かつてテレビのワイドショーが連日のよう扱った騒音おばさん。確かに鬼の様相な映像が流され、相手にした以外に大迷惑だという事実がある一方で、後の雑誌記事によると元々悪いのは相手の方だったから事情を知ってる近所は悪く言わなかったとあった。

　ここでテレビだけ見てると騒音おばさんだけが狂っていたことになる。マスメディアにかかったら個人どろこか企業すら始末するのは容易いから怖い。

　他にもある。マンションでの隣人トラブルの果ての殺人事件、騒音トラブルらしいが加害者自殺のため不明。新聞記事では加害者の隣人住民が被害者宅でうるさかったことはないと掲載。

　警察は被害者一方的に恨みを募らせたとみて捜査していると書かれていたが、証言の隣人とは加害者の隣人であって被害者の隣人ではないため騒音は語れないじゃないか！

　この時点で記事が破綻してんだよ。もう今は名が通った新聞がこの体たらく。答えが決まってて記事を作るべく証言を得に行ってるとしか思えない。下衆の週刊誌と同じじゃん。

　また、反響、共鳴により騒音振動原因は左右とも限らない。生活上から得たことや科学的な知識がないと逆恨みしてしまう可能性がある。好き勝手やっても誰からも怒られたことがない田舎育ちが突如として都会の集合住宅で暮らし始めると問題を起こすに決まってる。
とんでもない酷いことをしていても自覚症状が全くないから都会に来るな、出て行けと言ってきた。

　出身地は不明だがウチの近所に来た嫁は自動車のドアを深夜だろうと平気でガーンと閉めるのだが東京の住宅密集地でそれをやったら軽く数軒先まで振動が伝わる。知らなくても罪は犯している。
　地元や友達から良い子だと言われようとも全体が狂ってれば周囲の誰もが罪なんて自覚しない。そうした罪というのを私は問いかけているのだ。

自然環境の良さは反集団生活であるため人間教育環境では最悪の地である。

　この調べてみた事件でも被害者宅では「イマドキの女子大生」らしい友達を連れ込んでのSNS投稿写真が多く検索されたのだが、はたして本当に静かだったのだろうか？何度も例えてきたでしょ、肥溜めの中のウンコは自分も他人も臭いとは感じないんだよ。再度問いたいが被害者は本当に原因を作っていなかったのか？ 原因があり、たまたま狂った隣人に出くわしたと考えたほうが単純明快。

　私は小さい頃から東京で異質な人達を見てきたが連中は「しでかしたことの自覚症状がない」。そうした自己中育ちな連中たちが都市を舞台に暴挙を繰り広げてきたのだ。

報道する側も基準が違う奴らだらけなのだから「真相」なんて報道できるはずが無い。

　「マスメディアは断片の事実を語るが事の真相は語れない」。なぜなら最後の最後まで追って報道することが無いから。真相を語らず「断片の事実」だけ言うのは事件報道より自分たちのカネが絡んる通常番組のほうが桁違いに強く働く。

　事件で我々は「推定有罪」と洗脳されてしまってるが大多数が「断片の事実」でしかないと認識することが必須だった。庶民より芸能人のほうが報道被害に遭ってるからご存じでしょう。反対に悪党からしたらウザい記者を追い払うには相手が男なら美人局とか痴漢とか冤罪を仕掛けてしまえば社会的に抹殺するのが簡単な日本の怖さ。