当時、引っ越したわけでもない人達も急にメディア格差となるため見通しの効く山の上や海沿いでは湯河原中継局（湯河原温泉付近 垂直偏波）や小田原中継局（真鶴 水平偏波）を狙ってる人がいるのを聞いたが、それが可能なのも事情通だけでしょう。集合住宅が対応する話は聞こえなかった。

　うちは高齢者の移転を考えていたわけだが世話する私も移転となると大問題のため重要だった。結局、入院してしまったため私は行き来していただけで転居せず終わった。

　熱海市泉だと熱海市としては秘境に入る部分が多いが地理的に静岡の放送が映らず東京の局。だから切り替えられて困ったのは市街地に居住の別荘族、関東通勤族だろう。

そして関東の人間を客にしてきた在住の観光業は東京の動向が掴めなくなった。

　ここ十数年と静岡メディアの動向を追ってきた側として、代表例としてリニア中央新幹線の問題からオール野党、オール左翼的な静岡メディアの団結した異様性が見えてるだけに10年ほど前に急な変更は違和感が強かっただろう。それも10年以上経ってすっかり洗脳されたかな。

　水とは関係なしにリニアができるとスルーされると反対に回りそうだが、最初から静岡県は「のぞみ」が無いのです。東伊豆は東海道線鈍行か特急踊り子でJR東日本だから関東圏よ。

　静岡県にネット局がないテレビ東京は認められていたものの2020年3月31日までだったが延長されても2023年3月31日で終了してしまう。もうすぐ終了しちゃうのだ。
　東伊豆でのケーブルテレビは東京の放送を見るために存在していたのも大きく価値を失ってるからケーブルテレビ側も粘ってテレ東だけ延ばしたのだろう。
　現時点で県外の見えるのは、テレビ東京、テレビ神奈川、TOKYO MX、NHK総合。反対に湯河原地区で伊豆急ケーブルネットワークに加入しても静岡メディアは全く見ることができない。

→ 伊豆急ケーブルネットワーク ＞ テレビ


　東京都内でも「行政区」が事業に作用して山も川もなく繋がっていても住所によって事業が分断されている。だからケーブルテレビも生活圏とは関係がない。ところが固定電話（NTT）は行政区分とは関係がなく物理的な要因で区分けされているのは元が電電公社だったからかもしれないね。

　例えば堺が現在の旧中川だったのに大河に見える人造放水路の荒川を作ってしまって飛び地になった平井は江戸川区のままだが総武線か蔵前橋通りを堺に江東区と墨田区分でないと非常に困る。管轄警察が小松川警察署なのは馬鹿間抜けなんだ。そんなことで端っこに住んでいると通報してもなかなか来ないよ。繰り返すけど、そうした区分は馬鹿間抜けのお役所仕事で被害者は区民（国民）。


　題名にしたようにマスメディアに限らず行政区よりも生活圏で区分けされないと困る。本件で取り上げた地域で言えば、住所で熱海市泉になっている住民や温泉宿が神奈川県湯河原町の枠組みに入ってるのが救い。湯河原温泉郷の催し会場は地域をまたいで行われてきた。もちろん行政面では住所に従わなければならないが。

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