2019-09-07 Sat
映像やゲームソフトまで手がけた事がある元は出版社だが、ゲームソフト開発はPlayStationが登場したあたりから甘い世界ではなくなったから専門業じゃなければ時代の変化にはついてゆけない。だからって出版は電子化によって更に落ち込んでいる。バイトだったからいいようなもの、ワンマン経営で残業代は一定以上でカット、組合の動きあらばクビに持ち込まれそうな今ならブラック企業かな。だってバイトの俺がしょっちゅう終電帰りでしたからね。時給なのが救いでバイトが月200時間って月~土フルタイム勤務と同じになった。授業で抜けてから戻ったりするから出社と退社時刻がわからない奇っ怪なタイムカードだったの思い出した。
その後、別会社でもCG制作でイマジカに缶詰にされたりしたが、あの当時は儲かったよな。だって、それまで麹町のテシコに1枚500円とかで紙焼きテロップを発注してたのが、パソコンと接続した機器で作れるようになり5書体での初期投資が200万円でも4000枚で元が取れた。数万枚作ってましたからね。スライドなるフィルムにする仕事が消えたように、そうした作品も今ならビデオにする必要なくPowerPointで作ったのから映像化も可能だから時代に乗らなきゃいけないこともある。全編がコマ送りって聖書のレーザーディスク制作を手伝ったの思い出した。
出版社のほうは非上場のワンマン経営だから突然出てきた息子が引き継いでしまう。その後は知らないけど分かれた会社に吸収合併されてたから経営は失敗したってこと。時代には乗れなかった。さらに親子で同種の別会社を作って出て行って、取締役の名前だけ残ってるってどういうこと?潰れるの見越して資産移しか?外部では全くわからない展開。
強引なのはワンマン社長だけ。知ってる当時の社員は普通の人達でしたが、もう還暦程度のはず。現在じゃ定年の年齢じゃないのでどうしておられるか。関連のバイト先だった映画配給会社もJCOMの傘下に入ってた。倒産はしてないので通ってた飲食店がなくなってるほうがショックだった。
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