2019-01-28 Mon
東京都の西方面では東急が有料の指定席車輌を運行させたり電車より時間がかかるのに座れるバスを実証実験なのかやってる。千葉県では既にアクアライン経由での通勤バスが各社で入り乱れてるようにJR東日本も危機感を持ったのでしょう。平日限定!しおさい・わかしお・さざなみが45%割引になる「房総特急えきねっとトクだ値
「渋谷・新宿⇒吉祥寺~高尾」・「渋谷・新宿・池袋⇒大宮」間にN’EX えきねっとトクだ値
が発表されている。
しおさい・わかしお・さざなみにて外房線以外は観光路線と見えなくなった。外房は1日12本(うち安房鴨川が6本)。東京~銚子は1日6本。特に内房線は通勤時間帯のみで東京~君津のみで朝の上り3本、夜の下り5本。特急券買えば座れる以外では快速でも同じだ。えきねっとトクだ値だから事前購入が必要で、普通車グリーン席より格段に融通が利かなくなる。事前にわかってれば東京~君津(81.3km)の指定特急券1250円が45%引きだから690円となり普通車グリーンよりは安い。
料金は毎日のよう使うとなると負担は大きい。東京から見ると君津から先が特急なしでは長いのである。休日にも運行されておらず季節列車で夏にならないと館山まで行く特急は走らないでしょう。そうした理由になるのは千葉県内は単線区間のほうが長い。よって房総半島を南下するほど渋滞がなければ通勤にしても旅行にしても圧倒的にバスが便利になっている。
続いて全席指定でそれほど距離もないのに新幹線並みに料金が高くて国内外から避けられてきた成田エクスプレスの利用を考えついたようだ。郊外まで行く成田エクスプレスも都心部で大部分が降りてしまうため、その後の再利用だな。だから都心部から郊外のみになってる。新宿から高尾なら1時間、新宿から大宮は30分である。はたして新宿・池袋から大宮なんて近場の利用客はいるのだろうか? 逆方向なら朝のラッシュを避けるため利用客はいると思うが既存時刻表の再利用では無理なのだ。そういう点からもJRの後出しジャンケンとしては安直な企画であった。
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