2022-09-28 Wed
もし家族じゃなかったら怒り心頭に発す件は何度かある。世間で報道された事件、もっと状態がひどければ家族内でも介護疲れ殺人とか心中とかあった。そうなる事態を一方的に責めるマスゴミの奴らは、ひと事で現実の苦労の何も知らないから平然と正論を宣う。いままで世間で何度も起きてきた介護士による殺人だが、鬼畜の所業とは別に、そう向かわせる側である老人の行動や言動を教育しなければキレる介護士は絶対に出る。
なぜなら高齢者は「矛盾」と「我がまま」に満ちあふれているから。いろんな食べ物を買ってくれば、あれヤダ、これヤダ「いつものがいい」。そうしたら「飽きるってことを知らない」ときた。だが、当人は前に言ったことなんて覚えてないんですよ。支離滅裂だと思わなければと認識していても言いたくなることはある。
流し台にお茶を捨てるとき、中じゃなく縁に引っかけるから貯まってたり、外側に垂れることが毎日のように続くから頼むから中側に捨ててくれって言ったのだが、意固地になったと思ったら反転して次は生きててもしょうがないとか言い始めちゃう。「はぁ?」って言いたくなるのが現実なのだ。
電話がかかってくるとか言われ確認しても全く着信履歴が無い。例えワンギリでも履歴が残る。本当の電話に出るから妄想と現実の差がどうであるかが全くわからない。
強い認知症状ではないにしても普通の会話の中に妄想が入ってくる。私がやってあげてることも自分でやってることにするくらいは可愛いもんで大きな妄想もある。
例えばテレビを見ていて「AならばB」においてAという条件を無視して「Bなんだって」となってしまう。違うと言ってもテレビが言ってたとテレビ絶対主義。だから「AだからBとなればC」のよう複雑となったら、どう捉えるかが謎である。
以前に例にした「2006年に商標登録された新種」とテレビで言うと「新種」しか聞いてないから「前からある」と言っても聞く耳持たない。自分がやってもいないのに自分でやったつもりになってる事も多い。間違いを正そうとしたときの反応から次々とこちら側が何も言えなくなって妄想の世界が広がっているような気がしてならない。何が正しい対応策かも解らない。
幼児より面倒くさいってことを根底から理解してないと他人であるほど介護老人殺人は起きる。
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