2022-08-18 Thu
2022年8月18日 CBC「ゴゴスマ」大雨にて大木が倒れて神社の建物に直撃したとの中継。そこで、「やしろ(社)」と「本殿」なる言い方に疑問を感じて確証を得るため調べてみた。いくつかから総合的に以下の説明だった。
「本殿」神霊を安置してある社殿
「幣殿」参詣者が幣帛(へいはく:奉納する供物)をささげる社殿
「拝殿」神官が祭典を執行、参拝者が拝礼するための社殿
それでテレビ出演者の発言が間違ってることが判明。「やしろ(社)」と「本殿」は同列の表現ではない。「やしろ(社)」とは『神がまつってある建物。神社』と全体を示した。
個々を示すには「本殿」「幣殿」「拝殿」など決まった名称がある。それらも全てが揃っているわけじゃない。例えば富士山信仰の神社は御神体が富士山のため本殿が無い。
日本人は同列じゃない言葉を真っ当かのよう使うのが得意な人種なんだよ。スパゲッティーなど麺類と定まってるのにパスタとか食べ物とも確定しない他国の言葉を調子こいて使ってるし、桃太郎が家来にしたのは「犬・キジ・猿」だが同列ならキジではなく「鳥」であるのに種類名。
語られた時代、鳥は複数見るが犬も猿も1種類しかいなかったからと勘ぐることはできるが、それと日本語表現は別であるし、おとぎ話のため年代によって話の内容が変わっている。同様に近代に表現も狂ってきた感じがしてならない。
| emisaki | 2022-08-18 Thu 14:23 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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