2019-09-30 Mon
依然として映画配給会社は正しい英語を和製英語のカタカナへ変換する間抜け(大迷惑)が止まらない。そこにきて、ある放送局の映画の説明文を読んでいて、これは良い傾向になってきたのだろうか、「地下鉄がハイジャックされた」という正しい文面に目がとまった。以前から日本人は意味を無視して言葉を操ることを問題視。シージャック、カージャックと勝手な解釈によっての和製英語という迷惑が量産されてきた。上記で言うならトレインジャックなる間抜けな言葉を使いそうだし、世間では使われている。今回、少なくとも一つの放送局で説明文を書いた人は「ハイジャック」としてこそ「乗っ取り」事件を示すこと知ってたから書いたのだろ。
ところが世間の連中は「ジャック」だけを一人歩きさせた。また、電車の乗っ取り事件じゃなく同じ広告で埋め尽くすことを「トレインジャック」と言ったり、テレビに出続けることを「電波ジャック」などと悪い意味でもなくした実に阿呆だ。憎悪を伴う復讐であるリベンジを軽々しい意味にさせたのと同じ構図。知らないくせに使うから馬鹿ぶりに気づかない。
それにしても、Hi! を High と思い込み、高いだから飛行機、残るジャックが乗っ取りだと勝手な解釈をした馬鹿はどこのどいつなんだ? 狂いぶりってことでは一人伝言ゲームだよな。そのまま綴ってきた全体の責任。
あ~思い出したよ。企業内の催しでクイズ出題があったのだが、問題は指定されてて画面を作った。ストッキングに書いてある10・20などの数値(デニールではない)は何? 答えは締め付けの強さなのだが、その流れで大企業のお偉いさんの会話に突っ込みを入れられなかった。「本当はパンティーストッキングじゃなくパンティーホースって言うんだよって」「馬の足みたいだから」「ははは」みたいな流れ。そのホースじゃねーよ馬鹿と心の中でつぶやいた(horseじゃなくhose)。上記の挨拶な Hi と High のように恥の文化の副作用で知ったかぶりをする日本人はその手の間違いが得意である。
日本人は全て同じ法則が成り立つと思い込む。過去から指摘してるが、ハンドルであってハンドルネームじゃねぇーんだよ。そしてウェブサイトとホームページは本と栞(しおり)の違いだからな。何の本だか解らないのに、栞を見てくれって言ってるのさ。バカさ加減に嘆こうよ。
そりゃあ間違えることだってあるさ、でも確証を得ることを怠りすぎるにも程があるのさ。
馬鹿な情報に踊らされ、後になって真実を知ったとき顔から火が出る。
ラグビー観戦後に“害人”の悪行の話題が尽きないが、逆の立場になってみて訳のわからない言葉を使う迷惑、そして恥ずかしさを理解しないのは恥の文化の日本人として実に恥ずかしい。まず放送や出版から和製英語の撲滅を進めるよう要求する。勉強させられる側として大迷惑である。
幼少期に ブーブ って言われたはずが 自動車だって覚え直すより桁違いに煩わしい!
| emisaki | 2019-09-30 Mon 12:53 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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