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地上デジタル放送アンテナを設置することになる(1)
 呼び出されたから何かと思ったら受信障害は解消されているため共聴アンテナの取り外しが行われる。UHFアンテナもあるからいいんだが、埼玉か千葉テレビかで古い時代劇を見てるんだよ。

 可能な方法としてケーブルテレビ局に依頼する方法があるのだが、それだと有料チャンネルでない地デジのみって契約が月額770円もする。年9,240円、2年間で18,480円。

 ケーブルテレビ局では有料契約しないとBSは入らないので、この機会にパラボラアンテナでのBS受信も統合してしまおうと考え、有料料金を考えて2年で償却を目論んだが、今から10年くらい使い続けるとすると自分の年齢も重ねて屋根にのぼって作業できるか怪しくなってくるかも。
 なぜなら、俺はなんともないんだが、そこら中でオッサンたちが膝がどうのとか色々言ってるし、以前に石原良純が脚立から落ちたとか報道、そこは単なるドジかは知らないが、過信、油断は禁物。

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 屋根のほうが電波状況が良いに決まってるのだが、取り付けよりも取り外し作業を考えてベランダの支柱から上に伸ばす。それでも見通しが悪いが、どうせ少し離れたら高い建物がある。アナログ放送時代の経験からすればUHFだからマンションでの反射波を狙ったほうが電波が強い可能性がある。

 私の家じゃないので大型アンテナは建てられず14素子が限界でしょうが、30ch後半から先に放送電波は無いためアンテナはローチャンネル用、パラスタックと可能なことはしてみたい。



 送信出力が高かったアナログ時代でもそれじゃ映らなかったことを知ってるため、マンションに付けるくらいのブースターを入れる。アナログ時代は東京の放送局がVHF帯で独立地方局がUHF帯だったため干渉しなかったが、地上デジタル放送では全てUHF帯のため東京スカイツリーからの強烈な電波も増幅してしまうと映らなくなりそう。鋭角な帯域フィルターは存在しないため、隣接した周波数(チャンネル)だけを増幅させたり減衰させたりすることは不可能。

 アナログ放送では修復できないが、デジタル放送であるがゆえに復号化できれば映ると期待しているが、どこまで増幅できるか全くわからない。自分でやっていたときはアンテナを埼玉の送信所へ向ければ横方向が東京スカイツリーでアンテナの指向性から受信感度が落ちるため30dB増幅しても映った。ところが婆ちゃんちは東京スカイツリーと埼玉方向が近い。そこが不安材料。



 大都市圏を除き、地上デジタル放送になって混信しにくくなったため送信出力の小さな送信所が増えたと感じる。よぽどの山奥でない限り大型アンテナが不要になり入手難になってしまった。それで売れないため価格も高騰しており、業務用より家庭用のブースターのほうが売価が高い逆転現象が起きていた。

 家庭用のUHF/BS・CSブースターが18,500円かと思ったら、小規模のマンションで使うブースターが定価5万円なのに売値は13,000円。これはガス給湯器などと同じ、住宅用品は製品販売メーカーが施工費を含めた定価を定めているため流通価格はやたらと低いからだろう。そして家庭用は売れないから値が下がらない。



【UHFアンテナ】

・DXアンテナ ULX14 利得10.6~13.5dB(13~34チャンネル用)
・マスプロ電工 LS146TMH 利得 約11.0~13.5dB(13~34チャンネル用)

送信所 テレビ埼玉(浦和 [地図])32ch、千葉テレビ(船橋 [地図])30ch



【UHF・BS・CSブースター】

 マスプロ電工10BCAW35Sの売価1万円程度と安いので調べたらCATV用だった。周波数が被るため使用できるでしょうが余計な機能が付いており、消費電力が高いため安物買いの銭失いの可能性が出た。UHF・BS・CSブースターとしては FUBCAW33があり、前者の消費電力が半分。

・10BCAW35S 利得 UHF 35dB(33~37dB) 消費電力 BSアンテナ給電時 20W 売価10,799円
・FUBCAW33 利得 UHF 35dB(32~37dB) 消費電力 BSアンテナ給電時 9.9W 売価13,000円
・UBCBW45SS 利得 UHF 45dB(43~49dB) 消費電力 BSアンテナ給電時 9.1W 売価14,500円

 家庭用の製品は融通が利かない。増幅しすぎの場合は電波が弱いから増幅するのに減衰器を通すことになる。それは馬鹿馬鹿しい。だからって増幅率が低い商品を買って、足りないとなると買い直しになる。業務用だと10dBのアッテネーターに加えて、10dB範囲で利得調整ができる。

 気づかないと危ない点があった。CATV向けの10BCAW35Sの大きさは196(H)×140(W)×68(D)mm / FUBCAW33 168(H)×130(W)×34(D)mm。CATV向けの異様な厚みに気づかず買ってしまったら屋外に設置されてる防水の箱に入らなかった。34mmなら業者が設置したのと同じような厚み。

製品仕様は隅から隅まで読むのが当たり前だが、書いてなかったりするのが怖い。

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| emisaki | 2022-10-08 Sat 07:59 | 生活::家電・家具・雑貨・器具・DIY 関連 |