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事件、AIからの未来予測 捏造写真禁止法
20年くらい前、駅貼りの広告写真におじさんが「こんなの有り得ない」と言ってたのに同調した。

 なぜ「景品表示法違反」にならないのかが不思議であるが、たぶん摘発対象にされてないだけで「優良誤認」であることは確か。宣伝を「表現の自由」なんて言われたらブチ切れてやる。

 SNS投稿だって事実上の宣伝なのだから規制対象とすべきなのも観光業者による「捏造写真」があまりにも多いからだ。先週もある城の写真が公式掲載されていたのだが空を青くするために全体が真っ青にて天守までもが青みがかってた。その例では他の投稿写真は肉眼では青空に見えても写真として白っぽくなってるのが投稿されてるため、色温度設定が狂ったか青空にしたかったのかも。

 写真を撮ってきたから解るが、状況からして撮影すると空は露出オーバーになるため白く写るのが普通なんだ。その当たり前を嫌ったわけだ。空が青く、天守の露出も合う条件は限定されるが、その真実を撮るのが本筋ってもの。

 ただし撮影者が意図せずともカメラ側に処理されてしまうこともある。デジタル一眼カメラでは指示せず処理されることはないが、コンパクト デジタルカメラや携帯電話内蔵、スマートフォン内蔵カメラアプリによっては「妄想写真」に近づけられてしまうことがある。携帯電話(ガラケー)内蔵カメラに市場を食われたためコンパクトデジカメが先に機能強化したため撮影後に「処理中」なる待ち時間が生じるカメラも登場してた。

 過去には加工技を知ってる業者が作業するから宣伝ポスターなんかに見られたのだが、今はスマホの加工アプリが山のようにあって誰でも加工できるし、AIなら文字条件だけで捏造してくれる。

 鉄道の時刻表の表紙写真は捏造はせず撮れるまで何日でも待ち続けると聞いたことがあるが、この御時世で今でもそうかは知らない。これだけ虚像が蔓延ると本物の価値が更に上がりそう。

 社会悪が蔓延った末路として施行されるであろうことは「捏造写真禁止法」…加工されたことを記載せず投稿、公開した場合には罰則を設ける。

 プリント倶楽部から気持ち悪い加工写真が一般化したと思うが、現実にもピアスにタトゥーと野蛮行為のみならずカラコンなる不気味な人間離れした目のどこが良いのかってよう「社会(世間)を知らない」人達が狂わせてきた。嘘が蔓延れば本物が求められるようになる。

| emisaki | 2024-07-28 Sun 13:20 | 生活::社会問題 |