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福岡→北海道 高速バス限定の旅からのテレ東、旅番組批評
2019年10月20日19:54-21:54放送 テレビ東京
「激走!福岡→北海道2900km列島縦断!高速バス限定の旅~2019秋~」

 高速バスのみは過去にも放送されてきたがローカル路線バス乗り継ぎ旅とは異なるため制作の意図として辿り着けば良いとはされてない。だから日程が5日間にもなっているので出演者は観光の使命を託されているに決まってるでしょう。

 観光をぶち込む必要があるため路線選択は非常に簡単で過去に失敗したことがない。だが、見ているとイライラさせてくれるのは出演者である。それが想定されていることなのか、仕掛けているか。何年かに1度しか放送しないし大鶴義丹とダンディ坂野ってイメージが強かったので、なんとか「Z」に続き人選ミスかと思う。こう考えてしまうのは番組内容に集中できないことを示している…。

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・以前から移動計画に保険がない 乗れなくなって考えることになる
 (何年も前だから、うろ覚えではあるが)
・「のびしろ」…放送として意味不明 ウザイ以外の何物でもなかった
 (過去のダンディ坂野の映像を見て真似したのだろうが、それが筋違い)
・「乗り換(紀香)」えられる理由が垣間見えた(番組の進行とは関係ないです)
・本州を無駄に移動
 (過去に九州は廻り、寄ってない所へ行けと広い北海道に重点の指示でしょうね)
・完全にナレーションがTBS「王様のブランチ」での視聴率と同じしゃべり方になった
 (いまにも「~の瞬間○○%」とか言いそうだった)
・ナレーションと字幕が多い(主要局でウザイと思うことの真似。仕事してると勘違い)

 高速バスは都市を結ぶため行き先は戸惑わない。ローカル路線バスだと県民を称する書き込みが間違うのも、いかに公共交通を利用してないのかを物語っており、距離と時間感覚が怪しいのは各種番組からも明白となっている。以前、「観光客のほうが知ってる」と聞こえたことがあるが、調べてあるという点ではその通り(無頓着も大勢いると思う)。

 そんな感じで、この番組の醍醐味は辿り着けるかにはない。放送時間の関係からどのように考えていたのか不明だが、行き先の決定には行き当たりばったりな感じしかしなかった。放送されてない部分でかなりの無駄が推測できた。

 この番組って出演者は事前に知識を得ないの?禁止されてるの?電波少年みたいに目隠しで連れてこられたわけじゃないでしょ。某大御所はクイズ番組に出る前に勉強してきたよ。フルフラット!?そんなところ走ってねーよってテレビに向かって突っ込んでしまった。それに旅人として考えると料金が高いため、どうしても早朝に着きたいってことがなければ安宿+新幹線(または飛行機)割引を駆使したほうが楽なほど料金が高いのだ。価格競争のほうが重要なため3列独立だって滅多に走ってない。

 ローカル路線バス乗り継ぎ旅より更に長く5日間以上のスケジュールを押さえられる出演者を探すのは難しいでしょうが、ほかに予算がかからないので出演料はケチらないほうがよろしいかと思う。

 当方が社会問題として扱ってきた流れから捨て置けない部分は自転車移動の部分。自転車通行可の標識または車道が危険の場合にしか歩道の通行は認められないし、可能でも徐行(ノロノロ運転)しかダメだから。ましてや雨でブレーキが利きにくくなってる。被害者に出くわしてないだけ。日本中のバカタレどもが日夜繰り返してる罪だからってやっていいことにはならない。これは法律違反および生命の問題で不謹慎狩りとは違う。


 昨日の『土曜スペシャル「あさこ梨乃真麻 3人で5万円旅」秋の伊豆!熱海~石廊崎』は一泊二日で5万円だから贅沢すぎて、無駄遣いすぎ、上下に金銭感覚がズレまくってた。少しだけ制限がある旅番組ならいくらでもある。大女優とお嬢様を入れたのは失敗ではないか。花田(若花田)、照英、尾崎ナナの時期のほうがよかった。

 テレビ東京の小さなな企画(ニッチ)が成功すると「うちが先にやってた」なんて言う奴が出てくるのだが厳密には番組の趣旨が違ってるし失敗してたから話題にもなってなかった。アイデア(発想)だけ持って行かれて高い予算で作られてしまうからテレ東は次々と新しいのを考えるしかないが打ち止め状態。だからバス旅も「徳光が寝てる」ほうが有名になった。

そこで、迷走が失敗続き。

 輸送トラックのヒッチハイクものは面白くない。気安いと違う態度がデカイとしか感じない“玉筋”を外せば別かな。何年かやってない軽トラ(花田、ドロンズ石本)のが見たい気もしてきた。過去に指摘済みだが固定視聴率で妥協しなかったのが失敗で反対に視聴率を落とす。各局にあるが永遠のマンネリをやめたほうが視聴率を落としてきた。名前は大きく変わらないが、ズームイン朝からSUPERへの二度寝したくなるほど元気激減、更にZIP!での転落、笑っていいともからのバイキングなどなど。

 私は気象予報士の某が裏では毒舌になってた意見と同じで資格がないから原稿通りに伝えるしかできないのに、ハッキリしゃべれない姉ちゃんが天気予報を読むのはいい加減にしろって思うわけ。しかし、ZIP!の改変は「天気予報なんてどーでもいい姉ちゃんが見たいだけ」なニッチ市場を捨てちゃった。そもそも日テレは月~土で歯が浮いたような何をしゃべってるのか聞き取りにくい奴を入れるのが悪く、美人で売るにしても真っ当にしゃべれるのを入れないのが悪い。俺だって学生時代はニュースステーションで大石恵を見れば予報なんてどーでもよかったが、もし聞き苦しいかったら美人でもNOだ。
テレビ東京の朝は子供向けとビジネスでニッチ市場を守ってるな。

 となると旅番組で、どうしても傷を掘り返したくなるのが「いい旅 夢気分」を終了に持ち込んだナレーター変更の大チョンボである。日本の環境だって交通だって変わるわけだし、見る年代が入れ替わってゆくから「いい旅 夢気分」は永遠のマンネリでよかったと思う。タモリも言ってたけど、幼少期から学生時代まで桜の花が咲いてようがどーでもよかったわけだからな。

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| emisaki | 2019-10-20 Sun 22:50 | 大衆媒体::テレビ・映像 |