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DIY:ベランダの屋根貫通、UHFアンテナ撤去完了

ここからハシゴを伸ばして屋根のアンテナを撤去した。

 波形ポリカの長さ調整の切断が不要と判明していた。この穴を開けるためにハサミは使用したが、バリバリと割れる大きな音が出てしまった。近所迷惑だってときに限って隣が工事してないんだよ。

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18年でこれかってほど酷い。

 やっちまった! と思ったのが、このちょうちょネジを回してマストからアンテナを取り外そうとしたらネジが折れて残りが落下してしまった。誰もいないのが救いで、屋根を転がって隣との隙間に落下した。左手でマストを掴み右手にはペンチと手が2本しかないから避けようがない。


 誰かしらボロボロのアンテナが残っていても不思議じゃないが屋根の上から見える範囲にアンテナが立ってない。他の家は電波障害で共同受信になった段階でアンテナを撤去してるんだろうな。

 親が管理していた時代だから詳細は不明だが、地域一帯の共同受信は東京タワーで地デジに対応してない早期。ようするに地域的にVHFアンテナ撤去の話があったんだろうね。ウチの場合、その時には既に私がVHFアンテナを撤去してUHFアンテナだけ立てていたから撤去は関係なかったのだろう。

 地上デジタル放送の前には中学生の頃にテレビ神奈川が見たくて設置したのはパラスタックな30素子だったが、ビル建設で年々と見えなくなっていたし、台風で倒れたため撤去した。それがあったから針金からマジなワイヤーにした。日本の大多数がステーを針金で済ましていたなんて考えると恐ろしくなる。

 屋根馬を地上に降ろしたらこの有様。足のゴムが外れてサビが粉状になって大量に出てきた。部屋の中で外れなくてよかったな。

 紐で吊して地面まで降ろすことも考えたのだが、いろんな所にひっかかりそうで中止。


 UHFアンテナはパラスタック20素子、ブースター付き。解体して降ろそうと思ったのだが、サビついててネジが回る気配がない。折れたくらいだから当然だよな。ネジ山は潰れました。ネジとナット類だけはステンレス製にしたいところだが、いまさら遅いし、同じネジが存在してるか不明。

 魚の骨みたいになってる部分にプラスネジが付いてる。取り外したいところだが腐食してしまってネジ山がつぶれてしまった。そこで骨な部分のみ折り曲げて棒状にしてから切断しよう。

こういうとき大雨を望んでいたりする。雨に乗じて切断作業をすれば近所迷惑にならない。




 古い針金なステーも残されていたが見ての通り。プラスティックの皮膜なんて影も形もなく、針金はサビて切れてた。

 本物のワイヤー(ステンレス製)は見ての通りで何ともない。もしワイヤーにしてなかったら倒壊していただろう。脚で蹴って叩いてみたがマストも屋根馬も折れる気配がなくてよかった。だが、ワイヤーでもマストと屋根馬は普通の素材、これから何年か放置したら倒壊したかもしれない。

 ワイヤーの一部分が腐食しているように見えるが、他の部分も同じ雨風には打たれてきた。あのサビの原因を想定すると、古い針金やマストなど腐食した部分から垂れてきたもので、ワイヤー自体が腐食したものではないと見ている。

 以前に使ったワイヤークリップはステンレス製ではなく腐食しており、その周辺だけワイヤーも変色していたから。捨てるために短く切断したが、ちから加減に全く違いはなかった。

 今回、撤去した針金はワイヤーに替える以前から屋根にあったもので30年は経過していた。当然ながら腐食していて全く機能しておらず、切れて屋根の上でゴミになっていたのを回収した。



買い間違い 波形ポリカの取り付けビス 

 下地が木製と金属用があったため金属用を買ったのだが「フックボルト」って型のやつだった。1760円の損。ええい、ここもステンレス製に替えてやるわい。サビついてナットを回すのに苦労した。
 数えられた範囲で42本が使われていたため新たな出費は10本入りが5袋で約3500円。次回も使い回せる。スポンジ状な輪型の素材だけ別売あり。

 午後のワイドショーが終わるまで青空だったのに夕方から雨が降ってきた。

 ネジの選択ミスから何日か波形ポリカの取り替え作業ができない。開けた穴は緑だけど通称ブルーシートで対処した。





 微風かと思ったのだが、作業においては強風も同然でした。屋根だから不安定で斜面、しかも瓦屋根で乗るべき場所が決まってるため、風に煽られてヨタヨタできない。

 そんな撤去作業から新しいUHFアンテナを屋根の上に設置するのは諦めました。これからまた20年も経過したら今がオッサンも還暦をとっくに過ぎてる爺さんになってしまうからな。

 コロナ禍で自宅籠城してきた今は通常以上に体力が落ちてることは理解しているが、ボルダリングのようにしてベランダの屋根を乗り越えた約20年前(正確には18年)も、今は恐怖するようになってしまったのだから約20年後なんて無理に決まってる。俺はブレーキとアクセルを踏み間違えるまで自動車を運転するような自己中ジジイにはならない。身の程はわきまえてるつもりの本物の集団生活者であるよう努める。



そうなると、さらに屋根馬、ワイヤークリップ、ターンバックルも不要になってしまった。

 ワイヤークリップだけの使い道は考え中で、フックボルトのナットが屋根の外側のため取り外すには今回みたいにぶち抜いて体を入れる穴を作るか下側で固定して取り外しを楽にする。

 長めのフックボルトを買い、内部(ベランダ屋根の下)で支柱にワイヤーで結びつけようと考えてる。そうすれば本当の屋根へ上るのに波形ポリカを破壊する必要がなくなり、次回の波形ポリカの交換も楽になるという目論見。

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| emisaki | 2022-11-14 Mon 19:41 | 生活::家電・家具・雑貨・器具・DIY 関連 |