2019-05-14 Tue
ある投稿を読んでいて思い知らされた。山田花子ならば名字「山田」名前「花子」 これが日本の制度であるが固定概念でもある。“ジェームズ タイベリアス カーク” 名前、名字、ええと・・・記入欄がねぇーぞ!日本にはミドルネームという概念がない。更にコンピューター上では小さな親切、大きなお世話が入力を阻んでいるようで「ジェームズ タイベリアス」または「ジェームズ・タイベリアス」としようにも入力できないことが多いそうだ。空白や記号入力を許さないよう作られてる。
コンピューター上で空白を認めてしまうと見えない違いが生じて「田中」と「田中 」の違いに気づけない。この対応は前後には空白やタブを許さないようにすればよいだけだ。「田 中」への対策は前後が漢字。外国人と入力を分ける方法もあるし頭を使えば両立できる。記号とか句読点を含める訳のわからない芸能人キラキラネームなんてのは知ったこっちゃねぇ。
それで昔を思い出した。コンピューター ソフトのプログラミングで、どこを見ても構文が間違ってないのに @(アットマーク)がどうのとエラーが出る。そこで尋ねたら先輩は知っていた。「全角スペースを探せ」と。シフトJISコードで全角スペースは 0x8140、半角で考えると 0x81, 0x40 で 0x40 は"@"なのだ。
| emisaki | 2019-05-14 Tue 06:57 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-05-11 Sat
2年ほど前から出所不詳の情報は目にしていたが確定したのが昨年の公式発表だった。そしてスーパービュー踊り子の引退も発表されていたが、大型連休明けにスーパービュー踊り子に替わる車両デザインと名称を発表した。スーパービュー踊り子と新型サフィールは似て非なるものであり、そこからJR東日本が伊豆方面をどう考えているのかが見えてきた。もちろん推論でしかないが、企業が不利益なことをするはずがないので読みやすい。
【東京近郊の優先度】
JR東日本の経営判断を見てきて、東海道線から伊豆は観光路線としてはあるが通勤路線としては飽和して延びが無く、東京から放射状に考えると中央線、東北や高崎、常磐線と比べて最も後回しされる。
どう考えても東海道線のほうが上だと思うが特急車両的には房総半島のほうが10年単位で先だった。房総半島へは昔に比べると既に特急の本数は激減しており、JR東日本だけで決められるところが強いかもしれない。
「あずさ」「ひたち」「さざなみ」とか乗ってきて、現状の古い「踊り子」は特に体が大きい私は同じ特急料金を払いたくなかった。新幹線などのグリーン車のフットレストの邪魔者よりも酷く脚のやり場に困る構造なのだ。
今の熱海市長が長時間乗っても疲れないならば私も大丈夫だが、そんなわけがない。
座席がLCCなのに高いカネを取られる。いやなら、もっとクソ高いカネを払えときたもんだ。
灰皿を取り去った跡や栓抜きが残ってたりするほど古くボロボロな踊り子185系は中央線なんかを走ってたE257系“お下がり”車両に替わるはずなんだが改装とかが終わってないのだろうか? お下がりってことは設備がどうなるのか? たぶん伊豆を走らせるならグリーン車が増量されそうだ。
いままでの特急踊り子車両が古すぎたからかは知らないが「スーパービュー踊り子」、「成田エクスプレス」と同じ型の「マリンエクスプレス踊り子」など観光路線車両のみ新しいのが投入。近年には日本中で真似事が始まった車内で食事が付いた観光専用として「伊豆クレイル」や「ザ・ロイヤルエクスプレス」が投入され、景観がよい場所で停車し普通電車に追い抜かれるように早く移動する電車ではなくなった。
交通は単なる移動手段と考えてるだけに意味不明な値上がりについては拒絶反応が起きる。
【運送能力の減少】
スーパービュー踊り子が全て引退で、今回発表された2020年春から運行予定「サフィール踊り子」の発表を読んで即座に見えたことがあった。現行も含めた車両の定員を列記すると、
・特急 踊り子 185系 10両編成 定員600名
・スーパービュー踊り子 251系 10両編成 定員487名
・マリンエクスプレス 259系 8両編成 定員290名
・サフィール踊り子 E261系 8両編成 定員164名
・中央線 E257系 11両編成 定員678名(E353系の導入で特急 踊り子へ転用予定)
※ 定員は資料から足し算で算出したものあり編成によって異なる
特に見るべきは「スーパービュー踊り子」から「サフィール踊り子」へ劇的な定員の減少であり、それもそのはず「サフィール踊り子」は全車両がグリーン席と、とんでもねぇ事態となった。
いままでも「スーパービュー踊り子は成田エクスプレスと共に新幹線並みでクソ高い。熱海まで新幹線で熱海からリゾート21のほうがマシ」だとブツブツと言ってきただけに訳がわからん。もちろん金額だけ比べたら新幹線のほうが高いが、運行本数および所要時間が違う。その当たりを勘案して割に合わないという意味。
鉄ヲタくんの資料にるとスーパービュー踊り子は4編成(40両)、それがサフィール踊り子2編成(16両)へ差し替わる。2編成を通常の踊り子にしたとしても、定員は差し引き400人くらい減る。2編成では走るにしても制約が大きい。
そこを全席グリーン車でカバーしようにも400人分もカバーしきれないが、そう考えるのは繁忙期だけの話であって、閑散期に客が乗ってないとすれば通常の特急踊り子を減らし、乗る人数だけがその高い料金の「サフィール踊り子」へ乗せる経営戦略だと思う。二極分化であり、人口減少しても収益は維持しようとの考えであろう。定員を減らしていいならば、
『乗客が減ってるとしか考えられない』
<平成から激変した団体から個人旅行。そして都心部ほど自家用車離れ>
熱海のV字回復から客層の変化まで伝えられたが、それよりずっと前から実体験として解ってたのが、大人数から少人数、そして交通網の変化から宿泊地から日帰り観光地への変化だった。伊豆となると神奈川、東京からでは宿泊地だと思わなくなっており、宿泊客を含めるならば路線を延ばして客を呼ぶ必要が出た。ところが電車路線は在来線の上野東京ラインでは繋がって、特急では東京駅や新宿駅で分断された。最大の観光シーズンにだけ新宿発着が大宮に延びるくらい利用客がいなくなったわけだ。
若年層が神奈川県や東京都市部から熱海へ行くならば特急も新幹線も使わないでしょうから特急の客は増えてないってことJR東日本は数字でわかってるのかもしれない。そして、休日になるとドル箱になる普通車グリーンは遠距離になるほどお得だ。しかも新幹線や特急なら東京駅で分断されるが、普通車グリーンで土休日ならば宇都宮から熱海と4時間くらい乗ってもプラス780円(Suica事前料金)でしかない。新幹線を乗り継ぐと特急券だけで5千円程度になる。片方が特急でも東京近郊は乗り継ぎ割引は適用外。
スーパービュー踊り子がクソ高いと言ってる理由だが、下田や河津からすれば文句も減少するが、熱海~東京って見ると、たったの10円しか違わない。新幹線の指定席特急券が2250円で、スーパービュー踊り子が2240円(全席指定)、通常の特急踊り子の場合は1860円。「こだま」はほぼ座れるので自由席でもいいから1,730円、踊り子の自由席は1,340円。これらの条件から新幹線だと言ってきた。割に合わないというデータを提示しているだけで、後は乗り換えたくないなど個人が決めることだ。
当方としても東京~熱海の特急は時間に迫られたときは仕方なく使うが、それ以外で使ったのはJR東日本の割引券を使ってるから東海道新幹線は乗れないって理由しかない。
客として昔からデメリットだと思ってるのが熱海~伊東の所属である。下田まで全部JR東日本か、熱海~伊東も伊豆急のほうが話が早いのである。静岡方面から来る場合、JR東海→JR東日本→伊豆急と絡んでしまって割引券の発行がしにくいし、東京からでも新幹線を使えば同じだ。
しかし、そこを勘ぐると怖いのが伊豆急が秋田新幹線(田沢湖線)みたいになること。それは普通電車がほとんど走らなくなることだ。旅人として考えると新幹線が通ってる秘境「卑怯」駅となり途中下車はお金がかさむだけで、そうなると途中駅は死んだも同然なのである。
金額にすればよくわかり、盛岡から秋田までを比較すると、直行で特急料金は2350円、角館と大曲で下車をすると合計4670円と倍増してしまう。秋田新幹線は全席指定だから閑散期はスカスカだから自由席とケチれないのだ。何時間も普通電車を待つしかないのは時間的損失、何か足元を見られた感じがする。特に盛岡~大曲で、大曲から秋田は普通電車が1時間に1本になる。高速バスもない。
伊豆半島も高速バスが運行できる高速道路はないに等しい。通じたって喜んでるのはローカル高速道路、感覚としては単なる有料道路である。だから大型観光バスが堂々と走れる道ではない。長めの有料道路は中伊豆で。東伊豆の国道135号線、西伊豆の国道136号となれば私が小さい頃からたいして変わってない。中伊豆の修善寺のちょっと先まで伊豆縦貫道が通じただけ。
<宣伝したように思えない>
伊豆は大人の休日倶楽部のCMに、おんぶに抱っこだ。
乗用車において移動しやすくなったのが近代では東京湾アクアライン、近年には圏央道の開通。宿泊客の狙いどころは既に東京から遠方へ移ってる。反対方向では北関東の観光地が電車や道路の開通によって宣伝活動をしてきたが、伊豆半島においては静岡県西部、関東北部での宣伝をしてるの聞いたことがない。過去に、マリにゃん、みしまるくん、ぺるりんが埼玉県羽生(世界キャラクターさみっと)で宣伝してたが、あとは大宮が限界ではなかろうか。高速道路のサービスエリアにおいても近場じゃ意味が薄い。
ゆるキャラ=宣伝マンの予定を調べてることで各地の宣伝の動きが見えてくる。
静岡県三分割の性格で「伊豆餓死」とは良く言ったもので、静岡デスティネーションキャンペーンだって言うのに「引き籠もり」も同然である。まとまったのは4月の伊豆産直市くらいで、他は小規模に個別展開だが下田も黒船祭があるからでしょう。
おおかたは「釣った魚にエサをやってる」。
【スーパービュー踊り子は古くないのに、なぜ引退?】
当時にブログにも書いたが、目の前で手こずっていた車椅子の手伝いをしたことでスーパービュー踊り子車両は一般的な車椅子も入れないことがわかった。二階建て車両では狭い階段があって当然だが、一般車両でも先細りのよう詰まってしまって通れなかったのでドア近くの人が座席の場所を換わってくれた。
スーパービュー踊り子はバリアフリー法に適さないから引退なのか?
そうなると伊豆へ転用されるE257系も段差がある部分は改造されるはず。立場が違うとおぼえてないもので段差なんてあったっけと考えこんでしまうが、あったんだよね。ドアから通路は平坦でも座席部分だけ段差が付いてる特急車両もあるが、健常者でもつまずきやすいのでやめて欲しいと思ってる。
車内を高くするなら傾斜にしろと。もしくは特定車両のみバリアフリーでもよかろうと思ったのだが、足が不自由だとか車椅子だとかは切符の購入時に宣言しろって思う。利用客もだが、JRとしてその手の事前対応をしておくのも筋ではないか。
スーパービュー踊り子を普通の踊り子に格下げ改装をすれば良いと思ったが、修善寺への分離とか、他の路線で先行しているSUICA特急券への対応が画策されているのだろうか?
現状では朝夕を避けて日中しか運行してないから考えにくい。先日に扱った件だが、定期券(乗車券)を持っていれば特急の自由席と新幹線の自由席回数券は同価なのだから特急なんて使わないよ。新幹線だと新横浜、小田原、熱海、三島と停車駅が限られるが、湘南ライナーだって西武線なんかより高いんだから。
<戯れ言>
碧玉、英語でsapphire(サファイアー)のフランス語 Saphir だが、早速、世界中の協力者の元にある単語発音を集めたサイトにて聞いてみるとサフィールとは聞こえない。昔からある典型的な「R=る」としてしまう日本語読みだな。その前に英語の段階で「サフィーレ」にされなかったのが救いだが「サファイアー」じゃなく「サファイヤ」って何だよって思った。
ネイティブ発音集は便利でドイツ語で「ドクトル」なんて聞こえないと思った一方で、コーヒー屋の「ドトール(doutor)」はポルトガル語でドトールと聞こえた。そんな感じで21世紀もそこそこ進んだが“エネルギー”問題は解消されそうにない。
≪ 続きを隠す
JR東日本の経営判断を見てきて、東海道線から伊豆は観光路線としてはあるが通勤路線としては飽和して延びが無く、東京から放射状に考えると中央線、東北や高崎、常磐線と比べて最も後回しされる。
どう考えても東海道線のほうが上だと思うが特急車両的には房総半島のほうが10年単位で先だった。房総半島へは昔に比べると既に特急の本数は激減しており、JR東日本だけで決められるところが強いかもしれない。
「あずさ」「ひたち」「さざなみ」とか乗ってきて、現状の古い「踊り子」は特に体が大きい私は同じ特急料金を払いたくなかった。新幹線などのグリーン車のフットレストの邪魔者よりも酷く脚のやり場に困る構造なのだ。
今の熱海市長が長時間乗っても疲れないならば私も大丈夫だが、そんなわけがない。
座席がLCCなのに高いカネを取られる。いやなら、もっとクソ高いカネを払えときたもんだ。
灰皿を取り去った跡や栓抜きが残ってたりするほど古くボロボロな踊り子185系は中央線なんかを走ってたE257系“お下がり”車両に替わるはずなんだが改装とかが終わってないのだろうか? お下がりってことは設備がどうなるのか? たぶん伊豆を走らせるならグリーン車が増量されそうだ。
いままでの特急踊り子車両が古すぎたからかは知らないが「スーパービュー踊り子」、「成田エクスプレス」と同じ型の「マリンエクスプレス踊り子」など観光路線車両のみ新しいのが投入。近年には日本中で真似事が始まった車内で食事が付いた観光専用として「伊豆クレイル」や「ザ・ロイヤルエクスプレス」が投入され、景観がよい場所で停車し普通電車に追い抜かれるように早く移動する電車ではなくなった。
交通は単なる移動手段と考えてるだけに意味不明な値上がりについては拒絶反応が起きる。
【運送能力の減少】
スーパービュー踊り子が全て引退で、今回発表された2020年春から運行予定「サフィール踊り子」の発表を読んで即座に見えたことがあった。現行も含めた車両の定員を列記すると、
・特急 踊り子 185系 10両編成 定員600名
・スーパービュー踊り子 251系 10両編成 定員487名
・マリンエクスプレス 259系 8両編成 定員290名
・サフィール踊り子 E261系 8両編成 定員164名
・中央線 E257系 11両編成 定員678名(E353系の導入で特急 踊り子へ転用予定)
※ 定員は資料から足し算で算出したものあり編成によって異なる
特に見るべきは「スーパービュー踊り子」から「サフィール踊り子」へ劇的な定員の減少であり、それもそのはず「サフィール踊り子」は全車両がグリーン席と、とんでもねぇ事態となった。
いままでも「スーパービュー踊り子は成田エクスプレスと共に新幹線並みでクソ高い。熱海まで新幹線で熱海からリゾート21のほうがマシ」だとブツブツと言ってきただけに訳がわからん。もちろん金額だけ比べたら新幹線のほうが高いが、運行本数および所要時間が違う。その当たりを勘案して割に合わないという意味。
鉄ヲタくんの資料にるとスーパービュー踊り子は4編成(40両)、それがサフィール踊り子2編成(16両)へ差し替わる。2編成を通常の踊り子にしたとしても、定員は差し引き400人くらい減る。2編成では走るにしても制約が大きい。
そこを全席グリーン車でカバーしようにも400人分もカバーしきれないが、そう考えるのは繁忙期だけの話であって、閑散期に客が乗ってないとすれば通常の特急踊り子を減らし、乗る人数だけがその高い料金の「サフィール踊り子」へ乗せる経営戦略だと思う。二極分化であり、人口減少しても収益は維持しようとの考えであろう。定員を減らしていいならば、
『乗客が減ってるとしか考えられない』
<平成から激変した団体から個人旅行。そして都心部ほど自家用車離れ>
熱海のV字回復から客層の変化まで伝えられたが、それよりずっと前から実体験として解ってたのが、大人数から少人数、そして交通網の変化から宿泊地から日帰り観光地への変化だった。伊豆となると神奈川、東京からでは宿泊地だと思わなくなっており、宿泊客を含めるならば路線を延ばして客を呼ぶ必要が出た。ところが電車路線は在来線の上野東京ラインでは繋がって、特急では東京駅や新宿駅で分断された。最大の観光シーズンにだけ新宿発着が大宮に延びるくらい利用客がいなくなったわけだ。
若年層が神奈川県や東京都市部から熱海へ行くならば特急も新幹線も使わないでしょうから特急の客は増えてないってことJR東日本は数字でわかってるのかもしれない。そして、休日になるとドル箱になる普通車グリーンは遠距離になるほどお得だ。しかも新幹線や特急なら東京駅で分断されるが、普通車グリーンで土休日ならば宇都宮から熱海と4時間くらい乗ってもプラス780円(Suica事前料金)でしかない。新幹線を乗り継ぐと特急券だけで5千円程度になる。片方が特急でも東京近郊は乗り継ぎ割引は適用外。
スーパービュー踊り子がクソ高いと言ってる理由だが、下田や河津からすれば文句も減少するが、熱海~東京って見ると、たったの10円しか違わない。新幹線の指定席特急券が2250円で、スーパービュー踊り子が2240円(全席指定)、通常の特急踊り子の場合は1860円。「こだま」はほぼ座れるので自由席でもいいから1,730円、踊り子の自由席は1,340円。これらの条件から新幹線だと言ってきた。割に合わないというデータを提示しているだけで、後は乗り換えたくないなど個人が決めることだ。
当方としても東京~熱海の特急は時間に迫られたときは仕方なく使うが、それ以外で使ったのはJR東日本の割引券を使ってるから東海道新幹線は乗れないって理由しかない。
客として昔からデメリットだと思ってるのが熱海~伊東の所属である。下田まで全部JR東日本か、熱海~伊東も伊豆急のほうが話が早いのである。静岡方面から来る場合、JR東海→JR東日本→伊豆急と絡んでしまって割引券の発行がしにくいし、東京からでも新幹線を使えば同じだ。
しかし、そこを勘ぐると怖いのが伊豆急が秋田新幹線(田沢湖線)みたいになること。それは普通電車がほとんど走らなくなることだ。旅人として考えると新幹線が通ってる秘境「卑怯」駅となり途中下車はお金がかさむだけで、そうなると途中駅は死んだも同然なのである。
金額にすればよくわかり、盛岡から秋田までを比較すると、直行で特急料金は2350円、角館と大曲で下車をすると合計4670円と倍増してしまう。秋田新幹線は全席指定だから閑散期はスカスカだから自由席とケチれないのだ。何時間も普通電車を待つしかないのは時間的損失、何か足元を見られた感じがする。特に盛岡~大曲で、大曲から秋田は普通電車が1時間に1本になる。高速バスもない。
伊豆半島も高速バスが運行できる高速道路はないに等しい。通じたって喜んでるのはローカル高速道路、感覚としては単なる有料道路である。だから大型観光バスが堂々と走れる道ではない。長めの有料道路は中伊豆で。東伊豆の国道135号線、西伊豆の国道136号となれば私が小さい頃からたいして変わってない。中伊豆の修善寺のちょっと先まで伊豆縦貫道が通じただけ。
<宣伝したように思えない>
伊豆は大人の休日倶楽部のCMに、おんぶに抱っこだ。
乗用車において移動しやすくなったのが近代では東京湾アクアライン、近年には圏央道の開通。宿泊客の狙いどころは既に東京から遠方へ移ってる。反対方向では北関東の観光地が電車や道路の開通によって宣伝活動をしてきたが、伊豆半島においては静岡県西部、関東北部での宣伝をしてるの聞いたことがない。過去に、マリにゃん、みしまるくん、ぺるりんが埼玉県羽生(世界キャラクターさみっと)で宣伝してたが、あとは大宮が限界ではなかろうか。高速道路のサービスエリアにおいても近場じゃ意味が薄い。
ゆるキャラ=宣伝マンの予定を調べてることで各地の宣伝の動きが見えてくる。
静岡県三分割の性格で「伊豆餓死」とは良く言ったもので、静岡デスティネーションキャンペーンだって言うのに「引き籠もり」も同然である。まとまったのは4月の伊豆産直市くらいで、他は小規模に個別展開だが下田も黒船祭があるからでしょう。
おおかたは「釣った魚にエサをやってる」。
【スーパービュー踊り子は古くないのに、なぜ引退?】
当時にブログにも書いたが、目の前で手こずっていた車椅子の手伝いをしたことでスーパービュー踊り子車両は一般的な車椅子も入れないことがわかった。二階建て車両では狭い階段があって当然だが、一般車両でも先細りのよう詰まってしまって通れなかったのでドア近くの人が座席の場所を換わってくれた。
スーパービュー踊り子はバリアフリー法に適さないから引退なのか?
そうなると伊豆へ転用されるE257系も段差がある部分は改造されるはず。立場が違うとおぼえてないもので段差なんてあったっけと考えこんでしまうが、あったんだよね。ドアから通路は平坦でも座席部分だけ段差が付いてる特急車両もあるが、健常者でもつまずきやすいのでやめて欲しいと思ってる。
車内を高くするなら傾斜にしろと。もしくは特定車両のみバリアフリーでもよかろうと思ったのだが、足が不自由だとか車椅子だとかは切符の購入時に宣言しろって思う。利用客もだが、JRとしてその手の事前対応をしておくのも筋ではないか。
スーパービュー踊り子を普通の踊り子に格下げ改装をすれば良いと思ったが、修善寺への分離とか、他の路線で先行しているSUICA特急券への対応が画策されているのだろうか?
現状では朝夕を避けて日中しか運行してないから考えにくい。先日に扱った件だが、定期券(乗車券)を持っていれば特急の自由席と新幹線の自由席回数券は同価なのだから特急なんて使わないよ。新幹線だと新横浜、小田原、熱海、三島と停車駅が限られるが、湘南ライナーだって西武線なんかより高いんだから。
<戯れ言>
碧玉、英語でsapphire(サファイアー)のフランス語 Saphir だが、早速、世界中の協力者の元にある単語発音を集めたサイトにて聞いてみるとサフィールとは聞こえない。昔からある典型的な「R=る」としてしまう日本語読みだな。その前に英語の段階で「サフィーレ」にされなかったのが救いだが「サファイアー」じゃなく「サファイヤ」って何だよって思った。
ネイティブ発音集は便利でドイツ語で「ドクトル」なんて聞こえないと思った一方で、コーヒー屋の「ドトール(doutor)」はポルトガル語でドトールと聞こえた。そんな感じで21世紀もそこそこ進んだが“エネルギー”問題は解消されそうにない。
≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-05-11 Sat 08:03 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-05-09 Thu
あたかも自慢かのよう言ったあとに、客のほうから「それで」と言い返しても、即座に答えようがない事は何の価値もない。大型連中前後に感じた一例をあげると 『平成最後の』 『令和最初の』 『(ここは)東京スカイツリーと同じ高さ』なんかがあった。前者はもう使われないにしても似たような言い方は実に多い。客のほうとして「それで?」と言うよりも、返答を許さない最強の言葉である「それがどうした」を使いたくなるよう中身が全くない。だから会話が進まない。マスコミに踊らされて使うのは非常に危険だと言いたい。論理思考だと余計に逆効果で拒絶反応が起きる。
「そんなこと どーでもいい」と思わせないことを第一に考えていただきたい。
| emisaki | 2019-05-09 Thu 23:11 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-05-07 Tue
それは旅先から出社のことで、時間はないけどカネはあったバブル世代がやってたのを真似したことがあった。テレビニュースで今日の朝にキャリーバッグなど大きな荷物を持ったまま出社する人へインタビューを試みてたが時間がないって逃げられてた。私は名古屋時代で終了したが、そのときは無茶な予定とは違って疲れを貯めない手段だった。そのまま帰宅すると深夜になるため現地ホテルでぶっ倒れて朝の新幹線で戻る。早朝便で1時間40分、品川までラッシュなし、自宅から品川までの二度手間がなくなる。
ところが30過ぎだすと、多くが疲れて、完全に1日あけることを必要と共通してくる。だからこそ、日曜日の夜の花火大会なんてバカヤローって言ってきたわけ。個人的な意見じゃないんだよ。
そんなふうに、どうせ前日に東京まで移動する手間をかけるならば宿泊して早朝に出発したほうが楽。都心部の近くに住む側がそう思ってたくらいだから離れたところに住む人なら劇的に楽と思うはず。大宮や千葉だって1時間弱はかかるわけだし駅の目の前に住んでるわけじゃないだろうからな。
無茶な予定の結果ではなく、自宅との往復が節約できるとまで考えたら賢い。朝に空港到着ばかりじゃなく、前日の夜に着いたとしても都心部宿泊は無駄を省くためには有用な手段である。
私は商談を逃さないために前日に相手方の近くに宿泊したことがある。荷物の関係もあるがラッシュアワーを避け、遅れないなど保険だと経費として認めさせたことがあった。移転して商業施設や住宅に替わりつつあるけど、社会の教科書に太平洋ベルト地帯って書かれてたよう東海道線沿いって工場だらけだから関わるときがある。
新幹線と運行本数を考慮しても平塚は静岡より遠いんだよ。沿線に通う人が多いため東京から反対方向でも全く乗車人数が減らない。横浜で降りたと思ったら、そのままの人数が乗ってくる。そして平塚前後までに、どっと人が降りる。
三日月じゃなく鐘マークだったときは小田原もちょくちょく行ってたな。小田原は新幹線があるけど、それくらいだと鈍行だから朝イチなら泊まりたかったよ。出張手当なんてないもん。
世間で横行してた回数券を買って正規料金を請求するのは業務上横領になるが、日曜日に行って月曜の朝から会議だからと前乗りを利用して、もっと早く行って観光に利用するのは別に悪いことではない。ただし羽目は外さない。仕事外れて事故っても労災は降りないし迷惑かかることくらい自覚して当然の程度の行動ならね。
大阪から東京に出てきて、大阪出張って人が自宅(実家)に泊まってたが、多少の交通の経路は変わってもホテル代を出さなくてよいわけで、自宅に戻りたかったとなればWIN-WINの関係だなって思った。
別の方面からの話では、例えそうだとしても大企業になるほど融通が利かなくなると。介在する人間が多く、理由が通らなくなってくるのだそうだ。そこで1万円も節約できるとしてもだ。だから進路から逸れる交通費は自腹になる。そういう無駄は日本中にあり、むしろ社員は「会社が儲かって給与が増える」と考えるよりも「いかに会社からふんだくれるか」を考えてる。政治家と税金の関係みたいだな。出身地にいくらカネを持ってくるかで政治家を評価するバカ有権者。
バイトテロなる人間のクズが増えたことからわかるように、一般的な社員だとしても経営意識がないから沈没するまでむさぼり続けようとする。そのよう意識が低くなるのも、昔と違って「富を独占しているクソ野郎ども」の存在が強い。逮捕されようとも、されなくても暴利な報酬のCEOにも強く感じる。
災害で100億寄付するだの1億円プレゼントしますだの言ってきたような連中もいるぞ。そうした連中って、まさしく「類は友を呼ぶ」ってよう繋がってる。巨額は掴んでも人間としては下下下の与太郎にしか見えないわけ。
そういうこともあって当初より自宅に帰れないことを想定してた。今でも巨万の富を得たIT長者の家くらいでしか実現させてない家電の自動制御を考えていた。ローテクでありながら赤外線リモコン対応なら全て制御。もちろんハイテク思想のローテクなので、エアコンは付けたけど何度なのかとか、録画させようとしたけど本当に動いてるのか確認が不可能だった。
赤外線リモコン制御なんて程度低い?いや、現代に合わせて今の家電は進化してない!
ネットに接続しようと、それは在宅してるから意味があることしかない!
という疑問に対して良い答えはもらない。家の保安情報を確認できるのか?どこぞの業者に高い月額費用を払わなきゃ駄目だろ。電化製品では洗濯物を自動的にたたんでくれるとかクソ高くて絶対に元が取れない家電が発表されたり、家に残してきたペットを監視してエサやりができたりするが、てんでんばらばら、メーカーの枠を越えて統一されたシステムは妄想の域を出ず現実の商品としては存在しない。
学生の頃に友達が言ってた。 リモートコントロールをもじって「妹コントロール」
2019年の今も、それ以上の製品は存在しない。
あっても特定のメーカーが未来ハウスみたいなのを展示で出すのみ。それって俺が小さい頃に読んだ21世紀初頭の未来を描いた本に満たない。そうした小さい頃に本で見た未来はなく、現実は火星基地どころか月面基地もない2019年。宇宙ステーションはあるにはあるけど、回転して人工重力を作り出しているような代物じゃない。時代は繰り返すかのよう、人の精神構造も進化してないし技術進化も鈍化してしまったから何かと古いネタって使い回しが利くのではなかろうか?
若い頃の無茶な予定の話から旅に出てしまったからできなくなった事まで流れてしまったが、ローテクで考えることに、まだ先が見えそうだ。
≪ 続きを隠す
そんなふうに、どうせ前日に東京まで移動する手間をかけるならば宿泊して早朝に出発したほうが楽。都心部の近くに住む側がそう思ってたくらいだから離れたところに住む人なら劇的に楽と思うはず。大宮や千葉だって1時間弱はかかるわけだし駅の目の前に住んでるわけじゃないだろうからな。
無茶な予定の結果ではなく、自宅との往復が節約できるとまで考えたら賢い。朝に空港到着ばかりじゃなく、前日の夜に着いたとしても都心部宿泊は無駄を省くためには有用な手段である。
私は商談を逃さないために前日に相手方の近くに宿泊したことがある。荷物の関係もあるがラッシュアワーを避け、遅れないなど保険だと経費として認めさせたことがあった。移転して商業施設や住宅に替わりつつあるけど、社会の教科書に太平洋ベルト地帯って書かれてたよう東海道線沿いって工場だらけだから関わるときがある。
新幹線と運行本数を考慮しても平塚は静岡より遠いんだよ。沿線に通う人が多いため東京から反対方向でも全く乗車人数が減らない。横浜で降りたと思ったら、そのままの人数が乗ってくる。そして平塚前後までに、どっと人が降りる。
三日月じゃなく鐘マークだったときは小田原もちょくちょく行ってたな。小田原は新幹線があるけど、それくらいだと鈍行だから朝イチなら泊まりたかったよ。出張手当なんてないもん。
世間で横行してた回数券を買って正規料金を請求するのは業務上横領になるが、日曜日に行って月曜の朝から会議だからと前乗りを利用して、もっと早く行って観光に利用するのは別に悪いことではない。ただし羽目は外さない。仕事外れて事故っても労災は降りないし迷惑かかることくらい自覚して当然の程度の行動ならね。
大阪から東京に出てきて、大阪出張って人が自宅(実家)に泊まってたが、多少の交通の経路は変わってもホテル代を出さなくてよいわけで、自宅に戻りたかったとなればWIN-WINの関係だなって思った。
別の方面からの話では、例えそうだとしても大企業になるほど融通が利かなくなると。介在する人間が多く、理由が通らなくなってくるのだそうだ。そこで1万円も節約できるとしてもだ。だから進路から逸れる交通費は自腹になる。そういう無駄は日本中にあり、むしろ社員は「会社が儲かって給与が増える」と考えるよりも「いかに会社からふんだくれるか」を考えてる。政治家と税金の関係みたいだな。出身地にいくらカネを持ってくるかで政治家を評価するバカ有権者。
バイトテロなる人間のクズが増えたことからわかるように、一般的な社員だとしても経営意識がないから沈没するまでむさぼり続けようとする。そのよう意識が低くなるのも、昔と違って「富を独占しているクソ野郎ども」の存在が強い。逮捕されようとも、されなくても暴利な報酬のCEOにも強く感じる。
災害で100億寄付するだの1億円プレゼントしますだの言ってきたような連中もいるぞ。そうした連中って、まさしく「類は友を呼ぶ」ってよう繋がってる。巨額は掴んでも人間としては下下下の与太郎にしか見えないわけ。
そういうこともあって当初より自宅に帰れないことを想定してた。今でも巨万の富を得たIT長者の家くらいでしか実現させてない家電の自動制御を考えていた。ローテクでありながら赤外線リモコン対応なら全て制御。もちろんハイテク思想のローテクなので、エアコンは付けたけど何度なのかとか、録画させようとしたけど本当に動いてるのか確認が不可能だった。
赤外線リモコン制御なんて程度低い?いや、現代に合わせて今の家電は進化してない!
ネットに接続しようと、それは在宅してるから意味があることしかない!
という疑問に対して良い答えはもらない。家の保安情報を確認できるのか?どこぞの業者に高い月額費用を払わなきゃ駄目だろ。電化製品では洗濯物を自動的にたたんでくれるとかクソ高くて絶対に元が取れない家電が発表されたり、家に残してきたペットを監視してエサやりができたりするが、てんでんばらばら、メーカーの枠を越えて統一されたシステムは妄想の域を出ず現実の商品としては存在しない。
学生の頃に友達が言ってた。 リモートコントロールをもじって「妹コントロール」
2019年の今も、それ以上の製品は存在しない。
あっても特定のメーカーが未来ハウスみたいなのを展示で出すのみ。それって俺が小さい頃に読んだ21世紀初頭の未来を描いた本に満たない。そうした小さい頃に本で見た未来はなく、現実は火星基地どころか月面基地もない2019年。宇宙ステーションはあるにはあるけど、回転して人工重力を作り出しているような代物じゃない。時代は繰り返すかのよう、人の精神構造も進化してないし技術進化も鈍化してしまったから何かと古いネタって使い回しが利くのではなかろうか?
若い頃の無茶な予定の話から旅に出てしまったからできなくなった事まで流れてしまったが、ローテクで考えることに、まだ先が見えそうだ。
≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-05-07 Tue 12:52 | 旅・散策と行事::雑記・その他 |
2019-05-06 Mon
羽黒山の修行僧が作った2446段の参道と違い、近代に作り出した残念スポットとして以前にも取り上げたのは熊本県の3333段と長崎県の8888段で、蛇行する上り坂があったのにわざわざ石段を作ったり、ハイキングコース的な山道に丸太で段を作ったなんて、数えてないだけで他所にもいくらでもありそうだしゾロ目の段数からプンプン臭ってくるよう歴史もなく幼稚な競争だから俺の怒りを買った。これは本件とは別の意味でいい加減というより呆れた数値のこと。そんな感じで少数じゃなく多方面から調べてると、いい加減なデータが多数見つかる。出羽三山神社の開山が592年だの590年だの見つかったので、元号で「推古元年」となっているから複数面から調べ直すと西暦593年と出た。出羽三山神社のウェブサイトにも593年と書かれている。推古元年で西暦何年と知ってるなら間違えるはずもなく、知らないなら調べるわけで、調べて間違えるってどういうことなんだ!?
日常的にテレビ番組で、いい加減な情報、明らかに間違ってる情報までも伝えられてきたことで、再確認するようになっていたことが救いだった。それでも情報漏れによる誤認識が生じるくらいだ。そんなことで前から反論してるように、間違えだらけとまで言えるマスメディア側はネット社会に対して個人が適当なことぬかしていると言える状態にはない。
ネット社会には昔から他者が正すという自浄作用と言える動きもあるが、テレビ番組だと字幕の誤植は平謝りでも、内容に関しては大きな捏造事件でもない限り謝ってるのを見たことがない(裏で電話クレーマーは多数いそうだがね)。完全に間違った情報を流しながら訂正しないのである。ニュース番組でさえあるが「きのうの放送で○○に関して間違っておりました」と言われても、見なかった人には真実のままなのだ。そこがネット投稿のよう時系列で残らない問題。企業なら製品障害やらリコールをサポートページで見ることができるが、テレビ局のウェブサイトで訂正一覧なんてページは見たことがない。
<熊野那智大社への参道の石段数にも異なる数字>
たまたま調べた中で、出羽三山神社の開山年だけじゃなく続けて間違った数字が出てきた。
複数箇所を調べまくった上でのことじゃなく、自分が行ったところとしても先日にNHK「ブラタモリ」で放送されたこともあり熊野那智大社を再確認したらネット検索において石段の段数に異なる数字が登場するので、どっちか間違ってることになる。
「熊野那智大社」トップページから下へスクロールし「社殿案内」のPDFがある。そこに「参道登り口より石段473段」と記載されている。そのPDFには記載されてないが詳しくは、
登り口から二ノ鳥居まで470段、拝殿の3段を含めて473段とあった(大門坂は含まず)




ネット上を飛び交ってるのは467段という数字。熊野那智大社で調べてたときに個人ブログで多数を見かけた467段なる数字は出所不詳である。個人と言えども、4travel だの TripAdvisor なる大手の投稿が原因で他者は検索して見つけたのを確認もせず真似して書いて広まったと推測できる。
そういう私も知名度(和製英語でネームバリュー)に弱く信じがちだが、さんざんテレビ番組に騙されてきた経験からテレビ番組の情報を疑いの目で見るようになったの忘れてた。現に間違えばかりだから、しょっちゅう取り上げてるのにね。467のほうが溢れかえってるから統計的に正しいと思ってしまうのも不思議ではない。
普通ならば大勢が言ってるほうが正しい可能性が高いのだが、みんなが書くようになっても間違ってるのを真似しているだけなら数のチカラも通じない。まるで東京に住みついた傍若無人な田舎者と同じで大多数でも狂ってるのはお前らのほうだから正しいこと多数決でねじ曲げることはできないんだよ。
熱海市の伊豆山神社の参道では異なる段数が出ていたため公式に数える催しが開催された。そのよう段数を数えたなるページも見つからず、誰か個人的に数えても社殿(拝殿)を数えない場合はよくあるが、だとしても470と467で3段の差が埋まらない。石段を上って行くと上り方向で段の垂直面の左端に数字が書かれてる箇所があるが、それが本家で数えた段数だと思う。
数え間違えてるのに467と最初に書いた人の数字が一人歩きしたのでしょう。
行った人が深く考えてないなと思うのも、大門坂から熊野那智大社まで石段を上ってるのに467段という数字を出している投稿を複数見つけた。どの区間か説明してないので誤解を招く。
私も計算するまで変なことに気づかないではなく、気にもしてなかったのだが、いつも標高を確認しているから高低差を算出して段数で割ってみたら46センチとか出ちゃって、これは単純計算にしても何か間違ってると思ったのが調査のきっかけ。
そこで Googleストリートビュー があったため登り口から那智大社社殿まで数えながら上ったところ、辿り着く前に4百段を越えたので473段は那智山バス停(登り口)から整備された石段部分のみであることが判明。ならば1段あたりも単純計算で18センチとなった。
同じように大門坂部分を単純計算すると45センチとなり上記で示したよう「まだ間違ってるのか?」と考えそうだが、実は大門坂は石段も踊り場も全てが傾斜している。1段が45センチなわけないので段差部分は20センチほどでも全体が坂道だから段差以上に上ってるわけ。そして実質的に大門坂の石段がある前後の坂道を含めた高低差を段数で割ってしまうと狂う。
石自体も平らではなく前後左右に傾きがあるから段数から思い込むより道のりは大変に厳しかったので当時に「837段の伊豆山神社よりキツイ」と表現した。砂岩だろうと人間からすれば硬いわけで観光客くらいの人数じゃ削られないってことか。砂岩だからこそスパっと平らに割れないので歩きにくくなったんだろう。通行料金を取っていたよう何百年前なら山道および参道にしては「すごく良い道」だったのか?
「社殿案内」PDFよると大門坂は267段と書いてある。大門坂を上り切ると一端平地に出て石畳の道があり、突き当たりから左が坂道で駐車場に出る道、左が土産物屋の横に出る階段で参道に近いほうだが、そこの階段は段数に含まれるのか不明だった。
→ 熊野那智大社
石段の数くらい どーでもいいけど、どうでも良くない間違いもあるわけ。
ですから数字の問題じゃなく「確認を怠る」ことが問題であると、テレビ番組の間違えでも一貫して訴えかけてきたことです。特にテレビ出演者は無責任ばかりで知りもしないくせに、そのまま使うから世間に間違えを蔓延させてしまう。
今回の調査としては、本家が書いているというのに出所不詳の投稿を信じて連鎖的に間違った情報が広まってることがわかったこと。そんなの信じて記載してしまったら私なら自己嫌悪に陥るから手を抜かずに調べろってことだよ。
ところがさ、現地で尋ねるとわかることも、ネット上だとどこにも正解がないってこと、そこそこあるから困るんだ。私が小僧の頃に大手企業がインターネットを利用してもカタログ以下のことしかできないと批判したのだが、大企業は越えてきたものの、それから20年くらい経過しても世間の多くに対して同じ批判をしなければならないとは考えもしなかった。
余談だが、観光地がらみで情報を得てると宣伝母体(観光協会など)のくせに掲載内容に制限がないに等しいウェブサイトがパンフレット、チラシ以下って多くが見つかるので「使えない内容はいらないからパンフレットのPDFだけダウンロードできるようしとけ、ボケ!」って愚痴りたくもなるわけ。日本橋プラザビルに置いてある全国観光地のパンフレットの中から駄目なのを扱ったテレビ番組を思い出すが、たぶん何が悪いかも理解してなく教訓になってもないのかもね。
確認においては他人のことばかり言ってられないので気をつけたい。
だが、マスメディアなる商売人と違って個人には制約と限界があるのだ。
≪ 続きを隠す
ネット社会には昔から他者が正すという自浄作用と言える動きもあるが、テレビ番組だと字幕の誤植は平謝りでも、内容に関しては大きな捏造事件でもない限り謝ってるのを見たことがない(裏で電話クレーマーは多数いそうだがね)。完全に間違った情報を流しながら訂正しないのである。ニュース番組でさえあるが「きのうの放送で○○に関して間違っておりました」と言われても、見なかった人には真実のままなのだ。そこがネット投稿のよう時系列で残らない問題。企業なら製品障害やらリコールをサポートページで見ることができるが、テレビ局のウェブサイトで訂正一覧なんてページは見たことがない。
<熊野那智大社への参道の石段数にも異なる数字>
たまたま調べた中で、出羽三山神社の開山年だけじゃなく続けて間違った数字が出てきた。
複数箇所を調べまくった上でのことじゃなく、自分が行ったところとしても先日にNHK「ブラタモリ」で放送されたこともあり熊野那智大社を再確認したらネット検索において石段の段数に異なる数字が登場するので、どっちか間違ってることになる。
「熊野那智大社」トップページから下へスクロールし「社殿案内」のPDFがある。そこに「参道登り口より石段473段」と記載されている。そのPDFには記載されてないが詳しくは、
登り口から二ノ鳥居まで470段、拝殿の3段を含めて473段とあった(大門坂は含まず)




ネット上を飛び交ってるのは467段という数字。熊野那智大社で調べてたときに個人ブログで多数を見かけた467段なる数字は出所不詳である。個人と言えども、4travel だの TripAdvisor なる大手の投稿が原因で他者は検索して見つけたのを確認もせず真似して書いて広まったと推測できる。
そういう私も知名度(和製英語でネームバリュー)に弱く信じがちだが、さんざんテレビ番組に騙されてきた経験からテレビ番組の情報を疑いの目で見るようになったの忘れてた。現に間違えばかりだから、しょっちゅう取り上げてるのにね。467のほうが溢れかえってるから統計的に正しいと思ってしまうのも不思議ではない。
普通ならば大勢が言ってるほうが正しい可能性が高いのだが、みんなが書くようになっても間違ってるのを真似しているだけなら数のチカラも通じない。まるで東京に住みついた傍若無人な田舎者と同じで大多数でも狂ってるのはお前らのほうだから正しいこと多数決でねじ曲げることはできないんだよ。
熱海市の伊豆山神社の参道では異なる段数が出ていたため公式に数える催しが開催された。そのよう段数を数えたなるページも見つからず、誰か個人的に数えても社殿(拝殿)を数えない場合はよくあるが、だとしても470と467で3段の差が埋まらない。石段を上って行くと上り方向で段の垂直面の左端に数字が書かれてる箇所があるが、それが本家で数えた段数だと思う。
数え間違えてるのに467と最初に書いた人の数字が一人歩きしたのでしょう。
行った人が深く考えてないなと思うのも、大門坂から熊野那智大社まで石段を上ってるのに467段という数字を出している投稿を複数見つけた。どの区間か説明してないので誤解を招く。
私も計算するまで変なことに気づかないではなく、気にもしてなかったのだが、いつも標高を確認しているから高低差を算出して段数で割ってみたら46センチとか出ちゃって、これは単純計算にしても何か間違ってると思ったのが調査のきっかけ。
そこで Googleストリートビュー があったため登り口から那智大社社殿まで数えながら上ったところ、辿り着く前に4百段を越えたので473段は那智山バス停(登り口)から整備された石段部分のみであることが判明。ならば1段あたりも単純計算で18センチとなった。
同じように大門坂部分を単純計算すると45センチとなり上記で示したよう「まだ間違ってるのか?」と考えそうだが、実は大門坂は石段も踊り場も全てが傾斜している。1段が45センチなわけないので段差部分は20センチほどでも全体が坂道だから段差以上に上ってるわけ。そして実質的に大門坂の石段がある前後の坂道を含めた高低差を段数で割ってしまうと狂う。
石自体も平らではなく前後左右に傾きがあるから段数から思い込むより道のりは大変に厳しかったので当時に「837段の伊豆山神社よりキツイ」と表現した。砂岩だろうと人間からすれば硬いわけで観光客くらいの人数じゃ削られないってことか。砂岩だからこそスパっと平らに割れないので歩きにくくなったんだろう。通行料金を取っていたよう何百年前なら山道および参道にしては「すごく良い道」だったのか?
「社殿案内」PDFよると大門坂は267段と書いてある。大門坂を上り切ると一端平地に出て石畳の道があり、突き当たりから左が坂道で駐車場に出る道、左が土産物屋の横に出る階段で参道に近いほうだが、そこの階段は段数に含まれるのか不明だった。
→ 熊野那智大社
石段の数くらい どーでもいいけど、どうでも良くない間違いもあるわけ。
ですから数字の問題じゃなく「確認を怠る」ことが問題であると、テレビ番組の間違えでも一貫して訴えかけてきたことです。特にテレビ出演者は無責任ばかりで知りもしないくせに、そのまま使うから世間に間違えを蔓延させてしまう。
今回の調査としては、本家が書いているというのに出所不詳の投稿を信じて連鎖的に間違った情報が広まってることがわかったこと。そんなの信じて記載してしまったら私なら自己嫌悪に陥るから手を抜かずに調べろってことだよ。
ところがさ、現地で尋ねるとわかることも、ネット上だとどこにも正解がないってこと、そこそこあるから困るんだ。私が小僧の頃に大手企業がインターネットを利用してもカタログ以下のことしかできないと批判したのだが、大企業は越えてきたものの、それから20年くらい経過しても世間の多くに対して同じ批判をしなければならないとは考えもしなかった。
余談だが、観光地がらみで情報を得てると宣伝母体(観光協会など)のくせに掲載内容に制限がないに等しいウェブサイトがパンフレット、チラシ以下って多くが見つかるので「使えない内容はいらないからパンフレットのPDFだけダウンロードできるようしとけ、ボケ!」って愚痴りたくもなるわけ。日本橋プラザビルに置いてある全国観光地のパンフレットの中から駄目なのを扱ったテレビ番組を思い出すが、たぶん何が悪いかも理解してなく教訓になってもないのかもね。
確認においては他人のことばかり言ってられないので気をつけたい。
だが、マスメディアなる商売人と違って個人には制約と限界があるのだ。
≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-05-06 Mon 11:31 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-04-28 Sun
ブラタモリが2019年4月20日「熊野~なぜ熊野は日本の聖地になった?~」、2019年4月27日は「熊野の観光~熊野観光の“深~い”魅力とは?~」と番組は橋杭岩から始まった。観光地としては2019年4月6日 先に放送された、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?「ゆけ"熊野古道"! 熊野三山ぜんぶ見つつ絶景"那智の滝"130キロ! ですが狩野も出川も天然すぎてヤバいよヤバいよ 2時間半SP!」』と重複してた。どちらの番組も2~3月の撮影だろう。
前回、時間がないと調べてなかったところが多々あり、また、変わってる点を調べる。
2019年4月27日放送は「橋杭岩」から始まったが、あの周辺には「虫食岩」、「古座川の一枚岩」なんかもあるが、近くに見えて交通の便がすごく悪い。
和歌山県を時計回りでは、「新田平見道 (熊野古道)」、「一里松跡 (熊野古道)」、「アドベンチャーワールド」、「三段壁」、「千畳敷」、 「円月島」、「白崎海洋公園」、「あらぎ島」などなど見つけてるが、近くに感じても1日で何カ所も行くことができない。
過去の情報を更新してみたが、やはり交通の悲劇は増していた。
【橋杭岩】
串本町コミュニティーバス 佐部・上田原線 200円 2018年4月1日 時刻表改正 2019年4月27日調べ
↓古座駅前 0746/0936/1122/1321/1442/1601/1807
↓姫駅前 0756/0946/1132/1331/1452/1611/1817
↓橋杭岩 0758/0948/1134/1333/1454/1613/1819
↓串本駅前 0801/0951/1137/1336/1457/1616/1822
↓串本駅前 0815/1005/1150/1330/1440/1640
↓橋杭岩 0818/1008/1553/1333/1443/1643
↓姫駅前 0820/1010/1555/1335/1445/1645
↓古座駅前 0830/1020/1205/1345/1455/1705
バスがなくてもたいしたことない。紀伊姫駅→橋杭岩 1.2km、串本駅→橋杭岩 1.8kmである。バスよりも電車の本数が少ないほうが問題。早朝の運行時刻を拾ってみたがバスとの乗り継ぎが悪い。
[特急] 新宮 0630→0647 紀伊勝浦 0648→0712 古座 0713→0721 串本
[普通] 新宮 0630→0718 紀伊勝浦 0720→0752 古座 0753→0758 紀伊姫→0802 串本
※ 紀伊勝浦からも同じ電車が始発 / 乗車券 新宮~串本 760円、自由席特急券 650円
→ 串本町コミュニティーバス 1回につき200円
串本町は地形からバスの路線は海岸線のみに展開されている。
【一枚岩】
・古座町内バス ふるさとバス本川線
↓串本駅 -*1- / 1248 / 1653
↓古座駅 1030 / 1308 / 1713
↓役場前 1037 / 1315 / 1720
↓一枚岩 1057 / 1335 / 1740
↓一枚岩 1538
↓役場前 1558
↓古座駅 1605
↓串本駅 1625
・古座町内バス ふるさとバス小川線
↓串本駅 -*2- / 1238 / 1653
↓古座駅 1030 / 1258 / 1713
↓役場前 1037 / 1305 / 1720
↓明神学校前 1047 / 1315 / 1730
↓明神学校前 1458
↓役場前 1508
↓古座駅 1515
↓串本駅 1535
*1 午前便 月・水・金 運行 / *2 午前便 火・木 運行 共に土日祝 年末年始 運休
→ 古座川町ふるさとバス 1回につき300円
<距離>
JR古座駅 → 一枚岩 12.2km 県道228号線→県道38号線→国道371号線
JR串本 → 一枚岩 14.4km 国道371号線
JR古座駅 → 古座役場 2.1km
古座役場 → 牡丹岩 2.9km
牡丹岩 → 明神学校前 3.8km
明神学校前 → 一枚岩 4.2km
バスは土休日となると午後便に限定され、月・水・金なら10:57着であるが、13:35着でも帰りは15:38の1便しかない。火・木の午前便は明神学校前まで行くが、一枚岩まで徒歩4.2kmとなる。1時間歩いて着いたとしても帰りのバスまで2時間半ある。
歩いて帰ろうにも12km、3時間と仮定すれば追いつかれそうだ。タクシーは古座駅→一枚岩で4500円、串本駅→一枚岩で5200円。タクシーを待たせられる程度で戻ってくるなら、贅沢というかもったいない。私はそんな価値を感じないため1万円を越えそうな消費なら別方面で1日増やす方向で考えたい。
【虫喰岩】 JR古座駅より3.5km
バスは一枚岩へ行くのと同じ。よってバスに乗ったとしても古役場までで座役場から虫喰岩まで徒歩1.5km。役場の少し手前を一枚岩とは別の道 県道227号線沿いに進む。露出している規模は小さいが一枚岩へ向かう道路脇にある牡丹岩ってのも虫喰岩と同じ。
【あらぎ島】 ※ 同一県内でも熊野三山のついで観光地とは言えない
・あらぎ島 和歌山県有田郡有田川町清水
・あらぎ島展望台 和歌山県有田郡有田川町三田196
→ 有田川町コミュニティーバス
有田鉄道株式会社 路線バス JR藤並駅~金屋口・清水・花園
藤並 0936→1036 三田(花園行き)~<2時間33分>~三田 1309→1412 藤並
藤並 1306→1416 三田(清水行き)~<1時間28分>~三田 1544→1645 藤並
事実上、バスでの観光は2便。ここだけで1日が費やされる。
過去に調査していた路線が廃線になってた。十津川村~野迫川村~高野山が困難になったのと同じように、有田川町から高野山へのルートも閉ざされた。廃線区間(花園~一の橋)は23kmくらいあるが、「あらぎ島」を見るため下車したなら花園へ行く次のバスを待たねばならない。
あらぎ島展望台の近くのバス停から一の橋バス停までは40kmで歩ける距離ではない。花園から徒歩では5時間以上かかると予想され、だったら総合的にあらぎ島からバスで電車の駅まで戻り、ぐるっと回って電車バスなど乗り継ぎ4~5時間かかっても歩くより楽だし早い。23km歩けたとしてもバスの運行時刻がそれを許さない。
休日 藤並 0936→1115 / 1605→1745 花園
平日 藤並 0710→0850 / 1105→1325 / 1435→1615 / 1605→1745 花園
徒歩の時間を考えると午前便しか選択肢がない。「あらぎ島」をバスの車窓じゃなく見てから高野山へ向かうのは無理。「あらぎ島」は川の蛇行した流れが生んだ場所で棚田があるが、それを除けば似たような地形はある。南紀白浜が周辺に複数の場所があって、かけもちには適しているが、それでも公共交通ではかなり厳しい場所。
このように実際には行けないか公共交通には不向きとわかり途中で調査が終了することばかり。
≪ 続きを隠す
和歌山県を時計回りでは、「新田平見道 (熊野古道)」、「一里松跡 (熊野古道)」、「アドベンチャーワールド」、「三段壁」、「千畳敷」、 「円月島」、「白崎海洋公園」、「あらぎ島」などなど見つけてるが、近くに感じても1日で何カ所も行くことができない。
過去の情報を更新してみたが、やはり交通の悲劇は増していた。
【橋杭岩】
串本町コミュニティーバス 佐部・上田原線 200円 2018年4月1日 時刻表改正 2019年4月27日調べ
↓古座駅前 0746/0936/1122/1321/1442/1601/1807
↓姫駅前 0756/0946/1132/1331/1452/1611/1817
↓橋杭岩 0758/0948/1134/1333/1454/1613/1819
↓串本駅前 0801/0951/1137/1336/1457/1616/1822
↓串本駅前 0815/1005/1150/1330/1440/1640
↓橋杭岩 0818/1008/1553/1333/1443/1643
↓姫駅前 0820/1010/1555/1335/1445/1645
↓古座駅前 0830/1020/1205/1345/1455/1705
バスがなくてもたいしたことない。紀伊姫駅→橋杭岩 1.2km、串本駅→橋杭岩 1.8kmである。バスよりも電車の本数が少ないほうが問題。早朝の運行時刻を拾ってみたがバスとの乗り継ぎが悪い。
[特急] 新宮 0630→0647 紀伊勝浦 0648→0712 古座 0713→0721 串本
[普通] 新宮 0630→0718 紀伊勝浦 0720→0752 古座 0753→0758 紀伊姫→0802 串本
※ 紀伊勝浦からも同じ電車が始発 / 乗車券 新宮~串本 760円、自由席特急券 650円
→ 串本町コミュニティーバス 1回につき200円
串本町は地形からバスの路線は海岸線のみに展開されている。
【一枚岩】
・古座町内バス ふるさとバス本川線
↓串本駅 -*1- / 1248 / 1653
↓古座駅 1030 / 1308 / 1713
↓役場前 1037 / 1315 / 1720
↓一枚岩 1057 / 1335 / 1740
↓一枚岩 1538
↓役場前 1558
↓古座駅 1605
↓串本駅 1625
・古座町内バス ふるさとバス小川線
↓串本駅 -*2- / 1238 / 1653
↓古座駅 1030 / 1258 / 1713
↓役場前 1037 / 1305 / 1720
↓明神学校前 1047 / 1315 / 1730
↓明神学校前 1458
↓役場前 1508
↓古座駅 1515
↓串本駅 1535
*1 午前便 月・水・金 運行 / *2 午前便 火・木 運行 共に土日祝 年末年始 運休
→ 古座川町ふるさとバス 1回につき300円
<距離>
JR古座駅 → 一枚岩 12.2km 県道228号線→県道38号線→国道371号線
JR串本 → 一枚岩 14.4km 国道371号線
JR古座駅 → 古座役場 2.1km
古座役場 → 牡丹岩 2.9km
牡丹岩 → 明神学校前 3.8km
明神学校前 → 一枚岩 4.2km
バスは土休日となると午後便に限定され、月・水・金なら10:57着であるが、13:35着でも帰りは15:38の1便しかない。火・木の午前便は明神学校前まで行くが、一枚岩まで徒歩4.2kmとなる。1時間歩いて着いたとしても帰りのバスまで2時間半ある。
歩いて帰ろうにも12km、3時間と仮定すれば追いつかれそうだ。タクシーは古座駅→一枚岩で4500円、串本駅→一枚岩で5200円。タクシーを待たせられる程度で戻ってくるなら、贅沢というかもったいない。私はそんな価値を感じないため1万円を越えそうな消費なら別方面で1日増やす方向で考えたい。
【虫喰岩】 JR古座駅より3.5km
バスは一枚岩へ行くのと同じ。よってバスに乗ったとしても古役場までで座役場から虫喰岩まで徒歩1.5km。役場の少し手前を一枚岩とは別の道 県道227号線沿いに進む。露出している規模は小さいが一枚岩へ向かう道路脇にある牡丹岩ってのも虫喰岩と同じ。
【あらぎ島】 ※ 同一県内でも熊野三山のついで観光地とは言えない
・あらぎ島 和歌山県有田郡有田川町清水
・あらぎ島展望台 和歌山県有田郡有田川町三田196
→ 有田川町コミュニティーバス
有田鉄道株式会社 路線バス JR藤並駅~金屋口・清水・花園
藤並 0936→1036 三田(花園行き)~<2時間33分>~三田 1309→1412 藤並
藤並 1306→1416 三田(清水行き)~<1時間28分>~三田 1544→1645 藤並
事実上、バスでの観光は2便。ここだけで1日が費やされる。
過去に調査していた路線が廃線になってた。十津川村~野迫川村~高野山が困難になったのと同じように、有田川町から高野山へのルートも閉ざされた。廃線区間(花園~一の橋)は23kmくらいあるが、「あらぎ島」を見るため下車したなら花園へ行く次のバスを待たねばならない。
あらぎ島展望台の近くのバス停から一の橋バス停までは40kmで歩ける距離ではない。花園から徒歩では5時間以上かかると予想され、だったら総合的にあらぎ島からバスで電車の駅まで戻り、ぐるっと回って電車バスなど乗り継ぎ4~5時間かかっても歩くより楽だし早い。23km歩けたとしてもバスの運行時刻がそれを許さない。
休日 藤並 0936→1115 / 1605→1745 花園
平日 藤並 0710→0850 / 1105→1325 / 1435→1615 / 1605→1745 花園
徒歩の時間を考えると午前便しか選択肢がない。「あらぎ島」をバスの車窓じゃなく見てから高野山へ向かうのは無理。「あらぎ島」は川の蛇行した流れが生んだ場所で棚田があるが、それを除けば似たような地形はある。南紀白浜が周辺に複数の場所があって、かけもちには適しているが、それでも公共交通ではかなり厳しい場所。
このように実際には行けないか公共交通には不向きとわかり途中で調査が終了することばかり。
≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-04-28 Sun 20:36 | 旅・散策と行事::計画・調査 |
2019-04-24 Wed
2019年4月22日放送 フジテレビ「新説!所JAPAN」 日本人と桜福島県田村市 小沢の桜
大分県竹田市 墓守桜
富山県黒部市 黒部市役所の桜
・福島県田村市 小沢の桜 ソメイヨシノ 樹齢100年 老木 (個人的評価:優)
福島県田村市船引町船引大日良 [Google ストリートビュー]
JR磐越東線 磐城常葉駅より3.0km 路線バスなし (住民専用 乗合タクシーのみ)
・大分県竹田市 墓守桜 枝垂れ桜 (個人的評価:良)
大分県竹田市会々2335−1 [Google ストリートビュー]
JR豊肥本線 豊後竹田駅より10km
竹田営業所 発 → 直入支所前 行き 1~2時間に1本 土日祝 減便
竹田駅前(大分県)→笹川(竹田市) 路線バス17分 バス停から徒歩 3km
・富山県黒部市 黒部市役所の桜 ソメイヨシノ 樹齢110年 老木 (個人的評価:可)
富山県黒部市三日市1301 [Google ストリートビュー]
市役所の北東の角だと思われる。紹介された中ではもっとも行きやすい。
当然であるが不便と景観の良さは多くの場合で反比例。
頼むから二度手間を省け
ほかにも小学校、石割り桜、山の中など一本桜は複数知ってるが名所紹介に載ってないという意味でそれなりに価値があった。多くの一本桜は山奥で行くのが難しい場所にある。でもネットですぐに調べられる範疇であるのでテレビ制作には労力を使うことが必要。インターネット全盛時代にそれができなければテレビの価値なんてないでしょう。
報道によると、旅行業法に基づき旅行会社の多くは相談料を定めているが単に徴収してなかっただけのようだ。JTBが特定の店舗にて相談料の徴収を開始したが弁護士の相談料と同じで当然である。私はそんなのに頼らない替わりにどれだけ時間と労力を使っていることか。研究・技術者ばかりが使ってた時代からとネット歴の長い私は当初から Give-and-Take (持ちつ持たれつ)であるから調査内容の共有を実践している。新参者の大多数は常に情報を取るだけで、ほかには「リア充」やら「インスタ映え」なる言葉を生み出したよう単なる自画自賛で使ってる。通信料は払うものの水と空気はタダみたいに情報はタダって思い込んでいる。その程度だから他力本願なのに情報発信ヅラしてるサイト、ようするにパクリのみで形成されてるサイトに引っかかる。
お約束として田舎へ行くほど交通手段が自家用車で行く方法しか説明してくれない。調査に最も時間がかかったのが公共交通があるかだった。車に溺れた地域ほど歩きたがらないので徒歩3kmだと公共交通がないことにされてしまうから確認が必要なのだ。これは有名な観光地でも言えることなので、テレビ番組の「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でバスの案内所のくせに路線を探すのに手間取るくらい無頓着だってことだ。当たり前のことくらいしか知らず案内をやってることが多く、時間があると覆面調査員みたいに何か尋ねてみたりすると観光案内所でも質に大きな違いがある。だいたい少しでも逸脱するとわからない。
このような不備が日本中の地域に見られるため、路線バスを探すことから始まり、次に時刻表を探り、電車などから接続して行けるかどうか判断するまで時間がかかる。観光協会とかあったとしても、こうした無駄を多数の人にやらせているのである。
テレビ番組「タモリ倶楽部」で駄目な観光パンフレットを取り上げたとき「田舎の人は自分のところを日本中の人が知ってると思ってる」ような名言が飛び出したから、私も実例をもってして「都道府県名も書いてない役所が多い」と指摘した。パンフレットなら紙面の関係ってのがあるが、ウェブサイトのページには実用上で制限はないのにパンフレットと似たような説明だから使い物にならない。だいたいわからないのは地元に入ってからなんだ。
「あなたたちが知ってるだけで、みんなは知らない」という意味で過去に指摘したことがあるのが、公衆電話もないようなところで「連絡先 電話○○-○○○○」と市外局番が書いてない電話番号だった。携帯電話が小さくなってから30年近く経つわけで、携帯電話は同じ地域でも市外局番が必要なわけです。全ての問題点は「井の中の蛙、大海を知らず」で片付けられるでしょうから解決策は大海を知ることです。
≪ 続きを隠す
福島県田村市船引町船引大日良 [Google ストリートビュー]
JR磐越東線 磐城常葉駅より3.0km 路線バスなし (住民専用 乗合タクシーのみ)
・大分県竹田市 墓守桜 枝垂れ桜 (個人的評価:良)
大分県竹田市会々2335−1 [Google ストリートビュー]
JR豊肥本線 豊後竹田駅より10km
竹田営業所 発 → 直入支所前 行き 1~2時間に1本 土日祝 減便
竹田駅前(大分県)→笹川(竹田市) 路線バス17分 バス停から徒歩 3km
・富山県黒部市 黒部市役所の桜 ソメイヨシノ 樹齢110年 老木 (個人的評価:可)
富山県黒部市三日市1301 [Google ストリートビュー]
市役所の北東の角だと思われる。紹介された中ではもっとも行きやすい。
当然であるが不便と景観の良さは多くの場合で反比例。
頼むから二度手間を省け
ほかにも小学校、石割り桜、山の中など一本桜は複数知ってるが名所紹介に載ってないという意味でそれなりに価値があった。多くの一本桜は山奥で行くのが難しい場所にある。でもネットですぐに調べられる範疇であるのでテレビ制作には労力を使うことが必要。インターネット全盛時代にそれができなければテレビの価値なんてないでしょう。
報道によると、旅行業法に基づき旅行会社の多くは相談料を定めているが単に徴収してなかっただけのようだ。JTBが特定の店舗にて相談料の徴収を開始したが弁護士の相談料と同じで当然である。私はそんなのに頼らない替わりにどれだけ時間と労力を使っていることか。研究・技術者ばかりが使ってた時代からとネット歴の長い私は当初から Give-and-Take (持ちつ持たれつ)であるから調査内容の共有を実践している。新参者の大多数は常に情報を取るだけで、ほかには「リア充」やら「インスタ映え」なる言葉を生み出したよう単なる自画自賛で使ってる。通信料は払うものの水と空気はタダみたいに情報はタダって思い込んでいる。その程度だから他力本願なのに情報発信ヅラしてるサイト、ようするにパクリのみで形成されてるサイトに引っかかる。
お約束として田舎へ行くほど交通手段が自家用車で行く方法しか説明してくれない。調査に最も時間がかかったのが公共交通があるかだった。車に溺れた地域ほど歩きたがらないので徒歩3kmだと公共交通がないことにされてしまうから確認が必要なのだ。これは有名な観光地でも言えることなので、テレビ番組の「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でバスの案内所のくせに路線を探すのに手間取るくらい無頓着だってことだ。当たり前のことくらいしか知らず案内をやってることが多く、時間があると覆面調査員みたいに何か尋ねてみたりすると観光案内所でも質に大きな違いがある。だいたい少しでも逸脱するとわからない。
このような不備が日本中の地域に見られるため、路線バスを探すことから始まり、次に時刻表を探り、電車などから接続して行けるかどうか判断するまで時間がかかる。観光協会とかあったとしても、こうした無駄を多数の人にやらせているのである。
テレビ番組「タモリ倶楽部」で駄目な観光パンフレットを取り上げたとき「田舎の人は自分のところを日本中の人が知ってると思ってる」ような名言が飛び出したから、私も実例をもってして「都道府県名も書いてない役所が多い」と指摘した。パンフレットなら紙面の関係ってのがあるが、ウェブサイトのページには実用上で制限はないのにパンフレットと似たような説明だから使い物にならない。だいたいわからないのは地元に入ってからなんだ。
「あなたたちが知ってるだけで、みんなは知らない」という意味で過去に指摘したことがあるのが、公衆電話もないようなところで「連絡先 電話○○-○○○○」と市外局番が書いてない電話番号だった。携帯電話が小さくなってから30年近く経つわけで、携帯電話は同じ地域でも市外局番が必要なわけです。全ての問題点は「井の中の蛙、大海を知らず」で片付けられるでしょうから解決策は大海を知ることです。
≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-04-24 Wed 21:13 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
先頭へ △