2022-06-03 Fri
直販で買ったためパイオニアからM-DISC販売通知が届いた。バーベイタム M-DISC BD-R XL 100GB 10枚(5枚パック×2)で12,100円(送料込み)
バーベイタム M-DISC BD-R DL 50GB 10枚(5枚パック×2)で7,398円(送料込み)
※期間限定、会員価格
以前に買ってから価格高騰してしまったため、これは今の最安値と言える。公式な発表や報道はないが1層25GBは生産完了らしい。25GB容量からして割高な感じが強すぎたからだろう。
新製品は不透明。せっかくの性能も知名度が低すぎたからM-DISC自体が消滅する可能性もある。使う人達は多層記録に対応した機材を持っているはず。多層の問題は読み書きが遅いことだがハードディスクとの同時保管によって解決したい。
【保存期間(1) DVD-R/RW】
パイオニアにてDVD-Rの保存期間は5~20年間と記載されているが、それは保管場所を強くは限定してないからかな? 一般財団法人デジタルコンテンツ協会の旧組織の資料から最悪値であるとDVD-Rが気温25度で15年、30度で9年。DVD-RWが気温25度で45年、30度で27年となっていたが、最長では数十年から万年単位と広すぎる。
書き換え不可能なDVD-Rより書き換え可能なDVD-RWのほうが耐用年数が長いのは素材が紫外線に強いからのと説明を読んだが、その他の要素ではどうなのか?暗所保管で紫外線は無縁だ。書き換え可能型は少量であるが私が使ってきた中では危ないとの印象。BDにおいては不明。
寿命は2005年の予測資料であり、今は、そこから2022年の現在だと17年間の結果がある。だからこそ言えるのが「最悪値を基準とすべき」と言える。データが失われたら終わりだ。石に刻んで角が欠けても推測できるかもしれないが、DVDでは通用しない。どうしても読みたければ化学変化(経年変化)に対応した再生機を新たに作る必要がありそう。どうするか不明だが例えばレーザーの波長を変えるなどすると費用対効果が低すぎるため利用者側で対策を打つしかない。一定の年数が経過したらデータを移動させる。
もうどうでもいいか。DVD から BD へ移動させる。BD においても信頼性が確認できるまで買わなかった。テレビ録画機へ搭載され、当初は1枚ずつケースに入れられていた DVD-RAM が出たときと同じだった。
【保存期間(2) M-DISC】
100年以上保存可能なる宣伝文句はどうでもいい。似たようなことを言ってたMOは消滅寸前で、かろうじてUSB接続タイプが売られていたが、70年先どころか10年先に読み取れるか怪しい。
パソコンの各部なら短期間に変わりすぎて物理的に異なり使い回しもできない。これが解ってる私が求めてるのは、たかだか10年や20年の安全保管。
機械がなくなる、変わるんだぜ どれだけの方式、規格が何年かで消えたかことか!
【対策と使い勝手】
過去のデータ保存は、DVD-R を複数枚にする手段だった。あえて異なるメーカーの機械と、異なる製造のディスクを買っていた。ところが年代によって大きな変化が起きた。多くの日本メーカーの撤退だ。かつてはソニー、ヤマハ、ティアックなど音楽メーカーも販売していたが、もう装置単体で販売されてるのは見つからない。
Blu-Ray(BD)となった今ではDVD-Rを開発したパイオニアしか選択肢がなくなった。
海外勢であるが、よくはなってきただろうが、かつての体験、そして今の情報からも大事なデータを書き込むのに使える水準じゃない。特にDVD-R、BD-Rメディア自体は絶対使わない。
日本のメーカーであってもコストダウンしまくりが恐ろしく、今みたいにBD/HDDのテレビ録画機が安くない実売15万円くらいした時期から価格に見合わない中身の「儲け」が見られ壊れまくりの酷い有様だった。もっと前の機種のほうが長持ちしたくらい。
私は複数メーカーのを多数使ってきたから差や傾向を知ることができた。こっちは耐久テストしてるようなものだが、一家に一台のような一般だと、たまたま故障=悪評となるため、その意見は複数集まらない限り拾わない。
【現在の方針】
・DVD-R から ハードディスク へ移動
・DVD-R から BD-R へ焼き直し (単純計算、容積5分の1になる)
・テレビ録画はデータ移動可能なハードディスク
・重要データは複数の方式で記録(ハードディスク、メモリーカード、DVD/BD等)
【光学ドライブの信頼性】
売れていた時期に比べて2倍以上の売価となってるのを買ったわけだが、総合的に考えるとこの程度の値上がりで性能は維持できないのではないかと思ってる。
【光学メディア 信頼性の疑問】
多層記録は単層に比べると複雑であるため、経年変化は素材以外にも盤面の変化(歪曲)が人間の見た目ではわからないほどで影響が出てくるかもしれない。
「日本企業の日本製 > 日本企業の海外製造 >> 外国企業外国製造」 この図式は変わってないが日本が落ちぶれているため狭まっては来ている。そのうち「外国企業の日本製」なる項目が加わるかもしれない。
ほかにもシャープのような会社をどう考えるのか? 2022年3月末時点で大株主の外国資本率合計は62.63%。外国人株主は69.28%と公表されてる。東芝だってそれに近いだろ。光学メディアにおける日本製の性能については実体験から揺るがないが、ハードウェア品質
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| emisaki | 2022-06-03 Fri 12:43 | 生活::コンピューター・電気 関連 |
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