2019-01-22 Tue
もしソメイヨシノだった週末まで待ったら間に合わないが、寒桜の系統は進行が遅いため市役所の1月21日の調査結果で「五分咲き」と掲載しているならば今週末でしょう。一般的には八分咲きが満開であるし、遅いと花びらがメジロ(鳥)に散らされてしまう。人間がたくさんいる糸川ですらけっこういる。さくらの名所散策路ともなればメジロの大群なのだ。伊豆多賀駅から通路が完成してから生徒が通ることで逃げるにしても通学時間帯だけですから、相変わらず蜜を吸うついでに花びらは落とされまくってると思う。メジロより大きい鳥なんかは花を枝ごと落とす。
そんなことからも満開になっては間に合わない。さくらの名所散策路は1月17日の時点で2分咲きと報告されてるが、調査の頻度は通路開通に関係なく期日があきすぎ。ある人に「熱海高校に聞けばいいじゃん」って言ったことがあるが、やはり公務員の縦割りとして動かすことはできないんだな。生徒がなんとかすればいいんだが、そんな協力姿勢もないらしい。 “オール熱海” ねぇ、はぁ?
「集客目的で桜の開花情報を出すならば(念押し)」と題して開花情報何箇条のような事を書いてみたが、それに準じているところは非常に少ない。私が知ってるのは河津と角館くらい。ほかは各方面から情報を集めるが特に観覧客の写真投稿を参考にしてる。過去の見に行ける地域の調査からソメイヨシノみたいな開花から満開までの日数が早くても情報提供がままならない地域のほうが多かったのです。
観光協会から歩いたってすぐの糸川で毎日の情報がないなんて、どういうこと?
出てくる情報は市役所の調査日と完全一致。それって観光協会の仕事だろ!
2019-01-19 Sat
熱海市街地路線バスと観光施設を廻る湯~遊~バスを2日間利用できる「あつおきっぷ」(大人1200円)が販売された。静岡DCに備え1月17日から静岡DCが終わる6月30日まで販売される。それで金銭的以外の理由も含めて得できるの?熱海の市街地はそれほど広くない。無謀にもレンタサイクルの実証実験を行ったときがあるが、熱海はそれを許さない急坂ばかりであり、地方に共通する車道の恐怖や自転車が通行できる広さがないことからも失敗に終わってる。熱海では徒歩圏内を除けば動力のある公共交通での移動を考えるのが当たり前。
熱海市街地でのバス運賃くらい乗らない区間でさえだいたい予想がつく側として観光モデルコースの運賃計算に違和感を覚えた。自家用車で来て駐車場に止めてまで市街地を離れた不便な場所でバスに乗り換え利用する必要がない。例え個々に駐車場の料金がかかっても自家用車で移動するだろう。ですから路線バスの利用者は電車でやって来た人と決めて環境客の立場として考える。
・「あつおきっぷ」のモデルコースを考える
・「湯~遊~バス」 縛られずに都合よく利用すべき
・タクシーの有効活用
・その他の周遊乗車券
・「あつおきっぷ」の真骨頂
・東海バス回数券
→ 東海バス > あつおきっぷ 2019年1月17日~2019年6月30日
<「あつおきっぷ」のモデルコースを考える>
モデルコースとして書かれてるバス区間のみを取り出し日数と番号を振った (代替路線)
1-1 熱海駅→MOA美術館 170円
1-2 MOA美術館→桃山 170円
1-3 桃山→熱海駅 170円
2-1 熱海駅→熱海城 250円 (通常路線:→錦ヶ浦 250円/→熱海後楽園230円+ロープウェイ)
2-2 熱海城→アカオハーブ&ローズガーデン 250円 (通常路線: 280円)
2-3 アカオハーブ&ローズガーデン→起雲閣西口 250円 (通常路線: →天神町 200円)
2-4 天神町→仲見世入口 230円 (他の路線: →熱海駅 230円/→藤沢入口[咲見町経由] 230円)
モデルコースで市街地を基準にすると、どこかのホテルに優遇と思われるとの考え方もわかるが、宿泊で熱海駅が基準ってのは考えにくいのだが、ひとまずそこは無視する。1日目は特に問題ないが私なら帰りの下りは歩くっても急坂なのでバスで構わない。池田満寿夫・佐藤陽子創作の家へ行かないと考えるとMOA美術館の庭を廻ってから高台からの景色を見ながら南方向へ下って熱海駅の裏手へ散歩もある。バス会社のプランだからバスは使わないといけないのでモデルコースは路線上に制限されるだろう。
問題は2日目。2-1から2-3は1回乗車で計算されてるようだが、「湯~遊~バス」(市街地の観光施設を周回するバス)で事足りるのでまとめて700円しかかからない。加えて 2-4 も湯~遊~バスで可能だ。湯~遊~バスであると仲見世入口でなく先に着く熱海駅から歩くことになるが、上り坂と下り坂の違いは大きい。仲見世商店街と平和通り名店街を通ってみるなら、下って上るってことからも熱海駅側から始めたほうがよくなる。そうなるとモデルコースは1210円、あつおきっぷ1200円と差がない状態になった。
熱海城への代替路線として錦ヶ浦と書いたがそこから先に急坂があるので、それを上る気があるならば最寄りのバス停だってことだけで事実上なしでしょう。熱海城はロープウェイより更に上だから熱海城入口前にバス停がある湯~遊~バスのほうが楽である。そしてそこは熱海の映像として定番の絶景ポイントでもある。
アカオハーブ&ローズガーデンへだが、湯~遊~バスと網代旭町行きの両方で行けるが、湯~遊~バスは180度回頭するため入口前まで行くが、網代旭町行きの路線バスの停留所は国道を200メートルほど先となる。そもそもアカオハーブ&ローズガーデンは斜面にあり入口は最も下にあり園内の移動を考えるとバス停が離れてるなど他愛もないこと。熱海じゃないけど同じ伊豆半島でバラ園なら河津バガテル公園のほうが園内が平地である。
ということで運賃は気にせず都合の良い路線を選べば良いことになる。あつおきっぷなど周遊券を買ってしまったらそれに制約されてしまうだろうが、その利点は下記に施設割引(「あつおきっぷ」の真骨頂)として別途記載する。
<「湯~遊~バス」 縛られずに都合よく利用すべき>
過去より熱海滞在一泊二日してバス代に1200円使うことはなかった。そして今の湯~遊~バスは梅園も来宮神社も通らなくなったから別途出費がある。私がまだ熱海の交通網に無知だった頃、湯~遊~バスを利用して大失敗した経験がある。
深く考えずに利用した理由は、高台にある熱海城へ行く路線バスは存在せず、観光周遊バスである「湯~遊~バス」だけで選択肢がなかった。今みたいに他の路線を駆使したり所要時間も知らなかったから。
湯~遊~バスは片方向周りにしか運行されておらず、目的地の順番次第では狭い熱海なのに長らく乗車することになる。狭い熱海でも観光シーズンには自家用車が渋滞を引き起こすわけで、特に熱海街道と伊豆半島方面への国道135号線が混雑する。アカオハーブ&ローズガーデン周りがとんでもなく時間かかった。順当に走っても時間がかかってるのは最近のテレビ放送でもバスの選択を間違ったために起きた。
2019年1月13日放送 テレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」(徳光和夫・田中律子・ゲスト雛形あきこ の番組)で、銀座(熱海)バス停から熱海駅に行くのに湯~遊~バスに乗った。番組を見てて瞬間に「なんてこった」と。そうなったのは夕方なのにアカオハーブ&ローズガーデンへ行こうと思っていたからだが、もう閉まってるとのことに徳光の「まわって熱海駅に行く」と質問に対し、バスの運転手の答えが間違えでないものの不適格だった。熱海駅って言われたんだから「これでも行くけど時間がかかるから反対方向のバス」と説明すべきだった。
日本各地にて、こういう間抜けな受け答えをするから「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でも蛭子能収の毒舌に見舞われてきたのである。私が「調査魔」となってしまったのは、こうした宛てに出来ないが理由だった。だから交通機関には路線図(経路のみならず地図上で物理的な場所がわかること)、時刻表など客のほうから調べられる詳細資料を公開していただきたい。
都会の渋滞は遅れを起こすが運行本数が多いため気にならない。地方での遅れは命取りの場合もあるのだが、今はどこを走ってるなんて情報を出すのも都市部のバスだけ。飛行機(旅客機)なら統一されているため世界中の動きを確認することができるんだ。
大人の事情でアカオハーブ&ローズガーデンを紹介する必要があったとは思えないのがその番組である。徳光のわがままで毎度のよう行く場所変えてる。都内じゃないから仕組まれていた可能性は捨てきれないがね。遠回りしたことで30分以上は損してる。
その後に不動産屋に行ったがリゾート物件を見る時間あったかもしれない。私もロイヤルリゾートのあの人に物件紹介されたし、2階の ひまわり(同じく不動産屋名)で伊東のお姉さんにお世話になりました。余談ですが感じの良さは ひまわり です。
脱線したが、湯~遊~バスの使い道を間違えると失敗する。小銭の差よりも時間を有効に使うべきではなかろうか。きのう夜のテレビ番組に「コスパ男」ってのが出てきたが、彼の欠陥は、今必要なものの選択ができない事/食品なら値段だけじゃない事/底値で決めてたら選択肢もなく使用期限もある事/何より底値購入にかかる時間をお金に換算して考えられないなど側面でおお間抜けだ。
「マイル」を貯めて得するんだと言いながら実は貯めるため多くのカネを使うような奴と同じ思考に欠陥がある。本当に安くしてるところはポイント制度なんてやってらんないんだよ。究極の節約みたいな人も過去にテレビで紹介されているが必要以上に生活が不便になるだけであり、単にそういう趣味であって実用性は薄い。
だから私は選択肢を増やすことは考えるが、安ければ良いとして選ばないし、旅するのに気疲れすることは本末転倒である。コストパーフォーマンスの意味を知っていれば単に安いじゃないってわかるはずだ。周遊タイプの割引切符を選ぶことは選択肢を失うことであるので、妥協が増えたら意味がない。
<タクシーの有効活用>
10年前に熱海城から梅園に行くのに、熱海城→アカオハーブ&ローズガーデン→市街地→熱海駅→市街地→梅園と観光シーズンの渋滞で1時間かかったことがある。知識が付いた後なら、例え多くのお金を使ったとしても 梅園から熱海城はタクシーを使う。一般的なルートは梅園~来宮神社前~熱海街道~市役所前右折~金城館(きんじょうかん)~大野屋~国道135号~トンネル1個抜けてから急坂で熱海城 3.8km。
湯~遊~バスが民営化?してから1回乗車250円という制度が加わったので梅園から熱海城を例にするとバス乗り換えにより3人組なら1260円(2名840円)となるが、待ち時間を考えたらタクシー1300~1400円のほうが良い。時間を考えたら1~2名でもタクシーは損ではない。梅まつりシーズンに梅園にはタクシーは常駐しているが、熱海城にタクシーは常駐していないので観光シーズン以外だと呼び出し料金が加算されるかも(土日なら1台くらいいるときもある)。以前は客数がどん底だったから何分くらいで戻るって言うとそのままいてくれた時もあるが今の熱海ではどうかな?
熱海駅から梅園へは車道で最短2.5km 1000~1100円だが、こちらは路線バスが通ってるため時間に迫られてない限りは利点がない。4人ならタクシーのほうが楽かもね。
<その他の周遊乗車券>
旅行で時間が大事だってことは良くわかっていますから日頃から計画を立てる上で時刻表からの検討は必須であり無駄な時間を省くのは当たり前。下手にケチると旅行として損をする。
どこへ行きたいの? これが決まらなければ割引券の選択はできない
・得トクバスパック (東海バス)
「池田満寿夫・佐藤陽子 創作の家」パック 大人340円 入館料は含まず100円引 水曜ほか休館あり
「アカオハーブ&ローズガーデン」パック 大人1,300円 バス往復+入園料 3/1~7/31,10/1~11/30
「MOA美術館」パック 大人1,640円 バス往復+入館料のセット 水曜・木曜を除く
「東海バス全線フリーきっぷ」 2日券 大人3,900円/3日券 大人4,600円
※ 休館日、販売期間の制限に注意
・十国峠で富士山なら 「絶景富士山乗車券」1,200円(伊豆箱根バス)
熱海駅から十国峠登り口の箱根路線のバス1日と十国峠ケーブルカー1往復のセット。ただし、この路線は冬期時刻表で1日4往復、夏期時刻表で1日7往復と少ない。最終便に乗って十国峠で降りたら取り残されることもあるため運行時刻によって更に制限される。タクシーだと常駐してるような場所ではないため熱海から時間借りで行くことになり往復と見学時間を入れたら2時間以上は確保する必要があり最低でも2万円とかになるかと思う。ですから時刻表を見て予定を合わせて行動すればお得なきっぷ。
・梅園と来宮神社、熱海市中心街なら 「熱海満喫乗車券」500円(伊豆箱根バス)
現時点、熱海駅~梅園は230円。往復だけなら損ですが、起雲閣や中心街で途中下車するなら少々お得になる。梅園に多く行ってた頃にこれがあったらよかったのにと思うのも梅園内だけでは限られているので、(1)熱海駅→梅園、(2)梅園→(中心街 昼食)、(3)銀座~市役所→梅園、(4)梅園→熱海駅 という移動が定番だった。
・小田原~箱根~熱海 「箱根バスフリー」 1700、2000円(伊豆箱根バス)
・小田原~箱根~熱海 「箱根旅助け」 3000円(伊豆箱根バス)
旅する側として熱海に宿泊するとしても何も熱海の中をうろうろするとは限らない。定番の箱根方面からもあるし伊東や下田のほうまで行ってからや、反対に熱海で遊んでから伊東方面で宿泊の場合もある。国鉄からJR分割で個々の管轄から周遊券が不便になったようにバスも同じ会社ですら管轄の違いによって客の都合を奪う範囲でしか発行できない。例えば同じ東海バスのくせに地区によって回数券が別なのだ。
活発派なら十国峠で既存のセット券や初島へは船になりバスは乗り場までだけとなる。利用者層というのはどこにあるのか? 高齢者は宿からあまり動かないってのも小さい頃から見てきたが、うちの関係者が動きたがらないのか熱海に行きすぎてて見るところがないからで、湯~遊~バスなんて見てると年齢層が高い。
<「あつおきっぷ」の真骨頂 施設割引> 2019年1月17日~2019年6月30日のみ
バス料金じゃなく施設割引にある。最も大きいのが一般向けじゃないんだが熱海秘宝館は通常1700円が1000円になる。クーポン使っても1500円にしかならないので、この割引率は今までない。ロープウェイ往復付きでも通常1800円が1300円となる。アカオハーブ&ローズガーデンは花の季節には入園料が高くなるのだが割引率が上がる。施設利用すると考えれば「あつおきっぷ」の価値は増大する。
JRの静岡県デスティネーションキャンペーンに合わせたので、その期間と共に終了。
<東海バス回数券>
私の年代では東京で見ることはなくなってた金券切り離しタイプの回数券。1000円だと1100円分だが、2000円だと2400円分。湯~遊~バスの支払いには使えないと思うが、通常の路線バスで複数人で周遊きっぷの制約なしにお得にバスを使える。とりあえず一人1000円以上使うなら損は出ない。少額利用でもリピーターならコレです。
地下鉄、路線バスのSFカード、JRのイオカード(5000円で5850円分など)がICカード化で消滅させられたように、もし東海バスがICカードに対応したらこうした回数券は消滅するだろう。都内でもやってる「バス得」は1ヶ月中に日を重ねて複数乗車していないと還元されないため観光客や住民でも1週間に1度くらい病院へ行くという高齢者には何の節約にもならなくなる可能性が高い。ICカード対応じゃないって文句言う奴らはイチゲンさんか希にしか来ない人。
梅園へは伊豆箱根バスなのでICカード対応していたが「バス得」の制度ではひと月で相応額を利用しないと利用額から差し引かれるポイントが付加されないため得したことがない。回数券ならば購入時点で割引を含む利用権(券)を得るから翌月でリセットされたりはしないのだ。過去に1月~3月期に多くとも1ヶ月中に毎週行くわけでもないし、梅園は伊豆箱根バスであるが市街地に出て東海バスを使って戻ることがほとんどだったからポイントが貯まる前に期限でリセットされてしまう。
JRもだが、だいたい設備投資は客に転嫁されるかのごとく何か定期的に使う客の利点が消えてきたのだ。磁気カードが不正利用でやめたならICカードでもSFカードやイオカードと同じ制度を維持できたのにやめたのは資金源にされたんだろうな。だから東海バスのICカード対応は個人的に反対なのだ。地方路線は設備投資したからって客が増えるわけじゃないのです。高齢者層の定期利用者を苦しめたらロクなことはない。だったら観光客からふんだくったほうがいいよ。
→ 東海バス >> とくとくきっぷ 回数券お得情報
私が希望して過去に書いたのは熱海市街地のみの1日乗車券で東海バス・伊豆箱根バス共通にならないかってことだった。別々に作ったら元が取れるほど乗らないだろうし、実現しても高い値段なら普通に支払ったほうが良いくらいしか使わないかもしれない。
上記の「その他の周遊乗車券」で記載したが、伊豆箱根バスには1日乗車券500円があるが路線が少ない。熱海市街地で路線が多いのは東海バスのほうなのだが湯~遊~バス(700円)の路線限定なのだ。湯~遊~バスを東海バスが民営で継続を決めたとき、市内中心部くらい普通の路線バスも乗れるようにすればよかったのにと東海バスの経営判断を批判した。それまでは熱海市が運行資金を補填していたから無理だが全て東海バス運営だからどうとでもなった。
いままで東海バスに一般路線の市街地の1日乗車券は聞いたことがなく、2日間有効「あつおきっぷ」1200円が知る限り初であるが、静岡デスティネーションキャンペーン期間中限定の企画切符で6月末で終了してしまう。それまでに利用者動向をどう捉えるかだが、JRを例にすると「販売→知られてない→販売数が少ない→売れないなら廃止」と訳のわからないと思われる対応だと各地で思うところがあったため、ちゃんと実態を掴んで決めていただきたいと思うところがある。7月から何ヶ月後
に動きが見えたら何か考えが生まれたってことだろう。期待せずに待つことにしましょう。
≪ 続きを隠す
<「あつおきっぷ」のモデルコースを考える>
モデルコースとして書かれてるバス区間のみを取り出し日数と番号を振った (代替路線)
1-1 熱海駅→MOA美術館 170円
1-2 MOA美術館→桃山 170円
1-3 桃山→熱海駅 170円
2-1 熱海駅→熱海城 250円 (通常路線:→錦ヶ浦 250円/→熱海後楽園230円+ロープウェイ)
2-2 熱海城→アカオハーブ&ローズガーデン 250円 (通常路線: 280円)
2-3 アカオハーブ&ローズガーデン→起雲閣西口 250円 (通常路線: →天神町 200円)
2-4 天神町→仲見世入口 230円 (他の路線: →熱海駅 230円/→藤沢入口[咲見町経由] 230円)
モデルコースで市街地を基準にすると、どこかのホテルに優遇と思われるとの考え方もわかるが、宿泊で熱海駅が基準ってのは考えにくいのだが、ひとまずそこは無視する。1日目は特に問題ないが私なら帰りの下りは歩くっても急坂なのでバスで構わない。池田満寿夫・佐藤陽子創作の家へ行かないと考えるとMOA美術館の庭を廻ってから高台からの景色を見ながら南方向へ下って熱海駅の裏手へ散歩もある。バス会社のプランだからバスは使わないといけないのでモデルコースは路線上に制限されるだろう。
問題は2日目。2-1から2-3は1回乗車で計算されてるようだが、「湯~遊~バス」(市街地の観光施設を周回するバス)で事足りるのでまとめて700円しかかからない。加えて 2-4 も湯~遊~バスで可能だ。湯~遊~バスであると仲見世入口でなく先に着く熱海駅から歩くことになるが、上り坂と下り坂の違いは大きい。仲見世商店街と平和通り名店街を通ってみるなら、下って上るってことからも熱海駅側から始めたほうがよくなる。そうなるとモデルコースは1210円、あつおきっぷ1200円と差がない状態になった。
熱海城への代替路線として錦ヶ浦と書いたがそこから先に急坂があるので、それを上る気があるならば最寄りのバス停だってことだけで事実上なしでしょう。熱海城はロープウェイより更に上だから熱海城入口前にバス停がある湯~遊~バスのほうが楽である。そしてそこは熱海の映像として定番の絶景ポイントでもある。
アカオハーブ&ローズガーデンへだが、湯~遊~バスと網代旭町行きの両方で行けるが、湯~遊~バスは180度回頭するため入口前まで行くが、網代旭町行きの路線バスの停留所は国道を200メートルほど先となる。そもそもアカオハーブ&ローズガーデンは斜面にあり入口は最も下にあり園内の移動を考えるとバス停が離れてるなど他愛もないこと。熱海じゃないけど同じ伊豆半島でバラ園なら河津バガテル公園のほうが園内が平地である。
ということで運賃は気にせず都合の良い路線を選べば良いことになる。あつおきっぷなど周遊券を買ってしまったらそれに制約されてしまうだろうが、その利点は下記に施設割引(「あつおきっぷ」の真骨頂)として別途記載する。
<「湯~遊~バス」 縛られずに都合よく利用すべき>
過去より熱海滞在一泊二日してバス代に1200円使うことはなかった。そして今の湯~遊~バスは梅園も来宮神社も通らなくなったから別途出費がある。私がまだ熱海の交通網に無知だった頃、湯~遊~バスを利用して大失敗した経験がある。
深く考えずに利用した理由は、高台にある熱海城へ行く路線バスは存在せず、観光周遊バスである「湯~遊~バス」だけで選択肢がなかった。今みたいに他の路線を駆使したり所要時間も知らなかったから。
湯~遊~バスは片方向周りにしか運行されておらず、目的地の順番次第では狭い熱海なのに長らく乗車することになる。狭い熱海でも観光シーズンには自家用車が渋滞を引き起こすわけで、特に熱海街道と伊豆半島方面への国道135号線が混雑する。アカオハーブ&ローズガーデン周りがとんでもなく時間かかった。順当に走っても時間がかかってるのは最近のテレビ放送でもバスの選択を間違ったために起きた。
2019年1月13日放送 テレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」(徳光和夫・田中律子・ゲスト雛形あきこ の番組)で、銀座(熱海)バス停から熱海駅に行くのに湯~遊~バスに乗った。番組を見てて瞬間に「なんてこった」と。そうなったのは夕方なのにアカオハーブ&ローズガーデンへ行こうと思っていたからだが、もう閉まってるとのことに徳光の「まわって熱海駅に行く」と質問に対し、バスの運転手の答えが間違えでないものの不適格だった。熱海駅って言われたんだから「これでも行くけど時間がかかるから反対方向のバス」と説明すべきだった。
日本各地にて、こういう間抜けな受け答えをするから「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でも蛭子能収の毒舌に見舞われてきたのである。私が「調査魔」となってしまったのは、こうした宛てに出来ないが理由だった。だから交通機関には路線図(経路のみならず地図上で物理的な場所がわかること)、時刻表など客のほうから調べられる詳細資料を公開していただきたい。
都会の渋滞は遅れを起こすが運行本数が多いため気にならない。地方での遅れは命取りの場合もあるのだが、今はどこを走ってるなんて情報を出すのも都市部のバスだけ。飛行機(旅客機)なら統一されているため世界中の動きを確認することができるんだ。
大人の事情でアカオハーブ&ローズガーデンを紹介する必要があったとは思えないのがその番組である。徳光のわがままで毎度のよう行く場所変えてる。都内じゃないから仕組まれていた可能性は捨てきれないがね。遠回りしたことで30分以上は損してる。
その後に不動産屋に行ったがリゾート物件を見る時間あったかもしれない。私もロイヤルリゾートのあの人に物件紹介されたし、2階の ひまわり(同じく不動産屋名)で伊東のお姉さんにお世話になりました。余談ですが感じの良さは ひまわり です。
脱線したが、湯~遊~バスの使い道を間違えると失敗する。小銭の差よりも時間を有効に使うべきではなかろうか。きのう夜のテレビ番組に「コスパ男」ってのが出てきたが、彼の欠陥は、今必要なものの選択ができない事/食品なら値段だけじゃない事/底値で決めてたら選択肢もなく使用期限もある事/何より底値購入にかかる時間をお金に換算して考えられないなど側面でおお間抜けだ。
「マイル」を貯めて得するんだと言いながら実は貯めるため多くのカネを使うような奴と同じ思考に欠陥がある。本当に安くしてるところはポイント制度なんてやってらんないんだよ。究極の節約みたいな人も過去にテレビで紹介されているが必要以上に生活が不便になるだけであり、単にそういう趣味であって実用性は薄い。
だから私は選択肢を増やすことは考えるが、安ければ良いとして選ばないし、旅するのに気疲れすることは本末転倒である。コストパーフォーマンスの意味を知っていれば単に安いじゃないってわかるはずだ。周遊タイプの割引切符を選ぶことは選択肢を失うことであるので、妥協が増えたら意味がない。
<タクシーの有効活用>
10年前に熱海城から梅園に行くのに、熱海城→アカオハーブ&ローズガーデン→市街地→熱海駅→市街地→梅園と観光シーズンの渋滞で1時間かかったことがある。知識が付いた後なら、例え多くのお金を使ったとしても 梅園から熱海城はタクシーを使う。一般的なルートは梅園~来宮神社前~熱海街道~市役所前右折~金城館(きんじょうかん)~大野屋~国道135号~トンネル1個抜けてから急坂で熱海城 3.8km。
湯~遊~バスが民営化?してから1回乗車250円という制度が加わったので梅園から熱海城を例にするとバス乗り換えにより3人組なら1260円(2名840円)となるが、待ち時間を考えたらタクシー1300~1400円のほうが良い。時間を考えたら1~2名でもタクシーは損ではない。梅まつりシーズンに梅園にはタクシーは常駐しているが、熱海城にタクシーは常駐していないので観光シーズン以外だと呼び出し料金が加算されるかも(土日なら1台くらいいるときもある)。以前は客数がどん底だったから何分くらいで戻るって言うとそのままいてくれた時もあるが今の熱海ではどうかな?
熱海駅から梅園へは車道で最短2.5km 1000~1100円だが、こちらは路線バスが通ってるため時間に迫られてない限りは利点がない。4人ならタクシーのほうが楽かもね。
<その他の周遊乗車券>
旅行で時間が大事だってことは良くわかっていますから日頃から計画を立てる上で時刻表からの検討は必須であり無駄な時間を省くのは当たり前。下手にケチると旅行として損をする。
どこへ行きたいの? これが決まらなければ割引券の選択はできない
・得トクバスパック (東海バス)
「池田満寿夫・佐藤陽子 創作の家」パック 大人340円 入館料は含まず100円引 水曜ほか休館あり
「アカオハーブ&ローズガーデン」パック 大人1,300円 バス往復+入園料 3/1~7/31,10/1~11/30
「MOA美術館」パック 大人1,640円 バス往復+入館料のセット 水曜・木曜を除く
「東海バス全線フリーきっぷ」 2日券 大人3,900円/3日券 大人4,600円
※ 休館日、販売期間の制限に注意
・十国峠で富士山なら 「絶景富士山乗車券」1,200円(伊豆箱根バス)
熱海駅から十国峠登り口の箱根路線のバス1日と十国峠ケーブルカー1往復のセット。ただし、この路線は冬期時刻表で1日4往復、夏期時刻表で1日7往復と少ない。最終便に乗って十国峠で降りたら取り残されることもあるため運行時刻によって更に制限される。タクシーだと常駐してるような場所ではないため熱海から時間借りで行くことになり往復と見学時間を入れたら2時間以上は確保する必要があり最低でも2万円とかになるかと思う。ですから時刻表を見て予定を合わせて行動すればお得なきっぷ。
・梅園と来宮神社、熱海市中心街なら 「熱海満喫乗車券」500円(伊豆箱根バス)
現時点、熱海駅~梅園は230円。往復だけなら損ですが、起雲閣や中心街で途中下車するなら少々お得になる。梅園に多く行ってた頃にこれがあったらよかったのにと思うのも梅園内だけでは限られているので、(1)熱海駅→梅園、(2)梅園→(中心街 昼食)、(3)銀座~市役所→梅園、(4)梅園→熱海駅 という移動が定番だった。
・小田原~箱根~熱海 「箱根バスフリー」 1700、2000円(伊豆箱根バス)
・小田原~箱根~熱海 「箱根旅助け」 3000円(伊豆箱根バス)
旅する側として熱海に宿泊するとしても何も熱海の中をうろうろするとは限らない。定番の箱根方面からもあるし伊東や下田のほうまで行ってからや、反対に熱海で遊んでから伊東方面で宿泊の場合もある。国鉄からJR分割で個々の管轄から周遊券が不便になったようにバスも同じ会社ですら管轄の違いによって客の都合を奪う範囲でしか発行できない。例えば同じ東海バスのくせに地区によって回数券が別なのだ。
活発派なら十国峠で既存のセット券や初島へは船になりバスは乗り場までだけとなる。利用者層というのはどこにあるのか? 高齢者は宿からあまり動かないってのも小さい頃から見てきたが、うちの関係者が動きたがらないのか熱海に行きすぎてて見るところがないからで、湯~遊~バスなんて見てると年齢層が高い。
<「あつおきっぷ」の真骨頂 施設割引> 2019年1月17日~2019年6月30日のみ
バス料金じゃなく施設割引にある。最も大きいのが一般向けじゃないんだが熱海秘宝館は通常1700円が1000円になる。クーポン使っても1500円にしかならないので、この割引率は今までない。ロープウェイ往復付きでも通常1800円が1300円となる。アカオハーブ&ローズガーデンは花の季節には入園料が高くなるのだが割引率が上がる。施設利用すると考えれば「あつおきっぷ」の価値は増大する。
JRの静岡県デスティネーションキャンペーンに合わせたので、その期間と共に終了。
<東海バス回数券>
私の年代では東京で見ることはなくなってた金券切り離しタイプの回数券。1000円だと1100円分だが、2000円だと2400円分。湯~遊~バスの支払いには使えないと思うが、通常の路線バスで複数人で周遊きっぷの制約なしにお得にバスを使える。とりあえず一人1000円以上使うなら損は出ない。少額利用でもリピーターならコレです。
地下鉄、路線バスのSFカード、JRのイオカード(5000円で5850円分など)がICカード化で消滅させられたように、もし東海バスがICカードに対応したらこうした回数券は消滅するだろう。都内でもやってる「バス得」は1ヶ月中に日を重ねて複数乗車していないと還元されないため観光客や住民でも1週間に1度くらい病院へ行くという高齢者には何の節約にもならなくなる可能性が高い。ICカード対応じゃないって文句言う奴らはイチゲンさんか希にしか来ない人。
梅園へは伊豆箱根バスなのでICカード対応していたが「バス得」の制度ではひと月で相応額を利用しないと利用額から差し引かれるポイントが付加されないため得したことがない。回数券ならば購入時点で割引を含む利用権(券)を得るから翌月でリセットされたりはしないのだ。過去に1月~3月期に多くとも1ヶ月中に毎週行くわけでもないし、梅園は伊豆箱根バスであるが市街地に出て東海バスを使って戻ることがほとんどだったからポイントが貯まる前に期限でリセットされてしまう。
JRもだが、だいたい設備投資は客に転嫁されるかのごとく何か定期的に使う客の利点が消えてきたのだ。磁気カードが不正利用でやめたならICカードでもSFカードやイオカードと同じ制度を維持できたのにやめたのは資金源にされたんだろうな。だから東海バスのICカード対応は個人的に反対なのだ。地方路線は設備投資したからって客が増えるわけじゃないのです。高齢者層の定期利用者を苦しめたらロクなことはない。だったら観光客からふんだくったほうがいいよ。
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私が希望して過去に書いたのは熱海市街地のみの1日乗車券で東海バス・伊豆箱根バス共通にならないかってことだった。別々に作ったら元が取れるほど乗らないだろうし、実現しても高い値段なら普通に支払ったほうが良いくらいしか使わないかもしれない。
上記の「その他の周遊乗車券」で記載したが、伊豆箱根バスには1日乗車券500円があるが路線が少ない。熱海市街地で路線が多いのは東海バスのほうなのだが湯~遊~バス(700円)の路線限定なのだ。湯~遊~バスを東海バスが民営で継続を決めたとき、市内中心部くらい普通の路線バスも乗れるようにすればよかったのにと東海バスの経営判断を批判した。それまでは熱海市が運行資金を補填していたから無理だが全て東海バス運営だからどうとでもなった。
いままで東海バスに一般路線の市街地の1日乗車券は聞いたことがなく、2日間有効「あつおきっぷ」1200円が知る限り初であるが、静岡デスティネーションキャンペーン期間中限定の企画切符で6月末で終了してしまう。それまでに利用者動向をどう捉えるかだが、JRを例にすると「販売→知られてない→販売数が少ない→売れないなら廃止」と訳のわからないと思われる対応だと各地で思うところがあったため、ちゃんと実態を掴んで決めていただきたいと思うところがある。7月から何ヶ月後
に動きが見えたら何か考えが生まれたってことだろう。期待せずに待つことにしましょう。
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2019-01-17 Thu
女子的に考えると伊豆山神社なのだが、老若男女と市街地に近いことを考えると立地条件として来宮神社となってしまう。東京のテレビ局として来宮神社はV字回復から数十回は取り上げられてるはずだが、伊豆山神社は記憶の彼方。ローカル番組の「いい伊豆みつけた」で、たまに扱われるくらいかな。別件として扱われることがあるのは山登り番組で岩戸山への通り道としての伊豆山神社だから映っても紹介はされない。参道837段をのぼったとすると2011年の「ザ・狩人(ハンター)」くらいまで戻らないといけない。
旅行でも通常のバラエティ番組だとどうしても 絵面(えづら)ってことで、神社ごと商業化してきた来宮神社のほうが放送しがいがある。2013年に本殿西側のお守りとか売るところを新築してカフェ(茶処)まで併設したわけですが、そこから熱海がV字回復って言われるごとに、入口横のカフェ、2017年頃には鳥居から中まで京都風な竹林を両脇に作り、大楠へのところにも視覚な効果を施している。いわばインスタ映えスポットを作ってきた。
大楠も、どっち周りでも関係ありませんよとなっていたが、今は右から反時計回りが順路となっている。言われる前からだいたいみんなそっち周りで、たまに反対回りの人もいましたが観光シーズンでも混雑はなく問題なかったが、近年の人の多さで決めることになったのでしょうか。横は何十回となく通っていたが中に入るのは年単位の時間が必要だったため行くごとに急激に変わって見えていた。
熱海梅園と来宮神社の中間点である梅園入口バス停付近の元ガソリンスタンドの再利用はすばらしい。梅園から来宮神社へ行く段階での休憩所としては良い。私は9年前だが道路で塀の隙間から手を伸ばして新幹線との写真撮ったことがある。あそこから山のほうへ道なりに上っても公道上から景色がよく見える場所がない。だからトヨタに100円くらいで1分くらい入れてくれないと思ったこともあるし、もっと上に行っても絶対的に誰かの敷地なんだ。
歩道を歩いてたはずが関係者以外立入禁止の罠には愚痴をこぼすしかなかった。ちょっと写真撮るくらいで怒られやしないだろうがね。地方って何の警告もなしに自動車専用道になっていたり私有地に飛び込んでいたりするものだ。だからこそ元ガソリンスタンドからの眺めと新幹線のセットは私が隙間から撮ったのより格段に良い構図で撮れるはず。カフェや何か正々堂々といられたほうが気が楽。
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