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駿豆水道の調べから転んで地質を勉強したい
 かねてより熱海市議会などで持ち出されてきたのが駿豆水道であり、基本従量制料金が熱海市28円/m3、三島市6円/m3、函南町17円/m3と言う料金にある。これは取水が清水町にある柿田川(静岡県駿豆水道 八幡取水場)のため距離がある上に山越えにポンプで汲み上げが必要のため熱海の料金が高くなる。

 国会での野党の戯言と同様に、やめて水源はどうするんだって話は聞いたことがない。そこで丹那トンネルで漏れたのはどこへいっちまってるのか? 上の井戸が枯れたとは聞いたことがあるが排水が大変って話も聞いたことがないため水道用に使える量ではないか。

 なぜなら熱海は丹那トンネルなんて思いもない明治時代以前から水には困ってた。なのに観光地化した昭和じゃなく、明治時代から水道工事に大反対との歴史。その流れで駿豆水道の整備が遅れたり、費用がかかると未だに言ってるのかもしれない。

 静岡県で調べたら駿豆水道は昭和45年に着工、昭和50年3月から使用されてる。確か新婚旅行先で有名でごった返してたのは昭和30年代だから長年と必要性があったのかも。それ以前の水道設備も昭和24年から何度も拡張の記録が載ってた。そう言えば海外旅行の自由化は昭和39年(1964年)4月からだから昭和50年代でも旅費的にもまだ国内旅行か。

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 希に民営化されたりするが公共事業であるから地形的な問題から区域を分けたほうが効率的なのだが近代になるほど市町村の境界で分けられてる。

 電電公社から始まったNTTだと設立当初の区域で支局が分かれていたりするから気になった。市町村の枠組みを超えて無駄なき効率化がはかれないのかと。



 都市部である三島市の南部、函南町の西部は狩野川に絡んでいるが東側は箱根の山。標高が低くなってる「黄瀬川」は北(上流)へ長泉町、裾野市、御殿場市を通ってる。

 黄瀬川を境目に表層の水は富士山、愛鷹山と箱根側からに分かれる。低層地での水源は周辺から集まってくるが、山側では谷を挟んで反対側が水源となるわけがない。学術調査から公表されてる地下深くまでの地層の変化からして表層以外は富士山からも深く潜ってしまってる。

 だから三島市は都市部を除いた大部分が箱根の山側のため同じく山側を多く抱える函南町、観光業で足りなくなった熱海市は温泉は出るけど飲み水がないから駿豆水道を作るに至ったのではないのか?



 学術調査で地下の構造の資料も公開されていた。そこで気になったのが富士山から東へ線を延ばしたより下は駿河湾に流れ込んでると思ったら違っており、JR御殿場駅の付近が接近していてわかりやすいが南側の黄瀬川は下流で狩野川に合流して駿河湾へ、鮎沢川から北側の河川は箱根の山の北側をまわって合流によって酒匂川の名前になってた。

 衛星写真を見てしまうと箱根の真北あたりが最も高そうと思い込んでしまうのだが標高を調べてみると御殿場が最も標高が高かった。JR御殿場線では御殿場駅が最も高いとある。

 強羅、宮城野では有り得ないが小田原のほうが富士山の水が含まれてるか。富士山と言いたがる奴らが多いから誰かが言ってそう。表層の河川の話であって地下水としては考えらづらい。



 富士山の水と言いたがる話から地形が気になり、沼津や三島から見て富士山を遮ってる愛鷹山が8万年前に火山活動を休止した山だと知る。

 地球規模の年月からして新しい溶岩がなぜ三島なのかを普通に考えたら溶岩は愛鷹山のだろって思ったが休火山のため富士山からの溶岩は愛鷹山によって左右に別れて東側は箱根との境目を流れて三島に達した。

 降雨によって富士山に貯まってる水はものすごい量だが1日の湧水量は東京都民の6割くらいを賄える量。少なく見えてしまうが東京都の人口が多すぎて使用量も多すぎるだけ。

 高低差からも沼津市、清水町、三島市と富士山からの湧水はあるのだが一帯の降雨を忘れてはならない。三島市なら大半は箱根側だし、沼津市北部なら愛鷹山がある。



 消費者としてテレビなどで語られることで胡散臭いと思ってきたのが「何百年前の水」と語ること。富士山がいくら巨大な水瓶だとしても何百年なんて蓄積してから放出してゆく物理的な体積がないじゃないかと。そもそも水を通しやすい層ですから三島あたりならば富士山から流れてきてるだけじゃない。

 地上の川と違って遅いことは確かであるが、科学的調査と言っても得られた資料は年代が古すぎた。DNA鑑定もロクにできなかった20世紀な1990年でありトリチウム濃度とやらを元にしているが、これがまた検査機関によって恐ろしいほど差があるため信頼性が低い。

 よって数年から十数年というのが平均的であり地質的な場所で前後するが、百年ともなると根拠を示せと言いたくなるが、そう言うのは水に絡む商売をしてる連中で学者ではなかろう。

 古い資料で湧水量は毎日480万立方メートルとなっており、百年ならば4億8000万立方メートル蓄積してないと出し続けることはできない。それが可能なのか読んだ資料には書かれてなかった。

 しかしながら三島市の「楽寿園内の湧水」の説明書きによると「冬期の富士山上部の積雪が多いと次の年の夏期に湧水量が多く、小浜池の水位も高くなる事実」と書かれてるため何年もかからない。

 消費者の立場としては、知らなかった状態での「言ったもん勝ち」を許すことはできず、確実なことだけしか宣伝文句にしてはならない。それが景品表示法だが全国的に野放しのほうが多い。

たとえば「何十年継ぎ足しのタレ → 汚ねぇ」が私の妥当な見解だから優良誤認が怖い。



また勉強が足りないが個人で得られる資料には限界がある。直近のでも約20年前と古かった。
勉強は続く…。

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| emisaki | 2024-11-08 Fri 12:53 | 伊豆::考察・批評 |
正しく真似できれば成功するがパクリが通用するのは無知な相手だけ
個人的に節操がないと思ってきた一部は、
・富良野の意匠登録を中央からずらすことで逃れたか?「半切りメロンの上にソフトクリーム」
・絵が猫じゃないだけで尾道プリンにそっくりすぎて揉めたら敗訴濃厚な「プリン」
・岡崎市ダイワスーパーが話題になり全国に何百匹目のどじょうが現れた類似「フルーツサンド」
・年単位で伝播して地域的にプチ ブームが起こってきた「フルーツゼリー」
・お地蔵さんにお湯をかけちゃう意味が解らない日本各地に広まった「お湯かけ地蔵」

 狭い範囲で真似事が連鎖的に起きるのはロクに市場調査がなされてないことを意味する。日本中で真似した「タピオカ」みたいブームは短期的にしか儲からないわけだが、過去には大金が掛かることも将来の計画性がなく進められたこともよくある。

 ロープウェイとかケーブルカーとか作ったのに数年間だけで消えたのも複数。熱川じゃなく熱海にもワニ園があったなんて生まれる前の話、そして熱海高原ロープウェイが1967~1970年だけで今でも玄岳に廃墟が残ってる。鉄道を敷くと比べたら建設費が安いからでしょうか?

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【伊東】

 私も見に行った青梅市が二十数年前から始めた昭和レトロ、伊東もキネマ通りで十数年か前から始めたが町ぐるみではなく古い映画看板は人通りの少ない一角(二軒)のみ。

 協力的じゃないのか?やる気がないのか?先導する人が誰もいないのか?不明だが、もはや高齢化で何もする気がないってのが答えか。カネを出さなくてもいいから場所を使わせろっても、たとえば役所は街のためでも私有地にカネをかけないだろう。

 寂れたのを良しとした「ハトヤホテル」「ホテルサンハトヤ」は きゃりーぱみゅぱみゅ のでCDジャケット撮影から注目されたとテレビ番組で紹介のため自発的ではない。

三十年我慢タナボタ方式!? ブームは去るんだが、この先はどうする?



【熱海】

 逆スライドも劇的に高くなるシステムがあるのがコインパーキングで、大型連休や花火開催日に通常1時間100円が上限撤廃の1時間600~1000円と反社会的な臭いがする料金になる。知らずに前日から駐車すると目の玉飛び出そうな料金(24時間で2万円弱)を請求されるため要注意。

 書いてあるからって許しがたいわけで、市営駐車場(タイムズに運営委託)か、ちょっと奥に行けば小さいけどボッタクリ価格にならない駐車場は意外とあるから探せ。

 花火開催日は宿泊者以外は電車を利用すべき。花火の音で安物の盗難防止装置や感度設定が高いと誤動作して大合唱と大迷惑だからな。

 そう言えば、長年と壁だけ残って瓦礫だった玉乃井旅館(玉乃井本館)跡地が駐車場になったと思ったら閉鎖されてる。コロナ禍で客がいなかったのは当たり前じゃん。調べたらホテルが建つから駐車場を閉めたわけか。コロナ明けで計画が進んだんだな。

 特に熱海で目障りなものと言えば目立つ廃墟は激減したためバブル経済崩壊で廃業後に建ったリゾートマンションだが、地権者多数、もう取り返しがつかない。

 どの観光地でも同じ不安。法律が変わったと言っても売却、解体は5分の4以上の同意であり解体にも多額の費用がかかるため集合住宅な別荘は廃ホテルより将来的に怖い。

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| emisaki | 2024-11-01 Fri 20:50 | 伊豆::考察・批評 |
物件探索 熱海市昭和町 変遷、再建築可能かの疑問
 謎があって気になった物件の前に、また変わってた。起雲閣の裏手(南側)である染井の旧館だか社員寮だか老朽化して使ってなかったと思われる建物が取り壊され、大部分が駐車場になり固定資産税対策と思われる小屋が建てられていた。中華系に買い取られてたが新型コロナウイルス蔓延が原因か「花の館 染井」も閉館しており、駐車場にされた側は草ボーボー [地図]。

 もっと前に旅館が廃業して取り壊された起雲閣裏口のななめ前(南東)は区画分けして建売住宅のよう販売されたが全く売れず、次に気づいたときは区画販売がなくなり、土地の東側3分の1くらいに住居とは思えない建って残りは伊豆山にある魚熊商店の所有地と看板が立ってた。そこも今はRakuten STAY 熱海 専用駐車場となってる [地図]

 いたるところに法的瑕疵(再建築不可物件)ではなかろうかと思える建物があるが、どうなってるのか謎の物件が近くで貸し出されており、その隣は更に新しく謎が深まって気になる。

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・貸し出されてる物件(2階建て) [Googleストリートビュー]
・公道に2メートル接してるか謎(3階建て) [Googleストリートビュー]

 所有者が別だとすると普通なら奥の2軒とも再建築不可物件になる。ところが現在貸し出されてる物件は平成8年に建っており、駐車場と貸し出し物件が同じ所有者でも通路が2メートルないため奥の家は建て替えができないことになるが奥の家屋は更に新しい。何か理由がある。

 単純な推論として、現在は狭く見えてるだけで細い通路の横である駐車場まで含めて2メートル敷地があり奥(3階建て)まで続いており、貸し物件(2階建て)は駐車場によって2メートル以上接する。南面の駐車場は柵も段差もあるため同じ所有者とは考えられない。

 そう考えた理由として貸し物件(2階建て)の建ぺい率がおかしい。駐車場の一部でも所有地でないと合わない。調べると容積率400%、建ぺい率80%であった。隣のギリギリまで建物が隣接しているため20%がどこか謎であった。

 更に調べると、細くしか見えない通路は「42条2項(個別指定)」でしょう。42項道路にて、たった1.8m程度の道路に2m接していれば再建築可能ってことになる。
※指定道路情報 出典: 静岡県総合基盤地理情報システム

 接してるのも「42条2項道路」で古くからある道路で暫定的に1.8m~4m未満でも4mと同等とみなされてるが建て替え時は4m以上となるようセンドバックが義務づけられてる。

 投稿時点で駐車場なところに家を建てると、ただでさえ細い道路の先でありながら更に細い道となり、災害で危険になる。センドバックが義務なのは「42条2項道路(個別指定)」な細い通路が「42条2項道路」と接している部分のみだから細い通路のまま建て替えられた。

 この説明だが今は理解しておりブログだから他人のために書いてないが、長たらしくても説明不足で何年か先に読み返したら自分でも意味不明になりそう。

 センドバックは一気には進まないため都内でも建て替えたところだけ道路が広くなり、古い家屋の前だけ狭い道路をみかける。知識を得る前は変な土地だと思ってたが、元は全てが狭くてセンドバックで広がっただけだった。一軒だけ残されてるだけで大型の消防車が通れる道幅がない。

 東京でも戦争で焼け残ったような古い家屋が密集している地区に「42条2項道路」が多いが、熱海は全体的な割合が高いと感じた。

資格に興味ないんだが、細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖 ©杉下右京


 それにしても熱海の家賃は高い。東京と比較したら安いは条件が違いすぎて意味なし。熱海で仕事をしている人が住んでないってのもわかる。
 駐車場などの問題から自家用車通勤ができないと住める場所も限られるって聞いた。確かに飲食店やホテルなどサービス業のため早朝や夜勤だと電車の運行時刻に左右される。


<追記 2024年11月2日:
 静岡県総合基盤地理情報システムにはない道幅が掲載されてる「熱海市公開型GIS あたみMAP」が公開されていました。細かいところまでの道幅がわかる。


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| emisaki | 2024-10-30 Wed 23:06 | 伊豆::考察・批評 |
熱海市 上下水道料金 高いほうではないが過去調査より上がってる
 人口が減少すれば料金は高くなり続ける。市営温泉の使用量の劇的な値上がりもだが、静岡県で言うなら掛川市、菊川市、袋井市のほうが高く、熱海市は静岡市などと似たような額だから高いとまでは言えない。駿豆水道への費用がどうの言う奴らがいるのだが、それなしで水源はどこにあるのだ?

・東京都23区内 20m3使用 上水道 2,560円、下水道 1,880円 呼び径 20mm
・静岡県熱海市 20m3使用 上水道 2,878円、下水道 3,427円 呼び径 20mm
・静岡県菊川市 20m3使用 上水道 3,645円、下水道 2,640円 呼び径 20mm

 静岡県で水道料金が安いのは富士山など山からの水が得られる狭い地域であり、水源が良くても市街地など住宅街を含めば総合的に高くなってしまう。良く見えても管轄内に地理的に悪い場所がある場合には設備費が増すから意外と高かった。

 熱海市が高いと思われる原因は「下水道」料金が県内ワースト1と高いことにある。そうなる理由も地形的に設備費がかかる。特長から温泉の排水料金もあり処理設備にカネがかかりそうだ。

 大都市ではない全国地域で見られるのは維持費の捻出から単身世帯には厳しい料金設定になってる。東京都では基本料金に含まれる使用料が5m3であり少量なら安いが使い出すと急激に単価が高くなる設定になってる。全国的には基本料が高く16~20m3まで含まれてることが多いため使わない人には厳しい。

秘密のケンミンSHOWでよく見られるが、井の中の蛙では物事を正しく見ることはできない。

| emisaki | 2024-10-24 Thu 22:56 | 伊豆::考察・批評 |
別荘として持てる富裕層には良いが住むには厳しい
 住んでしまったが高齢化してから家族がいなかったり死別にて単身となり生活がどうにもならず出て行くことになった話は意外と多く聞く。核家族化してから高齢者問題は長く続く。他人事ではない自分の未来でもある。最近は計画に想定が甘く高値のマンションを買ってしまった若年層の住宅ローン破産のほうが世間の話題だが、金利が上がるのは大きな問題ではなく、そもそも買えない額に手を出してる自業自得だから同情の余地もない。長い目で見て考えねばダメだからな。

 テレビ番組で伊豆の物件が紹介されていたため、調べたところ熱海のリゾートマンションで怒っていた件より更に酷い状況にあった。普通のマンションを探したほうが良いがリゾートマンションのような景観は無く、生活のしやすさとは反比例の関係にある。



<リゾートマンション物件1> 中古価格1480万円、管理費48780円、修繕積立金16260円
 3LDK、114平米、1階、鉄道駅から路線バス25分、停留所から建物入口まで400m、高低差13m、最寄りの鉄道駅から最終バス18:05、最寄り駅からの3.6km(タクシー常駐駅から4.7km)。東京駅からの終電は20:02(新幹線併用21:15)。
 高齢者ならば1階が悪いとは言い切れないが景観は悪い。セブンイレブンまで500m、ファーマシー500m、スーパーマーケット等は徒歩圏に見当たらない。今はコンビニ、ファーマシー大部分の食べ物は調達できるし、田舎だと野菜を買うのには困らないと思う。
 電車の駅へ向かうバスなら06~20時まであるが住居へ向かうバスは09~18時で約1時間に1便。観光地路線にて平日と土日祝で運行が変わる。住居の固定費 月額65,040円は納得できず。

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<リゾートマンション物件2> 中古価格1180万円、管理費32600円、修繕積立金8640円
2LDK、82平米、低層階、鉄道駅から路線バス25分、停留所から建物入口まで600m、高低差29m、最寄りの鉄道駅から最終バス18:05、最寄り駅からの3.8km(タクシー常駐駅から4.5km)。東京駅からの終電は20:02(新幹線併用21:15)。
セブンイレブンまで700m、ファーマシー700m、物件1の近くのため距離以外は上記と同じ。



<リゾートマンション物件3> 中古価格750万円、管理費52290円、修繕積立金13196円
 2SLDK、100平米、中層階、鉄道駅から1.1km(階段を通れば縮められる)、高低差60m、別の鉄道駅から路線バスで22分乗れば高低差を縮められるが平日のみ運行1日5便、東京駅からの終電は19:33(新幹線併用20:27)。
 ファミリーマートまで150m。温泉地のため通常生活に必要な商店がほとんど無く、特定店舗へ行くにしても坂道。物資調達は電車移動になるかと思うが駅との高低差が問題で階段は大変。大量には運べないため定住するならば繰り返すことを余儀なくされ、タクシーを使ったり出費がかさむ。



 1LDKだったとしても管理費+修繕積立金が3万円になってしまうのがリゾートマンションで、上記物件で示したのと都市部で広さが違うにせよ月4万円も違うとなると、もし25年間なら1200万円も多く払うことになる(値上がり含めず)。修繕積立金のほうが必要であるのに、例えリゾートマンションの設備があったとしても管理費に相当する仕事なんてやってないボッタクリだ。
 こうしたところ観光地や住宅街関係なく日本中にてフロント企業が金儲けをしている状況証拠だな。管理会社による修繕積立金の持ち逃げ倒産なんて事件もあるため、修繕積立金は住民組合で管理しなければいけない。

 買ったのに毎月の家賃ほどの額を取られるならば田舎の一軒家をリノベーションしたほうが、よっぽどマシだと考える。10年住むならばリノベーション費用のほうが安い。今や日本中に空き屋が目立つため田舎と言っても山奥へ籠もる必要もなくリゾートマンションより生活には困らない。

 近くに商店街が無い地域では自家用車がないと定年後の生活も難しく、そこを駐車場料金、自動車の維持費もかかる。そして年金をもらう年齢な人達の自動車の運転は殺人的脅威である(自覚症状が無いだけ)。ようするにお手伝いさんでも雇える富裕層でなければリゾートマンションってのは買い物難民になり何かと死に直面する。テレワークができる働き盛りの年齢だけが住めると分析してる。

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| emisaki | 2024-09-30 Mon 22:43 | 伊豆::考察・批評 |
番組「カンブリア宮殿」ADDressは熱海で失敗、小田原などほかでは成功
2024年9月26日 テレビ東京「カンブリア宮殿」多拠点生活で地方を創生する住まいのベンチャー

番組の断片でしかないが、私が熱海に関わってからずっと思ってきた問題点。

 ADDressが熱海で実証実験をしようとして反対してきた連中こそ、私がずっと前から観光地 熱海での時代遅れも甚だしいと感じた邪魔な存在。古来からの飲み屋、居酒屋のことではなく、ギャバクラ(ギャバレー)、性風俗店である。仮住まいにキャンピングカーを置こうとした市営駐車場はその中心。役所は正常化(清浄化)を狙って協力するでしょうが邪悪なる者たちが死んではいなかった。

 おっさんから時代遅れと言われてるくらいだから若者にはどう見えてるのか。1周回って昭和レトロのブームとは時代遅れな奴らが引きずってきた夜の街ではない。古い連中は排斥されるべき。
 一般的な店であるなら客となる可能性から反対する意味がない。お試し移住のため定住してくれる可能性もある。猛反対は時代遅れな連中だけが危機感を持ったから?

 1月末に行ったとき糸川の下流、ご存じない方は古いホテルと思ったようだが泡風呂の廃墟。とにかく営業権の維持で残そうとした結果だから1軒でも消えてよかった。

 マル暴の存在からしても存続できず出て行っていただくよう兵糧攻めにしてゆくしかない。夜の営業ってそういうのじゃない。熱海はいったいどのような世代で盛り返したのか? このあたりを理解する気もない足を引っ張り続けきた連中にお引き取り願うのが残された課題。渚町だって真っ当な店はいくらでもある。潰れちゃいけなような古き良き店を守らなければならない。

 ほかに昔からの住人、別荘族がいて、もう10年くらい前からか行政区分によって関東テレビ局の再送信が不許可となり系列局であろうとも独立地方局と言える静岡県のテレビ局になってしまった。東部で見通しの効く家のアンテナは三島中継局ではなく東京の放送が映る湯河原へ向けている。
 情報格差がありながら多くは関東を客にしているのが熱海のズレを生じさせてるが、近年の熱海を盛り上げてるのは外部からの出店だから客の空気が読めてる。土産物屋なんかでも地元の無能な業者だけが文句を言ってるようにしか聞こえない。

 観光地を見るだけじゃなく行った場所を調査するようになってきたが、確立されてることを破る間違いがある一方で時代遅れの件が多い。日本中で言えることだが、物理的の前に論理的 概念の再開発が必要である。

| emisaki | 2024-09-26 Thu 23:58 | 伊豆::考察・批評 |
熱海 身の丈に合わない経営で2度転んだアカオから学習する
 巨額負債で「ホテルニューアカオ」が外資の手に渡り再建業が乗り出していたわけだが、残されたほうでも、わけのわからん新ホテル構想への集金が災いしたのか結局は民事再生法の適用を申請。

 アカオ ハーブ&ローズガーデンからアカオフォレストへの恐るべき変化は伊豆にて過去に批判した箱物行政の末路と同じ匂いがした。伊豆の国市にある韮山反射炉が世界遺産の一部に入ったため役所が箱物行政に狂ったあげく、短期的に入場料が100→300→500円となったが500円も払って見る価値がどこにあるのか?そこを理解してない。

 入場料の価値を考えもせず観光施設を建てた経費を全て入場料に転嫁してしまったのではないか。アカオフォレストと言い出してYouTuberとかがやってきたことで短期的に潤ったが、身の丈に合わないとんでもない入場料(4000円)にしてしまったためネット上では若年層からの批判が飛び交っていた。

 そりゃそうでしょ、ちょっと前まで1500円だったのですから大幅値上げしても来てくれる設備投資、飽きられる耐用日数の収支計算ができなかったわけだ。

 入場料と交通費を考えたら初島 船往復2800円+R-Asia入園料950円またはアスレチック1900円のほうが有意義と考え、映え写真を見せびらかしたい人にも向いてる。

 古くからで最初の失敗はバブル崩壊後もバブル時期のよう豪勢に作ったロイヤルウイング(現:ホテルニューアカオ ホライゾン・ウイング)であり、それが経営を圧迫したのではなかろうか。よって主力であるホテルニューアカオを建て替えることすらできなくなっていた。客が何を求めているかを考えたらロイヤルウイングなんかじゃない。海岸に建ってるホテルニューアカオである。これすら解らなかったのには無能としか言いようがない。

 日本企業はトップダウンの独裁だらけであって下層の決定権が無さすぎ。「のろま」と言われるも経営者のお伺いをたてないと何もできないからである。有名な外資系ホテルであると宿泊客に何かするにして従業員に○円までの決裁権が与えられていたりする。よって従業員の決断によって誕生日だったりすると独断でケーキを出したりできる。ところが日本のワンマン経営者の下では不可能。

 そこにきてホテルニューアカオの悪評が出回ったのが台風による高波被害の発生時で、施設が利用不可能になったのに客にロイヤルウイングを使わせなかったことで宿泊者の怒りを買った。対応、経営能力の無能さが客へ露呈してしまったのである。そうなら従業員なんてロボットでいいだろ。おっと違った、経営者こそがロボットでよいのだ。

 昭和のブームで黙ってても客が来ていたため市場調査もままならなかった個人経営(ワンマン経営)の悪い面が前面に出てしまったのが熱海だからバブル崩壊にてリゾートマンションに変わったり、伊藤園グループ、大江戸温泉物語、星野リゾートなどの手に渡ったが、客としては無能な経営者より良かったと思う。居抜き物件の改装で経営できてるのは前の経営者が無能な証拠だから。

 どん底だった2011年からV字回復した熱海は大勢の客で潤っている。熱海市のメディア戦略(ロケ支援事業)が功を奏したのが始まりであり、若年層が増えたことで外から業者が入ってきた。熱海内部からは大部分が熱海の業者じゃないと愚痴が聞こえたが、だからこそ成功した。外部の能力をもってしてじゃないと経営能力がなかったのですから。

 利用されてる側が不安や警戒するならば「インバウン丼」のように悪評をばらまくことになる業者が現れないようにすることだ。それを自らやっちまったのが本件で語る高額入場料。
 熱海に家を構える湯河原の某が絡んでいる築地のアレは金を持った無知じゃなければ行きたくもないし、似たような観光地でも金沢の有名市場でもボッタクリ店の存在が悪評を広める。法的規制ができないからこそ注視しないと業者に食い荒らされ食い逃げされるだけ。地域を潤わせてくれる業者の中に一定数で金の亡者が存在し、地域の悪評になってしまう。

| emisaki | 2024-08-17 Sat 14:12 | 伊豆::考察・批評 |