2019-12-05 Thu
スタートレックを見てからチャンネルを変えていたら『生きるスキル「“孤立”からのサバイバル」』なんてのやってた。放送局的に素人向けなのは理解しているが、緊急時向けだってのに低級すぎる内容のまま終了には怒り。エレベーターからの脱出方法を知識として知りたいんだよ!
緊急事態の話をしているのに危険だからやめてくださいって、どうでもいい情報しか教えてくれない。本当に知りたいのは極限状態からの脱出である。天井から脱出できるのは古いって話は前々からされてることだが、古いエレベーターはまだ残ってる。横から脱出は2台以上並びで設置されてる最近のものでなければならないし、他のエレベーターが動き、なおかつ専門の救助が来る好都合でなければならない。
そこらで手に入る情報なんてどーでもいい!
救助隊を待て、新しいエレベーターならば非常用品が入ってるかもしれない。ところがだ、上部天井と下部の少し以外はシースルーなエレベーター、見ればわかるが篭の厚みも薄い。いったいどこに非常用品が搭載されてるだろうか?
電力停止、通信断線…緊急連絡が機能したとしても何万件が集中する
地域、日時により、熱射病、または、凍死の危険は十分にある。だからこそ必要なのが自己責任でいいから即座の脱出法なのだ。破壊があっても緊急避難法により免責される。
東日本大震災での津波がわかりやすい。救助なんて待てない人達が大勢いた。逃げても助からない。逃げ方が間違ってるなど、エレベーターに閉じ込められたら緊急ボタンを押し続けて救助を待てなんて話にならん。
地下のエレベーター、大地震で地盤に亀裂、地下水で水位がどんどん上がってくる。周囲で火災がおきてる状況でもいい。それでも救助隊を待てと? あたりめえの情報なんてどーでもいいんだ。
日本エレベーター協会の資料にて、2017年4月1日から2018年3月31日までに東京都で新設されたエレベーターは5577台。保守台数とある登録されてるのは164,984台となっていた。助けを期待する番組制作が大間違いだ。たとえ総数が1万台でも早めの救助なんて期待できない事態を思ってもみないようだ。
番組で提示された内閣府の想定(昼12時の場合)「約17,000人」はエレベーターへの閉じ込め人数だそうだが、例によって政府の甘い想定が見られる。その人数なら東京都における10分の1の台数ごとにたった1人ってことになる。まさか救えない都合で想定を低く見積もってるんじゃないだろうな?
直下型地震、津波、堤防決壊、火災が発生する。助けを待ってろ…馬鹿か!!
ダイハードの一部シーンをアニメにしてたが、そうしないで黙って待ってたら死ぬしかないんだよ。だったらジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)するしかないだろ。死に直面したら何でもやるしかない。そこで生き残れる可能性が高くなる方法を、どうしようもなくなったときとして教えてくれることこそ真の情報である。
NHKスペシャル 体感 首都直下地震「DAY1 あなたを襲う震度7の衝撃」
NHKスペシャル 体感 首都直下地震「DAY2 多発する未知の脅威」
NHKスペシャル 体感 首都直下地震「DAY3 命の瀬戸際 新たな危機」
NHKスペシャル 体感 首都直下地震「DAY4 危機を生きぬくために」
ブラタモリで訳のわからない地層の話するなら、こっちで難しい話をやれってんだ!助けてもらえるって前提がおかしい。 脳天気な奴らへ危機を感じさせる意味では良いが、危機を煽っておきながら、いざ、どうするのか対策では甘い想定を元に更に甘い見解しか示されないならオカルト雑誌と違わない。
視聴率に関係のない所で民放の悪い部分を真似した制作。だからカネ払う意味ねぇーんだよ。
≪ 続きを隠す
そこらで手に入る情報なんてどーでもいい!
救助隊を待て、新しいエレベーターならば非常用品が入ってるかもしれない。ところがだ、上部天井と下部の少し以外はシースルーなエレベーター、見ればわかるが篭の厚みも薄い。いったいどこに非常用品が搭載されてるだろうか?
電力停止、通信断線…緊急連絡が機能したとしても何万件が集中する
地域、日時により、熱射病、または、凍死の危険は十分にある。だからこそ必要なのが自己責任でいいから即座の脱出法なのだ。破壊があっても緊急避難法により免責される。
東日本大震災での津波がわかりやすい。救助なんて待てない人達が大勢いた。逃げても助からない。逃げ方が間違ってるなど、エレベーターに閉じ込められたら緊急ボタンを押し続けて救助を待てなんて話にならん。
地下のエレベーター、大地震で地盤に亀裂、地下水で水位がどんどん上がってくる。周囲で火災がおきてる状況でもいい。それでも救助隊を待てと? あたりめえの情報なんてどーでもいいんだ。
日本エレベーター協会の資料にて、2017年4月1日から2018年3月31日までに東京都で新設されたエレベーターは5577台。保守台数とある登録されてるのは164,984台となっていた。助けを期待する番組制作が大間違いだ。たとえ総数が1万台でも早めの救助なんて期待できない事態を思ってもみないようだ。
番組で提示された内閣府の想定(昼12時の場合)「約17,000人」はエレベーターへの閉じ込め人数だそうだが、例によって政府の甘い想定が見られる。その人数なら東京都における10分の1の台数ごとにたった1人ってことになる。まさか救えない都合で想定を低く見積もってるんじゃないだろうな?
直下型地震、津波、堤防決壊、火災が発生する。助けを待ってろ…馬鹿か!!
ダイハードの一部シーンをアニメにしてたが、そうしないで黙って待ってたら死ぬしかないんだよ。だったらジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)するしかないだろ。死に直面したら何でもやるしかない。そこで生き残れる可能性が高くなる方法を、どうしようもなくなったときとして教えてくれることこそ真の情報である。
NHKスペシャル 体感 首都直下地震「DAY1 あなたを襲う震度7の衝撃」
NHKスペシャル 体感 首都直下地震「DAY2 多発する未知の脅威」
NHKスペシャル 体感 首都直下地震「DAY3 命の瀬戸際 新たな危機」
NHKスペシャル 体感 首都直下地震「DAY4 危機を生きぬくために」
ブラタモリで訳のわからない地層の話するなら、こっちで難しい話をやれってんだ!助けてもらえるって前提がおかしい。 脳天気な奴らへ危機を感じさせる意味では良いが、危機を煽っておきながら、いざ、どうするのか対策では甘い想定を元に更に甘い見解しか示されないならオカルト雑誌と違わない。
視聴率に関係のない所で民放の悪い部分を真似した制作。だからカネ払う意味ねぇーんだよ。
≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-12-05 Thu 23:36 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
先頭へ △