2022-05-23 Mon
婆ちゃんが給湯器が使えず風呂に入りたいって言うから世話するわけだが、お湯を貯めるのを開始して時間がかかるからコンビニに行ったのさ。戻ってそこそこ貯まってるだろうと思ったら水だよ。給湯器、止めんじゃねーよ! これはちょっと危ない症状かもしれない。
ピーピー鳴ってるから何かと思ったら冷蔵庫の扉が開いてたとか、電気の消し忘れはしゅっちゅう。だからテレビで老人一人暮らしの火災報道があっても驚かない。強く言わないと気にしなくなるし、それでいいのかとも思う。卑屈になると今度は何もしなくなってしまうからだ。
思い返せば風呂に入ってる最中に死んだ爺さんに止められたことがあった。トイレに入ってるときに電気消されたこともあった。そのうち「あんた誰」って言われないかが怖い。
世間にはもっと酷い症状の人を抱えている人が沢山いるのが見える。たまにある介護疲れ殺人を批難する奴は現実を理解できない奴らだ。医師の中にも老人に向かって酷いことを言う奴がいる。元から偉そうなクチを叩く医師であっても、そう向かわせる高齢化症状があるのだ。高齢者が理解しないから苛立つんだろうが多種多様に接する職業では、あってはならないこと。
家族だから耐えられるし老老介護なる言葉が出てきたように耐えられないまでにもなるから希に事件が起きる。高齢者施設では、よほど理解している人じゃなければ無理だよ。
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