2019-03-21 Thu
花咲きが4輪か5輪かなんてどうでもいいことで開花は見頃の予測となるのであり見に行く意味がわからず役所かマスコミに任せておけばよいじゃない。東北方面の開花はこれから2週間以上先のことであろう。地方となるとマスコミが行ってくれないし、行ったとしても東京では見ることができない。白石川堤一目千本桜 [地図] 柴田町
船岡城址公園 [地図] 柴田町
太陽の村 [地図] 柴田町(船岡駅より徒歩4km 公共交通なし)
白石川堤一目千本桜 [地図] 大河原町
前より深く調べてわかったのが、柴田町および大河原町の観光地となるべき場所には公共交通がない。住民が登録して使えるオンデマンド乗り合い型タクシーが存在するだけ。あとは宮城交通バスに大河原町~村田町~川崎町。ついでに川崎町民バスは笹谷までで、笹谷峠を越え山形県へは15kmバスがない...
これは白石川堤一目千本桜を見た後の話。大河原町~遠刈田~白石蔵王、青根温泉~川崎町~仙台とはなってるが過去のテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」からも、そのあたりから山形県へは入ってない。地図上に冬季閉鎖道路でバス停の表記もあるのだが県境路線が見つからない。蔵王刈田山頂~山形駅ってのがあるが、宮城県側から蔵王刈田へが悲劇的である。地図を見て高速道路はあるがバスを検索しても出てこないので、白石蔵王~大河原町あたりから山形県へ入るには仙台を経由するしかなさそう。
開花状況次第だが、山形県側のほうが遅いことを考えると別の場所を探した方がよさそう。
【開花予測のための資料】
過去の開花状況ですが大河原町で詳細は過去2年分のみ。角館(秋田県)のよう蓄積はされておらず満開日は過去10年分だけが掲載されていたため都合12年分のデータがわかる。
通常、過去数年分しか公表しないため、過去に収集した各方面のデータで補完しており何日か誤差が出る。それは収集データによって桜の観測地点が異なるため。大きくは違ってないと思うので長く見れば参考にできると思う。
西暦(平成) - 大河原町(満開) / 角館(満開) / 弘前(満開) / 太陽黒点の数(太陽活動の指標)
1989(H1) - ======= / 4月22日 / ======= /
1990(H2) - ======= / 4月22日 / ======= / 黒点 多
1991(H3) - ======= / 4月25日 / ======= / 黒点 多(周期中 最多)
1992(H4) - ======= / 4月28日 / ======= /
1993(H5) - ======= / 4月30日 / ======= /
1994(H6) - ======= / 4月30日 / ======= /
1995(H7) - ======= / 4月29日 / ======= / 黒点 少
1996(H8) - ======= / 5月3日 / ======= / 黒点 少(周期中 最小)
1997(H9) - ======= / 4月29日 / 4月28日 /
1998(H10) - ======= / 4月20日 / 4月20日 /
1999(H11) - ======= / 4月25日 / 4月27日 /
2000(H12) - ======= / 4月24日 / 5月3日 / 黒点 多
2001(H13) - ======= / 4月24日 / 4月27日 / 黒点 多
2002(H14) - ======= / 4月19日 / 4月17日 / 黒点 多(周期中 最多)
2003(H15) - ======= / 4月28日 / 4月25日 / 黒点 多
2004(H16) - ======= / 4月24日 / 4月20日 /
2005(H17) - ======= / 5月2日 / 5月2日 /
2006(H18) - ======= / 5月3日 / 5月5日 /
2007(H19) - 4月12日 / 4月30日 / 4月30日 /
2008(H20) - 4月12日 / 4月21日 / 4月21日 / 黒点 少
2009(H21) - 4月10日 / 4月23日 / 4月22日 / 黒点 少(周期中 最小)
2010(H22) - 4月18日 / 5月4日 / 5月3日 / 黒点 少
2011(H23) - 4月16日 / 5月6日 / 5月2日 /
2012(H24) - 4月23日 / 5月1日 / 5月1日 /
2013(H25) - 4月14日 / 5月9日 / 5月7日 / 黒点 多
2014(H26) - 4月12日 / 4月29日 / 4月27日 / 黒点 多(周期中 最多)
2015(H27) - 4月10日 / 4月21日 / 4月22日 / 黒点 多
2016(H28) - 4月7日 / 4月23日 / 4月22日 /
2017(H29) - 4月14日 / 4月27日 / 4月25日 /
2018(H30) - 4月5日 / 4月27日 / 4月22日 / 黒点 少
2019(H31) - 4月?日 / ?月?日 / 黒点 少(周期中 最小?)
(出典: 大河原町、仙北市、弘前市みどりの協会、国立天文台)
太陽の活動周期は約11年と言われてるため10年で情報が捨てられてしまうとわからない。角館のほうは平成で切ったがもっと昔から記録されてるようです。仙北市役所には昭和63年以降しか掲載されてない。当時の気象状況と照らし合わせれば正確性が高まりそうだが、つぼみの段階から調べないといけないので大変だ。
ほかにもラニーニャ現象、エルニーニョ現象なる地球上で起きることのほうが大きく作用する。
河津桜まつり情報局は以前に掲載していた過去記録はなくなり、今では移行した開花状況を知らせるブログを遡るしかない。別に過去25年間の河津町の河津桜の開花データを調べてると言うサイトがあり、特に私も訴えてきたことである 『観光業者・出店業者・行政等の思惑にとらわれることなく正確な情報を提供することを本望としている』 ということで実に素晴らしいのだが・・・
過去25年間の河津桜の開花データはどこにあるの?
見当たらないんだよね。
全国的には気象庁の開花情報データしかない。気象庁は市町村単位であり、具体的にどこであるか?固有の木なのかも不明。消滅などで場所が変われば記載されるが、そうなると連続したデータとして使えない。温度計の設置場所の変更があって急に変わったりしたのが民放天気予報なんかで言われたように気象庁だからって信用できないところがある。
大都会は日本の気象状況とは大きく異なり人為的な事が大きいが、それもわかってるため予測の範囲内か。大量の情報が入ってくるし近場だから即座に行動できるが、地方となると事前に情報を掴まなければならない。旅行を計画するとなると「予測」が必要になる。
宿泊するとなると、当日の開花状況によって北だ南だって簡単に変更できない。
ヒートアイランド現象とは無縁な地域では、その年(開花前年より)の地球の気象状況が色濃くでている。自分の人生でわかるが、近代に猛暑、激暑だと思ったときは太陽の黒点が多いときではなく最小となる2~3年前だ。太陽が及ぼす影響が実際に地球で現れるのに年単位でズレるのでしょうか?もちろん絶対ではないが傾向としては高いのだが昔になると正確な気象記録がないので過去50年程度の話。
大都会だとわかりにくいのはヒートアイランド現象がすごすぎるから。イベント撮影や旅行にて機材から危機を感じてきたが、マスコミが騒ぎ出す最高気温の記録とか特異的なことだと太陽活動周期との関係が見えないが、平均気温だと関係性が見えてくる。
コンピューターが一般化してから、インターネットとなると更に短い年月しか経過してないため各地で記録があってもデータ化されてないかもしれないが、私が十何年か観光のためにインターネット上で情報収集してきて感じたのは、「過去のデータが捨てられる」ことで、動きが速いソメイヨシノなのに何日も情報が更新されなかったりし、最も呆れたのが新たに観測したら直前の記録が消されてしまうことだった。
観光客のことを度外視して観光業者や出店業者のため、騙してでも客を呼ぶと書くと聞こえが悪いが事実上はその通りな地域が多いのだ。だから大手の開花情報も実に調査は適当で何月何日の何時に確認した情報なのかも記載されてない。1週間くらいしかもたないソメイヨシノで3~4日もあいた情報なんて使い物にならない。開花は重要だが停滞するときがある。
<参考 および、出典>
→ 宮城県大河原町
→ 宮城県柴田町
→ 秋田県仙北市
→ 田沢湖・角館観光協会(旧・かくのだて観光Navi)
→ 国立天文台 > 太陽観測科学プロジェクト > 太陽活動データーベース
<参考資料、関連リンク>
→ 気象庁 > 各種データ・資料 > 地球環境・気候 > 生物季節観測の情報 > 過去のさくらの満開日
→ Cherry blossom phenology and temperature reconstructions at Kyoto
→ NOAA > Solar Data Services , NOAA SPACE WEATHER
→ NASA SUNSPOT DATABASE
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開花状況次第だが、山形県側のほうが遅いことを考えると別の場所を探した方がよさそう。
【開花予測のための資料】
過去の開花状況ですが大河原町で詳細は過去2年分のみ。角館(秋田県)のよう蓄積はされておらず満開日は過去10年分だけが掲載されていたため都合12年分のデータがわかる。
通常、過去数年分しか公表しないため、過去に収集した各方面のデータで補完しており何日か誤差が出る。それは収集データによって桜の観測地点が異なるため。大きくは違ってないと思うので長く見れば参考にできると思う。
西暦(平成) - 大河原町(満開) / 角館(満開) / 弘前(満開) / 太陽黒点の数(太陽活動の指標)
1989(H1) - ======= / 4月22日 / ======= /
1990(H2) - ======= / 4月22日 / ======= / 黒点 多
1991(H3) - ======= / 4月25日 / ======= / 黒点 多(周期中 最多)
1992(H4) - ======= / 4月28日 / ======= /
1993(H5) - ======= / 4月30日 / ======= /
1994(H6) - ======= / 4月30日 / ======= /
1995(H7) - ======= / 4月29日 / ======= / 黒点 少
1996(H8) - ======= / 5月3日 / ======= / 黒点 少(周期中 最小)
1997(H9) - ======= / 4月29日 / 4月28日 /
1998(H10) - ======= / 4月20日 / 4月20日 /
1999(H11) - ======= / 4月25日 / 4月27日 /
2000(H12) - ======= / 4月24日 / 5月3日 / 黒点 多
2001(H13) - ======= / 4月24日 / 4月27日 / 黒点 多
2002(H14) - ======= / 4月19日 / 4月17日 / 黒点 多(周期中 最多)
2003(H15) - ======= / 4月28日 / 4月25日 / 黒点 多
2004(H16) - ======= / 4月24日 / 4月20日 /
2005(H17) - ======= / 5月2日 / 5月2日 /
2006(H18) - ======= / 5月3日 / 5月5日 /
2007(H19) - 4月12日 / 4月30日 / 4月30日 /
2008(H20) - 4月12日 / 4月21日 / 4月21日 / 黒点 少
2009(H21) - 4月10日 / 4月23日 / 4月22日 / 黒点 少(周期中 最小)
2010(H22) - 4月18日 / 5月4日 / 5月3日 / 黒点 少
2011(H23) - 4月16日 / 5月6日 / 5月2日 /
2012(H24) - 4月23日 / 5月1日 / 5月1日 /
2013(H25) - 4月14日 / 5月9日 / 5月7日 / 黒点 多
2014(H26) - 4月12日 / 4月29日 / 4月27日 / 黒点 多(周期中 最多)
2015(H27) - 4月10日 / 4月21日 / 4月22日 / 黒点 多
2016(H28) - 4月7日 / 4月23日 / 4月22日 /
2017(H29) - 4月14日 / 4月27日 / 4月25日 /
2018(H30) - 4月5日 / 4月27日 / 4月22日 / 黒点 少
2019(H31) - 4月?日 / ?月?日 / 黒点 少(周期中 最小?)
(出典: 大河原町、仙北市、弘前市みどりの協会、国立天文台)
太陽の活動周期は約11年と言われてるため10年で情報が捨てられてしまうとわからない。角館のほうは平成で切ったがもっと昔から記録されてるようです。仙北市役所には昭和63年以降しか掲載されてない。当時の気象状況と照らし合わせれば正確性が高まりそうだが、つぼみの段階から調べないといけないので大変だ。
ほかにもラニーニャ現象、エルニーニョ現象なる地球上で起きることのほうが大きく作用する。
河津桜まつり情報局は以前に掲載していた過去記録はなくなり、今では移行した開花状況を知らせるブログを遡るしかない。別に過去25年間の河津町の河津桜の開花データを調べてると言うサイトがあり、特に私も訴えてきたことである 『観光業者・出店業者・行政等の思惑にとらわれることなく正確な情報を提供することを本望としている』 ということで実に素晴らしいのだが・・・
過去25年間の河津桜の開花データはどこにあるの?
見当たらないんだよね。
全国的には気象庁の開花情報データしかない。気象庁は市町村単位であり、具体的にどこであるか?固有の木なのかも不明。消滅などで場所が変われば記載されるが、そうなると連続したデータとして使えない。温度計の設置場所の変更があって急に変わったりしたのが民放天気予報なんかで言われたように気象庁だからって信用できないところがある。
大都会は日本の気象状況とは大きく異なり人為的な事が大きいが、それもわかってるため予測の範囲内か。大量の情報が入ってくるし近場だから即座に行動できるが、地方となると事前に情報を掴まなければならない。旅行を計画するとなると「予測」が必要になる。
宿泊するとなると、当日の開花状況によって北だ南だって簡単に変更できない。
ヒートアイランド現象とは無縁な地域では、その年(開花前年より)の地球の気象状況が色濃くでている。自分の人生でわかるが、近代に猛暑、激暑だと思ったときは太陽の黒点が多いときではなく最小となる2~3年前だ。太陽が及ぼす影響が実際に地球で現れるのに年単位でズレるのでしょうか?もちろん絶対ではないが傾向としては高いのだが昔になると正確な気象記録がないので過去50年程度の話。
大都会だとわかりにくいのはヒートアイランド現象がすごすぎるから。イベント撮影や旅行にて機材から危機を感じてきたが、マスコミが騒ぎ出す最高気温の記録とか特異的なことだと太陽活動周期との関係が見えないが、平均気温だと関係性が見えてくる。
コンピューターが一般化してから、インターネットとなると更に短い年月しか経過してないため各地で記録があってもデータ化されてないかもしれないが、私が十何年か観光のためにインターネット上で情報収集してきて感じたのは、「過去のデータが捨てられる」ことで、動きが速いソメイヨシノなのに何日も情報が更新されなかったりし、最も呆れたのが新たに観測したら直前の記録が消されてしまうことだった。
観光客のことを度外視して観光業者や出店業者のため、騙してでも客を呼ぶと書くと聞こえが悪いが事実上はその通りな地域が多いのだ。だから大手の開花情報も実に調査は適当で何月何日の何時に確認した情報なのかも記載されてない。1週間くらいしかもたないソメイヨシノで3~4日もあいた情報なんて使い物にならない。開花は重要だが停滞するときがある。
<参考 および、出典>
→ 宮城県大河原町
→ 宮城県柴田町
→ 秋田県仙北市
→ 田沢湖・角館観光協会(旧・かくのだて観光Navi)
→ 国立天文台 > 太陽観測科学プロジェクト > 太陽活動データーベース
<参考資料、関連リンク>
→ 気象庁 > 各種データ・資料 > 地球環境・気候 > 生物季節観測の情報 > 過去のさくらの満開日
→ Cherry blossom phenology and temperature reconstructions at Kyoto
→ NOAA > Solar Data Services , NOAA SPACE WEATHER
→ NASA SUNSPOT DATABASE
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| emisaki | 2019-03-21 Thu 22:06 | 旅・散策と行事::計画・調査 |
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