2022-11-11 Fri
栄(久屋広場)を17時過ぎと仮定。道路も地下道も熟知していると言っても久屋広場は矢場町だから東山線までは距離があり、乗り継ぎ時刻によってはタクシー代をケチってはいけない。新幹線の切符を山積みにしてきただけ経験も積んでいる。問題は名古屋脱出。新幹線で京都を経由すると、JR+近鉄で約4千~8千円(普通、特急、自由席、指定席の差)、名古屋から近鉄だけだと2千円か4千円(普通、特急)。
早く到着するのは新幹線と近鉄特急で 名古屋17:55→京都→19:33大和八木(6,990円)。ところが近鉄特急だけで行っても 18:00→19:37(3,890円)で4分遅くとも出発が5分遅い。
以前ならば特急をケチって 近鉄名古屋17:41→20:25(2,050円)となるのだが、今は接触を減らすのを考えてきたわけだから特急の選択は必須。その考えだと京都を通るのは無しか。
名古屋 19:45→23:14 新宮、翌朝 05:53発なんて寝てる時間もない無茶をよくやったと思うが、新宮発は 0553/0746/0959(土日祝1018 )と早いが大和八木発は 0915/1138/1338 と遅い。
平日だとしたら通勤通学時刻を避けるためにも早朝もしくは10時過ぎ。ところが問題は、大和八木11:38発であると上野地が14:40着、十津川温泉が16:04、終点の新宮が18:24着。
当日中に三重県で紀伊長島、和歌山県で紀伊田辺までは移動できるが、紀伊長島は住宅街で宿がない。何キロも離れた海岸線に宿は見られるがタクシー代を払うなら無理に移動せず新宮に泊まったほうがよさそう。伊勢に向かうなら少しでも進んでおいたほうが早いが、6時間半も路線バスで移動したあとだからな。
観光シーズンであると臨時の特急南紀が走ることもあるが、今年の夏もコロナの状況から無理だったため近年は臨時便は知らず、通常ダイアの新宮17:31→20:49名古屋が最終。
特急南紀8号に乗るのが当日中に東京へ帰る手段。間に合わせるには八木新宮線では第1便に乗って十津川村を脱出して本宮大社まで到達している必要がある。本宮大社からは別会社のバスがあるが、大和八木から本宮大社まで休憩停車しか観光時間なし。
八木新宮線 観光特急「やまかぜ」には期待を裏切られた部分がある。それは上野地、十津川温泉での停車時間が今までと同じだってこと。上野地では20分あるが、時間調整用でもあるため遅れていたら減ってしまう。休日運行であるから現地が混雑しているとロクに見ることもできずにバスに戻ることとなる。
バスは遅れる。そこは旅の経験から織り込み済み。
奈良交通バスの場合はICプリペイドカードが導入されているが熊野御坊南海バスは使えない。ICプリペイドカードが使えても自分だけでは待たされることに違いがなく、乗降時刻によっては10分以上の余裕が必要。
2016年3月、私は熊野御坊南海バス(当時:熊野交通バス)にて本宮大社発にて最終的に新宮駅で下車するとき確か13分遅れだった。外国人もいたし、乗車と降車時の支払いでもたついた。
本宮大社を16:15発に乗り新宮駅17:14着予定が遅れると17:31発の最終特急電車に乗れず、当日帰宅できなくなり宿も探すことになる。事前に保険として周辺の宿の連絡先を片っ端からメモしておく。
ゲリラ豪雨で真夏なのに震えた諏訪湖で数時間、真冬の強い風な伊豆大島で3時間を忘れるなと自分に言い聞かせる。他所にて問題なさそうだと思った場所だと忘れるんで書いておく。
八木新宮線のほかに五條バスセンターと十津川温泉を結ぶ路線があったのだが廃線になっていて、平日のみ運行で「十津川温泉~五條病院~南奈良総合医療センター」を1往復する広域通院ラインがコミュニティーバスとして運行されている。
十津川温泉を07:03発だから宿泊してる人が早朝出発できる。八木新宮線の第1便が十津川温泉を発車するのは08:01だから上野地(谷瀬の吊り橋)で下車すると1時間の余裕ができる。
反対の北から南方向であると、八木新宮線の第1便は上野地に12:05着となり、広域通院ラインが五條バスセンター 12:10→14:02 上野地 14:02→15:03 十津川温泉。八木新宮線 第2便は上野地15:00発のため約1時間早く移動でき「十津川温泉 庵の湯」ならバス停の近く。次の新宮駅行きは16:14発。
十津川温泉から本宮大社へ八木新宮線以外で脱出できるのが村営バス 本二津野線だが、十津川温泉を 08:35 と 14:20 発の2便のみ。使いどころが難しい。
秘境は運行時刻に左右され、プランB、プランCという保険がかけられないところが怖い。
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| emisaki | 2022-11-11 Fri 09:23 | 旅・散策::計画・調査 |
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