2019-05-06 Mon
羽黒山の修行僧が作った2446段の参道と違い、近代に作り出した残念スポットとして以前にも取り上げたのは熊本県の3333段と長崎県の8888段で、蛇行する上り坂があったのにわざわざ石段を作ったり、ハイキングコース的な山道に丸太で段を作ったなんて、数えてないだけで他所にもいくらでもありそうだしゾロ目の段数からプンプン臭ってくるよう歴史もなく幼稚な競争だから俺の怒りを買った。これは本件とは別の意味でいい加減というより呆れた数値のこと。そんな感じで少数じゃなく多方面から調べてると、いい加減なデータが多数見つかる。出羽三山神社の開山が592年だの590年だの見つかったので、元号で「推古元年」となっているから複数面から調べ直すと西暦593年と出た。出羽三山神社のウェブサイトにも593年と書かれている。推古元年で西暦何年と知ってるなら間違えるはずもなく、知らないなら調べるわけで、調べて間違えるってどういうことなんだ!?
日常的にテレビ番組で、いい加減な情報、明らかに間違ってる情報までも伝えられてきたことで、再確認するようになっていたことが救いだった。それでも情報漏れによる誤認識が生じるくらいだ。そんなことで前から反論してるように、間違えだらけとまで言えるマスメディア側はネット社会に対して個人が適当なことぬかしていると言える状態にはない。
ネット社会には昔から他者が正すという自浄作用と言える動きもあるが、テレビ番組だと字幕の誤植は平謝りでも、内容に関しては大きな捏造事件でもない限り謝ってるのを見たことがない(裏で電話クレーマーは多数いそうだがね)。完全に間違った情報を流しながら訂正しないのである。ニュース番組でさえあるが「きのうの放送で○○に関して間違っておりました」と言われても、見なかった人には真実のままなのだ。そこがネット投稿のよう時系列で残らない問題。企業なら製品障害やらリコールをサポートページで見ることができるが、テレビ局のウェブサイトで訂正一覧なんてページは見たことがない。
<熊野那智大社への参道の石段数にも異なる数字>
たまたま調べた中で、出羽三山神社の開山年だけじゃなく続けて間違った数字が出てきた。
複数箇所を調べまくった上でのことじゃなく、自分が行ったところとしても先日にNHK「ブラタモリ」で放送されたこともあり熊野那智大社を再確認したらネット検索において石段の段数に異なる数字が登場するので、どっちか間違ってることになる。
「熊野那智大社」トップページから下へスクロールし「社殿案内」のPDFがある。そこに「参道登り口より石段473段」と記載されている。そのPDFには記載されてないが詳しくは、
登り口から二ノ鳥居まで470段、拝殿の3段を含めて473段とあった(大門坂は含まず)
ネット上を飛び交ってるのは467段という数字。熊野那智大社で調べてたときに個人ブログで多数を見かけた467段なる数字は出所不詳である。個人と言えども、4travel だの TripAdvisor なる大手の投稿が原因で他者は検索して見つけたのを確認もせず真似して書いて広まったと推測できる。
そういう私も知名度(和製英語でネームバリュー)に弱く信じがちだが、さんざんテレビ番組に騙されてきた経験からテレビ番組の情報を疑いの目で見るようになったの忘れてた。現に間違えばかりだから、しょっちゅう取り上げてるのにね。467のほうが溢れかえってるから統計的に正しいと思ってしまうのも不思議ではない。
普通ならば大勢が言ってるほうが正しい可能性が高いのだが、みんなが書くようになっても間違ってるのを真似しているだけなら数のチカラも通じない。まるで東京に住みついた傍若無人な田舎者と同じで大多数でも狂ってるのはお前らのほうだから正しいこと多数決でねじ曲げることはできないんだよ。
熱海市の伊豆山神社の参道では異なる段数が出ていたため公式に数える催しが開催された。そのよう段数を数えたなるページも見つからず、誰か個人的に数えても社殿(拝殿)を数えない場合はよくあるが、だとしても470と467で3段の差が埋まらない。石段を上って行くと上り方向で段の垂直面の左端に数字が書かれてる箇所があるが、それが本家で数えた段数だと思う。
数え間違えてるのに467と最初に書いた人の数字が一人歩きしたのでしょう。
行った人が深く考えてないなと思うのも、大門坂から熊野那智大社まで石段を上ってるのに467段という数字を出している投稿を複数見つけた。どの区間か説明してないので誤解を招く。
私も計算するまで変なことに気づかないではなく、気にもしてなかったのだが、いつも標高を確認しているから高低差を算出して段数で割ってみたら46センチとか出ちゃって、これは単純計算にしても何か間違ってると思ったのが調査のきっかけ。
そこで Googleストリートビュー があったため登り口から那智大社社殿まで数えながら上ったところ、辿り着く前に4百段を越えたので473段は那智山バス停(登り口)から整備された石段部分のみであることが判明。ならば1段あたりも単純計算で18センチとなった。
同じように大門坂部分を単純計算すると45センチとなり上記で示したよう「まだ間違ってるのか?」と考えそうだが、実は大門坂は石段も踊り場も全てが傾斜している。1段が45センチなわけないので段差部分は20センチほどでも全体が坂道だから段差以上に上ってるわけ。そして実質的に大門坂の石段がある前後の坂道を含めた高低差を段数で割ってしまうと狂う。
石自体も平らではなく前後左右に傾きがあるから段数から思い込むより道のりは大変に厳しかったので当時に「837段の伊豆山神社よりキツイ」と表現した。砂岩だろうと人間からすれば硬いわけで観光客くらいの人数じゃ削られないってことか。砂岩だからこそスパっと平らに割れないので歩きにくくなったんだろう。通行料金を取っていたよう何百年前なら山道および参道にしては「すごく良い道」だったのか?
「社殿案内」PDFよると大門坂は267段と書いてある。大門坂を上り切ると一端平地に出て石畳の道があり、突き当たりから左が坂道で駐車場に出る道、左が土産物屋の横に出る階段で参道に近いほうだが、そこの階段は段数に含まれるのか不明だった。
→ 熊野那智大社
石段の数くらい どーでもいいけど、どうでも良くない間違いもあるわけ。
ですから数字の問題じゃなく「確認を怠る」ことが問題であると、テレビ番組の間違えでも一貫して訴えかけてきたことです。特にテレビ出演者は無責任ばかりで知りもしないくせに、そのまま使うから世間に間違えを蔓延させてしまう。
今回の調査としては、本家が書いているというのに出所不詳の投稿を信じて連鎖的に間違った情報が広まってることがわかったこと。そんなの信じて記載してしまったら私なら自己嫌悪に陥るから手を抜かずに調べろってことだよ。
ところがさ、現地で尋ねるとわかることも、ネット上だとどこにも正解がないってこと、そこそこあるから困るんだ。私が小僧の頃に大手企業がインターネットを利用してもカタログ以下のことしかできないと批判したのだが、大企業は越えてきたものの、それから20年くらい経過しても世間の多くに対して同じ批判をしなければならないとは考えもしなかった。
余談だが、観光地がらみで情報を得てると宣伝母体(観光協会など)のくせに掲載内容に制限がないに等しいウェブサイトがパンフレット、チラシ以下って多くが見つかるので「使えない内容はいらないからパンフレットのPDFだけダウンロードできるようしとけ、ボケ!」って愚痴りたくもなるわけ。日本橋プラザビルに置いてある全国観光地のパンフレットの中から駄目なのを扱ったテレビ番組を思い出すが、たぶん何が悪いかも理解してなく教訓になってもないのかもね。
確認においては他人のことばかり言ってられないので気をつけたい。
だが、マスメディアなる商売人と違って個人には制約と限界があるのだ。
≪ 続きを隠す
ネット社会には昔から他者が正すという自浄作用と言える動きもあるが、テレビ番組だと字幕の誤植は平謝りでも、内容に関しては大きな捏造事件でもない限り謝ってるのを見たことがない(裏で電話クレーマーは多数いそうだがね)。完全に間違った情報を流しながら訂正しないのである。ニュース番組でさえあるが「きのうの放送で○○に関して間違っておりました」と言われても、見なかった人には真実のままなのだ。そこがネット投稿のよう時系列で残らない問題。企業なら製品障害やらリコールをサポートページで見ることができるが、テレビ局のウェブサイトで訂正一覧なんてページは見たことがない。
<熊野那智大社への参道の石段数にも異なる数字>
たまたま調べた中で、出羽三山神社の開山年だけじゃなく続けて間違った数字が出てきた。
複数箇所を調べまくった上でのことじゃなく、自分が行ったところとしても先日にNHK「ブラタモリ」で放送されたこともあり熊野那智大社を再確認したらネット検索において石段の段数に異なる数字が登場するので、どっちか間違ってることになる。
「熊野那智大社」トップページから下へスクロールし「社殿案内」のPDFがある。そこに「参道登り口より石段473段」と記載されている。そのPDFには記載されてないが詳しくは、
登り口から二ノ鳥居まで470段、拝殿の3段を含めて473段とあった(大門坂は含まず)
ネット上を飛び交ってるのは467段という数字。熊野那智大社で調べてたときに個人ブログで多数を見かけた467段なる数字は出所不詳である。個人と言えども、4travel だの TripAdvisor なる大手の投稿が原因で他者は検索して見つけたのを確認もせず真似して書いて広まったと推測できる。
そういう私も知名度(和製英語でネームバリュー)に弱く信じがちだが、さんざんテレビ番組に騙されてきた経験からテレビ番組の情報を疑いの目で見るようになったの忘れてた。現に間違えばかりだから、しょっちゅう取り上げてるのにね。467のほうが溢れかえってるから統計的に正しいと思ってしまうのも不思議ではない。
普通ならば大勢が言ってるほうが正しい可能性が高いのだが、みんなが書くようになっても間違ってるのを真似しているだけなら数のチカラも通じない。まるで東京に住みついた傍若無人な田舎者と同じで大多数でも狂ってるのはお前らのほうだから正しいこと多数決でねじ曲げることはできないんだよ。
熱海市の伊豆山神社の参道では異なる段数が出ていたため公式に数える催しが開催された。そのよう段数を数えたなるページも見つからず、誰か個人的に数えても社殿(拝殿)を数えない場合はよくあるが、だとしても470と467で3段の差が埋まらない。石段を上って行くと上り方向で段の垂直面の左端に数字が書かれてる箇所があるが、それが本家で数えた段数だと思う。
数え間違えてるのに467と最初に書いた人の数字が一人歩きしたのでしょう。
行った人が深く考えてないなと思うのも、大門坂から熊野那智大社まで石段を上ってるのに467段という数字を出している投稿を複数見つけた。どの区間か説明してないので誤解を招く。
私も計算するまで変なことに気づかないではなく、気にもしてなかったのだが、いつも標高を確認しているから高低差を算出して段数で割ってみたら46センチとか出ちゃって、これは単純計算にしても何か間違ってると思ったのが調査のきっかけ。
そこで Googleストリートビュー があったため登り口から那智大社社殿まで数えながら上ったところ、辿り着く前に4百段を越えたので473段は那智山バス停(登り口)から整備された石段部分のみであることが判明。ならば1段あたりも単純計算で18センチとなった。
同じように大門坂部分を単純計算すると45センチとなり上記で示したよう「まだ間違ってるのか?」と考えそうだが、実は大門坂は石段も踊り場も全てが傾斜している。1段が45センチなわけないので段差部分は20センチほどでも全体が坂道だから段差以上に上ってるわけ。そして実質的に大門坂の石段がある前後の坂道を含めた高低差を段数で割ってしまうと狂う。
石自体も平らではなく前後左右に傾きがあるから段数から思い込むより道のりは大変に厳しかったので当時に「837段の伊豆山神社よりキツイ」と表現した。砂岩だろうと人間からすれば硬いわけで観光客くらいの人数じゃ削られないってことか。砂岩だからこそスパっと平らに割れないので歩きにくくなったんだろう。通行料金を取っていたよう何百年前なら山道および参道にしては「すごく良い道」だったのか?
「社殿案内」PDFよると大門坂は267段と書いてある。大門坂を上り切ると一端平地に出て石畳の道があり、突き当たりから左が坂道で駐車場に出る道、左が土産物屋の横に出る階段で参道に近いほうだが、そこの階段は段数に含まれるのか不明だった。
→ 熊野那智大社
石段の数くらい どーでもいいけど、どうでも良くない間違いもあるわけ。
ですから数字の問題じゃなく「確認を怠る」ことが問題であると、テレビ番組の間違えでも一貫して訴えかけてきたことです。特にテレビ出演者は無責任ばかりで知りもしないくせに、そのまま使うから世間に間違えを蔓延させてしまう。
今回の調査としては、本家が書いているというのに出所不詳の投稿を信じて連鎖的に間違った情報が広まってることがわかったこと。そんなの信じて記載してしまったら私なら自己嫌悪に陥るから手を抜かずに調べろってことだよ。
ところがさ、現地で尋ねるとわかることも、ネット上だとどこにも正解がないってこと、そこそこあるから困るんだ。私が小僧の頃に大手企業がインターネットを利用してもカタログ以下のことしかできないと批判したのだが、大企業は越えてきたものの、それから20年くらい経過しても世間の多くに対して同じ批判をしなければならないとは考えもしなかった。
余談だが、観光地がらみで情報を得てると宣伝母体(観光協会など)のくせに掲載内容に制限がないに等しいウェブサイトがパンフレット、チラシ以下って多くが見つかるので「使えない内容はいらないからパンフレットのPDFだけダウンロードできるようしとけ、ボケ!」って愚痴りたくもなるわけ。日本橋プラザビルに置いてある全国観光地のパンフレットの中から駄目なのを扱ったテレビ番組を思い出すが、たぶん何が悪いかも理解してなく教訓になってもないのかもね。
確認においては他人のことばかり言ってられないので気をつけたい。
だが、マスメディアなる商売人と違って個人には制約と限界があるのだ。
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| emisaki | 2019-05-06 Mon 11:31 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-04-24 Wed
2019年4月22日放送 フジテレビ「新説!所JAPAN」 日本人と桜福島県田村市 小沢の桜
大分県竹田市 墓守桜
富山県黒部市 黒部市役所の桜
・福島県田村市 小沢の桜 ソメイヨシノ 樹齢100年 老木 (個人的評価:優)
福島県田村市船引町船引大日良 [Google ストリートビュー]
JR磐越東線 磐城常葉駅より3.0km 路線バスなし (住民専用 乗合タクシーのみ)
・大分県竹田市 墓守桜 枝垂れ桜 (個人的評価:良)
大分県竹田市会々2335−1 [Google ストリートビュー]
JR豊肥本線 豊後竹田駅より10km
竹田営業所 発 → 直入支所前 行き 1~2時間に1本 土日祝 減便
竹田駅前(大分県)→笹川(竹田市) 路線バス17分 バス停から徒歩 3km
・富山県黒部市 黒部市役所の桜 ソメイヨシノ 樹齢110年 老木 (個人的評価:可)
富山県黒部市三日市1301 [Google ストリートビュー]
市役所の北東の角だと思われる。紹介された中ではもっとも行きやすい。
当然であるが不便と景観の良さは多くの場合で反比例。
頼むから二度手間を省け
ほかにも小学校、石割り桜、山の中など一本桜は複数知ってるが名所紹介に載ってないという意味でそれなりに価値があった。多くの一本桜は山奥で行くのが難しい場所にある。でもネットですぐに調べられる範疇であるのでテレビ制作には労力を使うことが必要。インターネット全盛時代にそれができなければテレビの価値なんてないでしょう。
報道によると、旅行業法に基づき旅行会社の多くは相談料を定めているが単に徴収してなかっただけのようだ。JTBが特定の店舗にて相談料の徴収を開始したが弁護士の相談料と同じで当然である。私はそんなのに頼らない替わりにどれだけ時間と労力を使っていることか。研究・技術者ばかりが使ってた時代からとネット歴の長い私は当初から Give-and-Take (持ちつ持たれつ)であるから調査内容の共有を実践している。新参者の大多数は常に情報を取るだけで、ほかには「リア充」やら「インスタ映え」なる言葉を生み出したよう単なる自画自賛で使ってる。通信料は払うものの水と空気はタダみたいに情報はタダって思い込んでいる。その程度だから他力本願なのに情報発信ヅラしてるサイト、ようするにパクリのみで形成されてるサイトに引っかかる。
お約束として田舎へ行くほど交通手段が自家用車で行く方法しか説明してくれない。調査に最も時間がかかったのが公共交通があるかだった。車に溺れた地域ほど歩きたがらないので徒歩3kmだと公共交通がないことにされてしまうから確認が必要なのだ。これは有名な観光地でも言えることなので、テレビ番組の「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でバスの案内所のくせに路線を探すのに手間取るくらい無頓着だってことだ。当たり前のことくらいしか知らず案内をやってることが多く、時間があると覆面調査員みたいに何か尋ねてみたりすると観光案内所でも質に大きな違いがある。だいたい少しでも逸脱するとわからない。
このような不備が日本中の地域に見られるため、路線バスを探すことから始まり、次に時刻表を探り、電車などから接続して行けるかどうか判断するまで時間がかかる。観光協会とかあったとしても、こうした無駄を多数の人にやらせているのである。
テレビ番組「タモリ倶楽部」で駄目な観光パンフレットを取り上げたとき「田舎の人は自分のところを日本中の人が知ってると思ってる」ような名言が飛び出したから、私も実例をもってして「都道府県名も書いてない役所が多い」と指摘した。パンフレットなら紙面の関係ってのがあるが、ウェブサイトのページには実用上で制限はないのにパンフレットと似たような説明だから使い物にならない。だいたいわからないのは地元に入ってからなんだ。
「あなたたちが知ってるだけで、みんなは知らない」という意味で過去に指摘したことがあるのが、公衆電話もないようなところで「連絡先 電話○○-○○○○」と市外局番が書いてない電話番号だった。携帯電話が小さくなってから30年近く経つわけで、携帯電話は同じ地域でも市外局番が必要なわけです。全ての問題点は「井の中の蛙、大海を知らず」で片付けられるでしょうから解決策は大海を知ることです。
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福島県田村市船引町船引大日良 [Google ストリートビュー]
JR磐越東線 磐城常葉駅より3.0km 路線バスなし (住民専用 乗合タクシーのみ)
・大分県竹田市 墓守桜 枝垂れ桜 (個人的評価:良)
大分県竹田市会々2335−1 [Google ストリートビュー]
JR豊肥本線 豊後竹田駅より10km
竹田営業所 発 → 直入支所前 行き 1~2時間に1本 土日祝 減便
竹田駅前(大分県)→笹川(竹田市) 路線バス17分 バス停から徒歩 3km
・富山県黒部市 黒部市役所の桜 ソメイヨシノ 樹齢110年 老木 (個人的評価:可)
富山県黒部市三日市1301 [Google ストリートビュー]
市役所の北東の角だと思われる。紹介された中ではもっとも行きやすい。
当然であるが不便と景観の良さは多くの場合で反比例。
頼むから二度手間を省け
ほかにも小学校、石割り桜、山の中など一本桜は複数知ってるが名所紹介に載ってないという意味でそれなりに価値があった。多くの一本桜は山奥で行くのが難しい場所にある。でもネットですぐに調べられる範疇であるのでテレビ制作には労力を使うことが必要。インターネット全盛時代にそれができなければテレビの価値なんてないでしょう。
報道によると、旅行業法に基づき旅行会社の多くは相談料を定めているが単に徴収してなかっただけのようだ。JTBが特定の店舗にて相談料の徴収を開始したが弁護士の相談料と同じで当然である。私はそんなのに頼らない替わりにどれだけ時間と労力を使っていることか。研究・技術者ばかりが使ってた時代からとネット歴の長い私は当初から Give-and-Take (持ちつ持たれつ)であるから調査内容の共有を実践している。新参者の大多数は常に情報を取るだけで、ほかには「リア充」やら「インスタ映え」なる言葉を生み出したよう単なる自画自賛で使ってる。通信料は払うものの水と空気はタダみたいに情報はタダって思い込んでいる。その程度だから他力本願なのに情報発信ヅラしてるサイト、ようするにパクリのみで形成されてるサイトに引っかかる。
お約束として田舎へ行くほど交通手段が自家用車で行く方法しか説明してくれない。調査に最も時間がかかったのが公共交通があるかだった。車に溺れた地域ほど歩きたがらないので徒歩3kmだと公共交通がないことにされてしまうから確認が必要なのだ。これは有名な観光地でも言えることなので、テレビ番組の「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でバスの案内所のくせに路線を探すのに手間取るくらい無頓着だってことだ。当たり前のことくらいしか知らず案内をやってることが多く、時間があると覆面調査員みたいに何か尋ねてみたりすると観光案内所でも質に大きな違いがある。だいたい少しでも逸脱するとわからない。
このような不備が日本中の地域に見られるため、路線バスを探すことから始まり、次に時刻表を探り、電車などから接続して行けるかどうか判断するまで時間がかかる。観光協会とかあったとしても、こうした無駄を多数の人にやらせているのである。
テレビ番組「タモリ倶楽部」で駄目な観光パンフレットを取り上げたとき「田舎の人は自分のところを日本中の人が知ってると思ってる」ような名言が飛び出したから、私も実例をもってして「都道府県名も書いてない役所が多い」と指摘した。パンフレットなら紙面の関係ってのがあるが、ウェブサイトのページには実用上で制限はないのにパンフレットと似たような説明だから使い物にならない。だいたいわからないのは地元に入ってからなんだ。
「あなたたちが知ってるだけで、みんなは知らない」という意味で過去に指摘したことがあるのが、公衆電話もないようなところで「連絡先 電話○○-○○○○」と市外局番が書いてない電話番号だった。携帯電話が小さくなってから30年近く経つわけで、携帯電話は同じ地域でも市外局番が必要なわけです。全ての問題点は「井の中の蛙、大海を知らず」で片付けられるでしょうから解決策は大海を知ることです。
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| emisaki | 2019-04-24 Wed 21:13 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-04-11 Thu
・ひこにゃんの暫定予算を「市長の判断で組み込まなかった」@中日新聞・彦根市長は2013年から2期目で任期が4年だと来年選挙となる
・彦根市観光協会は公開されてる限り顧問は市長、商工会頭、警察署長
・彦根市観光協会の収入源の詳細不明。大きな名目はわかる(市税の投入は?)
・ひこにゃんを間接的には利用している(宣伝活動は直接とも言える)
もっと調べる必要があるかもしれないことはわかった上で、彦根城って誰が管理してるのか確証は得られない。だが、彦根城のウェブサイトを探すと彦根市観光協会になる。ひこにゃんの活動は市役所から業者委託してそうだが、彦根城や物販は観光協会へ委託されてるのではないか。はっきりした構図のわかる資料が見つからない。
公共物の管理においても民間の事業者へ委託することが可能となっているが、検索しても「入札」なんてみつからない。掘り下げまくると「指定管理者として議会決議」によって決定することがわかった。そうなると目的として掲げられてる「経費節減」が実行されてるよりも、昔ながらのズブズブの関係ってほうに見えてくる。
両者で問題が起きると何年か前に鎌倉市で起きた役所から観光協会への予算カットなんてことに。今回、彦根市の場合は全ての予算であるからそこは関係ない。予算が決まったのは4月から7月までの必要最低限の暫定予算。観光協会へも税金投入されてるとなると、ひこにゃん同様に止まるのではないか疑問となる。
都道府県と市町村という大きさの違いはあるが、くまモン と ひこにゃん なる殿堂入りキャラクターにおいて、ひこにゃんの扱い方、利用方法が悪い、もしくは、下手だと言うことができる。一般的にマスコットキャラクターは宣伝のためでお金は生み出さないが、ひこにゃんを上手に使っていれば、ライセンス料収入がなくても彦根市の観光経済として間接的な税収から宣伝活動費を上回ることは容易いはず。
どこかの調査結果で、ひこにゃんがいるから彦根城ってのが十数%(16~17)だと思ったが、単純計算で年間75万人が全員大人だとして入場(城)料収入10%分が3750万円である。低く見積もっても、ひこにゃんの活動費を上回ってる。これを止めるのは、ひとのためにもならず儲かりもしない。どこにも「近江商人」の気質(思想)が表れていないじゃないか!
これと言った彦根市の産業は見当たらず、彦根城があっての夢京橋キャッスルロード(城下町商店街)であることは客数によって示されている。もし、商店のみで成り立つならば彦根城より夢京橋キャッスルロードの客数のほうが多くなる。(客数データは、滋賀県観光入込客統計調査書より)
<気になった資料>
案内内容の内訳から 彦根城 と ひこにゃん のみ拾ってみた
2017年 平成29年度 彦根観光案内所 JR彦根駅前 彦根城40.4%、ひこにゃん2.1%(35926件中)
2017年 平成29年度 彦根観光センター 案内内容 彦根城17%、ひこにゃん3.5%(10021件中)
2016年 平成28年度 彦根観光センター 案内内容 彦根城18.4%、ひこにゃん3.5%(7030件中)
これ以前に「ひこにゃん」の分類なし
2014年11月22-23日 世界キャラクターさみっとin羽生 物販 約18万円
2013年11月23-24日 ゆるキャラさみっとin羽生 物販 約50万円
2012年11月24-25日 ゆるキャラさみっとin羽生 物販 約90万円
専門客が集まる場だしグッズってのは毎年買うようなものじゃない。
どうやら ひこにゃん出演 と 物販は別系統。物販が観光協会らしき記述あり
2017年8月1日 彦根大花火大会 観客数14万人
2016年8月1日 彦根大花火大会 観客数13万人
2015年8月1日 彦根大花火大会 観客数15万人
2014年8月1日 彦根大花火大会 観客数14万人
2013年8月1日 彦根大花火大会 観客数14万人
有料観覧席があるが収支不明。毎年同じような課題報告があり、すなわち解決してない。
2017年 ひこねの城まつりパレード 観客数 9万人
2016年 ひこねの城まつりパレード 観客数 7万人
2015年 ひこねの城まつりパレード 観客数 6.5万人
2014年 ひこねの城まつりパレード 観客数 5万人
2013年 小江戸彦根の城まつりパレード 観客数 6万人
2012年 小江戸彦根の城まつりパレード 観客数 5.5万人
イベント内容を変えているため人数は参考値くらい。各地でパレード見てますけど、規模と数字が合わないんですよね。東京の某パレードの何倍なら人はどこにいたんだ?とかね。だって東京なんて知らない人が集まっただけで1万人くらい軽いし、「何かやってる」って通りすがりで数百人ならすぐだもん。それを知ってると指標ってのは自分なりに出来上がってくる。
他の地域に比べると市役所の公表資料ではお金の使い方がよくわからない。私が求めているのは他所ならネット上で見ることができる程度のものですから公開請求しろは困る。どこかに潜んでいると思いたいが、それほど大きくはないからな。意外と細かいことも知ることができる市町村がある一方、彦根市は謎が多いと感じている。
それより観光協会の資料公開は道義的は素晴らしいと言える。なぜなら旅行先の調査において、ほぼ関わってくる観光協会であるが、多くは一般社団法人であることが多く、通常の法人と変わらず知りたいと思うことに法律上の情報公開義務がないため税金が投入されていようが予算、事業計画を公表しない。事業計画があるかすら不明なことが大部分であった。彦根市観光協会は公益財団法人並みに公表してるが、義務じゃないので年ごとに変わっており連続した情報まで得られないことがある。
公益財団法人であると義務となり情報を得ることができるようになり、ウェブサイトに事業内容を掲載することがほとんどない組織であると情報公開だけしてるページを見たことがある。我々としては、何百万円かの税金が投入されているならば、その分がどう使われているのか知りたいは当然である。もっと言えるなら「なぜその金額が必要なのか?」って疑問の項目を目にすることもある。
ひこにゃんの活動から年3000万円程度は妥当なので、
観光協会へはいくら流れて、どう使ってるかのほうが気になった。
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両者で問題が起きると何年か前に鎌倉市で起きた役所から観光協会への予算カットなんてことに。今回、彦根市の場合は全ての予算であるからそこは関係ない。予算が決まったのは4月から7月までの必要最低限の暫定予算。観光協会へも税金投入されてるとなると、ひこにゃん同様に止まるのではないか疑問となる。
都道府県と市町村という大きさの違いはあるが、くまモン と ひこにゃん なる殿堂入りキャラクターにおいて、ひこにゃんの扱い方、利用方法が悪い、もしくは、下手だと言うことができる。一般的にマスコットキャラクターは宣伝のためでお金は生み出さないが、ひこにゃんを上手に使っていれば、ライセンス料収入がなくても彦根市の観光経済として間接的な税収から宣伝活動費を上回ることは容易いはず。
どこかの調査結果で、ひこにゃんがいるから彦根城ってのが十数%(16~17)だと思ったが、単純計算で年間75万人が全員大人だとして入場(城)料収入10%分が3750万円である。低く見積もっても、ひこにゃんの活動費を上回ってる。これを止めるのは、ひとのためにもならず儲かりもしない。どこにも「近江商人」の気質(思想)が表れていないじゃないか!
これと言った彦根市の産業は見当たらず、彦根城があっての夢京橋キャッスルロード(城下町商店街)であることは客数によって示されている。もし、商店のみで成り立つならば彦根城より夢京橋キャッスルロードの客数のほうが多くなる。(客数データは、滋賀県観光入込客統計調査書より)
<気になった資料>
案内内容の内訳から 彦根城 と ひこにゃん のみ拾ってみた
2017年 平成29年度 彦根観光案内所 JR彦根駅前 彦根城40.4%、ひこにゃん2.1%(35926件中)
2017年 平成29年度 彦根観光センター 案内内容 彦根城17%、ひこにゃん3.5%(10021件中)
2016年 平成28年度 彦根観光センター 案内内容 彦根城18.4%、ひこにゃん3.5%(7030件中)
これ以前に「ひこにゃん」の分類なし
2014年11月22-23日 世界キャラクターさみっとin羽生 物販 約18万円
2013年11月23-24日 ゆるキャラさみっとin羽生 物販 約50万円
2012年11月24-25日 ゆるキャラさみっとin羽生 物販 約90万円
専門客が集まる場だしグッズってのは毎年買うようなものじゃない。
どうやら ひこにゃん出演 と 物販は別系統。物販が観光協会らしき記述あり
2017年8月1日 彦根大花火大会 観客数14万人
2016年8月1日 彦根大花火大会 観客数13万人
2015年8月1日 彦根大花火大会 観客数15万人
2014年8月1日 彦根大花火大会 観客数14万人
2013年8月1日 彦根大花火大会 観客数14万人
有料観覧席があるが収支不明。毎年同じような課題報告があり、すなわち解決してない。
2017年 ひこねの城まつりパレード 観客数 9万人
2016年 ひこねの城まつりパレード 観客数 7万人
2015年 ひこねの城まつりパレード 観客数 6.5万人
2014年 ひこねの城まつりパレード 観客数 5万人
2013年 小江戸彦根の城まつりパレード 観客数 6万人
2012年 小江戸彦根の城まつりパレード 観客数 5.5万人
イベント内容を変えているため人数は参考値くらい。各地でパレード見てますけど、規模と数字が合わないんですよね。東京の某パレードの何倍なら人はどこにいたんだ?とかね。だって東京なんて知らない人が集まっただけで1万人くらい軽いし、「何かやってる」って通りすがりで数百人ならすぐだもん。それを知ってると指標ってのは自分なりに出来上がってくる。
他の地域に比べると市役所の公表資料ではお金の使い方がよくわからない。私が求めているのは他所ならネット上で見ることができる程度のものですから公開請求しろは困る。どこかに潜んでいると思いたいが、それほど大きくはないからな。意外と細かいことも知ることができる市町村がある一方、彦根市は謎が多いと感じている。
それより観光協会の資料公開は道義的は素晴らしいと言える。なぜなら旅行先の調査において、ほぼ関わってくる観光協会であるが、多くは一般社団法人であることが多く、通常の法人と変わらず知りたいと思うことに法律上の情報公開義務がないため税金が投入されていようが予算、事業計画を公表しない。事業計画があるかすら不明なことが大部分であった。彦根市観光協会は公益財団法人並みに公表してるが、義務じゃないので年ごとに変わっており連続した情報まで得られないことがある。
公益財団法人であると義務となり情報を得ることができるようになり、ウェブサイトに事業内容を掲載することがほとんどない組織であると情報公開だけしてるページを見たことがある。我々としては、何百万円かの税金が投入されているならば、その分がどう使われているのか知りたいは当然である。もっと言えるなら「なぜその金額が必要なのか?」って疑問の項目を目にすることもある。
ひこにゃんの活動から年3000万円程度は妥当なので、
観光協会へはいくら流れて、どう使ってるかのほうが気になった。
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| emisaki | 2019-04-11 Thu 07:18 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-03-28 Thu
「第29回河津桜まつり」経済波及効果調査伊豆新聞の見出しだけ見て河津町にアクセスして報告書を読んだ。
その報告書にあるデータから読み取る前に、誘導されてはいけない要素が複数あることが見えてきたため、このデータは控えめに考えることにする。先に調査方法への疑問を記述する。
・調査日 記載 2019年2月22日 金曜日と3月2日 土曜日
・調査場所 不明…未掲載
・調査時刻帯 不明…未掲載
・回答数 247
来場者も90万人であり、そうまでなると一般的に統計と呼べる最低サンプル数は2000と言われている。調査方法や調査場所が不明であるが、店で休んでいる人に尋ねるなら良いが、来たばかりの人は早く観たいから尋ねるのは無しである。帰りの客に尋ねるなら河津町で使った金額は正確に近づく。
暇な人が多いからって駅で尋ねてしまうと電車で帰る人に限定されるが、各所で分散してアンケートを集めれば問題ない。
調査時刻が固定的な時間帯であると収集したデータは不正確である。なぜなら、自動車や電車だろうと、やってくる人たちの傾向が変わるからである。よって、正しい分析をしたいのか、都合の良いデータを出したいのか見極められない。
2017年に名古屋からと大阪から来た人に出会ってる。大阪からの二人が印象に残ってるのは一人が車椅子で、私が1km小走りでボロボロ状態でしたが電車に乗るときに難ありで手助けしたからおぼえている。車椅子が通路を通れず台湾から来た人が席を替わってくれていた。私は南伊豆町に先に行っており、帰りに河津に寄っているが、私より少し早めに到着していたこと帰宅後に撮影した写真を処理していて写り込んでるのを発見して予測できた。
アンケート方法が「聞き取り調査」となっているため、言葉の使い方、受け答えが変わってくる可能性を留意しておきたい。よくある調査方法の間違いだが報道やテレビ番組がやるのが、「はい」「いいえ」にシールを貼らせる方法である。最初はいいが、回答が溜まってくると特に日本人は大勢に流される傾向が高いため他人の意見を聞ける・見える状態での回答は話にならん。その点、聞き取り調査であれば問題ないが、もし、集計結果を見られてしまう状況であると正確性を失うのである。
サンプル数が少ないのは恐るべき誤差を生む。それも当然で、0 か 1 では、おお違いだ。我々が科学計算として仕込まれたことからすると「有効数字」ってのがあり、1 とは 0.5~1.4(0.5以上1.5未満)であり、1.0 であれば、0.95~1.049(0.95以上、1.05未満)と、含んでいる誤差が約1か約0.1と精度が1桁も違う。
ようするに、どこから来たかは、ざっくりとした傾向だけであり、奈良県だの山梨県だのは偶然に出くわしただけで、それらの地域ごと調査人数が 2 は二人組に尋ねただけの疑いの目しかない。それだから統計の専門家は最低2000って言ってるわけだ。そりゃそうで、100人なら1人の回答が1%として現れてしまうが、1000人なら誤差に沈んでくれる。グループは1票でないといけない。
地域についても細かいことを言えば、小田原と川崎も神奈川県になる。だが、湯河原・小田原ならほぼ静岡県であり、川崎ならほぼ東京都である。静岡県で言うなら浜松と熱海じゃ大違いみたいなものだ。結局は、河津近隣(伊豆)、静岡県内、関東(東京近郊)、その他、くらいの分類でしか使い物にならない。報告書でごちゃごちゃ語っても信頼性は低いと受け止める。
年齢が高いほど再来場率が高い・・・実に当たり前を報告してくれる。20歳の子が毎年連れてこられるとしても29回は来られない。 回答が247件では分類するほど信憑性が薄れるのである。
交通手段においても、遠距離ほど複合体系になる。これも当たり前だが河津町に飛行場はないし、JRも通ってなく伊豆急だ。飛行機→JR→伊豆急。ツアー観光バスは地域性が高いと思われ、新幹線→観光バスなんて個人的でしかないが聞いたことがないし、自分でもやらない。線路があれば電車だ。特に河津桜は河津駅から徒歩圏ってのが強い。河津七滝、ループ橋は別問題だ。
傾向として使えるアンケート結果は宿泊状況のうち宿泊地だろうか。そもそも許容度があるため分散傾向は妥当なところである。奈良県はビートルズのジャケット写真で有名なアビー・ロードでのように鹿を使い、道路の止まれをもじって「泊まれ」って宣伝ポスターを作っていた。そう言われても奈良県にホテルは少ないし、掘って遺跡が出たら困るって話も聞くくらいだ。
似たような感じで伊豆半島も南下するほど宿が少なくなり、あっても時代が求めてない古い方式の宿ばかりで、食い切れない料理を並べられて何万円も取られ気軽に宿泊できない。文句つけてきた熱海も時代遅れの経営者は潰れ、大手に買われたことによって、やっと近年に需要対応してきし若者向けにゲストハウスも展開してきたが、南伊豆となると半世紀遅れのままと言えよう。
個人的に検証したかったのは、若い世代ほど伊豆は泊まりにくい場所になったこと。私が幼少期ならホテルみたいなのは少なく、ほとんどが小さい旅館に宿泊していたわけだが、施設の規模に関わらず大部屋だったため時代とともになくなってゆき、上記の通り一泊2万円なんていう宿に移行してしまった。人数が減り経営するために商売の方法が変わったのが逆に客を減らすことになったと考えてる。
ただし、時代遅れなままのホテルは次々と閉鎖され一部は現代風経営が引き継いでいるため、そちらへ宿泊していれば一泊二日二食付きで1万円以下や都内から送迎バス付き(無料または格安)、時代に合わせた高齢者のお一人様も歓迎する宿も少しは存在する。平均すれば半世紀遅れは確かなので、河津ではないが誰かいる気配がしない大型のホテルがある。そのあたりの動き、誠に勝手ながら個人的な興味。
このアンケートの報告書を下手に受け入れると危ないのが日帰りと宿泊の率である。金曜日と土曜日に調査してることを忘れるなと。それこそ年齢で分類しなければならないのに、一緒くたにされてしまってる。引退組(高齢者)なら平日でも構わないという傾向を探るには至ってない。もちろん、伊豆半島全体で何かと調査結果を共有すれば見えないものも見えてくるだろうがね。
せっかく調べるのに調査方法が悪くて、もったいない としか言い様がありませんでした。聞き取り人数が少ないならそれなりに質問を考えるべきだった。何かと深く考えもせず上層部のコピペをしたがる役所ならば、この点の調査方法を省庁の真似をして欲しかった。ナントカ省の資料とか文句がつけにくいのも事細かく書いてあるからなんだ。桜まつりは3月10日終了であるし、いま報告されても来年には早すぎるわけで、もっと時間を使えたのではなかろうか。その前に調査方法の見直しだな。
→ 出典: 静岡県 > 賀茂郡河津町 役場 > 「第29回河津桜まつり」経済波及効果調査結果について
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暇な人が多いからって駅で尋ねてしまうと電車で帰る人に限定されるが、各所で分散してアンケートを集めれば問題ない。
調査時刻が固定的な時間帯であると収集したデータは不正確である。なぜなら、自動車や電車だろうと、やってくる人たちの傾向が変わるからである。よって、正しい分析をしたいのか、都合の良いデータを出したいのか見極められない。
2017年に名古屋からと大阪から来た人に出会ってる。大阪からの二人が印象に残ってるのは一人が車椅子で、私が1km小走りでボロボロ状態でしたが電車に乗るときに難ありで手助けしたからおぼえている。車椅子が通路を通れず台湾から来た人が席を替わってくれていた。私は南伊豆町に先に行っており、帰りに河津に寄っているが、私より少し早めに到着していたこと帰宅後に撮影した写真を処理していて写り込んでるのを発見して予測できた。
アンケート方法が「聞き取り調査」となっているため、言葉の使い方、受け答えが変わってくる可能性を留意しておきたい。よくある調査方法の間違いだが報道やテレビ番組がやるのが、「はい」「いいえ」にシールを貼らせる方法である。最初はいいが、回答が溜まってくると特に日本人は大勢に流される傾向が高いため他人の意見を聞ける・見える状態での回答は話にならん。その点、聞き取り調査であれば問題ないが、もし、集計結果を見られてしまう状況であると正確性を失うのである。
サンプル数が少ないのは恐るべき誤差を生む。それも当然で、0 か 1 では、おお違いだ。我々が科学計算として仕込まれたことからすると「有効数字」ってのがあり、1 とは 0.5~1.4(0.5以上1.5未満)であり、1.0 であれば、0.95~1.049(0.95以上、1.05未満)と、含んでいる誤差が約1か約0.1と精度が1桁も違う。
ようするに、どこから来たかは、ざっくりとした傾向だけであり、奈良県だの山梨県だのは偶然に出くわしただけで、それらの地域ごと調査人数が 2 は二人組に尋ねただけの疑いの目しかない。それだから統計の専門家は最低2000って言ってるわけだ。そりゃそうで、100人なら1人の回答が1%として現れてしまうが、1000人なら誤差に沈んでくれる。グループは1票でないといけない。
地域についても細かいことを言えば、小田原と川崎も神奈川県になる。だが、湯河原・小田原ならほぼ静岡県であり、川崎ならほぼ東京都である。静岡県で言うなら浜松と熱海じゃ大違いみたいなものだ。結局は、河津近隣(伊豆)、静岡県内、関東(東京近郊)、その他、くらいの分類でしか使い物にならない。報告書でごちゃごちゃ語っても信頼性は低いと受け止める。
年齢が高いほど再来場率が高い・・・実に当たり前を報告してくれる。20歳の子が毎年連れてこられるとしても29回は来られない。 回答が247件では分類するほど信憑性が薄れるのである。
交通手段においても、遠距離ほど複合体系になる。これも当たり前だが河津町に飛行場はないし、JRも通ってなく伊豆急だ。飛行機→JR→伊豆急。ツアー観光バスは地域性が高いと思われ、新幹線→観光バスなんて個人的でしかないが聞いたことがないし、自分でもやらない。線路があれば電車だ。特に河津桜は河津駅から徒歩圏ってのが強い。河津七滝、ループ橋は別問題だ。
傾向として使えるアンケート結果は宿泊状況のうち宿泊地だろうか。そもそも許容度があるため分散傾向は妥当なところである。奈良県はビートルズのジャケット写真で有名なアビー・ロードでのように鹿を使い、道路の止まれをもじって「泊まれ」って宣伝ポスターを作っていた。そう言われても奈良県にホテルは少ないし、掘って遺跡が出たら困るって話も聞くくらいだ。
似たような感じで伊豆半島も南下するほど宿が少なくなり、あっても時代が求めてない古い方式の宿ばかりで、食い切れない料理を並べられて何万円も取られ気軽に宿泊できない。文句つけてきた熱海も時代遅れの経営者は潰れ、大手に買われたことによって、やっと近年に需要対応してきし若者向けにゲストハウスも展開してきたが、南伊豆となると半世紀遅れのままと言えよう。
個人的に検証したかったのは、若い世代ほど伊豆は泊まりにくい場所になったこと。私が幼少期ならホテルみたいなのは少なく、ほとんどが小さい旅館に宿泊していたわけだが、施設の規模に関わらず大部屋だったため時代とともになくなってゆき、上記の通り一泊2万円なんていう宿に移行してしまった。人数が減り経営するために商売の方法が変わったのが逆に客を減らすことになったと考えてる。
ただし、時代遅れなままのホテルは次々と閉鎖され一部は現代風経営が引き継いでいるため、そちらへ宿泊していれば一泊二日二食付きで1万円以下や都内から送迎バス付き(無料または格安)、時代に合わせた高齢者のお一人様も歓迎する宿も少しは存在する。平均すれば半世紀遅れは確かなので、河津ではないが誰かいる気配がしない大型のホテルがある。そのあたりの動き、誠に勝手ながら個人的な興味。
このアンケートの報告書を下手に受け入れると危ないのが日帰りと宿泊の率である。金曜日と土曜日に調査してることを忘れるなと。それこそ年齢で分類しなければならないのに、一緒くたにされてしまってる。引退組(高齢者)なら平日でも構わないという傾向を探るには至ってない。もちろん、伊豆半島全体で何かと調査結果を共有すれば見えないものも見えてくるだろうがね。
せっかく調べるのに調査方法が悪くて、もったいない としか言い様がありませんでした。聞き取り人数が少ないならそれなりに質問を考えるべきだった。何かと深く考えもせず上層部のコピペをしたがる役所ならば、この点の調査方法を省庁の真似をして欲しかった。ナントカ省の資料とか文句がつけにくいのも事細かく書いてあるからなんだ。桜まつりは3月10日終了であるし、いま報告されても来年には早すぎるわけで、もっと時間を使えたのではなかろうか。その前に調査方法の見直しだな。
→ 出典: 静岡県 > 賀茂郡河津町 役場 > 「第29回河津桜まつり」経済波及効果調査結果について
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| emisaki | 2019-03-28 Thu 12:51 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-03-10 Sun
以前から宿坊での外国人観光客の問題は報道に取り上げられてきたが、ついに外国人の騒ぎや不謹慎行動によって日本人が避けるようになったことから一部の寺が外国人お断りにした。問題は人種ではなく阿呆かどうかであって、日本人の場合は認識してる人しか泊まらないという確率の問題である。修学旅行か何かでガキ集団でも泊めれば騒ぎは目に見えているから日本人だってどうかな。確率(平均的)という点では外国でも国によって民度を示すことはできる。
また、集団心理という点で多人数や子連れ家族を受け入れなければ良いわけで外国人お断りにする必要はないでしょう。外国人観光客ではなく日本に住んでいて日本をそれなりに知ってる人まで拒否になると差別問題にもなりうる。
知日派にとって外国人お断りは仕方ないと思われているが、良識ある側にとっては全世界で民度の低さを表す亡国人の「とばっちり」と考えている人も多いようだ。少しはマシな島や元英国すら酷いわけだから本土は桁違いである。加えてラテン系の人たちのうるささも書いてあった。同じ所に泊まった外国人観光客の投稿(宿坊かは不明)。
以前、某国の販売員が日本近辺は見た目で区別できないが会話でわかるのだと書いていた。客なのに「ありがとう」って言うのは日本人だけなんだって。慣例っていうか小さい頃からの社会的な洗脳に近いが、客はこっちで別に値切ってるわけでもないのに腰が低い。そうだった日本人も他人との関わり合い方を知らぬ不届き者が増えたことも確か…。
欧米人も自国で迷惑を目の当たりにしてきたわけで区別がつくようになってきたのかもしれない。観光客として一緒になることが多いから「誰が犯人か」理解しているのかもしれない。寺の外国人観光客お断りが人種差別騒ぎにならなかったのが幸いであるが、人格で別けるなんて事前には不可能である。
| emisaki | 2019-03-10 Sun 22:13 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-03-05 Tue
観光公害って聞くと先はイタリアやスペインであり閑静な住宅地や集落みたいなところが急に観光地にされては商売っ気を出すよりも迷惑だと騒ぐのは当然。日本でも既に外国人観光客のマナーの悪さは問題になってきた。観光のことを検索していて京○新聞の記事に辿り着いたんだが論調が変だから他の記事も探ってみると東○・朝○・神○○新聞なんぞの極左と同類のようである。基本的に信じるべきはデータのみってことになるが、そのデータが狂ってたらどうしようもないし、データの出し方が意図的でも正しい見解ができない。ネタ元となっている完全なデータが何か探らねばならない。記事に多角的な見解がないところが報道に偏りがあると判断する理由。
本当のところ京都はどうなってきたのだろうか、多方面から情報を拾ってみたい...
・大なり小なり過去よりある観光公害
国内だけでも以前からテレビやネットで話題になって急に小規模な場所に大勢の人がやって来ての「観光公害」は取り沙汰されてきた。幻の滝が連日現れたから道の険しい山道なのにハイヒールで入って迷惑かけるとか押しかける人間の程度の低さに問題がある。千葉県の木更津(江川海岸潮干狩場)とか君津(亀岩の洞窟)。静岡県下田市の龍宮窟も吉永小百合のJR東日本「大人の休日倶楽部」CMより前にテレビ番組で紹介されただけで駐車場が足りなくなる始末。客がいないって言ってたのが一転して迷惑ヅラ。枯れ枝が落ちてきてケガ人が出たから立入禁止と観光地として意味不明。そんな不慮の事故ならどこでも考えられ、おおかた観光地側に責任はない。
・狭い日本は日本中に散らばってくれないと困る
外国人観光客が年間2千万人突破から4千万人を目標なんて良いのか悪いのかは難しい。狭い目で見れば不道徳から犯罪まで苦しめられており、俯瞰して見れば観光客が使うお金は日本経済の一端を支えてる。だからって誰か小規模事業者が犠牲になれなんて言えるはずがない。
店が迷惑かけられ外国人お断りを掲げれば人種差別だのと国内外の無知が騒ぎ出す。その批判を逃れるためイチゲンさんお断りや予約で埋まってるを装う事態にもなる。観光地京都は現地の人が危惧した通り外国人観光客が激増してから除外することとなり報道やネット投稿からしか知らないが、浅草や鎌倉なら平日だと日本人のほうが少ないって感じてきただけに、その場で商売をしている人と周囲の住民では意見は正反対となるだろう。
・過去を振り返る
自分が小さい頃となると住んでいる町が精一杯で日本としての連れられて行っても状況の記憶はほとんどなく、昔から京都は有数の観光地だったのだから、ほぼ日本人観光客だけの頃は「観光公害」なんて話題にのぼっていたのだろうか? 社会人になってから出張したとしても大阪、奈良で京都は通過点だったから観光はしてないに等しい。
国内問題だけに限っても確実に日本人は落ちぶれわけだし同時にマナーの悪い確率が高い外国人観光客がどっと増えた悪の相乗効果によって表面化したのが「観光公害」じゃないか?
外国人の観光投稿(旅の記録)をチラチラと見てきて感じるのは、バブル期に日本人が放ったとされる言葉「(ハワイ)日本人ばっかりで嫌だ」ってのと同じで外国人観光客だらになっており、日本でも前の愚痴に対して「お前が行くからだ」ってのがあった。だから東京や京都は初来日客だけが行くところになってる。
・爆買いなんて言葉が流行ってから起きたヤミ民泊
外資も入ってるメガソーラービジネスと同じだが外国人が「日本を舞台に金儲けをする」、「日本が食い物にされる」という言葉のほうが似合う状態がある。ホテルから民泊まで段階的でもやろうとしてることは同じ。2016年頃に外国人によるヤミ民泊が報道されるようになった。
日本のビジネス対応が亀レベルであることは有名だが、ときには外圧も悪くなく、古くさい営業スタイルを続けてるからこそ時代の変化に乗れず廃業に追いやられるわけで、古い方法を変えたがらない宿の連中が新たな業態を頭ごなしに否定する。古いスタイルを完全否定してるわけじゃなく必要だとも思ってるが、私が指摘しているのは旅館じゃなく時代遅れのホテル経営だ。民泊じゃなくて何らかの手段を講じられなかったのは宿泊業の不徳の致すところだ。
・必要な宿は足りてない
ネット上で調べてきて名古屋・京都・大阪など大都市圏でホテルの部屋が足りているとは思えない。大手ホテルチェーンは先行きを十分に考えているはずですから建設しているってことは足りてない。それなのに稼働率が低いところは需要がないのを理解しない。京都なのに空室は立地やコストパーフォーマンスが悪いからくらいしか考えられない。
運営側は宿代でしか考えてないだろうが、私なら目的地までの交通費、所要時間を金額換算して決める。都心部1万円、郊外8千円だったとして、交通費が往復千円にかかる所要時間を金銭換算したら残り千円では取りもどせない。現実は郊外にビジネスチャンスじゃなく、郊外のホテルも同時に値をつり上げた。「だったら都市部でキャンセル待ちするぜ」ってのが私の考えてきたこと。
民泊って市場は非常に限られ利用者の大多数が外国人ではなかろうか。
・民泊/簡易宿泊所がどうのと新聞がぶつぶつ書いてる件(京都)
マスコミの記事を読むにおいて「どこのデータ?」もしくは「どういう調査を基にした?」って思うわけだが「新聞社の試算」なんて書かれたら何が何だかわからない。マスコミより情報の公開の方法については数段上な役所の資料のほうが、どうやって調べたのか詳細に書かれている。新聞紙面では足りませんなんて言い訳は許されず、遠方を読めるのはネット記事だから紙面の狭さなど存在しない。今のマスコミに信用はなく出所不詳を信用できるわけがない。
総務省 産業観光局 平成28年5月付け「京都市民泊施設実態調査について」なる資料があり、それ以降も毎年調査結果が報告されている。
→ 京都府 > 府政情報 > 広報・情報公開等 > 報道発表資料 > 平成30年度民泊施設の実態調査結果について
京都市に「民泊通報・相談窓口」ってのがある。上記とは別の報道発表資料 2017年7月27日 平成29年度民泊施設の実態調査結果について など法律ができる前と比べると民泊業の登録件数は増えているが、例によって「指導」ってあるように長々と「営業停止処分」にもなってない割合も高く、更に実態不明ってのもある。正直者が馬鹿を見る社会には絶対してはならない。調査は新聞よりマトモでも役所のすることは甘い。
・東京で垣間見えたヤミ民泊
以前、中国人が増えてゴミが散乱など秩序の低下したURの集団住宅に疑いの目を向けたのも、大型のキャリーバッグを引きずってる別人に何度も遭遇したからで、空港での白タクが報道されたよう息を吐くよう嘘をつく連中にかかれば誰でもお友達だ。そうしたのも日本を食い物に金儲けをする枠組みに入る。ヤミ民泊なら宿泊税および所得税すら払われない。
昔から又貸しは禁止が当たり前で「UR 民泊」で検索すると「違法民泊が横行」などと多数の検索結果が得られたように現実に感じていたことと合致していたわけだ。見かけなくなったり、ゴミの散乱も少しは減ったのは、その手の連中は諦めが悪いので移りながら商売してる可能性がある。
2016年頃に月島や豊洲あたりで問題になり、少し郊外を移転しながら続けてる可能性もある。ヤミ民泊なら一般家庭の荷物がないだけに引っ越しも楽だからな。過去の事件からも契約者が外国人であることがわかっているのだが、面倒なことをして証拠を掴んで追い出して家賃収入が減ることを躊躇しているのではないかと報道されていた。もしそうなら税金が入ってるURが何を言うってことで悪党を排除するのは「お国のため」でしょ。
・民泊業者と利用客の不信感
物を売るのと違い宿泊業は交通業と同じで一時的に命を預かる仕事であるのを甘く見ているのが民泊であろう。宿が足りなくなり、なし崩しのように認める法律ができただけ。利便性、安全性などの点から料金次第によって客が選ばないのも当然のこととなる。
日本の場合は部屋料金ではなく、1名に料金が課せられるため中国、東南アジア系の富裕層ではない家族・グループ旅行客にとっては1軒借りのほうが安上がりなだけだ。民泊は昔から世界的にあるゲストハウスやユースホステルと運営に大きな違いがあるところが客として選択の分かれ目。
東京や大阪で元は日雇い労働者の簡易宿泊所だったところが外国人観光客、主にバックパッカーと呼ばれるような低予算長期旅行客向けに様変わりしてきたのがあるが、外国人は基本的に自己中だと思ってきたように連中の物価まで日本に押し付けてくると日本の民泊は料金が高い部類に入る。海外だって10%程度取られる事があるのに宿泊税(観光税)すら踏み倒す脱税は民事不介入とは思えないので、ためらわず110番でしょ。むしろ、そういう害人を始末しないから日本が食い物にされる。
前に問題にしたが空港で誰でも課される出国税1000円に文句を言う国内外の奴は無知すぎるのでロンドンに行くことをお勧めしたいし、ハワイに宿泊なら消費税と宿泊税で約14%になるのだが、200円の踏み倒しはマジで言ってるのか値切りか何かなのか? 東京都は1万円未満なら取られないが、京都府の場合は全員から徴収するから簡易宿泊所みたいに安いほど負担が大きい(宿泊費2万円未満200円、2万円以上500円)。だから東京都の2倍である約45.6億円の見込みと報道されていた。京都市の宿泊税が2018年10月1日からなので結果は先。京都府でも京都市でなければ徴収されないが、嵐山も比叡山も主要観光地はほぼ京都市内。
役所は法律の外国語版を用意しているのか? …探しました
→ 京都市:宿泊税の広報について
予約時点で教えておかないと「聞いてねーよ」という害人が出るだろうな。
・京都市民泊施設実態調査の結果資料にて
役所の調査報告にて民泊 仲介サイトへのアンケート回答があったのは日本企業だけ、協議とやらで後からAirbnbからの回答があったとのことだが、その中でわかったのが管理者不在は海外で3割、日本では6割にもなると。わかったことより、8業者中の他の6の仲介業者は回答しないか無視ってところが怖い(メンツを見れば納得)。
そういうことから、ホテルの建設ラッシュが見通しもなく行われてるわけがないのに稼働率の低下と「新聞社の試算」は記事の論調からもわかるように簡易宿泊所のことしか考えてないと思われる。通常のホテルの需要はあると推測できる。
新聞に疑いも即座に正しいと思ったことがある。それは日本人が京都観光を避けているって部分。
ともかく観光客として誰かに操られずに正しいものの見方もするのも一苦労だな。
# 観光客はタダでいいから東京都にやって欲しいのは「都市生活不適合者迷惑税」
# なぜなら観光客なんかよりも、まともヅラして住んでる迷惑者のほうがマジでウザイ
≪ 続きを隠す
国内だけでも以前からテレビやネットで話題になって急に小規模な場所に大勢の人がやって来ての「観光公害」は取り沙汰されてきた。幻の滝が連日現れたから道の険しい山道なのにハイヒールで入って迷惑かけるとか押しかける人間の程度の低さに問題がある。千葉県の木更津(江川海岸潮干狩場)とか君津(亀岩の洞窟)。静岡県下田市の龍宮窟も吉永小百合のJR東日本「大人の休日倶楽部」CMより前にテレビ番組で紹介されただけで駐車場が足りなくなる始末。客がいないって言ってたのが一転して迷惑ヅラ。枯れ枝が落ちてきてケガ人が出たから立入禁止と観光地として意味不明。そんな不慮の事故ならどこでも考えられ、おおかた観光地側に責任はない。
・狭い日本は日本中に散らばってくれないと困る
外国人観光客が年間2千万人突破から4千万人を目標なんて良いのか悪いのかは難しい。狭い目で見れば不道徳から犯罪まで苦しめられており、俯瞰して見れば観光客が使うお金は日本経済の一端を支えてる。だからって誰か小規模事業者が犠牲になれなんて言えるはずがない。
店が迷惑かけられ外国人お断りを掲げれば人種差別だのと国内外の無知が騒ぎ出す。その批判を逃れるためイチゲンさんお断りや予約で埋まってるを装う事態にもなる。観光地京都は現地の人が危惧した通り外国人観光客が激増してから除外することとなり報道やネット投稿からしか知らないが、浅草や鎌倉なら平日だと日本人のほうが少ないって感じてきただけに、その場で商売をしている人と周囲の住民では意見は正反対となるだろう。
・過去を振り返る
自分が小さい頃となると住んでいる町が精一杯で日本としての連れられて行っても状況の記憶はほとんどなく、昔から京都は有数の観光地だったのだから、ほぼ日本人観光客だけの頃は「観光公害」なんて話題にのぼっていたのだろうか? 社会人になってから出張したとしても大阪、奈良で京都は通過点だったから観光はしてないに等しい。
国内問題だけに限っても確実に日本人は落ちぶれわけだし同時にマナーの悪い確率が高い外国人観光客がどっと増えた悪の相乗効果によって表面化したのが「観光公害」じゃないか?
外国人の観光投稿(旅の記録)をチラチラと見てきて感じるのは、バブル期に日本人が放ったとされる言葉「(ハワイ)日本人ばっかりで嫌だ」ってのと同じで外国人観光客だらになっており、日本でも前の愚痴に対して「お前が行くからだ」ってのがあった。だから東京や京都は初来日客だけが行くところになってる。
・爆買いなんて言葉が流行ってから起きたヤミ民泊
外資も入ってるメガソーラービジネスと同じだが外国人が「日本を舞台に金儲けをする」、「日本が食い物にされる」という言葉のほうが似合う状態がある。ホテルから民泊まで段階的でもやろうとしてることは同じ。2016年頃に外国人によるヤミ民泊が報道されるようになった。
日本のビジネス対応が亀レベルであることは有名だが、ときには外圧も悪くなく、古くさい営業スタイルを続けてるからこそ時代の変化に乗れず廃業に追いやられるわけで、古い方法を変えたがらない宿の連中が新たな業態を頭ごなしに否定する。古いスタイルを完全否定してるわけじゃなく必要だとも思ってるが、私が指摘しているのは旅館じゃなく時代遅れのホテル経営だ。民泊じゃなくて何らかの手段を講じられなかったのは宿泊業の不徳の致すところだ。
・必要な宿は足りてない
ネット上で調べてきて名古屋・京都・大阪など大都市圏でホテルの部屋が足りているとは思えない。大手ホテルチェーンは先行きを十分に考えているはずですから建設しているってことは足りてない。それなのに稼働率が低いところは需要がないのを理解しない。京都なのに空室は立地やコストパーフォーマンスが悪いからくらいしか考えられない。
運営側は宿代でしか考えてないだろうが、私なら目的地までの交通費、所要時間を金額換算して決める。都心部1万円、郊外8千円だったとして、交通費が往復千円にかかる所要時間を金銭換算したら残り千円では取りもどせない。現実は郊外にビジネスチャンスじゃなく、郊外のホテルも同時に値をつり上げた。「だったら都市部でキャンセル待ちするぜ」ってのが私の考えてきたこと。
民泊って市場は非常に限られ利用者の大多数が外国人ではなかろうか。
・民泊/簡易宿泊所がどうのと新聞がぶつぶつ書いてる件(京都)
マスコミの記事を読むにおいて「どこのデータ?」もしくは「どういう調査を基にした?」って思うわけだが「新聞社の試算」なんて書かれたら何が何だかわからない。マスコミより情報の公開の方法については数段上な役所の資料のほうが、どうやって調べたのか詳細に書かれている。新聞紙面では足りませんなんて言い訳は許されず、遠方を読めるのはネット記事だから紙面の狭さなど存在しない。今のマスコミに信用はなく出所不詳を信用できるわけがない。
総務省 産業観光局 平成28年5月付け「京都市民泊施設実態調査について」なる資料があり、それ以降も毎年調査結果が報告されている。
→ 京都府 > 府政情報 > 広報・情報公開等 > 報道発表資料 > 平成30年度民泊施設の実態調査結果について
京都市に「民泊通報・相談窓口」ってのがある。上記とは別の報道発表資料 2017年7月27日 平成29年度民泊施設の実態調査結果について など法律ができる前と比べると民泊業の登録件数は増えているが、例によって「指導」ってあるように長々と「営業停止処分」にもなってない割合も高く、更に実態不明ってのもある。正直者が馬鹿を見る社会には絶対してはならない。調査は新聞よりマトモでも役所のすることは甘い。
・東京で垣間見えたヤミ民泊
以前、中国人が増えてゴミが散乱など秩序の低下したURの集団住宅に疑いの目を向けたのも、大型のキャリーバッグを引きずってる別人に何度も遭遇したからで、空港での白タクが報道されたよう息を吐くよう嘘をつく連中にかかれば誰でもお友達だ。そうしたのも日本を食い物に金儲けをする枠組みに入る。ヤミ民泊なら宿泊税および所得税すら払われない。
昔から又貸しは禁止が当たり前で「UR 民泊」で検索すると「違法民泊が横行」などと多数の検索結果が得られたように現実に感じていたことと合致していたわけだ。見かけなくなったり、ゴミの散乱も少しは減ったのは、その手の連中は諦めが悪いので移りながら商売してる可能性がある。
2016年頃に月島や豊洲あたりで問題になり、少し郊外を移転しながら続けてる可能性もある。ヤミ民泊なら一般家庭の荷物がないだけに引っ越しも楽だからな。過去の事件からも契約者が外国人であることがわかっているのだが、面倒なことをして証拠を掴んで追い出して家賃収入が減ることを躊躇しているのではないかと報道されていた。もしそうなら税金が入ってるURが何を言うってことで悪党を排除するのは「お国のため」でしょ。
・民泊業者と利用客の不信感
物を売るのと違い宿泊業は交通業と同じで一時的に命を預かる仕事であるのを甘く見ているのが民泊であろう。宿が足りなくなり、なし崩しのように認める法律ができただけ。利便性、安全性などの点から料金次第によって客が選ばないのも当然のこととなる。
日本の場合は部屋料金ではなく、1名に料金が課せられるため中国、東南アジア系の富裕層ではない家族・グループ旅行客にとっては1軒借りのほうが安上がりなだけだ。民泊は昔から世界的にあるゲストハウスやユースホステルと運営に大きな違いがあるところが客として選択の分かれ目。
東京や大阪で元は日雇い労働者の簡易宿泊所だったところが外国人観光客、主にバックパッカーと呼ばれるような低予算長期旅行客向けに様変わりしてきたのがあるが、外国人は基本的に自己中だと思ってきたように連中の物価まで日本に押し付けてくると日本の民泊は料金が高い部類に入る。海外だって10%程度取られる事があるのに宿泊税(観光税)すら踏み倒す脱税は民事不介入とは思えないので、ためらわず110番でしょ。むしろ、そういう害人を始末しないから日本が食い物にされる。
前に問題にしたが空港で誰でも課される出国税1000円に文句を言う国内外の奴は無知すぎるのでロンドンに行くことをお勧めしたいし、ハワイに宿泊なら消費税と宿泊税で約14%になるのだが、200円の踏み倒しはマジで言ってるのか値切りか何かなのか? 東京都は1万円未満なら取られないが、京都府の場合は全員から徴収するから簡易宿泊所みたいに安いほど負担が大きい(宿泊費2万円未満200円、2万円以上500円)。だから東京都の2倍である約45.6億円の見込みと報道されていた。京都市の宿泊税が2018年10月1日からなので結果は先。京都府でも京都市でなければ徴収されないが、嵐山も比叡山も主要観光地はほぼ京都市内。
役所は法律の外国語版を用意しているのか? …探しました
→ 京都市:宿泊税の広報について
予約時点で教えておかないと「聞いてねーよ」という害人が出るだろうな。
・京都市民泊施設実態調査の結果資料にて
役所の調査報告にて民泊 仲介サイトへのアンケート回答があったのは日本企業だけ、協議とやらで後からAirbnbからの回答があったとのことだが、その中でわかったのが管理者不在は海外で3割、日本では6割にもなると。わかったことより、8業者中の他の6の仲介業者は回答しないか無視ってところが怖い(メンツを見れば納得)。
そういうことから、ホテルの建設ラッシュが見通しもなく行われてるわけがないのに稼働率の低下と「新聞社の試算」は記事の論調からもわかるように簡易宿泊所のことしか考えてないと思われる。通常のホテルの需要はあると推測できる。
新聞に疑いも即座に正しいと思ったことがある。それは日本人が京都観光を避けているって部分。
ともかく観光客として誰かに操られずに正しいものの見方もするのも一苦労だな。
# 観光客はタダでいいから東京都にやって欲しいのは「都市生活不適合者迷惑税」
# なぜなら観光客なんかよりも、まともヅラして住んでる迷惑者のほうがマジでウザイ
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| emisaki | 2019-03-05 Tue 22:36 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
2019-02-16 Sat
若輩者の頃には宣伝に操られた。深く知ってからも何々のイベントがあるってことで自ら飛び込んで行くことはあるが、つまらん策略には拒絶反応が出るようになってる。JRのキャンペーン活動ってのは個人的に気にもしなくなっていた。“釣った魚にエサはやらない”ってように場所と時期が合ってるとも思えなかった。京都みたいに定員オーバー今回、4月から静岡県ってことで耳にすることが多くなり、関連して同一期間に行われる プレDC(群馬県)とアフターDC(栃木県)までやられると、そんなのデパートの物産展と同じで特別な事じゃない限り、いつでもやってるから「どーでもいいわ」って気分になる。プレ(前年)とアフター(翌年)は近年に言い始めたことだが、そうなると四半期×3で12都道府県分で計算上は1年で47都道府県の4分の1がキャンペーンを行っていることになる。
「しょっちゅうやってるぜ」って感情は、まさしく足利フラワーパーク時代の塚本女史の言葉『なんでもあるは何もないのといっしょよ』に通じており、都民ほど東京タワーに上らないとか、小規模花火の連日開催だと逆に行く気がおきないなど失策は各所で行われ続けている。「限定」商法と真逆で、宣伝文句を読んでも特別感がないんだから飛びつくのはよほどのお調子者。
いつも動かないような客に対して宣伝力はあるかもしれないが、過去に何だったか忘れたが旅行のアンケート結果を見たとき、旅する人としない人の傾向が明らかだったから動く人たちの向きを変える手段を講じたほうが得策であろう。
企業の策略を知れば知るほど、テレビなんかが きっかけ にはなっても決定打にはしないと考えるようになる。外国人観光客みたいに情報がなくてクチコミに頼るってわけじゃないから行きたいところに行くのは当たり前だよ。テレビなら今日の夜にも放送予定になってるがランキングはどうでもいいが多数を紹介してくれたほうが良い。宣伝に釣られて行く人がいても別にいいが、私なら後悔しないためにも時期など条件は見定めようとする。
| emisaki | 2019-02-16 Sat 09:08 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
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