2022-04-03 Sun
岡崎市の観光サイトを見てたのだが、例によって地方のお約束で公共交通路が示されない。書いてあったのは“新東名高速道路「岡崎東IC」より約4km”だけであった。車社会の強さを象徴する公共交通の無さ。同等の地域より厳しい。結論から記すと、1日でこれらを回ることができない。コミュニティバスがあっても一週間に一度で便も少ないため、沿線上にあっても一ヵ所しか行くことができない。さらに数kmから10kmの徒歩が必要だった。
【夏山の根上り杉】 愛知県岡崎市夏山町海道38 諏訪神社内
根っこが地面を這うように見えてる杉の巨木。
公共交通がないはずもなく現地から調べると岡崎市コミュニティ交通「豊富・夏山地区線」で週1日にしか運行されておらず、停留所名が近隣宅の名字という秘境の特長を備えていた。
名鉄 本宿駅 →(名鉄バス 70/71/72系統)→額田センター(ぬかたせんたー)
本宿駅発時刻 0634/0818/1030/1130/1355/1455/1715/1925/2045 全日ダイヤ
額田センター発時刻 0605/[0647]/0728/0952/1110/1330/1430/1559/1827/2024 [平日のみ]
バス:額田センター →(ほたるバス[火曜日運行 1便 3便のみ])→ イナバ下車、すぐ
徒歩:額田センターから夏山の根上り杉 2.7km 高低差25m
別ルート
美合駅 → 名鉄東岡崎駅 → 市民病院
JR岡崎駅 → 市民病院
美合駅からの市民病院行き(61系統)はJR岡崎駅から1.1km国道248号線沿い東楽園口を通る。
【寺野の大クス】 愛知県岡崎市夏山町ミヤマ
最寄りのバス停:ほたるバス 寺野
寺野の大クスと夏山の根上り杉は直線距離は近くとも別の谷間にあるため、上って下って約4kmもある。双方へ向かうバスは道を往復する。夏山の根上り杉のほうが分岐点から近く高低差もないため、バスを使うなら寺野の大クスを優先すべき。
【切山の大杉】 愛知県岡崎市切山町大ゾレ
周辺の鉄道駅から直線距離として豊田市駅から20km、東岡崎駅から20km、本宿駅から16.5km、新城駅から17km 似たり寄ったりだからどこから向かうかは交通路線の便数のみ。
この中では最も山奥だが、なんとか近くまで路線バスを探ると岡崎市民病院から65系統 桜形行き、そこからは「形埜地区線(乙川バス切山・小久田・毛呂・井沢ルート」があった。切山横手辻からが最も近いが、そこから最短1.7km。
東岡崎駅 0745→市民病院 0809→0845 桜形
これが始発なのだが、ほたるバスは名鉄 桜形バス停を0827に発車してしまう。次に行くバスは1057なのに、その循環線を使わないと長距離歩行なしでは帰れない。
歩きとなると名鉄バスの桜形バス停まで国道沿い9.4km(山道だと7.7km)、戻り時刻として休日1225/1625発、平日1330/1650発の2便となる。山間部のバスには乗れず、GoogleMapで80mと338mの上下があるため往復で平均時速4kmを維持するにはそれなりの体格と体力が必要。往復4時間は歩くわけだから現地滞在時間は短い。桜形バス停を16時台の便に合わせようにも出発の便が合わない。
別ルートとして切山の大杉から東側の新城市へ10km歩き、豊鉄バス作手線「作手高里(つくでたかざと)」から新城駅へ行ける(1252/1537/1710/1822発)。
タクシー使うと迎車料金が入り片道で4~5千円。そうまでして見たいかってことになる。私は行けなければあきらめるだけで、一生に1度行くかどうかで路線を引けなんて自己中なことは言わない。
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本宿駅発時刻 0634/0818/1030/1130/1355/1455/1715/1925/2045 全日ダイヤ
額田センター発時刻 0605/[0647]/0728/0952/1110/1330/1430/1559/1827/2024 [平日のみ]
バス:額田センター →(ほたるバス[火曜日運行 1便 3便のみ])→ イナバ下車、すぐ
徒歩:額田センターから夏山の根上り杉 2.7km 高低差25m
別ルート
美合駅 → 名鉄東岡崎駅 → 市民病院
JR岡崎駅 → 市民病院
美合駅からの市民病院行き(61系統)はJR岡崎駅から1.1km国道248号線沿い東楽園口を通る。
【寺野の大クス】 愛知県岡崎市夏山町ミヤマ
最寄りのバス停:ほたるバス 寺野
寺野の大クスと夏山の根上り杉は直線距離は近くとも別の谷間にあるため、上って下って約4kmもある。双方へ向かうバスは道を往復する。夏山の根上り杉のほうが分岐点から近く高低差もないため、バスを使うなら寺野の大クスを優先すべき。
【切山の大杉】 愛知県岡崎市切山町大ゾレ
周辺の鉄道駅から直線距離として豊田市駅から20km、東岡崎駅から20km、本宿駅から16.5km、新城駅から17km 似たり寄ったりだからどこから向かうかは交通路線の便数のみ。
この中では最も山奥だが、なんとか近くまで路線バスを探ると岡崎市民病院から65系統 桜形行き、そこからは「形埜地区線(乙川バス切山・小久田・毛呂・井沢ルート」があった。切山横手辻からが最も近いが、そこから最短1.7km。
東岡崎駅 0745→市民病院 0809→0845 桜形
これが始発なのだが、ほたるバスは名鉄 桜形バス停を0827に発車してしまう。次に行くバスは1057なのに、その循環線を使わないと長距離歩行なしでは帰れない。
歩きとなると名鉄バスの桜形バス停まで国道沿い9.4km(山道だと7.7km)、戻り時刻として休日1225/1625発、平日1330/1650発の2便となる。山間部のバスには乗れず、GoogleMapで80mと338mの上下があるため往復で平均時速4kmを維持するにはそれなりの体格と体力が必要。往復4時間は歩くわけだから現地滞在時間は短い。桜形バス停を16時台の便に合わせようにも出発の便が合わない。
別ルートとして切山の大杉から東側の新城市へ10km歩き、豊鉄バス作手線「作手高里(つくでたかざと)」から新城駅へ行ける(1252/1537/1710/1822発)。
タクシー使うと迎車料金が入り片道で4~5千円。そうまでして見たいかってことになる。私は行けなければあきらめるだけで、一生に1度行くかどうかで路線を引けなんて自己中なことは言わない。
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| emisaki | 2022-04-03 Sun 06:38 | 旅・散策::計画・調査 |
2022-04-01 Fri
・新型コロナウイルス感染症 第7派の危険・2022年3月16日 福島県沖地震 東北新幹線 車両脱線、高架の橋脚が破損して沈下
この2点が大きな要因となっている。東北新幹線の件は迂回することもできるが、新型コロナウイルスは迂回できない。何度も繰り返されてきて「馬鹿に阿呆の舞い踊り」と称したわけ。
報道各社の街頭インタビューからもクソガキと呼ぶモンスターチルドレンは怒りを通り越して哀れなテ○リストにしか見えない。中には「俺たちは知らない、お前たちが感染予防しろよ」とまで宣っていたクソガキどもがいた。そうした他人の存在を考えることが遺伝的に欠如してる奴らが多数派で、どこから寄って集ってきたのかと思うと動きにくくなって当然。
自覚できず脅威が生み出されており、それを避けて気づかないのが人口密度の低さ。過疎地と縁がある人達ほど「なぜ集まりたがるのか?」と疑問を呈してきたように、危険でもわざわざ集まる。東京でも千鳥ヶ淵、目黒川、上野公園なんて私なら避けて通るのに、なぜこの状況下で集まるのか、やはり頭の病気とするしかない。
・計画地域 = 地震被害沿線
宮城県、山形県を再調査していたのだが、白石川堤一目千本桜の要所は船岡駅および大河原駅から徒歩圏内だから大勢が集まってくる。交通ルートもあり屋外で安全だと言い切れない。
4月2日から東北新幹線が東京~郡山までだったのが福島まで延び、山形新幹線も東京から直通運転が開始される。4月4日以降も福島~仙台は不通だから在来線にて快速が臨時ダイヤで運行するようだが停車駅は福島~白石~仙台。通常、福島駅から船岡駅、大河原駅へは各駅停車を使うため今までどおり。
架線、高架橋、橋脚の破損および陥没からして4月20日前後の運転再開を目指すってほうに危険を感じる。特に陥没ヵ所の一帯は地盤改良に加えて作り直しが相応でしょう。そのために予備が用意されており、思った通りの修繕をするなら良いんですけど、この期間では有り得ない。
距離は接触時間として関係するが、飲んだくれてマスクもせず大声出している連中がいる場所に1分でもいるほうが危険だ。そうした連中は日頃の行いからして悪いからウイルスキャリアーである可能性も高い。避けなくてはならない。
・東海道より東北、そして太平洋より日本海側のほうがすいてるのは判ってる
迂回路として提示されてしまったのだが、地震で東北新幹線が脱線する前から考えてたのが新潟経由の山形県だった。平時から東北新幹線より上越のほうが利用者が少なく、更に日本海路線は減る。
人の多さってことでは過去に1度とかイベント開催の特定日しか行ったことがないため通常がわからない。テレビの旅番組で見たほうが多い。
2020年度(2020.4.1~2021.3.31) 1日平均 乗降客数
・酒田 722
・鶴岡 793
・寒河江 736
いまいち判断できないので東京都で近い駅は奥多摩 699。山形 6,934 でさえ最寄り駅の10分の1程度だが、廃線しても自業自得な車社会だから指標としては怪しい。思わぬ場所から自動車を使ってきて集まってしまう。そして山形県でも山形市と鶴岡市・酒田市の移動は電車より高速バスのほうが早い。
山形も秋田も東北新幹線から乗り換えないで済むだけの在来特急だから立ち寄り場所によって切り離して考え、自動処理な乗り換え案内の言いなりではなく東北新幹線+高速バスが適してる。
ところが今は電車より窓を開けようとも閉鎖されたバスのほうが桁違いに危険で乗りたくない。屋根なし観光バスなら別だが、そんなの安全上から観光地しか走ってない。
所要時間がかかっても鉄道を使ったほうが安全。もちろん安全なら行かないこと。
・細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖 ©杉下右京
気になっちゃうんだが上越新幹線じゃなく中越・下越新幹線だよな。上越を通るのは北陸新幹線じゃん。昔は長野を回って新潟って予定されてたんじゃないかとか勝手に予想はしていた。こうして本題じゃないと何度も捨て置かれてきたからやっと調べた。
「上野国」と「越後国」の頭文字だってよ 紛らわしい。紛らわしい原因は上中下としたほうか。
疑問に思わなかった在来線の「上越線」の時点から上野国~越後国だったってこと。今は大幅に途切れて紛らわしくて迷惑な「信越本線」こそが上越を通ってた。途切れたとき名称変更すべきだった。
また疑問が増えちゃったが、東京都内の「上野駅」はなぜその名称? これはあっさりわかってしまった。伊賀上野の大名屋敷があったからだとさ。紛らわしいシリーズだな。
・電車の混雑状況がわからない
さて、上越新幹線なら世間一般の観光シーズンを飛ばせばコロナ前からがら空き。始発だと東京より大宮からのほうが乗ってくる感じがした。新潟から先はガラガラのイメージしかない。ただし地方へ行くと通勤通学時間帯以外は特急のほうが利用者も多いことがある。その「特急いなほ」でさえ4月29日になると満席の便が出てくる。まだ1ヶ月以上先のため本日時点では5月の連休は不明。
そんな時期は絶対に避けろってことだな。コロナ禍において各種事件が多発したように他人の存在が目で見えても脳で見えない地方症(自己中)どもの身勝手は止められない。
路線バスみたいにどのあたりを走っているか知らせてくれる鉄道機関も出てきたが、まだリアルタイムに混雑状況や特急なら便ごと予約状況まで教えてはくれない。せいぜい予約で残席数が多いか少ないかが解る程度。
特急の券売機の近くに発車時刻や指定席の表示板がある。日本人にしか通用しないにに英語表示でも使われてる「○△×」。日本人だから「×」は満席と解るが、「△」は残り僅かで限りなく「×」だろうが、残席の絶対数で決めたら東海道新幹線とローカル特急じゃまるで違う。どうしたら「△」になるのかわからない。
混雑状況を知るにおいて、ガラガラから満員近くまで「○」が最も不明瞭。
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| emisaki | 2022-04-01 Fri 19:23 | 旅・散策::計画・調査 |
2022-03-23 Wed
JR東海「立山黒部アルペンきっぷ」 利用期間 2022年4月15日~2022年11月30日台風だか高山の先で不通になり販売が中止されて以来の調査。2つのルートがあったのに両方が発売中止になってた。また往復を許さない一筆書きの周回ルートになってるため使いにくいところがある。
・ひだコース 大人19,650円 (逆回りあり どちらも後戻り不可の一方向)
名古屋→高山→富山→アルペンルート→信濃大町→松本→塩尻→中津川→名古屋
・しらさぎコース 大人22,950円 (逆回りあり どちらも後戻り不可の一方向)
名古屋→米原→金沢→富山→アルペンルート→信濃大町→松本→塩尻→中津川→名古屋
「立山黒部アルペンきっぷ」はJR東海の周遊きっぷで名古屋・岐阜を発着とするがJR西日本とJR東日本の区間もある。途中下車できるのは岐阜~飛騨古川(JR東海)、洗馬~中津川(JR東海)、信濃大町~松本(JR東日本)、他社線へ乗り換えだから富山駅(JR西日本)、乗り換えでも鉄道会社が変わらないのに、なぜか金沢駅(JR西日本)で途中下車することができる[しらさぎコース]。
JR東海とJR東日本の接続駅でも管轄の違いでしょうが塩尻駅では途中下車できない。ここは松本駅で降りられるため良しとしよう。信濃大町~松本の大糸線はJR東日本だが途中下車可能になってる。途中下車ができなくても途中下車ができる駅から別途支払って往復するなら良い。
・移動と想定した立ち寄り場所
東京から名古屋で仕事か遊び、黒部周りで帰るとする。名古屋→金沢(コテコテの観光地で近江町市場、兼六園)→富山→アルペンルート(黒部ダム)→松本(松本城)→東京
富山駅からだと離れているが時期により砺波チューリップまつりなんか開催される。電車だと本数が少ないが高速バスだと名古屋からでも富山からもあった。バス停がどこだかわからないが砺波のインターチェンジから砺波チューリップ公園まで2kmくらいある。
「立山黒部アルペンきっぷ」は名古屋・岐阜が起点で東海道線沿線の名古屋市内のほか岐阜、浜松、静岡からと京都、大阪からの設定がある。周遊ルート中で名古屋・岐阜以外を起点とすることができない。新幹線の利用も可能か不可にはルートごと細かい設定がある。JR東海が主体のきっぷだが名古屋~米原は東海道新幹線を使えない。しらさぎコースとなってるよう在来線か「特急しらさぎ」となる。
「ひだコース」と「しらさぎコース」は西側の路線が違うだけで、金沢周りである「しらさぎコース」のほうが3300円高いのだが意味がないとも思えない。「ひだコース」では通らない金沢へ行けるのもあるが、名古屋から特急しらさぎで金沢へ約3時間、特急ひだで富山へは約4時間かかる。金沢~富山は新幹線(「かがやき」は乗れない)で約20分だから待ち時間を抜けば富山へ約40分も早く着く。JR西日本管轄駅では途中下車できないため下呂、高山などで下車したければ別。
・別の路線
名古屋から高岡(富山県)または金沢までの高速バスがあった。高速道路の関係で富山駅まで行かず高岡駅までだった。夜行バスだと富山駅へ行き、そこから金沢駅へ向かう便もあった。夜行だと5時頃に富山駅前だから観光シーズンの休日ダイヤに接続する。
富山 05:24→06:14 立山 06:40→→08:55 黒部湖 (GW、お盆、紅葉シーズンのみ)
富山 06:03→07:14 立山 07:20→→09:35 黒部湖 (通常)
山には立山より西にしかホテルがないため黒部湖から1kmくらい南にある「ロッジくろよん」なる施設に泊まらない限り、このコースでは早くダムには着けない。
ダムに朝っぱらに行くには東側から向かうことになるのだが、関電トンネル電気バス(扇沢駅)にはホテルがない。信濃大町にしろ、立山にしろ高価な観光ホテルばかり。早朝を選択すると出費が大きくなるから通り抜けを考えよう。黒部ダムの両端の都市は富山と松本にてホテル選びさえ間違わなければ数千円以上の差が出る。
アルペンルートの交通費 通り抜け切符や往復切符以外では割引なし
立山~美女平 立山ケーブルカー 960円
美女平~室堂 立山高原バス 2,200円
室堂~大観峰 立山トンネルトロリーバス 2,200円
大観峰~黒部平 立山ロープウェイ 1,320円
黒部平~黒部湖 黒部ケーブルカー 1,050円
計7,730円 (往復割引13,180円) JR線につながるには更に料金がかかる。
以前に調べたときより高いと思ったら2021年4月1日から値上がってました 6,860→7,730円。
アルペンルート通り抜けきっぷが9,300円もする。富山側から黒部湖まで往復だと13,180円にもなってしまう。そこが名古屋から「ひだコース」で19,650円にもなってしまう理由。
過去の取引記録から立山から黒部湖まで片道の株主優待券が往復で5千円前後だが観光シーズンだと8千円以上になる。高値になると名古屋からの特急電車込みのほうが安上がりになるのだが、北陸新幹線で東京から富山まで行く場合には8千円になっても5千円が浮く。
・アルペンルート前後までの所要時間 ※割引きっぷで乗れない電車を含む
名古屋→金沢 約3時間(特急しらさぎ)
名古屋→米原→金沢 約2時間25分(東海道新幹線+特急しらさぎ)
名古屋→金沢→富山 約3時間30分(特急しらさぎ+北陸新幹線)~約4時間(特急しらさぎ+ローカル線)
名古屋→富山 約4時間(特急ひだ)
名古屋→松本→信濃大町 約2時間40分(特急しなの+特急あずさ)、約3時間(特急しなの+在来線)
東京→富山 約2時間10分(北陸新幹線かがやき。はくたか だと2時間45分)
東京→金沢 約2時間30分(北陸新幹線かがやき。はくたか だと3時間)
東京から直行の場合は「えきねっとトクだ値(お先にトクだ値)」が北陸新幹線はくたか、かがやきがJR西日本となる富山、金沢までも範囲に入ってる。
周遊を考えなければ、13日以上前に買わないといけない「えきねっとお先にトクだ値」よりも3日くらい前まで対応可能な旅行会社で東京~富山の往復とホテルのセットのほうが安い。帰路の日付を変更できるのを買えば金沢へ移動も盛り込める。
旅行会社のだと事前に乗る電車を決めなければならないため、本当はJRの割引を利用したいのだが、東京からだとJR東日本とJR西日本をまたぐため「週末パス」や「三連休パス」みたいな周遊きっぷがない。
・黒部渓谷鉄道 2024年延長予定
私が期待しているのは、このアルペンルートではなく宇奈月温泉からの黒部渓谷鉄道である。延長ってよりも従来からある工事用区間を観光化するだけ。手彫りのような狭いトンネルだらけだが、今のアルペンルートを戻るか進むより良いかもしれない。
短いシーズンオフから大部分の季節で3倍違う季節料金を採用しているのだが往復料金のため黒部ダムまで延長しても片道2500円くらいに収まってくれるのではないかと思ってる。
富山 → アルペンルート 黒部ダム → 黒部渓谷トロッコ → 北陸新幹線 黒部宇奈月温泉 → 東京
通り抜けて信濃大町に着いても困るってのがあった。長野までならアルピコなのだが、松本へは“ナイ”ピコなのだ。信濃大町から松本へ行くのもバスで長野へ行くのも60分と70分で大差ない。あとは割引きっぷに左右されるのか、費用を多めに払っても行きたいところへ行くのかだ。
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JR東海とJR東日本の接続駅でも管轄の違いでしょうが塩尻駅では途中下車できない。ここは松本駅で降りられるため良しとしよう。信濃大町~松本の大糸線はJR東日本だが途中下車可能になってる。途中下車ができなくても途中下車ができる駅から別途支払って往復するなら良い。
・移動と想定した立ち寄り場所
東京から名古屋で仕事か遊び、黒部周りで帰るとする。名古屋→金沢(コテコテの観光地で近江町市場、兼六園)→富山→アルペンルート(黒部ダム)→松本(松本城)→東京
富山駅からだと離れているが時期により砺波チューリップまつりなんか開催される。電車だと本数が少ないが高速バスだと名古屋からでも富山からもあった。バス停がどこだかわからないが砺波のインターチェンジから砺波チューリップ公園まで2kmくらいある。
「立山黒部アルペンきっぷ」は名古屋・岐阜が起点で東海道線沿線の名古屋市内のほか岐阜、浜松、静岡からと京都、大阪からの設定がある。周遊ルート中で名古屋・岐阜以外を起点とすることができない。新幹線の利用も可能か不可にはルートごと細かい設定がある。JR東海が主体のきっぷだが名古屋~米原は東海道新幹線を使えない。しらさぎコースとなってるよう在来線か「特急しらさぎ」となる。
「ひだコース」と「しらさぎコース」は西側の路線が違うだけで、金沢周りである「しらさぎコース」のほうが3300円高いのだが意味がないとも思えない。「ひだコース」では通らない金沢へ行けるのもあるが、名古屋から特急しらさぎで金沢へ約3時間、特急ひだで富山へは約4時間かかる。金沢~富山は新幹線(「かがやき」は乗れない)で約20分だから待ち時間を抜けば富山へ約40分も早く着く。JR西日本管轄駅では途中下車できないため下呂、高山などで下車したければ別。
・別の路線
名古屋から高岡(富山県)または金沢までの高速バスがあった。高速道路の関係で富山駅まで行かず高岡駅までだった。夜行バスだと富山駅へ行き、そこから金沢駅へ向かう便もあった。夜行だと5時頃に富山駅前だから観光シーズンの休日ダイヤに接続する。
富山 05:24→06:14 立山 06:40→→08:55 黒部湖 (GW、お盆、紅葉シーズンのみ)
富山 06:03→07:14 立山 07:20→→09:35 黒部湖 (通常)
山には立山より西にしかホテルがないため黒部湖から1kmくらい南にある「ロッジくろよん」なる施設に泊まらない限り、このコースでは早くダムには着けない。
ダムに朝っぱらに行くには東側から向かうことになるのだが、関電トンネル電気バス(扇沢駅)にはホテルがない。信濃大町にしろ、立山にしろ高価な観光ホテルばかり。早朝を選択すると出費が大きくなるから通り抜けを考えよう。黒部ダムの両端の都市は富山と松本にてホテル選びさえ間違わなければ数千円以上の差が出る。
アルペンルートの交通費 通り抜け切符や往復切符以外では割引なし
立山~美女平 立山ケーブルカー 960円
美女平~室堂 立山高原バス 2,200円
室堂~大観峰 立山トンネルトロリーバス 2,200円
大観峰~黒部平 立山ロープウェイ 1,320円
黒部平~黒部湖 黒部ケーブルカー 1,050円
計7,730円 (往復割引13,180円) JR線につながるには更に料金がかかる。
以前に調べたときより高いと思ったら2021年4月1日から値上がってました 6,860→7,730円。
アルペンルート通り抜けきっぷが9,300円もする。富山側から黒部湖まで往復だと13,180円にもなってしまう。そこが名古屋から「ひだコース」で19,650円にもなってしまう理由。
過去の取引記録から立山から黒部湖まで片道の株主優待券が往復で5千円前後だが観光シーズンだと8千円以上になる。高値になると名古屋からの特急電車込みのほうが安上がりになるのだが、北陸新幹線で東京から富山まで行く場合には8千円になっても5千円が浮く。
・アルペンルート前後までの所要時間 ※割引きっぷで乗れない電車を含む
名古屋→金沢 約3時間(特急しらさぎ)
名古屋→米原→金沢 約2時間25分(東海道新幹線+特急しらさぎ)
名古屋→金沢→富山 約3時間30分(特急しらさぎ+北陸新幹線)~約4時間(特急しらさぎ+ローカル線)
名古屋→富山 約4時間(特急ひだ)
名古屋→松本→信濃大町 約2時間40分(特急しなの+特急あずさ)、約3時間(特急しなの+在来線)
東京→富山 約2時間10分(北陸新幹線かがやき。はくたか だと2時間45分)
東京→金沢 約2時間30分(北陸新幹線かがやき。はくたか だと3時間)
東京から直行の場合は「えきねっとトクだ値(お先にトクだ値)」が北陸新幹線はくたか、かがやきがJR西日本となる富山、金沢までも範囲に入ってる。
周遊を考えなければ、13日以上前に買わないといけない「えきねっとお先にトクだ値」よりも3日くらい前まで対応可能な旅行会社で東京~富山の往復とホテルのセットのほうが安い。帰路の日付を変更できるのを買えば金沢へ移動も盛り込める。
旅行会社のだと事前に乗る電車を決めなければならないため、本当はJRの割引を利用したいのだが、東京からだとJR東日本とJR西日本をまたぐため「週末パス」や「三連休パス」みたいな周遊きっぷがない。
・黒部渓谷鉄道 2024年延長予定
私が期待しているのは、このアルペンルートではなく宇奈月温泉からの黒部渓谷鉄道である。延長ってよりも従来からある工事用区間を観光化するだけ。手彫りのような狭いトンネルだらけだが、今のアルペンルートを戻るか進むより良いかもしれない。
短いシーズンオフから大部分の季節で3倍違う季節料金を採用しているのだが往復料金のため黒部ダムまで延長しても片道2500円くらいに収まってくれるのではないかと思ってる。
富山 → アルペンルート 黒部ダム → 黒部渓谷トロッコ → 北陸新幹線 黒部宇奈月温泉 → 東京
通り抜けて信濃大町に着いても困るってのがあった。長野までならアルピコなのだが、松本へは“ナイ”ピコなのだ。信濃大町から松本へ行くのもバスで長野へ行くのも60分と70分で大差ない。あとは割引きっぷに左右されるのか、費用を多めに払っても行きたいところへ行くのかだ。
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| emisaki | 2022-03-23 Wed 21:09 | 旅・散策::計画・調査 |
2022-03-01 Tue
群馬県太田市本町と西本町の境界 八瀬川沿い[地図] / [ストリートビュー]ソメイヨシノ 4月初旬
東武伊勢崎線 太田駅から1.1km。太田駅北口前のスバル通りを西へ。スバル通りって何だと思った直後、地図で見えたスバル町って何だよ。自動車のスバルの工場がある場所がスバル町だった。
漠然とした1枚の写真の「八瀬川桜まつり」という文字だけで説明がないところから群馬県太田市に辿り着き、八瀬川にて地図を見たところ桜の木らしいのを発見したが見た写真は川の両側に木があり柵もあった。結局、太田市観光産業協会に頼ることになり用水路であることがわかった。用水路とは説明されてないが高低差を避けてから直線的、どう見ても人造。
観光スポット>花の名所>桜 から私が最初に衛星写真から発見したほうも桜並木だった。八瀬川(強戸町~鶴生田町)として紹介されている。そちらは太田駅から4.3kmだが各駅停車しか止まらない東武桐生線の三枚橋駅からなら1.0kmで着く。太田駅で乗り換えは30分くらい待つことが多い。
市営バスが存在しているが地方路線の典型で、ほとんど電車の駅は中心とはならない。「BUSターミナルおおた」なる場所も周辺に施設があるにしもて突如として存在。路線の中心は病院と商業施設であるのも典型的。太田駅からだとイオンモールへ行く路線しかなく、そこから1~2度乗り換えることになる。お金がかかるにしてもタクシーを利用したほうが時間の無駄にならない。
強戸町まで行けば少し北に八王子山公園 (太田市北部運動公園 太田市上強戸町2079-3)がある。
→ 太田市 ソメイヨシノ基準木[地図]
| emisaki | 2022-03-01 Tue 20:53 | 旅・散策::計画・調査 |
2022-02-16 Wed
・保田川頼朝桜の里※ 2022年3月5日予定「保田川頼朝桜の里 竹灯篭まつり」は中止
千葉県安房郡鋸南町大帷子地先
種類:河津桜 (河津桜を頼朝桜と呼んでいる)
JR内房線 保田駅から900m
保田川沿いに約600本 2月中旬~3月上旬
東京 → 千葉 →(内房線)→ 保田 :110.5km 乗車時間2時間5~10分 所要時間2時間30分
ほかに東京駅前から高速バスであると上総湊駅前(停車便少ない)または館山駅から電車。
・千葉県安房郡鋸南町大崩43 佐久間川沿い400本、佐久間ダム公園 400本
2月中旬~3月上旬
佐久間ダムへは鋸南循環バス、平日5往復、土休日3往復。佐久間ダム入口まで所要時間はJR保田駅から約50分、JR安房勝山駅から約35分。安房勝山駅から7.6km
令和3年度頼朝桜まつり 令和4年[2022年]2月12日(土曜日)から令和4年3月6日(日曜日)まで
→ 千葉県鋸南町
| emisaki | 2022-02-16 Wed 09:12 | 旅・散策::計画・調査 |
2022-02-11 Fri
乙川の葵桜(あおいざくら)種類:河津桜 花の時期:2月下旬~3月中旬
→ 愛知県岡崎市明大寺町北中平地 乙川土手 [地図]
岡崎公園(岡崎城)から南東へ2kmくらいのところ乙川の左岸にある。岡崎市公式観光サイトでは区間の説明なし、外部の誰かのいい加減な情報では800m区間とあったが地図で確認すると岡崎市竜美丘会館前から竹橋付近までの堤防上600m区間と短かった。
東京から早朝の場合、東海道新幹線「ひかり」が豊橋に停車して差が縮まるが、所要時間としては「のぞみ」で名古屋からのほうが早い。東京または品川から始発06:00を使うと東岡崎着は08:17、東京駅を06:27発の「ひかり」だと08:36着。20分遅くなるが豊橋からのほうが2千円くらい安くなる。「こだま」と「のぞみ」だと50~60分の差が出る。豊橋に止まる「ひかり」は2時間に1本しかなかった。
名古屋から東岡崎は名鉄特急で約30分、急行40分、各駅停車80分
豊橋から東岡崎は特急で20分、急行25分
名鉄だが停車しないから乗り換えることあるし距離にもよるが、待つからと普通(各駅停車、鈍行)に乗っちゃいけない。10分、20分待っても急行、特急なのもとんでもない時間差。それは豊橋~名古屋のJRでも同じ快速は58~59分のところ普通だと84~107分。
名鉄バス 竜美丘・日名町線(光ヶ丘経由) 1時間に1便
JR 岡崎駅(東岡崎駅方面) → 竜美丘会館前 下車、200m
名鉄 東岡崎駅(JR岡崎駅方面) → 竜美丘会館前 下車、150m
名鉄名古屋本線 東岡崎駅 東口から1.2km
名鉄名古屋本線 男川駅から1.3km
駅からの距離は地図上に示された地点まで。桜並木の端にあたる乙川の上流まで男川駅から900m、もう片方の下流部が岡崎市竜美丘会館の前だから東岡崎駅から1.1km。電車の駅からで歩いて抜けるならどっちからでも同じ。バスの運行時刻に合わなければ歩いたほうが早そうだ。
| emisaki | 2022-02-11 Fri 12:41 | 旅・散策::計画・調査 |
2022-02-10 Thu
黒部川堤防桜堤[ストリートビュー] 富山県下新川郡入善町浦山新[地図]今となっては河川法による制限を避けることができてそうな場所だが説明によると昭和42年に町民によって70本植えられたのが最初とあるため法律は考えてなかっただろうね。たまたま堤防の脇が農業用水路だったことが良かった。
今まで全く関係性を感じなかったがジャンボ~ル三世で場所とキャラが一致した。キャラの体はスイカだ。田舎特有の「詰め込み型」で特長を消し去る名前、本名は寿限無方式の「ニューゼン・ジャンボ~ル・ライス・チューリップヒ・ディープシーウォーター・アワビーヌ・スイカリアン・キング・三世」ってことで「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世」なる奴を思い起こすがジャンボ~ル三世のほうが半年早い。
・黒部川堤防桜堤の中央部まで/からの距離
富山地方鉄道「栃屋駅」から2.8km
富山地方鉄道「浦山駅」から3.2km
黒部川堤防桜堤からバス停「舟見上町」まで3.4km
入善町営バス「のらんマイ・カー」
舟見上町 0953/1143/1353/1603→サンウェル1011/1201/1411/1621→入善駅前 1034/1224/1434/1644
※サンウェルは現時点でGoogleMapに表示なし。にゅうぜんフラワーロード2022会場近く
【移動例】 ※日帰り可能 ただし飲食、トイレなど以下の時間内
東京 06:28→08:57 黒部宇奈月温泉 (北陸新幹線)
新黒部 09:29→09:33 栃屋 (富山地方鉄道)
徒歩2.8km 栃屋駅→黒部川堤防桜堤
10:00 黒部川堤防桜堤 11:00 (1時間)
徒歩3.4km 黒部川堤防桜堤→舟見上町 停留所
舟見上町 11:43→12:01 サンウェル (あさひまちバス 大家庄線)
にゅうぜんフラワーロード (約1時間半)
徒歩 約4km 13:30→14:20
舟川べり桜並木 (約1時間半)
徒歩1.3km 舟川べり桜並木 15:50→16:05 朝日IC
朝日IC停留所 16:11→16:24 黒部宇奈月温泉駅 (あさひまちエクスプレス)
黒部宇奈月温泉 16:47→19:12 東京
東京からの移動例だが名古屋からの移動を考えたとき、長野で東京経由が表示されたよう今回も名古屋から富山は新幹線、特急しらさぎ、新幹線という乗り継ぎが提案された。特急しらさぎは名古屋から金沢だが米原始発が何本もある。
確かに「ワイドビューひだ」は約4時間かかり本数が少ない。早朝に着ける夜行バスは所要時間5~6時間があるが昼間なら4時間弱 5,800円。時刻にもよるが最短3時間が米原、金沢経由で全て自由席なら10,230円。JR東海とJR西日本は自由性と指定席の差額は小さいがグリーン料金が高い。
→ [桜] 舟川べり桜並木/[草花] にゅうぜんフラワーロード@富山県下新川郡
| emisaki | 2022-02-10 Thu 10:55 | 旅・散策::計画・調査 |
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