2018-10-07 Sun
ドライブレコーダーのテレビCMから、まだ私が社会的にガキんちょの頃で親が保証人で高い買い物をしたのに、なんだかんだと丸め込まれたというか騙されたのを思い出した。国内品扱いだとして買ったのに輸入品だったから国内サポートが全く受けられず、アップグレードさえ不可能だった。Apple Macintosh用の拡張カードなのだが買値で62万円! そもそも当時のMacintoshの値段は小型で数十万円、タワー型で100~200万円、周辺機器セットで高級車価格同然という時代。その後のビデオ編集用の拡張カードは本体より高かった。騙され話だが、Macを扱う店が増え出して見限ってから似たような被害者に出会い、自転車操業どころか、もっと酷くて客から資金を先に集めないと商品を仕入れることができなくなっていたのだと。だから支払ってから下手すると3~4ヶ月後にもなってた。当時のネット上の書き込みにて過去がわかってきて、「当初から客から資金を調達しないと品物が入らない状態だったがマンションの一室営業から移転して家賃は何倍かに膨れあがっても、それだけの売り上げは得られず資金繰りが更に悪くなったのではないか」とのことだった。ほかにもB級や再生品(refurbish リファービッシュ品)を客に告知なく安いかのように販売していた疑惑があった。世間が Mac を知る頃になるとアップル社は直販に切り替えたため忘れた頃に確認したら会社ごとなくなってた。
この経験が私を「石橋を叩いて渡る」にしたのかもしれないし、悪への恨みを増大させることになったであろう。だが、企業取引となると相手の資産まで調査するには不可能なところがあり、調査可能な部分だけでもお金がかかるため、何千万、何億の仕事をしてるんじゃないから、例えば旅行会社が潰れたり、成人式の着物レンタルで何十万円を払うことになっても誰が会社の財務調査なんてするんだろうか。事実上、やらない/できないから被害者が出たのだろ。
そんなことで報酬の未払いを喰らうことになったわけだが、常習犯は横の繋がりは断とうとする。後になってわかるが被害者は各所にいた。商品仕入れではないが方法としては「取り込み詐欺」と同じである。最初に何度か支払うが、突然支払いが遅れ、誤魔化しの払う意思を示し、仕事をさせた上で悪党なのが払う必要ないと言い出す。そして次の相手に仕事させる。後で見つけた被害者の誰もが泣き寝入りを選択して協力してくれず、弁護士に相談するも詐欺の立証が難しく、裁判で勝っても取り立ても不可能なら弁護士の着手金が更に損するだけだろうと (たいがいの弁護士ならこんなことは言わずに依頼は受けるのだが、そういう金の亡者じゃない人を頼った)。このような経験から悪党にやさしい社会を嫌って非力でも変えたいと思ってきた。でも私は悪党に対しては無慈悲、ハムラビ法典でいいと思ってるから全く政治家向きではない。
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