言ったところだ。これを通年販売するなら24km特例廃止も理解できるが閑散期限定だからな。
伊豆急のFAQにある途中下車の項目を読む限りはJRのルールのみ適用される。よって大都市近郊区間を含まない100km以上の切符を持っていれば途中下車が可能と解釈できるが要確認だ。伊豆急の「ぷらっと伊豆高原割引往復乗車券」は指定駅のみで途中下車が可能。
前から書いてきたよう伊豆急がどんな切符を出そうとも伊東駅で下車する必要があるためJRから乗り継ぎの場合は次の便まで(約30分)無駄になる。国鉄時代にあったのは民営化後に何年かで終了し、東日本大震災の年にJRの伊豆箱根の周遊券(フリーきっぷ)は大部分が販売停止したまま廃止された。分割された範囲で始めたが全国各JRの「周遊きっぷ」も2011年度に大半が終了し2012年度末で完全終了した。関東からの場合は伊豆急行線内乗り降り自由で二日間有効なJR東日本「南伊豆フリー乗車券」がなくなったら全て終わりそうだ。
<追記: 2021年6月30日で「南伊豆フリー乗車券」廃止>
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