2022-10-24 Mon
参考になるわ。こんなことするんじゃねーって資料が貯まってくる。材料費がケチられるってのは本当にヤバイ。問題は工賃なんだからそこを削るのは仕切ってるだけのハウスメーカーの仕業。ベタ基礎だからって廃材ごと埋めやがったバカは工事業者の仕業。客からしたら一生に一度で最大の買い物だってのに第三者が監視しないとダメになった業界。
いままで少人数でちまちまとやっていたが今日は大量投入。10人くらいはいる。今日は曇りだが、以前は同じ2階だったが、それより高い壁ができて暗くなってきた。束の間の明るさだった。
×:大工 ○:単なる建設作業員は角材は倒す、床板も倒す。置くのが面倒だからだろ。テメエらが楽したいだけで、わざと音をたててるにすぎない。その件は、こいつらだけに言ったところで無駄だけどな。ビルだと鉄骨でそれをやらかすから遠方の音まで聞こえるわけだ。
07時過ぎから何やら始めて、08時過ぎから騒音になった。日本人のほうが多いけど何語だか不明な言葉も聞こえる。支柱は無垢の木材のようだが、私が一般的だと思う木よりやたらと節が見えるため等級は低い。
組み上がってきたため疑問に思っていた点が判ってきた。当家の場合は古いから重たい瓦屋根を支えるためか大黒柱のような太い構造に屋根を支える横方向は厚み150mmの幅は300mm程度で長さは家の隅から隅まで4~5メートルってのが中央に通ってるが、こっちはみんな同じだ。
もう瓦屋根なんて廃れてるし現代は2×4など面構造に筋交いが主流。本数は変わるが使ってる木材の太さは同じ。別の家(2階+屋根裏部屋)の建て替えを見たとき狭い道にクレーン車が入って長い木材の支柱を立てていたが、こちらは階ごとに木材は分かれた構造なので人力のみ。まるで本の付録で毎週部品が送られてきて最終的に家が出来上がる感じのを高速回転で見てる。
そして予想した通りだが、3階建ての謎は1階ごとが低い。ウチの2階の窓から隣の2階は見下ろし、ウチの2階で立って見てる自分の目線より少し下に隣の3階床面。1階と2階の間に人が入れるような空間は無理だな。
支柱よりは床面骨組みの木材のほうが太く、切れ込みも見えたから床板のために貼り付けてあるのかと思って写したのを拡大してみたら1階の底面と同じで全てが合板。5枚の板で角材のようになってる。3階建てだから2階の床は3階の部分より厚みがありそうだが、作ってる最中なので上になるほど未確定だ。
5枚板で形成されてる角材だが150mmあるとは思えず120mmくらいの見た目。米松と書いてあるが単位がメートル法なのかインチなのか? 丸太で輸入されてるのか、ある程度は切って輸入されてるのか? たぶんメートル法だと思うのも、120mm角だとして5枚の合板だから1枚が24mmは一般的な厚みなんだ。
調べると、やっぱり花火の号数で逃げてるのと同様に邪悪な「尺貫法」が生き残ってるとも言える太さや大きさの材木であった。一寸 = 30.303 mm で、支柱の角材であると 3.5寸(105mm)、4寸(120mm)、5寸(150mm)、6寸(180mm)なるのが販売されていた。関係ないけど一寸法師じゃ小さすぎてお椀の船で箸を漕ぎ棒にできるはずがない。
交代制? 昼なのに作業継続中。
| emisaki | 2022-10-24 Mon 12:26 | 旅・散策::旅の記録 |
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