2018-07-22 Sun
豪雨で広島県から岡山県の山間部の災害が大きかったため、祭りどころじゃない、花火大会などの中止を調べていたところ、中止の流れは見当たらないが三原のやっさ祭りに辿り着いた。同じ、やっさ踊りと言えば何年か前に湯河原町ゆたぽんファイブのお披露目で行っただけで祭り自体を全く気にしてなかったためと、思い込みはイカンと思いつつ、全国的に よさこい が商業利用されているため湯河原町も取り入れたんだろと思ってた。
湯河原温泉観光協会の湯河原やっさまつりの紹介に「實平踊りが起源」なる記述があるため、それが何か調べようにもネット上では實平踊りの何にも辿り着くことはできなかった。そこで人物のほう「土肥次郎實平」で検索すると、その湯河原温泉観光協会が記載したコピペばかり検索され元の文献などは見つからず、Wikipediaには「土肥實平」として掲載されていた。そっちが示す参考文献からすると「説」ばかりであって各地に派遣されているため関係性は見えない。湯河原町の役場の歴史でも見えず資料館にでも行く必要があるのかもしれないが、こうなると湯河原温泉観光協会が正当性の記録を開示してくれないと困る。
これは、なんだか近代に始めたカネの匂いがしてきたぞと思うのも、歴史上の有名人が立ち寄った地域が、その程度に関わらず利用しているのが実に多いことかと。例えば坂本龍馬なんて代表で、語るべき地域もあれば、それがどうしたと言いたくなる立ち寄った程度の地域もある。いかにも日本人的かはタレント来たってサイン色紙や写真掲載してる店みたいなもので、立ち寄ったのと店の評価は別問題である。都合良く解釈して観光利用するのは全国的に見られる傾向だから。
現に三原やっさ祭りの起源で湯河原町の話は一切でてこない。各地に飛び火した よさこい と同じように全国にあると「湯河原やっさ、池袋やっさ、竹原やっさ等」とだけである。800年以上前でもあり土肥實平という人の記録とやらに年代的矛盾が見られるわけで、広島に派遣された時期があるからと言っても三原やっさ踊りと380年もの開きがある。「説」とやらで一つが正しいと考えると別の説とやらの大きな事すら嘘(間違え)となってしまう。湯河原としては客寄せのために都合がよい歴史が欲しいという願望ではないのかと全国的に見られる何でも取り入れたり傾向から思うのであった。そもそもクリスマスを代表にキリがないほど日本人自体がそう事が大好きな人種だから。
→ 三原やっさ祭り > やっさを知る (参考資料)
| emisaki | 2018-07-22 Sun 21:40 | 催し::情報・計画・考察 |
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