2018-06-08 Fri
梅の実の採取報道で思い出したが、過去にテレビ報道を通じて知ることとなった青梅市でのウメ輪紋ウイルス感染。2009年に感染が確認されたと知ることとなり、BSEや鳥インフルエンザと異なる長年放置とも言える未対応だった。テレビ番組が大きく取り上げたときは被害が拡大して取り返しがつかなくなってた。そこを非難して3、4年は経っただろうか...結局は末期状態となり国による緊急防除対策で全伐採となるまで放置だったわけですから素直に同情するわけにはいかない。放置したも同然が被害(感染)を拡大させたとも言えるからだ。初の感染確認ということで鳥インフルエンザの初期と同じように甘く見ていたのではないだろうか。
公表資料によると、感染確認した木は梅の生産者と個人宅で9割を占めるとなっているが、では問題を大きくしたのは誰なのか? 今後どこかで再発したことを考えると役所は知っておくべきことだろう。「うちの所有物だ、切らせねぇ」なんて奴らが多々いること間違いなし。この点の法整備は?
青梅市によると2016年10月に一部で梅の再植栽が許可されたとのこと。梅の里は2017年8月25日付けが最新で現時点の状況は不明。「梅の里施設整備基本計画」によると見頃に育つまでは苗木を育てて3年、植樹から10年後と計13年はかかるようだ。あえて結果論を突きつけるが、もし初動対応を誤ってなかったらと思うと残念である。
桜に付く虫で伐採することになってるのも全国で多数箇所あり報道されてるため、どうにもお役所仕事ってやつは全く同じ事件じゃないと危機に頭が回らないようだ。対岸の火事と思って気づいたら飛び火して全焼ってことかな。
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| emisaki | 2018-06-08 Fri 19:49 | 生活::暮らしと社会問題 |
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