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売却された崖っぷちホテル営業再開されてた
 投資ファンドに売却されたホテルが営業再開してた。来年の夏じゃないのかと思って、よく聞くと山側の贅沢な造りをしたホテルが名称を引き継いで、崖っぷちは聞いてたとおり2023年夏の営業再開予定となっている。

 2021年に社名およびホテル名など大々的に改名したが2022年1にホテルを投資ファンドに売却したばかりなのに大きな動きがあり売却したくせに富裕層向けホテルを作ると発表していた。そこで危惧される点がいくつか思い出される。

 私がその地にいた頃、まだ潰れそうで売却してなかったし、台風被害より前だからガラスが割れての不手際も伝わってなかった頃、複数の住民から聞こえていた経営失敗は贅沢なホテルを建設したからと複数の意見を聞いた。その年代を調べるとバブル崩壊した後。

 住民は扇動されるネタ元があるかもしれないが、投資家情報からの経営資料を読んだところ裏付けられるデータがあった。時期的にはバブル崩壊しちゃって続行されてたから。とっくの昔に危機が始まっていたとなると、最もウリになる崖っぷちホテルの老朽化で建て替えることができなかったのもうなずける。倒れそうになってチマチマと修繕しただけだからな。客となる側から見たら「そこじゃねーだろ」ってのが解ってなかった。

 家族経営の悪い部分は独裁で役職を持つ従業員に決定権がないと思われる部分だろう。だから指示された通りにしか動けない。少し書いたが、その従業員教育の悪さと、決定権がないがゆえの対応の遅れ、そして、災害に見舞われたのに客を差別化したこと。そこは激怒した人から詳しく聞くことができ、台風被害を受けてサービスを提供できなくなったのに別のホテルの施設を使わせなかった。

 もし俺なら、その旨の可能性を記載し天災だからで済まされないから契約不履行で返金および損害賠償を含む集団訴訟を客に持ちかける。奴らの言い分として考えられるのは料金差、系列の客に迷惑がかかるってことだろうが、もしそうならサービス業としてあるまじき「ちょっとナニ言ってんのかよくわかんないですけどー」である。

 まさに先日あった件に似てる。東海道新幹線が停電で4時間停止、運行開始して客が溜まりまくってしまったため、グリーン車に雪崩れ込んできたのを心理奇術師が怒った。そこは俺がもっと前から怒ってる単なるラッシュアワーで勝手に乗り込んできてるのとは違い災害である。
 例えば、孤島で火山が噴火し、まだ脱出できる船に一等室なら入れるのに、お前は一等室の金を払ってないから通路にも入るなと見殺しにするようなものだ。上級市民は地方症とは別の意味で自己中のため自己中vs.自己中の論争をする。そこ前に私が説いたのは災害発生時に規定を作っておくことだ。グリーン券も返金してグリーン車を解放する。

 災害発生という事態を考えず自己中にだけ怒った心理奇術師のような奴らだらけだとでも言うのだろうか?別棟のホテルの客に説明して怒る人はいるのか?

 そう考えてゆくと経営能力がなかったので売却してよかったが、こんなことも対処できずに富裕層向けホテルなんて、ちゃんちゃらおかしい。ホテル経営まで委託しちゃうなら別。名前だけ残ってるが経営が変わってよくなったホテルの前例がたくさんあるじゃん。

| emisaki | 2022-12-25 Sun 13:08 | 伊豆::街・施設 |
丹那トンネル 新幹線も通ってから生まれたから知る由もない難工事
 熱海に関わってきたから毎年慰霊祭をやってるのは知っていた。梅園から来宮神社へ向かえばアタミ桜の途中に丹那トンネル殉職碑への入口があるのだが一度も入ったことがない。

 旅行好きの家系にて新幹線にて丹那トンネル(新幹線は新丹那トンネル)って名前は小さい頃から聞かされてきたものの、情報としては今まで素通りしてしまった。

 1918年に着工して16年もかかったと書かれていたが、当時の技術じゃ当然だと思ったのも、あの黒部ダムは1956年に着工したのに山道を作るところから始まって人力で資材が持ち込まれるくらいだったし、ダム工事するためのトンネルを掘ってるから難工事の比較対象にできる。

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 工事期間が延びた理由に大地震と書かれていたので調べたら「北伊豆地震」というやつでしょう。それは1930年なので工期が遅れていたために大地震がきてしまい更に4年かかったということか。

 1918年(大正7年)と言えば爺さん婆さんも生まれてないし、東京的には荒川もなかった。荒川放水路が完成したのは昭和5年だから小さい頃に見せられた東京とは思えない写真からも災害都市 江戸の流れを感じるものがあった。だから比較して丹那トンネルが技術的に難しい難工事だと言われてるとおりを感じ取れる。

 2022年でも未だに工事で死人が出てるのに1918年で7,804mものトンネル。なおかつ、岩盤が柔らかくて崩れるから工事しにくく、大量も水が出たと説明されてる。

 トンネル工事にて水量が減る件で丹那トンネルとリニア中央新幹線は大きく違う。周辺の住環境や農作地が異なるのだが、説明と称し静岡県は同じことになるとの印象操作を県内で行ってないか。

 さて丹那トンネルだが工事中の事故死67人、比較として約40年後の黒部ダム工事では171名の死者、1961年から27年もかかった青函トンネルでは34名との情報が出てきた。これは比較が難しい。ここで比較に出したより工事の規模が小さい反面、技術が乏しい時代ってのもある。

 直線的に路線を延ばしたいのは当然としても、調べた過程で出てきたのが御殿場線(元の東海道線)が昔は複線だったと書かれていた。そこを調べてよかったのが丹那トンネルでの説明より詳しく書かれていたから。

 元の東海道線が当時の蒸気機関車では急勾配でありスイッチバックまであったとの説明から勾配の少ない線路を引きたかったわけか。しかし、なぜ御殿場線の大部分を転用して急勾配部分だけを回避する新たなルートではなく海岸線に全面移行したかの理由は不明のまま。調査継続。

参考文献:熱海市歴史資料、函南町 広報2014年5月号、Wikipedia丹那トンネル・御殿場線


余談:
 リニア工事がNOで、それより住民を苦しめている太陽光発電所はYESって言う頭のご不自由な知事の件から丹那トンネルでの水の話があったのだが、その水は使ってるのか垂れ流しなのか気になってしまった。

 Wikipediaに丹那トンネルの工事による渇水でワサビ田が消えたとあり補償金が出たとあった。それで酪農王国オラッチェがあるのかと思ったがトンネルの真上で何の関係が? トンネルより高い場所の水も吸われてしまってるとでも? これは気になるけど別件だから自分で止めた。

 ワサビは日本での需要が年々と減ってきている。生産量がずっと3位だった静岡県が2位に浮上したのは岩手県の生産量が激減したためで静岡県も減ってる。

 スーパーマーケットで売ってる寿司ではもう10年くらい前からワサビ入りと抜きを別けるのをやめて、ワサビ抜きに一本化して袋に入ったワサビが置かれてる。必要とした料理がなくなってるのではなくワサビが必要とされなくなっているのだ。こう書いている私もワサビは用がない。

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| emisaki | 2022-09-10 Sat 13:25 | 伊豆::街・施設 |