2022-04-03 Sun
岡崎市の観光サイトを見てたのだが、例によって地方のお約束で公共交通路が示されない。書いてあったのは“新東名高速道路「岡崎東IC」より約4km”だけであった。車社会の強さを象徴する公共交通の無さ。同等の地域より厳しい。結論から記すと、1日でこれらを回ることができない。コミュニティバスがあっても一週間に一度で便も少ないため、沿線上にあっても一ヵ所しか行くことができない。さらに数kmから10kmの徒歩が必要だった。
【夏山の根上り杉】 愛知県岡崎市夏山町海道38 諏訪神社内
根っこが地面を這うように見えてる杉の巨木。
公共交通がないはずもなく現地から調べると岡崎市コミュニティ交通「豊富・夏山地区線」で週1日にしか運行されておらず、停留所名が近隣宅の名字という秘境の特長を備えていた。
名鉄 本宿駅 →(名鉄バス 70/71/72系統)→額田センター(ぬかたせんたー)
本宿駅発時刻 0634/0818/1030/1130/1355/1455/1715/1925/2045 全日ダイヤ
額田センター発時刻 0605/[0647]/0728/0952/1110/1330/1430/1559/1827/2024 [平日のみ]
バス:額田センター →(ほたるバス[火曜日運行 1便 3便のみ])→ イナバ下車、すぐ
徒歩:額田センターから夏山の根上り杉 2.7km 高低差25m
別ルート
美合駅 → 名鉄東岡崎駅 → 市民病院
JR岡崎駅 → 市民病院
美合駅からの市民病院行き(61系統)はJR岡崎駅から1.1km国道248号線沿い東楽園口を通る。
【寺野の大クス】 愛知県岡崎市夏山町ミヤマ
最寄りのバス停:ほたるバス 寺野
寺野の大クスと夏山の根上り杉は直線距離は近くとも別の谷間にあるため、上って下って約4kmもある。双方へ向かうバスは道を往復する。夏山の根上り杉のほうが分岐点から近く高低差もないため、バスを使うなら寺野の大クスを優先すべき。
【切山の大杉】 愛知県岡崎市切山町大ゾレ
周辺の鉄道駅から直線距離として豊田市駅から20km、東岡崎駅から20km、本宿駅から16.5km、新城駅から17km 似たり寄ったりだからどこから向かうかは交通路線の便数のみ。
この中では最も山奥だが、なんとか近くまで路線バスを探ると岡崎市民病院から65系統 桜形行き、そこからは「形埜地区線(乙川バス切山・小久田・毛呂・井沢ルート」があった。切山横手辻からが最も近いが、そこから最短1.7km。
東岡崎駅 0745→市民病院 0809→0845 桜形
これが始発なのだが、ほたるバスは名鉄 桜形バス停を0827に発車してしまう。次に行くバスは1057なのに、その循環線を使わないと長距離歩行なしでは帰れない。
歩きとなると名鉄バスの桜形バス停まで国道沿い9.4km(山道だと7.7km)、戻り時刻として休日1225/1625発、平日1330/1650発の2便となる。山間部のバスには乗れず、GoogleMapで80mと338mの上下があるため往復で平均時速4kmを維持するにはそれなりの体格と体力が必要。往復4時間は歩くわけだから現地滞在時間は短い。桜形バス停を16時台の便に合わせようにも出発の便が合わない。
別ルートとして切山の大杉から東側の新城市へ10km歩き、豊鉄バス作手線「作手高里(つくでたかざと)」から新城駅へ行ける(1252/1537/1710/1822発)。
タクシー使うと迎車料金が入り片道で4~5千円。そうまでして見たいかってことになる。私は行けなければあきらめるだけで、一生に1度行くかどうかで路線を引けなんて自己中なことは言わない。
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本宿駅発時刻 0634/0818/1030/1130/1355/1455/1715/1925/2045 全日ダイヤ
額田センター発時刻 0605/[0647]/0728/0952/1110/1330/1430/1559/1827/2024 [平日のみ]
バス:額田センター →(ほたるバス[火曜日運行 1便 3便のみ])→ イナバ下車、すぐ
徒歩:額田センターから夏山の根上り杉 2.7km 高低差25m
別ルート
美合駅 → 名鉄東岡崎駅 → 市民病院
JR岡崎駅 → 市民病院
美合駅からの市民病院行き(61系統)はJR岡崎駅から1.1km国道248号線沿い東楽園口を通る。
【寺野の大クス】 愛知県岡崎市夏山町ミヤマ
最寄りのバス停:ほたるバス 寺野
寺野の大クスと夏山の根上り杉は直線距離は近くとも別の谷間にあるため、上って下って約4kmもある。双方へ向かうバスは道を往復する。夏山の根上り杉のほうが分岐点から近く高低差もないため、バスを使うなら寺野の大クスを優先すべき。
【切山の大杉】 愛知県岡崎市切山町大ゾレ
周辺の鉄道駅から直線距離として豊田市駅から20km、東岡崎駅から20km、本宿駅から16.5km、新城駅から17km 似たり寄ったりだからどこから向かうかは交通路線の便数のみ。
この中では最も山奥だが、なんとか近くまで路線バスを探ると岡崎市民病院から65系統 桜形行き、そこからは「形埜地区線(乙川バス切山・小久田・毛呂・井沢ルート」があった。切山横手辻からが最も近いが、そこから最短1.7km。
東岡崎駅 0745→市民病院 0809→0845 桜形
これが始発なのだが、ほたるバスは名鉄 桜形バス停を0827に発車してしまう。次に行くバスは1057なのに、その循環線を使わないと長距離歩行なしでは帰れない。
歩きとなると名鉄バスの桜形バス停まで国道沿い9.4km(山道だと7.7km)、戻り時刻として休日1225/1625発、平日1330/1650発の2便となる。山間部のバスには乗れず、GoogleMapで80mと338mの上下があるため往復で平均時速4kmを維持するにはそれなりの体格と体力が必要。往復4時間は歩くわけだから現地滞在時間は短い。桜形バス停を16時台の便に合わせようにも出発の便が合わない。
別ルートとして切山の大杉から東側の新城市へ10km歩き、豊鉄バス作手線「作手高里(つくでたかざと)」から新城駅へ行ける(1252/1537/1710/1822発)。
タクシー使うと迎車料金が入り片道で4~5千円。そうまでして見たいかってことになる。私は行けなければあきらめるだけで、一生に1度行くかどうかで路線を引けなんて自己中なことは言わない。
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| emisaki | 2022-04-03 Sun 06:38 | 旅・散策::計画・調査 |
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