サイト内 移動
NEW ENTRIES
Search Box
CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<  2024 - 11  >>


2024 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2023 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
CATEGORIES
ARCHIVES
Status
現在: ゲストモード

非効率的な移動を余儀なくされ断念@南伊豆
 行くことができる日を想定し、いつものよう移動時間を有効に調べてたが、どうにも効率よく移動できない。

 電車すら走ってない半島もあるわけだが伊豆半島より大きい紀伊半島が不便かと言うとそうでもない。都市が点在してることと高速バスの存在など大きさ(距離)に比例するよりかは便利である...


 テレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎ旅Z」が下田出発となったとき関心ない路線まで調べたものを地図に展開したものだが、番組では誰か耳打ちしかたように脱出として完璧なルートを使ってた。電車が使えないとなると松崎~三島を使うのが一番だから。ところが天城峠のほうから修善寺へ行くと特急(路線バス)に乗れない。停車する「出口(バス停の名称)」で乗り換えられるが、そんな必殺技を誰が教えてくれるか。普通は主要駅に向かってしまう。

 テレビのルールには縛られる気もないから電車の駅から行くことを想定している。あらゆる公共交通を使うことを考えるが、戻らないから別の営業所で乗り捨てが可能でなければ自転車は使えない。

 南伊豆まで行くのに三島からバスは当然のこと修善寺すら伊豆半島として北側すぎて松崎までの時間がかかりすぎる。松崎、堂ヶ島へ行くのにも電車で下田まで行ってからバスのほうが早い。


 雲見から南伊豆町の河津桜への路線バスの悲惨な運行ダイヤは変わってない。地図を先に見るわけだから期待してしまうのはバス停の存在。ところがバス停の記載ってのは開店休業でも載るし、同様に住民しか乗れないオンデマンドのコミュニティーバスでも載るから困る。


 問題な雲見温泉(雲見入谷)~伊浜(一丁田)の間のバスは1往復だけ運行されてる。通学、通勤目的と見せかけておいて運行時刻が松崎から10時で戻りが14時頃と学生にも遅すぎ、早すぎる運行なのだ。想定できるのが下田の病院への通い。ところが前の道路は走るから行けるが下田メディカルセンターの敷地内のバス停には入らないから病院目的なら数百メートル歩かせることになる。

 東京駅から始発電車を使って乗り継ぎ、松崎→雲見→下賀茂 →伊豆急下田駅とバスに乗ってるだけなら可能なのだが、途中下車して名所観光するとバスがなくなってしまう。松崎~雲見入谷の運行に比べると伊浜~下賀茂ってのは悲劇的。


 どこの地域もだが車社会にどっぷり浸かってしまってる連中って客の立場がまるでわかってない。大都会のウサギ小屋で自動車を飼うには場所代だけで何万円もかかるのである。そして高齢者の客が多いことを考えると、自家用車で来いとかレンタカー借りろとか言ってくる概念が狂ってる。


 早朝出発で雲見に到着するのは10時半頃。下賀茂へ向かうのに、伊浜は13:20、山道を登った上の天神原は13:16。約6キロを歩くとすると雲見での立ち寄り時間は短くなる。雲見から伊浜へは高低差300メートルの上り下り。天神原へは上りっぱなし。いくら長身の自分でも時速6キロ維持は無理。連れがいれば時計回りにぐるっと下田へ戻ってから向かうことになる。

 道路の危険性という点からは天神原へ向かったほうがいい。雲見入谷から国道136号線沿いには旧道みたいなのがあり、先で国道136号線に合流するが天神原へ向かう山道へ曲がるまで国道沿いは300メートルだけ。伊浜へ向かうには2キロくらい国道沿いを歩くことになる。歩行者通行禁止のトンネルなんかないが、路肩もないに等しい。

  予算と必要性よりも「歩く奴なんか、いねぇー」が地方の基本概念
  東京近郊だろうと田舎となれば歩行者向け警告看板すらないのが普通。

歩道だってぼけっと歩いてらんないってのに田舎の側道なんて危険だらけ。避けるのは保険。雲見からの旧道らしきのは距離を測ると遠回りではない。都会の感覚でいると超危険だから。

 山道を調べると早くは歩けないため2時間弱は必要。ようするに雲見での時間は1時間しかない。そして、山に登ってからの徒歩はキツイ。歩かないようバスで下田周りでも乗り継ぎの関係から1時間以上遅くなる。もし雲見か松崎でバス1本遅らせれば下田で夕方になってしまう。歩いて突破してこその南伊豆町へ14時頃到着。東伊豆は電車があるからともかく、電車がないところでのバスの切れ目ってのはテレビで観てきた通りの悲劇だよな。

ということで計画は頓挫した。
| emisaki | 2018-03-04 Sun 22:45 | 旅・散策と行事::計画・調査 |
コメント