2019-12-23 Mon
愛媛県八幡浜市 (某)果樹園4,580円(税込み。 9月に予約発注)
今年届いた紅まどんな(愛媛果試28号)はヘタの部分が飛び出してるデコポン(不知火)に近い状態なのが多かった。画像検索すると、そういうのもあるみたいだが少数派。注文してきた中では初めて。同じ果樹園がデコポンも栽培してるのは関係あるのか、ないのか?
林檎と柿は過去の経験を利用したので当たってるが、新たな店を開拓しようとした柑橘類は失敗続きだった。予約販売にて買っていたのだが、ほとんどの商品が思ったほどの品質がなく販売開始されてから値下げに転じていた。この果樹園も値下げしてる…。
そもそもが交配種であるので優勢遺伝子、劣性遺伝子など隠れたことも考えられるし、農家によって更なる交配が起きてしまったのか?
今までは移転するまで築地市場で仕入れだから農家は不明。昨年はJAの通信販売にてJA全農えひめを通した品、今回は楽天市場経由で直接注文のため産地確定してる違いがある。
今年は「家庭用」とした商品じゃないのを選び1個あたり2倍となる通常価格に近い。形が揃っているのと、目立ったキズがないなど見た目が綺麗なのでJAや市場を経て小売店で買えば6千円の品でしょう。なのに味には大きな違いがなかった。過去のに比べるとヘタの側と尻側で甘みの度合いが違いすぎた。
値段が高くて年単位でしか情報が蓄積できないのがつらいが、ハズレを引かなければ「家庭用」でよさそう。皮は食べないからキズ付いてても関係ない。別の農園で贈答品にできるかと木製の箱に入った有田ミカンを買ってみたが値段が高いくせに見た目も味も悪かったから二度と買わないと思ったくらいだ。
それに加えて木製は段ポール箱より風通しが悪いのか?到着してからすぐに ダークみきゃん ならぬ ホワイトみかんに変化した。あっと言う間と表現すべきだが、ネット検索するとそう表現すべきカビの繁殖力らしい。毒だから中は大丈夫という問題じゃないので周辺ごと廃棄。
成分の違いなのか皮の強さなのか知らないけど古くは「夏みかん」に「紅まどんな」や「せとか」などでカビの状態になったことがない。すぐカビると言えば小さくて皮がやわらかいやつ。紅まどんなで、もったいなくて放置してたら腐るより前に水分が蒸発してしなびちゃったことはあるが全くカビてなかった。カビないほうが別の意味で怖さがあるから答えが欲しい。
購入経験の統計では○○市場なる通信販売で買うとほとんどが失敗するってことがわかった。そこでJAの通信販売(JAタウン)で昨年にすごく美味しいと感じた「下関越冬甘熟みかん」を発注した。「紅まんどな」「せとか」「デコポン」等で良い品を当てるより温州みかん系のほうが楽だから。
送料込み5016円で買ったが、同じに見えるのを○○市場では7380円(税込み、送料込み)で売ってるのを発見。箱売りの小売店になるとそこまで高くなるが、出所が同じでも高くなるのだ。それを知らずにJAタウンだけ見ると「高けーよ」って思う商品もあるが、ハズレの可能性が他の通信販売を通すのに比べて少ない。だから日常的には1個や1袋から買える通称アンテナショップも悪くはない。
通販業者を使うと出店料や抜かれる手数料が劇的に高いんだろうな。ピンハネ業の暴利に大金だけ掴んで中身が下品な成金社長ばかり目立つのだが、生産者と消費者が苦しむってロクな経済システムじゃねぇー。
JAの通信販売も現地が小売り発送に転じてないところは宅配便との交渉が成り立ってないので我々が荷物を出すのと全く同じ送料になる。今回は安いのを買ったが、紅まどんなだと3kgで6000円くらいも普通。ここに送料が1500円だと言われてたら合計7500円になる。10個入りだとして、某高級フルーツ店やデパートで1個800円ならそっちのほうが確実だろってことになる。送料は固定的なので値段が安い商品ほど重くのしかかってくる。
→ 紅まどんな 規格外(家庭用品質)届く (2018/12/15)
→ 下関越冬甘熟みかん「ひとめぼれ」 米じゃないよ (2019/01/23)
→ JAタウン(農作物 通信販売)
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