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いつも偉そうなNHKは原子と状態の同列扱いを放置(天文)
2019年12月1日NHK教育「サイエンスZERO」

 前置きとして、いつしか日本人は数えることもできなくなったり、種別と個体を同一視したりした。例は桃太郎の家来として「猿、犬、キジ」なる表現で同列で語るにはキジじゃなく鳥であるが、いつ頃から頭が悪くなったのか。

 番組では「星雲の写真は赤とか青とかくっきり分かれている。放射している原子とかイオンが特定の波長にスペクトル線を出しているから…」と言い出した。解らない人には意味不明だろうし、解ってる人にも何をおっしゃってるのあんたとなる言い方であった。字幕は恥の上塗り。誰が語ろうとも正確を期するのがNHKではなかった。

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 「放射」という言葉にも引っかかるが、超新星爆発にて一点から四方八方に放たれてる意味なら間違ってないので受け流す。だが「原子」と「イオン」は同列の言葉ではない。なぜならイオンとは原子の状態であって物自体ではなく電荷状態を示す。同じよう思い込みでモノのように語られる「プラズマ」も状態にすぎない。

 次にこの分野で、波長はスペクトル(spectrum)であるが、「スペクトル線を出している」のではなく元素ごとに特定の波長を吸収(方向を変える)から結果的に別々の色として見えている。「吸収線」と呼んでおり、それによってどんな元素があるのか知ることができる。簡単にした疑問が「空はなぜ青い」だの「夕焼けはなぜ赤い」だ。

 宇宙テーマで芸術の話だったからでは済まされない。知らないとは思えないが、もし知ってたら、なぜそんな言い方ができるのかが疑問になる。更に若年向けに話すならイオンとかスペクトルなる言葉を使うこと自体が間違ってるからだ。説明が下手すぎ。

 同番組で過去には専門外の奴が出てきていい加減な発言をしてたが、今回は天文学者でしょ。教育放送で語るには酷い言い回しであった。この疑問が何につながるかだが、ほかに語るすべてが信用できなくなることにある。視聴者として知らなければ判断できないし世間一般ほどテレビ、ましてやNHKなら無条件に信じてるから確証を得ようなんてしない。

 イオンやプラズマは企業が無知な客を丸め込むために利用してきた物質の状態な科学用語だ。恥の文化の日本人は「ほげほげホニャララなんとか-」とか言われたら「ちょっと何言ってんのかわかんないんですけどー」とか言い返さないでしょ。企業内でも企業間で訳のわからないカタカナ語が飛び交うのも恥の文化を利用した騙し合いだから「何それ」「知らない」と言えることが防衛としても大事だと思ってる。

 勝手に一人歩きしてしまったマイナスイオンを未だに語るタレントは多い。その言葉は十数年前に科学的根拠のない表現として東京都としては平成13年に製品表示を禁止にした経緯があるよう、波長だとかイオンが正しく伝われないことで社会的影響が出ることに危惧している。

契約しない権利=支払う必要がなくなり見なくなるまで当然言うべき不適切には苦情。
だから法律を盾に搾取するのではなく常識として正常な有料契約放送に変わってください。


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| emisaki | 2019-12-04 Wed 23:10 | 大衆媒体::テレビ・映像 |