2022-09-15 Thu
過去に取り上げた件を掘り起こすときがきた。CSI:VEGAS 第3話 開始11分過ぎ「あなたはこう名乗ってるらしいじゃない 死体伯爵」「ちょっと待てよ、それはスクリーンネームだ」。
日本語吹き替え版にて「スクリーンネーム(screen name)」という言葉が聞こえてびっくりした。なぜなら今まで他の洋画では原音で「スクリーンネーム」と言ってるのに「ハンドルネーム」なる誤った和製英語に ねじ曲げられてきたから。
インターネット(サイバー)空間上での別名の一般英語は スクリーン ネーム。
「ネーム」なんて付加せず「ハンドル」とだけ言えば正しく、アマチュア無線で使われていた専門用語が伝わったもので初期からのマニアが使っていた。「パソコン通信」と呼ばれていた時代には誰も間違うことはなかったが、「インターネット」となり素人衆が大量流入して秩序と共に言葉も乱れ、日本人がする間違いの定番思い込みによって「ネーム」が付加され重言になってしまった。
今までもこれからもだと思うがテレビ業界における不手際は、例えインターネット上が馬鹿だらけだとしても、調べようともせず確証を得ようともしないテレビ業界及び出演者にはネットを非難する資格がない。
今回、CSIベガスの推測だが、翻訳家が知らなかったからそのままスクリーンネームにしたのだろう。そして本国で調べれば正しい言葉だから。ところが今まで日本では間違いが広まっていたら間違いを選ぶからスクリーンネームと言ってるのにハンドルネームという字幕や吹き替えにされた作品を複数見た。
イートインにテイクアウトも間違ってるように、ハンドルネームもホームページも間違いだ!
(ホームページという言葉は存在するが意味が全く違う)
いつになったら、この大迷惑の「体質」を改善していただけるのか。旅番組で「硫黄の臭い」「マイナスイオンたっぷり」なんて嘘や間違いが堂々と放送されるうちは希望が無いな。
知識どころか調べる手段も乏しかった時代に聞き間違いをしたのではなく単なる怠慢ですから、こうした日本人の馬鹿ぶりは情けない。
| emisaki | 2022-09-15 Thu 08:40 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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