2024-03-02 Sat
見積書が出てきた。死んだ父親が処理したため詳細は知らなかった。婆ちゃんが戻ったら邪魔になるであろう使ってなかったタンスを解体してたら引き出しから出てきた。2014年2月、東京で何十年ぶりかの大雪による重みによって波板が割れたり、水漏れであるが経年変化によるところが大きい。震度5強ですから東日本大震災だったなら保険はきくか。雪の重みで壊れたトヨ(雨樋)が銅製にて少し高めの保険料が出たが大部分は自腹となってた。
・波板と雨樋の交換 88,000円
・足場設置 80,000円 (2階ってだけでこうなる 波板のためだけじゃなく床の防水工事も)
・壁部分解体工事 84,000円 (壁とはベランダの床面のこと)
・壁補修工事 96,000円 (壁とはベランダの床面のこと)
・タイル補修 60,000円 (以後に割れてるヶ所があるため私が接着剤を充填した)
・資材運搬 諸経費 33,000円 (資材運搬って当たり前じゃん なんで費用項目がある!)
※ 明細費用は税抜き
波板の交換費用だがネット検索すると出てくる一尺[30cm]で数百円なんて普通は有り得ない極限値だ。地面か地面に近い壁面なら脚立もハシゴも不要かもしれんが現実は屋根に使われるため駐車場の屋根くらいで5~6万円が相場であった。高所、狭い場所で値段が吊り上がってくる。
雨樋とはベランダの屋根からプラスティックの蛇腹で引き込んでいた部分が劣化して昭和時代からある雨樋に交換された。波板は家が建ったときからあった分厚く強めの物だったから長く絶えただけ。交換後は今と同じになっていたため8年で劣化しすぎたため2022年10~12月にかけて屋根のアンテナ撤去と同時に波板の交換作業を行った。
波板の交換の材料費は工具を含めて約2万円。金具は次回の交換でも使い回すために値段の高いステンレス製を買ってる。そこをケチると安物買いの銭失いになり、鉄製を使い捨てするなら2度目で同等の額になる。プラスティック製ならもっと安いが強度に問題があり太陽光に晒され続けると簡単に折れる。
交換時に苦労したが鉄製だと錆び付いてナットが回らず波板のほうを破壊することとなった。金具代金が意外と高くついて、波板だけなら182cm 6枚で11,484円(2022年11月時点)。
雨樋も小売り価格で材料費は1万円にも満たなかった。よって小売りで考えて波板と雨樋の部分的交換の工賃は6万円以上ってこととなった。
ようするに工賃が高いってことで可能な限り自分で交換するし、ベランダの床面の防水塗装も必要になったら自分でやろうと思ってる。今は細かい亀裂の補修で済んでる。
マンションに囲まれていたとしても夏場には太陽が高くなり直射日光による劣化は激しい。修繕の前に設置したエアコンの配管に巻いてあるテープは日光が当たる場所だけボロボロになってる。
誰かの情報が参考になるから私も公開するという古くからのネットの概念 GIVE AND TAKE
他人の最近の支払いも調べてゆくと、コロナ禍で儲からなかった分を取り返そうとでも思ってるのが各所で以前と比べたらボッタクリと言える価格になっていた。
円安で材料費が上がってるって言い訳はできないのも、ここで使われる資材はそれほど上昇してない。amazonで買った 「ダイドーハント 波板フックセット(ステンレス) 3/16×75mm 10本入り」は2022年11月は716円で、2024年3月2日時点で823円って具合。経費に合わない工賃の値上がりをみせている。
日本中で物が無い無い騒ぎだったガス給湯器はメーカーがコロナ禍の半導体不足にて値上げをしたが、劇的な値上がりは見せてない。住宅用製品は工賃まで組み込んだ値をつけてるのか、ガス給湯器において卸値は希望小売価格の5分の1と推定。例えばノーリツのGT-C2472SAWは希望小売価格431,860円であるが8万円で売られてたから卸値はいくら?
リモコンや配管も必要であり設置費を入れて合計最安15万円程度は変わらずで、17~18万円なら妥当。小さな業者や田舎になると販売や作業件数が少なく40万円の請求も現実のようだが私にはボッタクリにしか見えない。
住宅用品ってのは希望小売価格を異常な高さにして覆い隠して無能な奴らを高給にしてきた。楽して儲けるが常態化したため利益が減らないよう欠陥住宅へと流れてしまうのだろう。「匠の職人」とヤンキーあがりの「建設作業員」では次元が違う。後者で向上心があるのは微々たるものだから事件や事故が増える。
ずっと欲しくて材木屋の値段をチェックしてきた大きくて輸送コストもかかる輸入木材は値上がってる。住宅建材に使われまくってるが支柱に合板材なんてお断りですよ。強度がおはなしにならない。
温水洗浄便座は親が買った遠い過去にだけ業者が設置しただけで、後は全部自分で設置してきたほど簡単な作業。見た目に釣られてタンクレスとか一体型とか設置してしまうとメーカーに縛られてしまって修理費、まるごと交換など高いお金を払う羽目になるから金持ちしか買っちゃだめなやつ。
昭和時代と違って売れ続けることがなくなったため近年メーカーは儲かるほうの製品に優位性を持たせ売り込み攻勢をかけてきた。40年間でいくらかかるのかってことを考えたいね。
テレビ東京に外国にまで行って建築系職人が修理や改善をする番組があるが、そこに出てくるような職人に出会うことは少ないと言うか無に近いと言ったほうが正しい。芸能人の金持ちさえ欠陥工事の被害。東京タワーを作ってた時代の職人はもう絶滅危惧種なんだよな。自分だけの偉業でもないのに富を独占する欧米型経営陣のクズどもの誕生が日本を狂わせた。
例えば、何か作るとして個々の木材の寸法や図面のデータを送信すれば加工済みのを送ってくれて組み立てるだけってサービスがあったら利用したい。一部のホームセンターで受け付けてるのでは程度が低く、あれなら自分でもできる。
大型の建設工事なんてほぼそれで現場の連中は組み立ててるだけだからな。それでもしくじるから阿呆。やっぱり加工がいちばん難しい。曲線が難しいのは当然だが、直線だって長くなるほど難しい。
プラモデルは部品まで完成しているから面取りや磨きなどの作業だけでいいが、プラスティックから切り出して作れって言われたら無理。よってある程度までできてる必要があるが、加工サービスも工務店に依頼するより劇的に安くなければ意味がない。
『真っ当な価格で真っ当な仕事をしなくなったのだからDIYしようって気になって当たり前!』
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| emisaki | 2024-03-02 Sat 19:28 | 生活::家電・家具・雑貨・器具・DIY 関連 |
2024-03-02 Sat
何年も前から腹が立ってる件。 イライラすれば歯でかみ切る。勘ぐるに自然と切れてはいけないと切りやすいの戦いかと思うが、封入されてるものに関しては切りやすくすべきなのだが一本化という手抜きをしてきたのではないか。
指が硬い奴のほうが切りやすく、指が柔らかいほど切りにくくなってる。そんなとき長年と救ってきたのがギザギザであり、そこの谷間ならいつでも切れる。高いライセンス料金を払ってまで使う必要があるのか!?日本で開発しているなら「改善」という言葉を知らぬ。
硬いほど強いストレスがかかるため爪で挟めば切れるものの、だったら切れ込みを入れておいてくれるだけで十分である。
指が柔らかくなる状況は濡れたりすることだが、乾いた指を使っても濡れてしまうことがある。それは冷凍食品による結露にて瞬時に指とプラスティック袋が濡れて柔らかくなり物理用語としてのストレスが一点にかからなくなって切れなくなってしまう。これらの用途は非常に多いにも関わらず長年と改善されない。
なるほどザひどいハウスで叩かれるところの親会社かと思うとダメさ加減を変に納得してしまうのであった。世界がアホすぎるだけで日本もたいしたことないってことか。
製造可能かは知らんが学歴はないが学はあるもんで私には改善策が見えてる。微々たることでも大量生産では費用がかかることは解ってるが、上記に書いたことを解決すれば切れやすくできるのに、なぜ手を尽くさないのか?
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