2024-01-05 Fri
電化製品を使ってると蓋を閉めないと動作しないこと多々ある。ところが電気ポットは馬鹿でした。他社は使ってないため不明だが、以前に使っていたのも含めて象印の電気ポット(電気湯沸かし魔法瓶)には致命的な欠陥がある。それは蓋が開いていても湯を沸かすことだ。湯を出すことではチャイルドロックとかあるくせに、これはアホ、ボケ、カス。
どうやら温度センサーではなく圧力センサーのため蓋が開いていると圧力が上がらないため沸騰したことにならず沸かし続けた。前に婆ちゃんがやらかしたとき、部屋中が大変なことになって湿度100%で蒸気が充満した風呂場って感じになってた。
何十分も沸かし続けることは無いのに時限安全装置が存在してないのも設計欠陥であり馬鹿としか言いようがない。馬鹿では守れるものが守れない。空焚き状態に達して止まる前に水滴でショートして火災になるとか事故は起こるかもしれない。2.2リットルから最大4リットルまで蒸気を充満させてしまうのだからな。
それが原因で電気ポットが壊れたのだが、新しいのを買っても全く変わっておらず、また婆ちゃんが蓋を閉めずに放置したが今度は私がいたため惨事は防げた。
同様に T-fal など電気ケトルでも蓋を閉めずに電源を入れることができ、圧力検知らしく蓋を閉めないと沸かし続けてしまうことを実験で確かめた。大きな違いは電気ケトルは意図的に沸かすボタンを押すことが必要だが、電気ポットは水を入れることによって温度が下がると勝手に沸かす。
考えたが「沸とうセーブコース」なるものは沸とうさせずに指定温度まで上げるのだが、保温中に湯温が下がったのを上げるためにあるから水を継ぎ足して温度が下がると通常の湯沸かしをしてしまう。
こんなのも操作性の致命的な欠陥だと思う。空焚き防止機能なんかより前に必要な「人為的にボタンを押さないと沸かさない」という動作モードが無いのだ!
誰が言ったのか『小さな親切、大きなお世話』というぴったりな言葉がある。機能を付けることに溺れて実は片手落ち、またはコストダウンに明け暮れて安全性を見失った連中に向ける言葉だな。
この製品は大きなお世話では済まない。私は過去には組み込み装置のプログラミングから後にはデバッガーとなったから設計確認から検品のプロである。安全性に関わる製品は止める方向、製品自体が危険にならないのは開閉センサーが壊れた程度で動作を止めてはいけない方向で設計すべき。
もし私が検査人として雇われたら、まだまだ直すべきところあって報告しているだろう。何世代も変わらない間抜けだからね。世界通用言語「改善」に恥じる。ところがコロナ前から私の職は廃止されてきた。検品作業も手を抜かれてる。よって日本製も酷いものとなった。家電製品もバグだらけ。ネット接続でアップデート可能製品ほど手抜きが酷い。
日本でも馬鹿に間抜け製品は溢れてる。設計欠陥どころか人為的も。自動車では今のダイハツだけじゃなく検査偽装など過去より何度もあっただろ。住宅とか職種次第では手抜きだらけ。
高齢者が誰かを殺すことになるのは自動車の運転だけではない。
| emisaki | 2024-01-05 Fri 16:00 | 生活::家電・家具・雑貨・器具・DIY 関連 |
先頭へ △