2019-10-28 Mon
いつもながら調べることを疎かにしちゃいけない。使わないから気にしてなかった。まさかテレビ用語じゃないですよね? なぜなら国語事典では明確になっていないのが「山積」でありマスメディアは「やまづみ」を荷物、「さんせき」を問題の事としてきた。古い国語事典では双方に同じ説明がなされており、「さんせき」のほうにだけ「仕事が~する」なる用例があった。
NHKなんぞが偉そうに発信して民放も倣うのは自分らが放送事業として分けて使ってるだけであって、国語として正しいわけじゃないことが意外とある。それが埋もれてしまうのは世間一般が誤読、誤用、誤認識してる熟語のほうが桁違いに多いからでしょう。
作物「さくブツ」が創作物のことで、「さくモツ」が田畑にて農作業で作る植物(野菜)などとなっているのだが、同じ農作業で「農作物」となると「のうさくブツ」と読む。古い辞書をひっくり返してみたが「のうさくモツ」という読み方はない。そなると「作物」の読み方がおかしいと思った。
はたして江戸時代よう大昔に戻ると小説または浮世絵なんかあったとして「さくぶつ」なんて呼んでいたのだろうか? 由来までは辞書には書いてないしネット検索もできなかった。気になっても深掘りできず調査終了。
面倒を避けるなら、肉汁は「にくじゅう」じゃなく「にくじる」でいいよって言いたくなる。良かれと思うのが仇になり、肉は「にく」で「おにく」は不適切。そのへんで問題なのが「お食事券」「汚職事件」であるが日本語は同音異義語がありすぎる。本件のほう文字で不明瞭もあれば、文字にすれば明確に違いがわかるのもある。
生涯学習なのにテレビ関係には辞めちゃってる人が実に多いから大失態を犯す。
| emisaki | 2019-10-28 Mon 12:51 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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