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読売テレビ制作「遠くへ行きたい」での道交法違反から見えること
2022年6月19日06:58 読売テレビ制作「遠くへ行きたい」

 寝落ちして早起きしたため見ていたら番組の終わりにお詫びメッセージ。目がテン見てるどころじゃねーぞ。以下のような画面で読み上げられた。
6月12日放送の「遠くへ行きたい」において 番組側の演出上の都合で
タクシーの座席のヘッドレストを外したまま走行し撮影を行いました。
これは交通法規に違反する行為であり
安全ではない状況で撮影を行ったことについて
視聴者の皆様と関係各所の方々にお詫びいたします。

 まだ見てないため、慌てて録画をひっくり返す。なんてこったい。カメラマンの乗り込む助手席じゃなく、運転席のヘッドレストも取り外されてる。

 ああいうのは演出とは呼ばず自分勝手と言う。乗客となる出演者がいるため、運転手とシームレスに映したいっていう制作のわがままだけでした。

 私が「自転車を運転している人は、ほぼ100%が犯罪者(警察官も含む)」と訴えてきたが、だらかってテレビ番組でやっても良いことにはならない。自動車でも同じ。

 こうも説いてきた…「地方症の奴らは他人がやってることを真似するのは正当な行為」。ちょっと先に来た馬鹿を後からきた馬鹿が真似をする負の連鎖によって東京は荒廃へ進んだ。「スマホにイヤホンを接続して音楽を聴きながら歩く」行為、クズしかやらないのに都会的と思い込む都市生活不適合者の実に多いこと。

 ちょっと確認してみたらが、運転手を頼る「オモウマい店」でも「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」でもやってない。その番組も完璧ではなく、運転手の撮影のため一人なのに助手席に乗るのだが、一人ならカメラだけを取り付けて後部座席に乗れと言いたい。

 「土曜スペシャル 千原ジュニアのタクシ―乗り継ぎ旅」では、チラッとカメラの取り付け、取り外しシーンも映るが、ヘッドレストの後ろに超広角レンズなGoProらしきカメラを取り付けていた。

 自己中、手抜きを演出と呼ぶなかれ。予算が少ないなら少ないなりに作る。前から指摘してるが、その番組に出演者は必要ですかって疑問がよくある。

 この番組ではなく一般的にいえば、不要なのにタレントを使う番組が多すぎ。そして大部分のCGや字幕はウザいだけ。それを作って仕事したつもりになるな。画面に出っぱなしは邪魔でしかない。

 俺が黒澤明の大嫌いな部分は、映像の邪魔だと家屋すら買い取って壊せってよう横暴な制作にあった。カネ払えば良いって問題じゃない。今年、幸手権現堂桜堤にて一般人の侵入で問題になったが、綺麗な写真に見えたとしても、それは踏み荒らしてまで撮ったクズ写真だってこと。フォトコンテストで選ばれた写真でもあるが、それどこで撮ったんだ?入って良いのかってのが選ばれたりする。

今回は映りまくりで違法に無頓着だったが、見えずとも完成品だけで評価して良いはずがない。

| emisaki | 2022-06-19 Sun 07:27 | 大衆媒体::テレビ全般 |