2022年3月14日　フジテレビ「ミステリと言う勿れ」 第10話

　コロナ禍であるし、ドラマだから設定もあるだろう。撮影がいつだか知らないが、放送上の３月１４日にもなって初詣に行くのに「元旦の午前３時」なんて馬鹿なセリフを聞くとは思わなかった。もしかして放送期間が１季延びたのかもしれない。
（元旦は文字通り「１月１日の日の出 時刻帯」しか示さない。かつて元旦三が日なんて言った呆れる坊主すらいた。）

　原作か脚本を書いた奴、台詞に触れた全員、堂々と間違いを喋る役者、まとめて馬鹿と書いたところで無駄ってことだな。問題は、このドラマの役柄、能書きを垂れるってこと。だったらこっちもグタグタと言ってやりたくなる。間違いはこれだけじゃないから困る。

　これを小さな事と抜かす連中こそ社会を狂わせる。小さい頃からテレビっ子だったからこそわかる。細かいことすら伝わるし染みつく。ドラマ「相棒」の杉下右京のセリフに「細かいことが気になってしまうのが僕の悪い癖」とあるが、見てる人ならお解りのよう言葉通りの意味じゃない。細かい事が気にならず疑問にも思わず受け入れてしまうほうが悪い方向に進む。