2018-08-26 Sun
適用条件と値段をよく調べないと罠に落ちることがある。前投稿に関連して鳥取に関しては割引切符「京阪神往復割引きっぷ」を見つけたが、ありがちな方向性が決められたもので鳥取を発駅として三ノ宮、大阪、京都と往復する切符だった。京阪神からは「山陰めぐりパス」があるので値段的にも必要性はなかった。
似たような状況は先に出くわしており、JR東海で紀伊勝浦・新宮へを調べた際に「南紀往復割引きっぷ」と「南紀・熊野古道フリーきっぷ」があった。名古屋からの場合は選択肢が一つなのだが、条件を合わせて考えるため津から紀伊勝浦とした場合、「南紀往復割引きっぷ」は9,240円、「南紀・熊野古道フリーきっぷ」(津 → 亀山駅~多気駅間から)9,260円だったから「何の意味が?」って思ってしまうわけ。
だがこれも方向性に意味があった。「南紀・熊野古道フリーきっぷ」は熊野への観光切符なので都市部からの切符しかない。「南紀往復割引きっぷ」は双方向が用意されている。値段を比べたように都市部発着として使うと意味がない。都市部へ出かけるためのものであるが、ならば津で終わってるところが残念である。
「南紀往復割引きっぷ」はフリー区間がなくバスも含まれてないから都市圏から使う場合には実質的に値段が高い。そして途中下車も不可で前途無効となる。何か利点があるのかと探ったが有効期間が4日間と1日長いくらいしか見当たらなかった。特急電車で往復するだけでお得にはなっている。
私も見落としがあって、
> ご乗車後、車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、
> 普通車指定席にご乗車になれます
なんて書いてあった。前回、紀伊勝浦で乗り換えに時間がなく指定席を取ることができないまま特急電車に飛び乗ったので自由席だった。オチとしては何の問題もなく自由席もガラガラだった。特例は指定席の権利を持っているからで、自由席特急券所持者には適用されないだろう。
| emisaki | 2018-08-26 Sun 19:52 | 交通::情報・考察・計画 |
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