2022-04-28 Thu
もう4週間前の話だがテレビ静岡のニュースにて4月2、3日に下田市蓮台寺の天神神社にて118段のひな飾り展示が行われたとの報道を見つけた。この報道で即座に疑問が湧いたのだが、中止が決まっていたのになぜ1ヶ月遅く開催したのかだが、これは「まん延防止等重点措置」が3月21日で解除となったからだろう。内なる客ではなく外の客を集めたかったと読み取れた。
もう一つの疑問は「伊東市から下田市が雛人形を譲り受け」と報道されたこと。貸し出しじゃないの? そうなると伊東での展示はどうなるのかだが、裏で大量に確保されてるのか、それとも伊東市役所で展示していたのを仏現寺(佛現寺)に回すのかという疑問である。
数年前に伊東市役所まで行ったのに「佛」と「仏」が同じだとも知らず、すぐ裏手なのに見ないで帰ってしまったのだ。だから伊東でも稲取でもどこでもいいが、まだ見てないリストに入ったまま。
伊東市 仏現寺は石段の通路が曲がってて先が見えないのだが、下田市の天神神社は東伊豆町稲取 素盞嗚神社と共に石段が直線のため見渡しが良い。
→ 静岡県下田市蓮台寺352 天神神社 [Googleストリートビュー]
<考えて欲しいこと>
屋外石段ひな飾りの元祖は千葉県の勝浦(かつうらビッグひな祭り)だと思うが、それを見て周辺で真似されたから伊豆は真似にしても後発。伊豆の誰かが発案じゃない事は確か。
以前に問題提起したが、メロンの中央にソフトクリーム(富良野 ポプラファームの登録商標 意匠権利)、プリン(尾道プリンの意匠登録で動物を変えれば侵害しないのか?)、フルーツサンド(岡崎市の業者と包みのデザイン似てる)など、どこかで見たものばかり出てくる。いつか訴えられるね。
侵害かどうかは裁判所が決めることだが、それ以前に当方からすると恥知らず。大勢の客が知らなければそれで良いのだろうか? そのまんますぎて触発されたとか、参考にしたなんて言葉が使えない。
静岡県民の性格を表す言葉として「遠州 ○○、駿河 □□、伊豆 △△」を出してきたが伊豆も○○だった!
客のほうとしては「井の中の蛙 大海を知らず」ではない。東京なら全国各地の情報が放送され、都心部なら都道府県アンテナショップが集結していて実物を見ることができる。情報が入ってると現地に行ったとき何か自慢げに言われても、心の中で「各所にあるけど」「あっちのほうが旨いよ」って思うことがある。
ひな飾りの真似に権利は発生しないが、よく調べてからにして欲しいと常々思ってる。
東伊豆は客層として関東圏であるのに行政区分によって関東の情報が遮断され、ケーブルテレビで関東の放送局が遮断されてしまった。関東と中部に挟まれて独立した静岡メディアとなった。そこから中部メディアの流すのを参考(真似)が増えた感じもしている。
20年以上前からローカル線に「ねこ駅長」がいて報道されてから各所で真似された。別の動物にもなり、伊豆急のように名誉駅長として人間も各所が真似した。そのままより良いが、ひねっても真似の連鎖が収まらず独自性がないのだが、全国的に二匹目のドジョウじゃなく数百匹目なのが現実。
おしまいに救いの言葉だが、事情ツウから恥知らずと思われても良いのであれば、権利さえ侵害しなければ効果があった催しの真似が最も楽な集客手段である。
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