2018-09-29 Sat
秋になって全国的に飲食イベントが増えるため過去の反応を再調査してる。以前からメシを食うだけじゃ入れないと思っていたのが毎年1月に東京ドームで行われてるイベントであった。もし提供品の質が高いと言われても東京には選択肢がいくらでもあるわけで、その話は地方でしか通用しない。各地の祭りの一端を感じるために「食い」にではなく「観に」行かないと意味がないのである。会社帰りとか昼とか考えると、ちょっと入れない。夕方からイブニングチケットがあってもメシ食うだけでは割に合わない。
現地へ行かなくても食べられる利点はある。物産展ではないから持ち帰り商品がないか、ほとんどない。品質が高くてもコストパーフォーマンスが非常に高くなる。そうなる理由としては、地元と客に関係のないイベント開催業が企画していることに問題がある。開催運営費は必要であるが、余計な分がありすぎるのである。
飲食イベントA 平日400~500円、土休日700~800円 大都市の駅からの交通費 640円
飲食イベントB 平日550~650円、土休日650~750円 大都市の駅からの交通費470~640円
これなら見世物があるイベントのほうが割安だと感じられる。
昨年、出展者からお金を集めておいて開催できず事件化したことがあったが、客として入場料を払っておきながら、でてくるものが割高に感じられるのはイベント開催業者が双方からカネを取るからである。出店料に加えて、入場料も取る。マル暴だってそんなことはしない。かねてより思ってきたが、入場料を出店する費用(補助)に回すよう機能的に計画してるなら理解できるが、現実は出店者が経費を払い、客は入場料と、全てはイベント業者の儲けのため踊らされている。
だから、ある種の観光展示会に硬貨どころか日本銀行券を出してまで宣伝を受けには行かない。
似たような問題点はネット上の商店街にもあり足下を見た商売の嫌な匂いがプンプンしてきた。だから組合、連合で自主的に動くべきだと思ってきたのに、それほどの繋がりがないか、団体に司令塔(ブレイン)がいないのが、不可能であるおおかたの理由だと感じた。ここに付け込まれて前記のように、詐欺まがいの業者が出てきたり、開催してても出店と客の双方に利点が少ないイベントになってしまう。
大都市の中心から少し離れた住宅地で開催すると、そこそこ客がいるってことが問題視されることから逃れているのではないか。だから地方だと入場料が安くても有料ってことで怒りが噴出するのである。それで無料だと開催業者がタイアップを狙うため、更に辺鄙な場所で自家用車でないと不便と、悪い方への相乗効果となってしまう。ネット上での賛否は一部でしかなく、言葉は悪いがサイレントクレーマー(※クレーム自体が和製英語)と言われてる「何も語らずしてNO」を突きつけてる実態を知る必要がある。それができないため私は参加者の意見を可能な限り集めて判断するようにしてきた。
| emisaki | 2018-09-29 Sat 10:46 | 催し::情報・計画・考察 |
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