2022-07-06 Wed
誰が言い始めたか、スマホ熱中症? 日本人は頭悪い言葉を作り出すプロだな。2022年7月6日 テレビ朝日「グッド!モーニング」を見てた。どこが出所か知らないが、きのうのクイズ番組では冷やすなら1円か10円かってね。スマホまたはタブレット型コンピューターの発熱を減らす方法として銅の10円玉。
問題ありのテレビ発言は「1円玉じゃダメ」ってところ。1円玉(アルミニウム)でもOKさ。10円玉(銅)のほうが熱伝導率が高いってだけ。
嫌みったらしく書けば金は銅よりも低いから銀がいいね。更に銀銅より目が¥$マークになってる人が好きな炭素結晶体をお薦めしたいが何億円かかるかな。一般でも買えるようになったカーボンナノチューブなら何百万円で済むかも。
コンピューター用の放熱板でも安物はアルミニウム、高価だと銅製で更にヒートパイプが付いてる。ペルチェ素子を使ったスマートフォン用の冷却装置は既にある。10円玉を言うのは冷却装置で急速に冷やしすぎて内部で結露が起きると危ないってことだろ。
ということで「1円玉じゃダメ」って発言は間違ってる。アルミでも十分な放熱効果があるが1円玉を多く持ち歩いてはいないってだけ。硬貨は凹凸が激しいため接触面積が悪い。
こっちは初めてデジタル一眼レフカメラを買った2005年から発熱と戦ってきた。カメラ自体の発熱と夏の暑さ、そしてヒートアイランド現象にてカメラ側またはレンズ内部の電子回路が熱暴走を起こして動作しなくなった。
業務用で動画撮影をするデジタル一眼カメラには放熱ファンが内蔵。液晶パネルが開ける場合、開いた部分が最も熱を生じるイメージセンサー部分、液晶パネルを開いた部分へ付ける冷却装置もある。
実質的な気温が40度なんて今に始まったことじゃないのに機器の動作補償温度が摂氏-10~40度なんてたわけたことを抜かしている状態。小さくすれば良いってもんじゃない。
| emisaki | 2022-07-06 Wed 07:34 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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